川上弘美のレビュー一覧

  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    日々の日記をつらつらと。
    短いけれどスパイスが効いていて面白い。

    作家さんの頭の中はこんななのか。

    やはり、凡人の視点とは違う脳の造りなんだろうな。
    普段の生活で、こんなに色々考えてしまうのは、果たして楽しいのだろうか。
    それとも疲れちゃうのだろうか。

    何にせよ、1度味わってみたいなぁ。

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    2026年08月01日
  • わたしの好きな季語

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    歳時記欲しい。
    と思いながら勇気がなくて買ってない。
    どれがいいのか分からなくて。
    自分では作らないけど、
    俳句の鑑賞は好き(短歌や詩も)。
    たくさん掲載されてるのを買って、
    ちびちび読む(日本酒?)のがいいのかな?
    吟行するわけじゃないから携行はしなさそうだし。

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    2026年07月25日
  • 100万分の1回のねこ

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    書店で懐かしい猫ちゃんの表紙の本に
    出会い手に取った一冊

    『100万回生きたねこ』のトリビュート作品集で好きな作家さんも描いていて、1篇1篇が短くて寝る前に読むのに良かったです

    猫は見当たらなかったけど、町田康さんの『百万円もらった男』が一番印象に残っています
    女もお金も失い仕事も無く、自分の才能を100万円と引き換えてしまった男の末路…セツナイ…

    綿矢りささんの『黒ねこ』も怖いお話だけど終わりが可愛いかった


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    2026年07月14日
  • 真鶴

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    行きたかった真鶴の道草書店で購入。
    脱字なのかと会話の文の後の続きの文章を読んで思ってたが、あまりに多いからそういう文なのだと分かった。
    夢現を行ったりきたり…読み進めるのが辛かった。

    主人公の心情の変化…最後には現実世界に立ち直ったのか。なんだかこの世を直視しない方が幸せそうだけど。

    うーん、まだよくわからない。
    しばらく消化します

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    2026年07月18日
  • ざらざら(新潮文庫)

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    出会った本。普段あんまり読まない雰囲気だが短編集だからさくさく読めたし、読んでいて楽しく一気に読めた。
    恋愛は、まあした方がいい気がするけれど、タイミングを間違うとまあストレスになるなと思った。
    淋しいなと卒業がお気に入り。
    フルーツトマトみたいな火曜日という表現が好き。

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    2026年07月11日
  • センセイの鞄

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    ネタバレ

    平易な、簡素な文体によって、ひたすら柔らかく落ち着いた優しい空間に浸れるのがすごく幸せだった。
    エッセイみたいな文体だ。
    すごく優しく、すごく切ない。

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    2026年07月04日
  • センセイの鞄

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    第37回谷崎潤一郎賞受賞作。

    年齢差のある男女が、ゆっくりと距離を縮めていく姿を描いた恋愛小説。昭和の奥ゆかしさを感じさせる、静かで穏やかな恋が印象的だった。

    言葉数の少ない洗練された文体ながら、風景や感情が無駄なく描かれており、自然と情景が浮かんでくる。派手な展開はないが、その静けさが作品全体の空気を作り上げている。

    一方で、終始穏やかなトーンで進むため大きく感情を揺さぶられることはなかった。静かな余韻を味わう作品として楽しめたが、恋愛のその先にある「人の生き方」まで、あと少し踏み込んで描いてほしかった。

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    2026年07月01日
  • 100万分の1回のねこ

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    吾輩も猫である と同じように、百万回生きた猫を受けて著名作家さんがそれぞれ短編小説を書いたものを編纂した本です。
    広瀬弦さんの博士と猫がゾワっとしました。1番原作の意図に近しいものを感じました。

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    2026年06月15日
  • どこから行っても遠い町(新潮文庫)

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    子どもの頃は、大人って、もっと大人だと思ってた。
    でも違った。
    だから、解説にある「人は生きるなかで、少しずつ、どこかから、はみだしてゆくものだ」というのが腑に落ちた。

    道ですれ違うだけの人たち、電車から見える家々に住む人たち、その一人一人が違う人生を生きていることを改めて認識させられた気がする。
    誰もかれもが人生の核心も正解もわからず生きていて、自分もそのひとりだと思うと、なんだか途方に暮れそう。

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    2026年06月14日
  • 変愛小説集 日本作家編

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    変愛、と銘打つだけあって、なんだか読後感が…

    いろんな作家さんの個性も垣間見える作品だったが、やっぱり村田沙耶香さんの作品の不気味さは突出してるな…

    再読したい本ではなかった

    いい悪いではなくて、好みじゃないってことですね…

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    2026年05月28日
  • ざらざら(新潮文庫)

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    書きすぎないけど、文字や行動の後ろのきもちをほんのり感じさせるお話たちでした。恋愛小説をあまり読まないけど、変な居心地の悪さを感じないで読めた。表しきれない関係性とかきもちってあるよなぁ。わたしにとっては似た気持ち知ってる、その気持ちはどんなもの?というのが、ふんわりおりまざる短編集だった。

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    2026年05月13日
  • 100万分の1回のねこ

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    『100万回生きたねこ』にちなんで13人の作家が綴った短篇集。角田光代と綿矢りさの作品が光って見えた。もちろん佐野洋子の絵本も読んだ。

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    2026年05月07日
  • 溺レる

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    8つの話の入った短編集。いずれも女性が主人公で、男性との関係が一人称で語られる。

    全体的に退廃的な話ばかりで、物語としては自分の好みではなかった。どれも感情が排除された淡々とした文章で語られていて、感情移入の余地もなく。

    かといって、文章自体がつまらないわけではなく、言葉の選び方や組み合わせには、はっとするようなものがある(川上節と言ってもいいと思うが)。自分にとっては、物語というよりも純粋に文章を楽しむ作品であった(つまり、こういうのを純文学というのか)。

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    2026年05月06日
  • あるようなないような

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    P-85 「晴れますように」、この作品が一番好きです。
    芥川賞受賞、そりゃあ確かに素晴らしい事ですが、自らなんども言われるとなぁ・・・・興ざめと云いますか!だがしかし夏目漱石の「文鳥」再読を思い立たせてくれたのには感謝申し上げる

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    2026年05月01日
  • 某

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    名前も性別も分からない状態で突然現れた主人公、女子高生、男子高校生、青年と姿を変えて…というSF?ファンタジー?な小説
    読み進めていくと"何者でもない者"から徐々に何か、人間性のようなものを稼得していく

    凄く面白かった!という話ではなくて淡々とした話なのだけど、じわじわこの主人公の人生にハマっていく、見ていたくなる本だった
    星3.5くらい、哲学が好きな人は好きだと思う!

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    2026年04月20日
  • 溺レる

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    何か淵の見えない男と女の恋愛というのか愛欲というのか。女は弱く、けれど強かに男に尽くす。
    エロティックな、でもそれは柔らかさや不透明な何かを帯びているからこそ惹かれる後ろめたさでもあり。
    タイトルの意味がよく伝わってくる短編集。

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    2026年04月06日
  • ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫)

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    おつむの弱いわたしにはよく分からないのか、それともそういう手法で読ませるようにできているのか。分からないけど、読み進めていくにつれ次はどんなお話かな、次は . . とページをめくる指が止まらなかった作品だった

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    2026年04月02日
  • 夜の公園

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    読んだのは、『正欲』で自分の頭の上のハエも追えないくせに正義ぶってる人たちがバカっぽくてw
    欲望に素直に従っている人が出てくる小説を無性に読みたくなったから(^^ゞ

    ま、あの人たちは自分の頭の上のハエも追えないくせに正義ぶっているというよりは、自分の頭の上のハエを追えないからこそ、世間が言う「正しさ」に縋ることで、自分を守ってもらえると勘違いしているだけなんだろうけどね。

    で、それはそれとして。
    チョイスしたのが、『白い薔薇の淵まで(中山可穂著)』、『限りなく透明に近いブルー(村上龍)』の2冊とこれなんだけど、『白』と『ブルー』はお話として全然ツマンなかったこともありw、これもダメかなぁー

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    2026年03月14日
  • ざらざら(新潮文庫)

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    特に内容も確認せず本を買ってみることがあるんだけど、本書もそういう本でジャケ買いしてみた。
    読んでみたら恋愛短編集でおじさんが読むにはツライかなと思ったけどサクサクと読めてしまった。
    いろんな人(女性)の頭の中を覗いているようで、おじさんとしてはちょっとドキドキした。

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    2026年03月08日
  • 大きな鳥にさらわれないよう

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    読み出してしばらくこの本の世界観がつかめなかった。そういった説明が少ない。でも、作者の中にきっちりとした世界ができてるとは感じられた。
    この話が言うように、人間はくだらないことを続けている。遠い将来、人間はどうなるのだろう? クローンが生まれるのか? 新人類は出てくるのか?

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    2026年02月08日