川上弘美のレビュー一覧

  • 蛇を踏む

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    3つの短編集。
    なんだろう、、
    蛇、一寸法師、モモ(時間泥棒)?
    小さいころ読んだ童話や怖い話に近いからか、妙に頭の中でイメージしやすい。
    暗くてどろっとした感じ。
    『世にも奇妙な物語』を思い出した。

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    2024年05月18日
  • 古道具 中野商店(新潮文庫)

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    3.2
    何か大きな出来事がある訳でもなく中野商店を中心にした淡々とした日々なのに、スルスル読める。
    やっぱり1番はタケオとヒトミの今後が気になるところ。

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    2024年06月03日
  • センセイの鞄

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    センセイという呼び方でずっとこの話が進んでいく月子さんとセンセイの話です。最後に鞄が残された話はなんとも胸に残る話でした。

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    2024年04月29日
  • 東京日記7 館内すべてお雛さま。

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    東京日記7冊目。時は、ちょうどコロナ禍。初のzoom体験やら、外出自粛やら…
    川上さんらしく受け止めているようでした。

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    2024年04月13日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    私にしては珍しく良かった

    休日午前の緩やかな時間帯の読書タイム。本書は、ギラギラしないシルバー夫婦等のななつ星とか言う高級電車旅をテーマにしたアンソロジーだ。

    冒頭の井上荒野作品、初めて良かったと感じた。苦手だったんだが、このふんわりした幽霊ものは良いな。本書一番作品かな。

    さらに、アイデアというか恩田陸作品の驚きのなぞなぞに仰天し、あまりよく知らない川上弘美作品のアイデアに脱帽。

    うん、なかなか良い休日をスタートできそうだ。

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    2024年04月07日
  • 溺レる

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    少し不思議で倒錯したような世界で描かれる男女間の情愛の短編8本を収録。どれもストレートでエモーショナルな感情のぶつけ合いではなく、もちろんドロドロもしていない、どちらかというとカラッとあっさりした風合いなのだけれど、とらえどころのない男と、それに拘泥しないようでいてつながっている女の湿り気というか、人生のひだのようなものがそこはかとなく感じられる作品だった。

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    2024年03月27日
  • 真鶴

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    最後の解説を読んで、なるほどと思った。正直、内容は難しかった。かったけど、なぜか読みたい、続きが知りたく読み進めた。主人公の京が自由なのに不自由で…苦しくて、でもそんな彼女が羨ましい。そんな感じを受けた。
    女性は、憧れてしまうのだろうか。どうだろうか。文章の一つ一つが一連の真珠のような哀しい、美しい本。

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    2024年03月16日
  • 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ

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    時間がすぎていく。
    決して穏やかではないのだろうけど、傍目には淡々と。
    陳腐だけど、人の数だけストーリーがある。

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    2024年03月13日
  • なめらかで熱くて甘苦しくて(新潮文庫)

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    女の人生の四季と、その折々の性についての短編集。序盤の3遍はわりと読みやすいけれど、最後の2篇はとっつきにくいかな。段々と神話じみてくるというか、古典文学や遠野物語に近い雰囲気があると思う。私の年齢からして、始めのaquaが少し理解できるかなという程度。人生の夏〜冬にかけてはこんなもんなのかなと想像することしかできないけど、いつか肌感覚としてわかる日が来るのだろうか。
    3編目のairを読んで、女の人って子どもを産むと子どもが全てになりがちだなと思う。尊敬できる女性達が、子どものサッカー教室や中学受験についておもむろに話し合い始めると、途端にばかみたいと思ってしまうのはなぜだろう。所帯染みた感じ

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    2024年03月07日
  • 神様

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    デビュー作で表題の神様から始まって、主人公を取り巻く様々な不思議な話の短編集。
    そもそも短編が好きかもあると思うけど、どういう話か分かったあたりで終わってしまう話が多かったので、前半は少し単調に感じてしまった。
    後半に入っている"春立つ"は凄く好きだった!

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    2024年03月03日
  • これでよろしくて?

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    不思議なおしゃべり会に参加する女性たち。
    女子会、ガールズトーク、井戸端会議、
    他人からしたらくだらないようなことでも、話すこと、聞いてもらうことですっきりして、また頑張れるんだよね。

    嫁姑、夫婦、その家族の数だけ、みんな違って、いろいろあるよね‥

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    2024年03月01日
  • 蛇を踏む

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    これ芥川賞受賞作なんですね?…不思議な話でした。『蛇を踏む』も次の『消える』も話の形がつかめなず、『惜夜記』に至ってはかたちなどないのでは?と思うほどのドロドロ感でした。川上先生の作品は初読ですが既に何冊か積んでいるので、またチャレンジしよ。

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    2024年02月25日
  • ニシノユキヒコの恋と冒険

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    キュンキュンとかでは、ない笑
    けどほどよく恋愛小説で、人物描写が細かくて、人間分析的な視点で読めるおもしろさがあった。

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    2024年02月13日
  • 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記

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    伊勢物語が読みたくて。

    和歌に疎いけど…面白かった!
    あの詩歌からの世界が広がる感じ、人の思いのつわり方、素直に日本語ってキレイだなーと。

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    2024年02月12日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    非日常で密室に近い豪華寝台列車で、身近な関係ながらも普段は気付けない気持ちに反応する、それは旅ならではなことなのだろうと感じました。

    「はて、ななつ星はいくらくらいなのだろう」とインターネットで調べてみたら、私の予想よりゼロが一つ多くて、目を剥くほどでした。

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    2024年02月09日
  • 古道具 中野商店(新潮文庫)

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    最後の主人公たちの変化が唐突な感じがして、おいてけぼりな感じがあった。
    淡々とした日常とちょっとのトラブル、ちょっとの変化を重ねていった先を
    もっと見たかった。

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    2024年01月16日
  • パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)

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    【2024年7冊目】
    川上弘美さんワールドにどっぷりと浸れる22の短編集。短編なので、どのお話も数ページの間だけの展開にもかかわらず、濃厚な物語の世界を楽しむことができました。短編の中でもうっすら続いているものもあったりして、読んでいると「おっ、これは」となるのも良かったです。

    1番好きなのは、「ナツツバキ」でした。人間の私とコロボックル並の大きさの山口さん。違うのはその大きさだけなのに、その大きさの違いが2人にとっては、とても大きい。

    恋を軸にしながらも、それだけではなく、どこか不思議な雰囲気もありつつ、現実と虚構を行ったりきたりする物語たちを堪能させて頂きました。

    何度でもゆっくり読

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    2024年01月16日
  • 神様 2011

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     過去の作品と、時を経て書き直した作品とを載せている本。
     最初なんで熊が普通に三つ隣りの部屋に住んで、散歩なり普通に会話をしたりなどしているのかと思い、何処か童話か寓話なのかと思われたが、これが福島原発事故を受けて、リメイクとなり、ところどころにストロンチウムやセシウムなど熊との会話で出てくるのであるが、全体的に柔らかい文体だけあって、逆に何処かそれらの言葉か生々しく、おどろおどろしさを感じた。
     題名からも神様ということで、熊やセシウムは、人為を超える別のベクトルでの神々であり、それらの対象を描くことで、軽いながらも「悪くない日」を過ごしていく人としての生き方について考えさせられる。
     

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    2024年01月13日
  • 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ

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    幼少期を海外で共に過ごした人たちが、時を経て再開し、またゆるりと時間を重ねていく。
    日記のようなおはなし。
    川上さんの小説は、高校の時に読んで以来20年近く振りだと思う。
    あの時現文の授業の課題図書になっていて読んだのだけど、当時もあまり得意ではなかったけど、やっぱり今も得意ではなかった…

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    2024年01月12日
  • パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)

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    川上さんの小説で思うこと。

    綺麗だけどハンカチじゃない違う布で手を拭いた気分?!みたいな感じ。
    それが心地良さと居心地の悪さの共存的な感じ。

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    2024年01月07日