川上弘美のレビュー一覧

  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    さも日常・現実かの如く描かれる、怪しく可笑しい非現実世界(うそばなし)。
    持ち味の素っ頓狂さ炸裂で、たっぷりと川上ワールドを堪能させて頂きました。
    山口さんのイラストとも雰囲気ピッタリ。

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    2013年03月09日
  • 東京日記2 ほかに踊りを知らない。

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    電話が壊れたらからってなんで踊ってしまうん…?
    しかもそれしか知らんからって東京音頭…?
    表題の件だけを取り上げたけれど、全編を通してそんな感じ。
    なんにも考えたくない時に。

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    2012年08月18日
  • センセイの鞄 2巻

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    ネタバレ

    前巻の気になる終わり方にぐいぐい引っ張られて読んだ。


    ほっこりとしてしまった。
    もっと楽なほうへよろめきそうになっても、やっぱりセンセイが愛しいに辿り着く。
    理屈ではなく本能なんだろな。
    センセイも前向きに善処してて微笑ましい。

    2人のやり取りが好きだった。
    そのまま2人で居る時間だけを描いて終わらせてくれたら良かったのにとも思った。
    そうすれば私の中では、2人は永遠に一緒だったから。
    でも、このオチがあってこそなんだと思う。

    ほっこりしながらも、もう2人のやり取りがみれないのかと思うと淋しい。

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    2012年07月31日
  • センセイの鞄 1巻

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    ネタバレ

    しっとりとした作品。

    表紙の印象と違う展開。
    でも嫌いじゃない。好き。

    アラフォー間近のどこにでもいそうで、飄々とした女性。
    あまりいなそうな、実直な初老を過ぎたあたりの男性。

    淡々と、でも前と同じじゃないゆっくりと時間が流れる。
    展開でいえば、結構ビックリ。
    でも納得な部分もある。

    原作があるのを知らなかった。
    今度読んでみようと思う。

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    2012年07月31日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    人の家で読み始めて、これを読み終わらなければ帰れないと思わせる圧倒的おもしろさ(というか、くだらなさとゆるさ)。
    三浦しをんのエッセイはハイテンション抱腹絶倒型だけど、このひとのはローテンションくすくす型だな…。ぜひ他のも読もう。

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    2012年07月21日
  • 光ってみえるもの、あれは

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    よくいる人物が、その手にかかると不思議な輪郭を帯びてくるのが、この人のすごいところだと思う。
    マイペース=わがままなんだな、と気付いたのがこの頃。

    親は違う種類の生き物/ダイエットできる自分が好き/男の子の名前の「翠」

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    2012年07月07日
  • なんとなくな日々(新潮文庫)

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    要約してしまえばさりげない日常のお話なんやけど、川上さんを通したら魅力的なんだよな~。

    もしも私が男なら、こんな人を奥さんにしてみたい。

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    2012年06月27日
  • 物語が、始まる

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    川上弘美さんを知ったのは芥川賞受賞作の「蛇を踏む」がきっかけやけど

    あの独特の世界観が濃密。。不思議で混乱するのに好き。
    著者近影を見たら癒し系の美人さんだし。どんな顔してこれ書いてるのか。ますます謎。

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    2012年06月26日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    どこがどう、と説明は出来ないのだけど
    川上さんの文章が好き。

    朝日新聞の連載小説はときどき読み忘れてしまうが。

    かんぴょう巻きのくだりで、吹き出してしまった。

    川上さんがもう51歳にならはったってことに一番驚く。
    著者近影で見る彼女は麻生久美子さんみたいなふわふわと透明感のある女性なのだけど。

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    2012年06月21日
  • 光ってみえるもの、あれは

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    はじめは冗漫だなと思いながら読み進めてたけど、その長さもみんな必要なものだったんだな、と終わりかけのころには感じるようになった。なんだかよくわからないような感慨があふれてくる、まさにタイトルそのものの一冊。

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    2012年09月02日
  • 光ってみえるもの、あれは

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    模擬試験の現代文で、この本の文章が出ていて。試験中にも関わらず、この本の全貌が知りたくて知りたくて。大学生になって文庫を見つけて、思わず買ってしまった一冊。出てくる人が、皆不思議で、でも、その不思議が違和感なく読めた。こういう文章の雰囲気好き。…模擬試験で読んだ一部分から想像したのとは、何か違ったけど面白かったな。

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    2012年05月23日
  • 光ってみえるもの、あれは

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    中高生の頃、国語の問題集に抜粋されていてずっと気になっていたので。

    主人公の翠の語り口というかスタンスが好きだった。
    登場人物みんな良いキャラしてたな、と。

    読みやすいけど、時々はっとさせられるきれいな文章だった。
    読んでるとなぜか穏やかな気分になれた。

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    2012年05月07日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    どこまでがほんとうでどこからが嘘、というか作り話なのかな、とニヤッとしながら読むのが愉しい。たまにあざといなーと思うけれど、それもまた川上節の旨味って事で。

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    2012年05月01日
  • あるようなないような

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    川上さんが川端さんの本をお布団の中でゆるっと読んだように、私もこの本を毎日少しずつ、ゆるっと楽しんだ。
    共感出来る大切なような事があちこちでちらりと光って見えたけど、いつもそのまま寝てしまって記憶に定かに残っていない。次読む時には引用をしなくては。
    長嶋有さんとお友達なのが分かって何だか嬉しかった。

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    2012年04月09日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    ネタバレ

    不思議な事が次々起こる日常を、淡々と過ごしていく女性の話。
    意味はわからんが中々楽しかった。
    恋人?にローキックをおみまいするくだりが凄く好き。

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    2012年03月13日
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

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    仕事帰りの電車中で読む。
    独特の句読点の使い方に、残業でまだ高ぶった神経が、スローなペースにクールダウン。
    心地よい。
    本屋好きな話に共感。
    なかなかに楽しい。

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    2012年02月26日
  • なんとなくな日々(新潮文庫)

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    はじめて川上弘美さんの本を読んだ。
    男性と喋った記録をつけているエピソードを読んだあたりで心を掴まれた。
    マイペースな中にも強い芯が感じられる、魅力的な人だと思う。

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    2012年02月26日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    ほぼ日記。
    なんとはなしにボヤボヤ読める。
    川上弘美さんの文章の中で一番右から左に流れていく文章でした。そこがいいねー。

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    2012年02月20日
  • 此処 彼処

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    場所に関するエッセイ。川上さんの文章が好きだー。くせのない文章。分かる~って共感できるところが結構ある。
    「大手町」の中の話。仕事中は“ワタクシは~”って言ってた会社員がプライベートで“おれ”へ一転したところに色っぽさを感じる、と。こういうの私も好きです。

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    2012年01月23日
  • ハヅキさんのこと

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    多数の短編から構成されている。どの話も、川上ワールドに入っていると感じます。「蛇を踏む」や「センセシの鞄」の中に出てくる夢を見る下りを読んだ時と、共通の感覚です。何とも奇妙な感覚ですね。人間関係や互いの環境が、相互に行き違っているんだけど、それでも一つの世界に留まって、繋がっている感覚です。その僅かに繋がっている部分が、本来の人間同士の繋がりではないのかと言われているような気がします。

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    2011年12月06日