川上弘美のレビュー一覧

  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    川上弘美の日記。

    普通に暮らしてるだけでも、妙なことが起こるんです。
    妙っと思って、思わずぷっとくる。

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    2011年06月26日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    ネタバレ

    4/5は本当の日記だそうです。私もこんな日記が書きたいと思いました。
    友達がたくさんいてうらやましい。

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    2011年06月23日
  • 古道具 中野商店(新潮文庫)

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    中野さんが経営する、中野商店が物語の舞台。

    別れた恋人からもらった陶器を預かったり、
    松田聖子の等身大POPを買い取ったり、
    日常レベルの事件が、なんだか身近というか親近感もてました。

    小道具屋としての事件のほかにも、
    中野商店に関わる人たちの色恋沙汰もあります。
    といっても、淡々としていてそのあたりも好みでした。

    面倒なこともきっとあるんだろうけど、
    職場の人とのこういう近い距離感も
    あったかくていいなーと思いました。

    短編集だったので、ちょっとずつ読みました。

    ヒトミちゃんとタケオの成長も嬉しかったです。

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    2017年09月05日
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

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    川上弘美は元理科教師。ウニを捕まえるのが得意。喫茶店のナポリタンが好き。恋愛小説が好き。でも恋愛は不幸だと思っている。
    この本は川上弘美の色々な面がわかる。サービス精神が強く、好奇心旺盛で、引きこもり、夢と現実の間は曖昧。
    本が好きですぐ本の話ばかりする。
    彼女の思考の愉快さは「べたべた」を読んで納得。
    好きな句に「人参は赤い大根は白い遠い山」をあげているのがなんだか嬉しい。
    あとがきに連載が終了時のあの跳躍の理由に触れている。「淋しくなる」とてもシンプルな理由だった。
    扉座、横内謙介の芝居中に本を読み終えるのが惜しくてわざとページをゆっくりめくる。物語と別れがたくわざとページをゆっくりとめく

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    2011年05月05日
  • あるようなないような

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    何度も読みたいエッセイ本ってあまりないですが、これは貴重な一冊。
    この人の、歩きながら真剣にぼーっとしている感じがたまらなく愛らしい。
    「真剣なぼーっ」の中には実は空想・思考がフルカラーでたゆたっているんだけれど、普通はそういうたゆたう思考はそのまま流れていってしまう。浅い眠りの夢みたいに。
    それをこともなげに言葉にして世界に呼び出してきちゃう強さがまた・・・嗚呼愛らしい。

    「立春」という言葉を聴いて、「さまざまな小さい生き物でみっしり埋め尽くされた一枚の絵のようなものにちがいない」と確信する、このみずみずしさ。
    春生まれだったら、なんかうれしいな。

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    2011年05月01日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    十分の九は本当のことだと書いてあったけど、もしそれが本当なら、随分愉快な毎日を送っておられるんだなぁ。

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    2011年03月03日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    「ほんとうのこと率」が十分の九に上昇したらしいけど。
    ほんとうかしら。いつものようにしあわせな気分に浸れる。
    読んでいる間中ずっとにやにやしてしまいます。
    ごみ持ち帰り令が発令されたり「とひょう」でぬめっとしてみたり。にやにや。

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    2011年02月13日
  • いとしい

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    恋愛小説のような
    怪奇小説のような
    官能小説のような
    家族の物語のような


    いろんな要素が含まれていて、ちょっとキュンとして、それでいてこわい。
    たとえばマキさんとアキラさん。ミドリ子の目玉の回転。オトヒコさんの出芽。すずもとすずろう。

    驚くのは、ただ単に要素が集まっているだけじゃなくて、それらが複雑に折り重なっていて、混ざりあっているということ。
    だからこわいはずなのに哀しいし、せつないし、ドキドキする。

    そして文章が絶妙。言葉の選び方がああもうってなってしまう。


    不思議な話です。
    少しずつ形を変えていく、いろいろなものや出来事が描かれています。変わらないものはなにもなくて、どんど

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    2012年03月25日
  • センセイの鞄 2巻

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    谷口ジロー氏のこれまでの作風と、川上作品が果たしてマッチするのか…と思いながら読み始めたのだけれど、意外にも、これは合っていると思う。食べ物が旨そうに描かれている所もイイ。

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    2010年11月24日
  • 物語が、始まる

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    筆者らしい、少し奇妙な感じがする短編集。

    具体的に内容についての言及は避けますが、万人受けはしないかもしれないけど筆者ならではの世界観を楽しみたい方にはとてもおすすめ。

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    2010年11月15日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    いっつカワカミワールド。変だけれど、好き。どこから見ても楽しめるところも、好き。こんな日記書いてみたいものだわ。

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    2010年10月25日
  • 川上弘美書評集 大好きな本

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    テレビで誰かが言っていた、「カレーが好きすぎて、まずいカレーでも好きだ」という話を面白いなと思ってずっと覚えていたんだけど、この川上弘美の書評集にはそれと同じような雰囲気を感じる。タイトルにもある通り、大好きな本のみを書評したのだけれど、そこにあるのは本全般にに対しての愛情。何かに対して肯定的なものを読むのは否定的なものを読むのよりも気分が良い。

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    2010年10月12日
  • 東京日記2 ほかに踊りを知らない。

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    あんなにシュールなものばかり書いているのに、ご自身は「シュール」という言葉を13年ぶりに使ったときいて、驚きだ。
    調べた言葉。尾籠。開陳。呻吟。

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    2010年10月08日
  • 川上弘美書評集 大好きな本

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    川上さんによる書評。
    書評なのに、もう文章がうまくてうまくて、一行も読み飛ばせない。
    あらすじはほとんど書いていないけれど、川上さん流の紹介文がとても魅力的で、どれも読んでみたいと思いました。

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    2010年10月03日
  • 此処 彼処

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    2010/08/15 ひといきで読めるきれいな掌編。エッセイのお手本にしたくなる。この人の本は、どれも字体が作風にあっていて好き。

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    2010年08月15日
  • 東京日記2 ほかに踊りを知らない。

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    5分の4は本当からなる日記。
    残りの20%が何なのかは明記されず。
    ほのぼのと、でもあんまり温かくなく淡々と。
    引き続き不思議な感触です。

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    2010年07月31日
  • いとしい

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    川上弘美さんの作品って、不思議な雰囲気醸し出してるよね。宮田毬栄さんの解説に納得。
    もともと川上作品というのと、あとはやはり主人公の名前に惹かれて、読んだんだけど (^_^;) 『センセイの鞄』ほどではなかったけれど(なので星は4つ)、なかなか良かったです。

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    2010年06月30日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    電車内で読む。
    独り、ニヤニヤしたり膝を打ったりほぉーっと感嘆したり…たぶん傍で見てたら、かなりヘン。
    でも、降りるギリギリまで止められない。

    まずは装丁のもぐら、里芋型の顔をして、ランドセル背負って手押し車を押しながら、
    じっとこっちを見ている。
    “私”はこのもぐらと一緒に写真を撮る。
    このもぐら、小学6年生くらいの背丈でどこか人間じみている。
    で、もぐらの気に障りそうな言葉が「唯物史観」「石鹸シャンプー」「ガラスの破片」など。
    “私”は、気を遣いながらもぐらと話す。
    話すうち、もぐらが妊娠していることを知り、あまり立ち入ったことは訊かないようにしよう、と“私”は思う。

    …と、こんな世界

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    2010年10月01日
  • 此処 彼処

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    しんみりしたり、なつかしかったり。うまいなぁと思います。ゆっくり楽しんで読めない自分がちょっと悲しい。よいなぁと思ったのになんだったか次の日には忘れているの。コッコ頭はパニックのせい?

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    2010年05月04日
  • センセイの鞄 1巻

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    あえて漫画版のほうを。原作のほうも好き。
    川上弘美と谷口ジローという組み合わせが以外だった。リアリスティックな絵柄の谷口さんと、どちらかといえばつかみどころの無い話を書く川上さんの取り合わせはどうなのかと思ったが、意外にもしっくりくる。

    原作ではぼんやりとしか出てこない月子さんとセンセイの人物像を、あいまいなままビジュアル化したところが驚き。
    お酒を飲んでるシーンが美味しそう。かつセンセイの手酌が美しい。

    全2巻

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    2010年05月15日