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Posted by ブクログ
ネタバレ正直、もともと興味のない分野だったから楽しめるか不安もあったけれど、読み終えてみると穏やかな満足感があった。
主人公がいわゆる「主人公らしさ」を前面に出すタイプではなく、物語の中に自然に溶け込んでいるからこの本が美しく見えたのだと思う。
最後に外村くんのことを板鳥さんが推していたと分かる展開も印象的。
自然が当たり前になってきたから物質的な世の中になった今、逆に自然を求める観光客が増えてきたように自然は当たり前にあるけれど、私たちにとってはなくてはならないものであるということをまさかピアノを通して教わるとは思わなかった。脱帽。 -
Posted by ブクログ
なんて清々しい読後感なんでしょう!
とてもとても良かった。「私、何でもっと早く読まなかったのー!」って思いました。
一流オーケストラ指揮者の父と元チェリストの母が両親の少女・和音を描いた音楽小説。希望に満ちたラストは、目の前に未来への道が広がっていくようでした。
孤独と寂しさのなかで生きる和音の日常に明かりを灯してくれるのは、数少ない友人の朱里と文人だけ。
そんな和音の日常に突然やって来た女性・真弓さんによって、和音の毎日が一変!
大人らしくない印象が強いですが、実は感情豊かで、思いやりがあって人のために行動できる真弓さん。頭で考えるよりも、感情で惹きつけられてしまう魅力があります。
指 -
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Posted by ブクログ
自分もこの主人公と同じ就活氷河期だったのですごく心に刺さるものがありました。
"とにかくどこでもいいから内定が欲しい、誰かに必要とされたい"
当時必死だった自分の弱さが生々しく蘇る。最近も転職活動をしていたこともあって、大学の就活を思い出し、同じように苦しんだ。正直焦っていたからある程度は妥協しないとという気持ちだった。でも本書にも書いてあったが、内定はゴールでもなんでもない。内定もらって入社してもまた違う苦しみが待ってるし、もちろん楽しいことだって待ってるかもしれない。
ただ、私もこの主人公の都会さんと全く同じ状況で、今の環境にいるのは本当に地獄だった。だから転職をす
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