すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
とても考えさせられてワクワクする本でした。演習問題を解きながら、自分の頭で普段いかに考えてなかったか、考えるのを面倒に思ってきたかを身につまされました。
コミュニケーションギャップがなぜ起こるのかは具体も抽象という視点を持てるかどうか、今行われている事が軸上のどこにマッピングするのかが理解できるかどうか。これがわかれば問題は問題を可視化し発見のための位置付けが大きい。
お前は間違っている、この意見が正しいと議論を始める前にそもそもどのような状況で起こっているのか、それを語った人がどんな事を狙ってその行動を取ったのか、どんな制約条件があったのかを十分に確認する。それをしないままに行われる議論は -
Posted by ブクログ
リアルに起きた事件を取り入れていることは明白だったが、実際にはその事件自体は主人公里佳の物語のきっかけに過ぎず、オリジナリティある里佳の物語が展開されている。
カジマナの崇拝者となって、他者から満たされることに慣れてしまう男たちと、その崇拝者たちのために料理をするカジマナ。それと対比的に、自らを満たすために料理をすることを覚える里佳の存在。前者は、破滅を辿ったのに対し、里佳は人生を再構築しようと前向きな結末に終わったのが印象的だった。また、人間関係の構成要素が崇拝者か、里佳と伶子のような信頼か、という点も自らで満たす経験の有無に左右されていると感じた。
自分のために自分で満たすということが、私 -
Posted by ブクログ
あなたの周りには応援したくなる
“推しの人”はいますか??
作中に登場するコンビニの店長は、
まさに”推したくなる”魅力に溢れた人なんです!
人を惹きつける魅力に加えて、
仕事に対する姿勢も見習いたい部分が多く、
楽しそうに仕事をしていて、
一人一人のお客さんを大切に、
コンビニを出た後のことを考えて接客しているんです。
ここまで丁寧に仕事ができたら楽しいだろうなと、
店長の仕事に対する姿勢を
これからの過ごし方に取り入れていきたいです!!
毎日を前向きに楽しく過ごすヒントは、
“推しの存在”と”丁寧な振る舞い”にあるのかもしれません、、、
読んでいて色んな人に会ってみたくな -
Posted by ブクログ
本屋にて、ついに文庫化されたことを知り、即購入。私自身親として、母・妙子のような言動を全くしてないか、と言うとそんなことは全くない。
「詰問」「罵倒」「命令」「蒸し返し」「脅迫」「否定」に分類された妙子の罵声、どれも私はやったことがあるとハッキリ言える。
詰問「どうしてまたプリント出してないの?」
罵倒「嘘つき」
命令「出せ!」「やれ!」
蒸し返し「前も同じこと話した!」
脅迫「ゲーム禁止にするよ」
否定「本当に反省してるように見えない」
その他「決まりごとを守れなくて将来困るのは自分だよ?」
子どもには証拠隠滅のため、プリントをトイレに流されたこともある(トイレが詰まって、子どもはめっちゃ怒 -
Posted by ブクログ
いわゆる“ご飯もの小説”として手に取った一冊。
古内一絵さんの作品は初めてだったけれど、この文体がとても好みだった。やわらかくて読みやすいのに、ちゃんと心に残る余白がある。登場人物たちもそれぞれに個性があって、自然と愛着が湧いてくる。
中でも印象的だったのは、ドラァグクイーンのシャールの存在。言葉や距離の取り方が絶妙で、相手を否定せず、でも甘やかしすぎない。その包み込むような優しさに、ただ癒やされるだけではなく、少しだけ背筋を正されるような感覚もあった。
深夜にふらりと立ち寄って、あの空気ごと味わってみたくなる。シャールの言葉とごはんに、そっと救われる人の気持ちがよくわかる一冊だった。
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