すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ稀有な読後感。とても素敵で、満足できた作品でした。
ただ、没入、共感しきれなかったのが、食欲、好奇心はあるのに、フジイの恋愛欲求がほとんど描かれない点です。この点を描くと、フジイは一気に劣等感、嫉妬、執着を持つ存在になってしまう、すると本作のテーマが崩れてしまうので、意図的なのだと理解しています。石川のフジイへの態度も切り替えがあったことも作者の意図を示唆していると受け止めました。ただ、職場や学校の描写や会話も非常に現実的なだけに、この点の聖人ぶりが、時々、読者を置いていってしまうのでは、という感覚がありました。
作者の並外れた才能なくては誕生しなかった、すごい作品です。多くの方に手に取っていただき、さまざまな受け止めをしてほしいです。
次回作にも期待しています。 -
Posted by ブクログ
彼女の言葉を臓腑の最も深い部分でしっかりと味わい、転がし、体に染みこませ、私は彼女の名前に ×印を記す。
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最後の最後まで新情報盛り込まれててほんとに天才かと思った
何回裏切られただろう
メッチャ面白かった
「人間」の深い部分をガシガシ抉ってる感じ。怖い怖い。でもそれがほんとうに面白い
そして就活期の落ち着かない気持ちを鮮明に思い出しました、たしかにやっぱりおかしいよねあのシステム、、、!
私はどちらかというと性悪説信者なので
「何せ、一見して素晴らしい人格者だと思える人であっても、心の中に何をしのばせているのかはわからない。仏のような顔で笑いながら、胸に悪魔を飼い慣らしている人間は大勢いる。どころかほとんどの人間が仮面を被って生きている」
ここに大きく頷いてしまったけど、
「所詮は月の裏側の一部分。(中略)所詮は私という人間のほんの小さな一側面に違いない。」
って心から思えるような人間になりたい。な。やっぱり。
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鬼籍に入る(きせきにいる)・・・死んだ人の名簿に名を連ねる -
Posted by ブクログ
黒柳徹子に対し、こんな視点で観察した事が無かった。彼女の革新部分と考え方に脱帽。ザ・ベストテンの何気ない言葉ではあるが、彼女の思想の素晴らしさを思う。
土井たか子が、生活保護費の男女格差をなくした事、国籍法の父系主義をなくした事を知らなかった。凄い功績。
大橋鎭子は、とと姉ちゃん。10才で父を亡くし、起業、暮しの手帖創刊。
吉永小百合の代表作キューポラのある街を何故か鑑賞している。いつ、どこでだろう。
中山千夏が意見したら、国旗を法制化した時点で、国旗が陳謝なものとなるであろう。どう扱うか考え行動する事で、文化が生まれるのだから。
平野レミがシャンソン歌手とは、知らなかった。 -
ネタバレ 購入済み
リーマン元さや系で終始キュンキュンして読んでました。二人ともすっごく爽やかでハンサムで女にはモテるのにこんな展開は好き。続編もあるので続きいきます。
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ネタバレ 購入済み
自業自得な結末
グレンとリエルの想いが通じて二人はハッピーエンド。
一方アランとノエラは自業自得な結末。とくにアランは考えられるうちの最悪な結末、
自分勝手な彼にはちょうど良い感じ。 -
購入済み
やっぱりクズ
ノエラとアランは結婚。王太子妃となったノエラは好き放題の我儘ボディに。
帝国の商会で働くリエルを見てリエルに未練が残るアランが何やら悪巧みをしているよう…。
自己中で見栄っ張りで仕事ができない。やっぱりくずだわ、コイツ。 -
Posted by ブクログ
三浦しをんの、ちょっと変わったお仕事小説。
ホテルマンと書家が出会って‥?
タイプの違う彼らが、いつしかバディに。
西新宿にあるこぢんまりした老舗ホテルに勤める続力(つづき ちから)。
真面目に仕事に取り組んでいるが、自分ではただ普通にやっているだけで、特に何に熱があるわけでもないという感覚だった。
家族とも友達とも気まずいわけではないが、すごく会いたいというような関係でもない。
ホテルでは字を書く仕事が結構あり、筆耕士(書家)と契約して、その時々の目的に合わせて書いてもらう。
ある日、続力は、初めての依頼のために町の書道教室の先生を訪ねる。
遠田薫という男は、かって契約していた人の書道教室を継いでいたのだ。
自由奔放な雰囲気の遠田薫に驚くが、なぜか居心地がいいような。
子供達の生き生きした様子の自然なことったら。
そして、遠田書道教室には猫がいる。うふふ。
猫のカネコも、いい味、出してます。
副業として手紙の代筆もしている遠田に、文章を考えるよう無茶振りされ、仕方なく応じると、これがなかなかうまくいって名コンビに。
かってない楽しさを感じるのだった。
特に不満や物足りなさを抱えていたわけではない力だったが、穏やかな人柄や誠実な仕事経験の積み重ねが、ここへ来て花開いたということでしょうか。
友達がそう多くなかった理由は、群れるために群れるような価値観ではなかった、ということかも。
西新宿のホテルに泊まったことあるし(老舗じゃなかったと思うが)、世田谷線にも乗ったことあります。好ましき雰囲気で描かれているので、嬉しくなりました。
ついでに書くと、母は書道を教えていたこともあります。たまたま。私にはその才能はないけれど、端で感嘆して見る気分もかなりわかる(笑)
先代の遠田夫妻が、優しい人達で良かったなあ…!
遠田薫の才能に目を奪われた力。薫が全く違う波乱の人生を送ってきた男だったと知る。
子供たちともすっかり馴染んだある日。
遠田から、急に「仕事を辞める」という連絡が来る。それは‥
現実味もありつつ、ほのぼのとした世界。
30代も半ば過ぎになって、予想していなかった友情が芽生え、それは危機ももたらすが。
応援したくなります。
そう来なくっちゃ!だわ(笑)
さすが、しをんちゃん♡(←勝手に親しみを感じてます)
心地よく楽しめる作品でした☆
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