川上弘美のレビュー一覧

  • 三度目の恋

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    人生だったり恋愛だったり、伊勢物語をベースにしながらもそこにちゃんと川上弘美自身の哲学があることがすごい。

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    2025年02月26日
  • 真鶴

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    真鶴に行く理由、ついてくる女⋯
    失踪した夫に思いをはせ、女と会話をするが礼のことは、曖昧で⋯
    最後は希望の光が差したかのようで終わりは良かった。

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    2025年02月22日
  • ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫)

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    味わったことのない読後感。
    現実と狂った世界を行き来してるような不思議な気持ちになった。
    続きが気になるとかではないけど「もうちょっと読んでみたいかも」という気持ちが最後まで続いた。

    人々の会話の中の抜け感や、『間』が心地よい。
    それぞれの生死観で、それぞれの人の愛し方がある。
    『この感覚っておかしいのかな?』というような個々にしか発生し得ないような気持ちを丸ごと受け止めてくれる作品です。

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    2025年02月16日
  • 明日、晴れますように 続七夜物語

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    達観した小学生男女のやり取りや、周りの大人の人間関係が、小学生たちの目線で書かれている本作は、日常系なのに不思議な出来事も絡み合って、頭の中で光景を浮かべながら読んでいた。

    終始、何かが始まって終わるわけでもない、不思議感じだった。

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    2025年02月10日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    暑いを集めて、発電などに利用できないかという話が面白かった。少し前に、子供が騒音を集めてエネルギーに変えられないかという話をしていたので。
    それから、子供がオクラごっこをしようと言ってきた話も面白かった。

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    2025年02月05日
  • 溺レる

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    2025年6冊目『溺レる』(川上弘美 著、2002年9月、文藝春秋)
    愛欲に溺れる男女の道行きを描く8つの物語が収められた短編集。
    性表現は多いが、その背後に執着心のようなものは感じられない。また、短編は全て一人称小説なのだが、いずれの語り手も物事を俯瞰的に観測している。
    本作の文体は軽やかで瑞々しく、登場人物たちのまぐわいは時として生々しいが、この著者と物語の距離感が、作品に乾いた寂寥感と儚さを生み出している様に思う。

    〈ここはいったいどこなのだろうと不思議に思いながら、モウリさんに身を寄せていた〉

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    2025年01月27日
  • これでよろしくて?

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    ネタバレ

    他人。血が繋がらない家族。義理の◯◯。人間が集まって暮らすってなんて大変なんだろう。人から評価されたり比べられることが苦手なわたしは、なるべく遠くに結婚を追いやってのんびりと生きている。

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    2025年01月25日
  • 王将の前で待つてて

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    すっかりベテラン作家だと思っていたのですが、デビューの頃の俳句もあって、解説を読んで初々しさを感じました。

    この俳句、上手く言えないけれど小説と似ている気がします、とっても良い意味で。
    声に出して読んでました、なぜかとても心地よく。

    数読の俳句、行き詰まり感に共感。

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    2025年01月17日
  • 真鶴

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    こういう雰囲気を大事にする本は、静かな場所でゆったりと読むべきでした。
    雰囲気はよかったのです。
    ひとつ。
    この間集合施設のトイレで「おばあちゃま」と言っていた女子大生かそのくらいの若い女性がいました。
    それに少し驚いていたところだったので、本書の百もそう呼んでいたので、また少し驚きました。

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    2025年01月15日
  • 森へ行きましょう

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    留津とルツ。パラレルワールドの話。途中、どっちの話なのか混乱することもあったけど、引き込まれた。(多少読み進めにくいところもありつつ)

    留津/ルツをとりまく登場人物は大きくは変わらいけれど、関係性が少し違っていたので面白かった。

    パラレルワールドについて想像したことなかったので、「ああーこの世界のルツはこういう人生なのか」と、「もう1人の自分を覗いてみている」という、なんとも不思議な気分になった。

    別の世界線の自分を妄想してみるのも、たまには愉快かもしれない。
    ただ、その時は「こうだったら…こうしていたら…よかったのに…」と、ないものねだりをすることになりそうだが。

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    2025年01月03日
  • 蛇を踏む

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    わからない…わからなすぎて面白い。表題作「蛇を踏む」で打ちのめされたと思いきや、残り二作がもっとわけわからなくて楽しかった。

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    2025年01月02日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの世界、昭和だけでなく平成にも令和にも、ありふれた日常生活の中で存在してる、都会を生きるオシャレな人たちだけでなく、地味に質素に控えめに生きている私にもきっとあるのだろうなー。

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    2025年01月01日
  • なめらかで熱くて甘苦しくて(新潮文庫)

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    理解ができない。陰鬱な雰囲気だっけど、読むんじゃなかったとネガティブではない。レビューを拝見し、内容を完全に理解しない楽しみ方もあるのかも…。歌詞ではなくメロディがいい曲?そう考えると腑に落ちる。

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    2024年12月29日
  • 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ

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    なんか不思議な物語、その2

    掴みどころがなくて、60歳でこんなに恋愛の話するのかーってことにも実感が湧かなくて、フワフワしてるのに最後まで読めちゃうのが不思議。

    脈絡ないし大きな出来事があるわけでもないのに味わえるって凄い

    2024.12.24
    210

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    2024年12月24日
  • 龍宮

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    人間と交流出来る貴重な生物達の人との交流を軸に人間のことを語るような小説。その架空なる生物が奇妙過ぎて作者の夢に付き合っている感覚に陥る。荒唐無稽な展開が8つの短編全てで展開するので個人的には段々飽きてきた。

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    2024年12月18日
  • 龍宮

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    体つきや習慣、時間の感覚が人非ざる者の視点で書かれる不思議な物語。
    凡人の自分には川上弘美が非凡だとしか言えないし、その程度は計り知れない。

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    2024年12月12日
  • 100万分の1回のねこ

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     ご存知の通り、『100万回生きたねこ』(1977)は、佐野洋子さんの絵本です。最後に主人公の猫が死ぬのに、心からよかったーと思える、不思議でとっても深いお話でした。少し哲学的で、大人の方が響くかもしれませんね。本書は、この名著に捧げる13名の錚々たる作家諸氏のアンソロジーです。

     最近読んだ町田康さん、谷川俊太郎さんも書かれていて…、あ、谷川さんは佐野洋子さんと(短期間)ご結婚されていたんですね。また書き下ろしの広瀬弦さんは佐野洋子さんの息子さん!
     なんと不思議な巡り合わせです。当然ながら、全編とも名作絵本への愛と敬意が根底にあり、様々な視点で読ませてくれました。

     各話の冒頭には、作

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    2024年12月02日
  • いとしい

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    つかみどころのない、不思議な恋愛小説。

    宮田毬栄さんが解説に書かれているとおり、"たゆたうような人間たちの間の愛の物語"という表現がぴったり。

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    2024年11月30日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    贅沢な列車に、贅沢な名前の並ぶ小説

    それぞれの物語がとてもあたたかい気持ちになる

    そこに乗車するそれぞれが
    何らかの思いを一緒に乗せて旅に出る

    誰かを大切に思って
    大切な人を誘って
    願い叶わなかった列車の旅になっても
    「その人を思い出すこと」が供養にもなる

    1話目の
    さよなら、波瑠/井上荒野
    一見、芯もあって強くて…こういう人の気持ちが
    苦しくて苦しくてね
    思わず感情移入、涙が出た

    糸井重里さんの
    「帰るところがあるから、旅人になれる」
    当たり前なんだけど
    そんなふうに考えたことなかったからね
    さすがだな、
    糸井さんの言葉だな、って思った

    静かな気持ちで読めるキレイな本でした

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    2024年11月19日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    これくらいなら自分でも書けそう、と思ってしまうが、実際のところ書けやしないだろってすぐ思い返す。でも、こんな感じの日記なら書いてみたいかな、とも思う11月。新しい年はもうすぐ。

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    2024年11月09日