川上弘美のレビュー一覧

  • 椰子・椰子(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    風変りな生活を送る女性の一年を描いた作品。モグラや鳥と話したり、結婚しているけれど、片想いを貫いていたりと、川上さんの雰囲気があふれている作品でした。イラストとお話がとても合っていて素敵でした。

    0
    2015年04月13日
  • 川上弘美書評集 大好きな本

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんの書評集。面白かった。普通の書評と違うのは、何といっても、川上さんが小説家という点。あらすじの説明に終始したり難しい言葉を並べることなく、本と正面から向き合い、その印象が川上さんらしい平易で感覚的な言葉で表現されている。文章を目で追うだけでなく、全身で小説を体験している、と思う。

    0
    2015年05月13日
  • センセイの鞄

    Posted by ブクログ

    ふわあっと始まって、ふわあっと終わった感じ。子供の頃読んでいたら、きっと全然面白くなかったんだろうなぁと思いながら読んだ。こういうお話に魅力を感じられるような歳になったんだなぁとしみじみした。

    0
    2015年01月10日
  • 光ってみえるもの、あれは

    Posted by ブクログ

    久しぶりに再読。基本的に青春小説というものが得意ではないが、著者の作品なので読んだ。爽やかああはあるものの、著者独特の、苦みというか、ピリッとした痛みのようなものが随所に散らばされていて、やはり川上さんはいいなぁと思った。主人公のモヤモヤした気持ちは、そのままモヤモヤしたものとして描かれていて、押し付けがましくない。会話の文章がリズミカルで心地いい。
    (2015.1)

    0
    2015年01月09日
  • あるようなないような

    Posted by ブクログ

    いつの話かな? と思えば95年の文章だった。
    どうりでパソコン通信とかが出てくるはずだ。
    あぁ、そんな時代もあったね
    と懐かしく思い出す。
    通信の世界は変化が激しいな。

    0
    2015年01月05日
  • 東京日記4 不良になりました。

    Posted by ブクログ

    たいしたことを書いてるわけではないのに、この作者が書くと、パステルカラーの絵になってしまうとこが、才能なんだろうなあ。

    0
    2014年12月10日
  • なんとなくな日々(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんのエッセイ。弘美さんのエッセイて、昔は少し苦手だったんだけど、
    これはとってもいいですね。いいなーすきだなー。

    小学生の息子さんとの会話は、「神様」にでてくるえびおくんみたいで可愛らしかったし、中年男性とのデートは「センセイの鞄」の博物館デートみたいでした。

    ただ、毎日同じ服っていうのは、すこし引きました(笑)。

    0
    2015年03月18日
  • センセイの鞄

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前、高校生のころに読んで、すてきな雰囲気の小説だとは思ったものの、心情的にはさっぱり理解できなかったこの小説。主人公の月子さんの年に近づいてきて、雑誌に紹介されていて久しぶりに読んでみようと思い立ち、読んでみたけれど、月子さんの冷静で見つめているような、それでいて揺れているような心情に同調できて、以前とは違った気分で楽しめた。

    0
    2014年11月30日
  • ゆっくりさよならをとなえる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    決して激しいことも特異なこともない日常、そのちいさな事柄の積み重ねの日常を、すこし甘く、少し辛く味わってみせる力量は矢張り、現代の清少納言。江國香織のナルシシズムも吉本ばななのカマトトとも違う、この著者はそれほど自分を信じてはいない、確固とした自分というような考えを煎餅のようにパリッと割ってしまう歯ごたえが魅力なのだろう。

    0
    2014年11月17日
  • 東京日記4 不良になりました。

    Posted by ブクログ

    東京日記4。
    『WEB平凡』2010.5-2013.3。
    同じ日はないというのがよくわかる。
    1日1日を楽しまなければね♪

    0
    2014年11月16日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

    Posted by ブクログ

    『東京人』に掲載されていた日記? エッセイ? 2001.5-2004.4。
    4/5は本当のことだとか。
    短い一言でも残しておいて、後から読み返すのは面白いものだな。
    卵一個ぶんという贅沢も日常的で好き。

    0
    2014年11月10日
  • センセイの鞄

    Posted by ブクログ

    ツキコさん
    センセイ

    マンガ『娚の一生』を思わせる40代女性と70代男性の物語。やさしい言葉で二人の空気が伝わる。

    料理がおいしそうな作品。

    0
    2014年11月06日
  • 夜の公園

    Posted by ブクログ

    わからないわからない、と言いながらも
    本当のことは痛いほどわかってる。
    だからこそ素直な気持ちとは真逆なことを言ってしまう
    そんな行動にでてしまう。。。


    展開というよりか、その心理の動きが面白かった。
    個人的に、リリは、
    江國香織さんの"流しのしたの骨"にでてくる
    そよちゃんにも重なるイメージ。

    0
    2014年10月27日
  • センセイの鞄

    Posted by ブクログ

    良いな~センセイとツキコさんのこの関係。大人の恋ですね。愛ではなく、恋。四季折々の中で綴られていく二人の色濃く流れる月日。この二人の日常を通して、著者の豊かな感性に触れられる一冊。

    0
    2014年10月19日
  • 溺レる

    Posted by ブクログ

    行間に立ち込める空気をどこかで感じた事があると思ったら、太宰の斜陽だった。

    収録作品の多くが「虚ろな男女のどこか前向きではない逃避行」といった風情。カラダの結びつきも描かれるわけだが、淡々としたエロさが文章として美しい。
    そしていつもの川上節というのか、暖簾に腕を押すような男女のかけあいもしみじみとした味わい深さがあって心地いい。

    砂時計の砂がさらさらと落ちて時の経過を告げる、そんな読後感。印象に残ったのは「さやさや」「溺レる」「可哀相」「七面鳥が」「神虫」の4篇。

    0
    2018年02月06日
  • あるようなないような

    Posted by ブクログ

    「あるようなないような」生活や読書日記などが収められているエッセイ。「あるようなないような」っていう言葉が絶妙だなあ。暇でも「あるようなないような」だし忙しすぎても「生活」が「あるようなないような」って感じたりするし。パソコン通信からインターネットに移行し始めた時期のエッセイ。川上さんは結構パソコン好きというか通信好きなのね。
    にせの誕生日のエピソードがすごく好きだった。
    「蟹にもじゃこを食べさせてあげてくださいね」って言われたらきゅんとするだろうなー。

    0
    2014年10月13日
  • 東京日記4 不良になりました。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっぱりすぐに会いたくて、読んでしまった
    カワカミさんの日常、不思議、変な感じ

    「加齢臭と古本の匂いは、同じ成分であると聞いて、びっくりする」
    はい、わたしもびっくりしました
    「リモコンで首を振るテレビが欲しい」
    えっ?そこにこだわりますか・・・

    0
    2014年10月08日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カワカミさんに会いたくて
    ちょっと中毒症状?
    楽しくて、おかしくて、ニヤニヤしちゃう
    単行本、あと1冊
    そして、今も続いている
    うれしい

    0
    2014年10月01日
  • 東京日記2 ほかに踊りを知らない。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4まで出版されている東京日記
    1を読んだあと、少し経って
    またカワカミさんに会いたくなった
    やっぱり、ぷぷっと笑ったり
    ちょっと眉間に皺をよせたり
    カワカミさんにすっかり寄り添って
    あっという間に3年分の日記を読んでしまいました

    0
    2014年09月23日
  • 溺レる

    Posted by ブクログ

    暗くてさびしい。でも後味悪くないのが不思議。
    どうしようもない人たちが登場する。男も女も。
    此処はいったい何処なのだろう?
    同じような場所に、同じような男女が生息しているような。
    百年とか、五百年後とか、お伽話みたいでおもしろい。

    「亀が鳴く」が印象的だった。

    0
    2016年10月09日