川上弘美のレビュー一覧

  • あるようなないような

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    いつの話かな? と思えば95年の文章だった。
    どうりでパソコン通信とかが出てくるはずだ。
    あぁ、そんな時代もあったね
    と懐かしく思い出す。
    通信の世界は変化が激しいな。

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    2015年01月05日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    たいしたことを書いてるわけではないのに、この作者が書くと、パステルカラーの絵になってしまうとこが、才能なんだろうなあ。

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    2014年12月10日
  • なんとなくな日々(新潮文庫)

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    川上弘美さんのエッセイ。弘美さんのエッセイて、昔は少し苦手だったんだけど、
    これはとってもいいですね。いいなーすきだなー。

    小学生の息子さんとの会話は、「神様」にでてくるえびおくんみたいで可愛らしかったし、中年男性とのデートは「センセイの鞄」の博物館デートみたいでした。

    ただ、毎日同じ服っていうのは、すこし引きました(笑)。

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    2015年03月18日
  • センセイの鞄

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    ずいぶん前、高校生のころに読んで、すてきな雰囲気の小説だとは思ったものの、心情的にはさっぱり理解できなかったこの小説。主人公の月子さんの年に近づいてきて、雑誌に紹介されていて久しぶりに読んでみようと思い立ち、読んでみたけれど、月子さんの冷静で見つめているような、それでいて揺れているような心情に同調できて、以前とは違った気分で楽しめた。

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    2014年11月30日
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

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    決して激しいことも特異なこともない日常、そのちいさな事柄の積み重ねの日常を、すこし甘く、少し辛く味わってみせる力量は矢張り、現代の清少納言。江國香織のナルシシズムも吉本ばななのカマトトとも違う、この著者はそれほど自分を信じてはいない、確固とした自分というような考えを煎餅のようにパリッと割ってしまう歯ごたえが魅力なのだろう。

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    2014年11月17日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    東京日記4。
    『WEB平凡』2010.5-2013.3。
    同じ日はないというのがよくわかる。
    1日1日を楽しまなければね♪

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    2014年11月16日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    『東京人』に掲載されていた日記? エッセイ? 2001.5-2004.4。
    4/5は本当のことだとか。
    短い一言でも残しておいて、後から読み返すのは面白いものだな。
    卵一個ぶんという贅沢も日常的で好き。

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    2014年11月10日
  • 夜の公園

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    わからないわからない、と言いながらも
    本当のことは痛いほどわかってる。
    だからこそ素直な気持ちとは真逆なことを言ってしまう
    そんな行動にでてしまう。。。


    展開というよりか、その心理の動きが面白かった。
    個人的に、リリは、
    江國香織さんの"流しのしたの骨"にでてくる
    そよちゃんにも重なるイメージ。

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    2014年10月27日
  • 溺レる

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    行間に立ち込める空気をどこかで感じた事があると思ったら、太宰の斜陽だった。

    収録作品の多くが「虚ろな男女のどこか前向きではない逃避行」といった風情。カラダの結びつきも描かれるわけだが、淡々としたエロさが文章として美しい。
    そしていつもの川上節というのか、暖簾に腕を押すような男女のかけあいもしみじみとした味わい深さがあって心地いい。

    砂時計の砂がさらさらと落ちて時の経過を告げる、そんな読後感。印象に残ったのは「さやさや」「溺レる」「可哀相」「七面鳥が」「神虫」の4篇。

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    2018年02月06日
  • あるようなないような

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    「あるようなないような」生活や読書日記などが収められているエッセイ。「あるようなないような」っていう言葉が絶妙だなあ。暇でも「あるようなないような」だし忙しすぎても「生活」が「あるようなないような」って感じたりするし。パソコン通信からインターネットに移行し始めた時期のエッセイ。川上さんは結構パソコン好きというか通信好きなのね。
    にせの誕生日のエピソードがすごく好きだった。
    「蟹にもじゃこを食べさせてあげてくださいね」って言われたらきゅんとするだろうなー。

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    2014年10月13日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    ネタバレ

    やっぱりすぐに会いたくて、読んでしまった
    カワカミさんの日常、不思議、変な感じ

    「加齢臭と古本の匂いは、同じ成分であると聞いて、びっくりする」
    はい、わたしもびっくりしました
    「リモコンで首を振るテレビが欲しい」
    えっ?そこにこだわりますか・・・

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    2014年10月08日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    ネタバレ

    カワカミさんに会いたくて
    ちょっと中毒症状?
    楽しくて、おかしくて、ニヤニヤしちゃう
    単行本、あと1冊
    そして、今も続いている
    うれしい

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    2014年10月01日
  • 東京日記2 ほかに踊りを知らない。

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    ネタバレ

    4まで出版されている東京日記
    1を読んだあと、少し経って
    またカワカミさんに会いたくなった
    やっぱり、ぷぷっと笑ったり
    ちょっと眉間に皺をよせたり
    カワカミさんにすっかり寄り添って
    あっという間に3年分の日記を読んでしまいました

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    2014年09月23日
  • 溺レる

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    暗くてさびしい。でも後味悪くないのが不思議。
    どうしようもない人たちが登場する。男も女も。
    此処はいったい何処なのだろう?
    同じような場所に、同じような男女が生息しているような。
    百年とか、五百年後とか、お伽話みたいでおもしろい。

    「亀が鳴く」が印象的だった。

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    2016年10月09日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    子供を畳んで押入れにしまったり、町内に縄文人街があったり、1月8日から2月3日まで冬眠したり。
    作者の川上弘美さんとイラストの山口マオさんの「あとがきのような対談」によると、「椰子・椰子」は川上さんが実際に見た夢から始まったものだそう。
    どんなに変てこなことでも、そういうものだと受け入れてしまう、まさしく夢の世界。
    山口マオさんのイラストがあまりにぴったり、というか、文章+絵でどちらか1つだけでは成り立たない、またちがう夢の世界が紡ぎ出される。
    不可思議で不条理で、でも居心地はわるくない、夢の世界を起きながらにして見ている気分になりました。

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    2014年09月14日
  • 龍宮

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    人と、人にあらざる聖なる異類。
    読む前は梨木香歩の「家守綺譚」を思い浮かべたのだけど、読んでいるとちょっと違う。
    「家守綺譚」は人と人にあらざるものは、互いにあまり違いを感じていないように思う。
    ちょっとした個性程度の差。

    この短編集に収録されている作品の中で、人と人にあらざる者は融け合い混ざり合っても、決して同化はしない。
    けれども、人が確固とした人であるのかというと、それもまた違う。
    本人が人と言っているだけで、それは私たちが通常知っている人とは明らかに違う。
    限りなく狐に近い人。生きる気力を取り戻すためにモグラのコートのポケットに入り込む人。壁の漆喰を食べる人。
    それでも、人と人にあら

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    2014年09月10日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    川上弘美はほとんど読んだことがないんだけど、山口マオが絵を描いていたので衝動買いしました。
    ふしぎな日常が綴られててとても好みでした。

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    2014年09月03日
  • 龍宮

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    【本の内容】
    女にはもてるのに人間界にはなじめなかった蛸、七世代前の先祖にひとめぼれする二百歳の女、曽孫の前に突如現れ、放浪の果てに自然神となった曽祖母、男の家から海へと帰る海馬―。

    人と、人にあらざる聖なる異類との交情を、説話的な要素と日常のリアリティを融合させて描いた玉手箱のごとき8つの幻想譚。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    うつし世の小路と地続きに異界の小路が網の目のようにはしっている。

    そんな感じ。

    ふたつの世界は「越境」するまでもなくすでに混ざりあっていて・・・電車のドア付近に立っている彼、狐かもしれない。

    斜め向かいの席の彼女、鼬かもしれない・・・

    [ おすすめ度 

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    2014年08月27日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    【本の内容】
    いつも束の間の逢瀬しかできない2人。

    年末の一日、初めて過ごした2人だけの長い時間。

    鍋を準備して、「おかえり」「ただいま」と言い合って(「冬一日」)。

    ショウコさんと旅に出る。

    電話の最中に「なんかやんなっちゃった」と声が揃ってしまったのだ(「春の虫」)。

    いつか別れる私たちのこの一瞬をいとおしむ短篇集。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    ふわふわした感じのする12の作品。

    どこか悲しいのに暖かくもあり、読み終わるとなんだか人恋しくなる作品もあり。

    川上弘美という作家さんの作品はいつもいろんな感情を渦巻かせている。

    読んでて忙しい。

    それすら心地よいのですけ

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    2014年08月23日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    このシリーズがほんとうに大好きで、新刊が出たと知っていてもたってもいられず購入。
    電車でにやにやしながら読みました。

    毎度のことながら、本を読んだ後は文章がうつるな。

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    2014年08月03日