エリーザ・ホーフェンの作品一覧

「エリーザ・ホーフェン」の「暗黒の瞬間」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

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作品一覧

  • 暗黒の瞬間
    NEW
    5.0
    1巻2,530円 (税込)
    30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判――。驚異の新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ!

ユーザーレビュー

  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ良かった。

    犯した罪と、
    それに対する償いや罰が
    どうにも釣り合っていない世界は、
    終始、不安定なままだ。

    それでも連作のラストで示される
    主人公の決断が、
    その揺らぎきった世界に
    一瞬だけ、澄んだ空気を通すようで
    不思議と読後感が悪くない。

    この本に出会えて本当に良かった。

    0
    2026年02月22日
  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは面白い〜!
    凄すぎた。9編あって、それぞれ短い話なのにこんなに濃密なストーリーを描けるなんて!
    数行読むだけで一気に引き込まれて最後まであっという間だった。こんなに面白いのは勿体ないからゆっくり読みたい……けど気になって読んじゃう。
    前評判通りです。
    浅井晶子さんの訳が素晴らしく読みやすいのもあってほんとに一瞬だった。

    どの話が良かったかと言うと全部になる。
    その中でも特に良かったのは「塩」
    この話から物語全体が繋がった感覚がした。
    典型的な形で進むのに情報の出し方がほんとに上手い。余分なことが少ないのに余白がいっぱいあるように感じられる!すごい。
    育児を押し付けるクソ男に責任転嫁され

    0
    2026年02月21日
  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    『暗黒の瞬間』プルーフ版先読みキャンペーンに
    当選して読みました。

    読み始めてから、2日で完読。
    この小説の中に出て来る人たちの行く末が気になり、通勤のカバンに入れ、通勤時やお昼休みに読みました。
    登場人物は皆、知人たちであるかのようでした。

    人の、他人には知られたくない、
    見せたくない部分を曝け出すのが法廷。
    その場で露わにされていきます。

    正義、悪意。
    弱さ、エゴ。
    緩慢、狡猾。

    加害者を守るのが弁護士という仕事ですが、
    これまでいろいろな事件のニュースを見て
    「なぜこんな非情な犯人を弁護するんだろう。」と思うことが多々ありました。

    今回『暗黒の瞬間』を読み、『完全ではない裁判』

    0
    2026年02月17日
  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    東京創元社の先読みキャンペーンに応募して発売前のプルーフ版ってやつを読ませてもらいました。

    連作短編形式の法廷ミステリという点では確かにシーラッハ系。けど、シーラッハ作品よりは人の温かみがあって幾分エンタメ寄りで、文章もマイルドで読みやすかったです。

    何のための罪を誰のために裁くのか?って問いが読後じんわり身体に染みてきて、「良い本を読んだな〜」っていう満足感がある。第1の事件〜第7の事件が重なり合った上で第8の事件が決定打となって、遂に「私の暗黒の瞬間」である第9の事件に向き合うための扉が開く…っていう構成がバチッと効いてる。
    且つ、一つ一つの短編がキャッチーで面白く、“これ多分最後に何

    0
    2026年01月11日

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