川上弘美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パラレルワールドの設定で、交互にルツと瑠津が出てくる。
登場人物も入り乱れる。
川上弘美さんの味のある世界観、噛み締めたくなるような文章が好きで読み始めたが、
この作品はあっさり読めるもの。
ただ、さすが、書き留めたくなる言葉がたくさんあった。
女の人生、簡単に分けてしまうと、
結婚して子供がいる人生と、独身の人生。
どちらも理解できる、どちらの道を進んでも、
迷いもあるし、別の生き方をしていたらと考えてしまう。
今28歳の自分が読んで共感できる部分と、これから歳を重ねて理解できる部分とあるんだろうな。
歳を重ねても、大きくは変わっていないのかもしれない。歳を重ねてもわからないこと、歳を重 -
Posted by ブクログ
あとがきに、わかりやすいわかりにくさではなく、わかりにくいということが容易にはわからないようになってる本。と、あるけどまさにそんな一冊。
一冊丸々ガールズトーク?井戸端会議?みたいので終始するんだけど、一回一回あーーーーーわかるよ、それ、わかる!なんかわかる!
っていう議題。笑笑ほんと、些細なことなんだわ。すごく嫌でもなく、めちゃクチャハラタツわけでもないけど、なーんかチクチクきになるよね。それ。わかるよ。
っていう日々の積み重ねの諸事。笑笑
それを一つ一つみんなで考えて、まるで結論は出ないんだけど、言って、言われてスッキリするっていう、そんなとりとめもない女たちの会話が、なぜか読んでて -
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Posted by ブクログ
終始ふわふわしていて、タイトルじゃないけれど水の中にいるような雰囲気が流れる小説。
手っ取り早く言えば姉弟の近親相姦のお話なのかもしれないけれど、そういう枠に当てはめるのは何だか違和感がある。
独自の愛、独自の家族感、というか。
ひとつの夫婦やカップルにはそれぞれの形がある。というように、この2人はこの形なのだろう、と妙に思わされてしまうのだけど、とてもしっくり来るわけではないというか。。
難しいな。笑
実はけっこう前に読み終えていた作品で、タイムラグがあるので感想をつづる感覚も若干遠いのだけど、時系列が行ったり来たりしながら、1組の姉弟とその母と父(その両親にも1つのいわくがある)を中心