七夜物語(下)
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七夜物語(下)

589円 (税込)

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小学4年生のさよは、母親と二人暮らし。ある日、図書館で出合った『七夜物語』というふしぎな本にみちびかれ、同級生の仄田くんと夜の世界へ迷いこんでゆく。七つの夜をくぐりぬける二人の冒険の行く先は?

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  • 七夜物語(上)
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    小学4年生のさよは、母親と二人暮らし。ある日、図書館で出合った『七夜物語』というふしぎな本にみちびかれ、同級生の仄田くんと夜の世界へ迷いこんでゆく。七つの夜をくぐりぬける二人の冒険の行く先は?
  • 七夜物語(中)
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  • 七夜物語(下)
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    小学4年生のさよは、母親と二人暮らし。ある日、図書館で出合った『七夜物語』というふしぎな本にみちびかれ、同級生の仄田くんと夜の世界へ迷いこんでゆく。七つの夜をくぐりぬける二人の冒険の行く先は?

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七夜物語(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年10月14日

    久しぶりに児童書を読みました 
    2人の子どもが物語に入り込んでいく話。川上弘美さんのドキッとする文章であっという間の冒険を私もしたような楽しいひとときでした
    懐かしく それでいて大切なことを考えさせられる良作でした。 挿画の酒井駒子さんの儚げな絵も素敵でした

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    Posted by ブクログ 2020年10月22日

    2020.10.17~10.21
    児童作品ではない。表現はとても簡単で、会話に関しては完全に子供言葉ではあるが、内容は大人向けだと感じた。考えさせられることが多い。これまで私たちが歩んだ道、その結果による未来。
    私はすべての人を受け入れるわけではない、すべての人が私を受け入れてくれるわけでもない。そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月16日

    とても良い世界でした。面白かったです。
    優しい語り口と、童話のようなストーリーの中に、立ち止まって考えてしまうような言葉がすっと入ってきます。
    完璧に見えるものはほんとうは完璧じゃない。
    夜の世界から帰ってきたさよと仄田くんは成長したのだと思います。ふたりのその後はもう重ならないのかな。
    少し寂しさ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月08日

    川上弘美版「はてしない物語」とでもいうべき、オーソドックスなファンタジーでした。オーソドックスではあるけれど、行間に潜む妙な艶っぽさはやっぱり川上弘美らしくて、「ファンタジー」よりも「幻想」や「異世界」という言葉の方が似つかわしいようだ。川上弘美が冒険ファンタジーを書くとこうなる、という感じだろうか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月18日

    六つ目の夜と七つ目の、夜の世界を見て聞いて過ごした二人の七夜が終わる。忘れてしまっても記憶の底には刻まれた七夜をぼんやりと思い出すこともある気がする。私にも忘れてしまった七夜があるかもしれない。 「みんな違ってみんないい」という金子みすゝ゛さんの詩を思い出しました。

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    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    不思議な小説だった。
    児童文学なのだろうか、魔法のような現実ではない空想の世界が、現実とも空想とも言い切れない形で描かれている。当たり前のように不可思議なことがおこりつつ、リアリティが維持されていて、ファンタジーの世界と切り離しきれない感じが不思議だった。

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    Posted by ブクログ 2017年07月29日

    すてきな物語。

    あまりにも美しい子どもたちの、もう一つの姿。
    光と影との戦い。
    それが意味するものは、深い。
    でも、もし自分に10歳の子どもがいたら、ぜひ一緒に読みたい物語だ。

    人間とその世の中の曖昧さ、混沌とした部分をも、前向きに受け入れていこう、というメッセージを感じた。

    新聞に連載されて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月13日

    児童文学、に位置付けられるのだと思うけれど、十分に楽しめた。
    一番良かったのは解説で、上中下三冊を読んでいるうちにふわりふわりと感じていたことと、これまでの読書体験の中で、あるいは自分の物語の読み方として、一部言葉にしていたこととが、より高い位置から見渡した視点で紡がれていた。10ページにも満たない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月13日

    朝日新聞に連載されていた作品の文庫版。酒井駒子の挿絵が印象的。
    童話のような語り口で話が進む。内容も、少年と少女の冒険ファンタジーといったところで、これまでの著者の作風とは少し異なる。常に、大事なことを優しい言葉で伝えてくれる作家だが、それが遺憾なく発揮されている。
    (2015.7)

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    Posted by ブクログ 2015年05月13日

    久しぶりに「本を読んだ」という気分にさせられた。毎日本は読んでるし読んできた本は面白かったのだけど、毎日読んでるとどうしても本への感動は薄れがちになってしまう。
    子供の頃のような、全身をかけて入り込むように本を読む体験はなかなかできない。
    それがこの「七夜物語」では体験出来たのだ。現実と夜の世界を行...続きを読む

    0

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