エリーザ・ホーフェンの作品一覧

「エリーザ・ホーフェン」の「暗黒の瞬間」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 暗黒の瞬間

    暗黒の瞬間

    小説・文芸

    4.5
    1巻2,530円 (税込)
    30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判――。驚異の新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ!

ユーザーレビュー

  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    連作短編です。女性弁護士が主人公のドイツ小説と、オススメされました。
    法廷ドラマのような作品を想像していたましたが、全く違いました。
    もっと生々しくて、人間が怖くなる作品でした。
    移民問題や正当防衛の解釈など、ドイツならではの展開も多く、新鮮でした。
    これがデビュー作なのはびっくりです。

    0
    2026年10月30日
  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    登場人物も少ない短い短編なのだけど
    最後の1ページほどで驚くほどの衝撃を受ける

    衝撃というのがミステリ的なフーダニットのようなものに限るものでなく背景というか展開というかそういうもの

    シーラッハのミステリに少し似た印象
    本のデザインも静謐でよく似ている

    このレベル、このクオリティで
    続編が書けるだろうか

    とても読みやすく次々と読んでしまった
    ドラマ化されそうだなあ

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    2026年10月25日
  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    たまには海外ミステリーを。主人公は60代に差し掛かった女性弁護士。正義感が強く、物事をとことん追求し、理不尽さや曖昧さを許さないタイプでこれまで多くの案件の真実を明らかにしてきた。また、弱者に寄り添うというポリシーを持っていて、これらの性格のせいで、時には正義を踏み外したり、裏目に出ることも。どのストーリーも一筋縄ではいかないトリックがあり、犯人の思惑を解明し、解決したと思ったら大どんでん返しが待っている。必ずしも正義が勝つわけでもないし、弱者が救われるわけでもない。作者は人間の心(愛、嫉妬、名誉欲、生への執着、残虐さなど)の動きを巧みにストーリーに活かしていて、短編なんだけど密度が濃い感じ。それほど多く読んだわけではないが、ドイツの作家の本は、アメリカ、イギリス、南米の作家と比べてもなんだか読みやすい気がする。

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    2026年10月12日
  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    引き締まり、鍛え上げられた身体のような感じの作品だった。無駄がなく、全てが必要なものだけでできていて、滋味深い。じっくりと丁寧に取った、ほんの少しの塩味だけの出汁をお椀でいただいたような。海外作品にありがちな、なんとなく引っかかる感じがない翻訳も大変すばらしい。こういうの、他にも読みたいが、なかなか出会えない。

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    2026年08月23日
  • 暗黒の瞬間

    Posted by ブクログ

    誰でも罪を犯す側になりうる怖さ。
    その時に真実のみを語れるか。
    自己防衛や保身のために嘘をつかずにいられるか。
    人生において取り返しのつかない状況になった時、
    「ひと」として自分に何が残るか。
    自分に置き換えて考えた時、自分はどんな判断をするのか、何を語るのか、真実のみを語れると自信を持って思うことができずに読んでいて怖かった。
    ものすごく良書。今後の作者の本に期待大。

    0
    2026年08月23日

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