川上弘美のレビュー一覧

  • 東京日記4 不良になりました。

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    川上さんを読む、という行為そのものが
    ごちそうだなあとしみじみ。

    不良になったり、他にもあったり。
    笑いつつハッとします。

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    2014年07月23日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    ときどき、作家の作品より、作家自身に興味を持ってしまうことがあります。作家は作品がすべて!というひともいて、まさにそうだと思うのですが、ここでは川上さんはご本人が不思議なキャラクターになっているので、目が離せません。
    東京日記シリーズ。「卵一こぶんの幸福」「ほかに踊りを知らない」「ナマズの幸運」に続く4冊目。タイトルだけでもそそられます。

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    2015年01月31日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    川上弘美は「センセイの鞄」と「蛇を踏む」しか
    読んだ事が無かった。
    あまりピンと来なかったのでそれ以降手を伸ばすことは
    なかったのだけど、川上さんが私の大好きな武田百合子を
    大好きだという事、好きな漫画がかぶっているという事で
    エッセイに挑戦してみた。
    本当8嘘2くらいの割合いで書かれた日記が
    その逆の配合よりうんと面白かった。
    これ以上やっちゃうと笑えないギリギリがいい。

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    2014年06月20日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    ネタバレ

    この人のエッセイはやっぱりイイ。

    なんだか虚実ないまぜなデビュー時の嘘日記「椰子、椰子」的な雰囲気が色濃く残ってる。

    あと、魅力の一つとしてはどこかですれ違っていたかもしれないというような同時代ご近所的な時空の共有感。「吉祥寺駅前のUFJ銀行」だったり阿佐ヶ谷だったり東京駅近くでのランチだったり。これは地方のひとや外国の方が読むのと地元民が読むのとでは大分読書体験としてのイメージがちがうんだろな。どっちがいいとかそういう良し悪しは別にして。

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    2014年06月07日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    日常のとらえ方が好き。すき。すてき。
    作り話すぎなくて、うそ、ほんと、ほんとに?みたいになる。
    イグアナや鷹が、この世界ではとびきりシュールで愛嬌があって、川上さんの目線で映る世界が、わたしにはたまらなくいとおしすぎる。
    前の東京日記でも思ってたけど、川上さんの書く川上さんの子どもの存在が独特で可愛くっていいな。

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    2014年06月01日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    さらさらっと読めてしまう。
    著者のゆるーい暮らしぶりが好き。
    よく泣く人だなぁと思う。時々踊ったり。

    外国に行くと怖くて目をつぶってばかりいた。という記述に笑う。
    でも段々慣れて、大胆になる川上さん。

    友だちが少ないって、声高に言えるところが素敵。
    そして同志。

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    2014年06月01日
  • あるようなないような

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    川上さんて、すっごく現代の作家さんかと思ってた。蛇にピアスとか、あの世代の。
    だから、これ読んで、違うんだって驚いた。
    作家になるまでとか、文章についての話とかが面白かったな。白骨温泉でふやけながら読む。

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    2014年05月09日
  • 東京日記 卵一個ぶんのお祝い。

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    ゆるキャラみたいな作品でした!
    書いてあることの4/5は本当のことですとあとがきにありますが、川上さんの日記です!

    日常の些細なことを文章にしてあるのですが、ほんわかしていて、こんな感じ好きです!

    目の付け所が自分似ている気がしました(笑)

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    2014年04月23日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    川上弘美のエッセイを読むのは初めて。ユーモア溢れる文章に笑いが止まらなくなる。単なる自分語りではなく、人に読ませるところがすごくいい。日常の一部をこんな風に書ける文才が私も欲しい。

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    2014年03月26日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    解説のとおり,夢の中なら納得してしまうような世界。
    読み終わった日に,この本に出てきそうな
    いい感じに変わった夢を見た。で,覚えていた。嬉しい。

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    2014年03月25日
  • 龍宮

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    なんだか気色悪い、気味が悪い。しかし、続きが気になって、ぺらりぺらりとページをめくってしまう。
    ヒトも、もとをただせば海から来たんだよなぁ。

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    2014年03月21日
  • 東京日記4 不良になりました。

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    東京日記4作目。
    最初の『十七回め』からくすくす笑ってしまう。
    震災以前以後って世間で言われるけれどこの連載もそれを挟んでいて、でもあからさまな変化がなくてよかった。

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    2014年03月10日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    面白い、この本も声を出して笑ってしまう箇所が多く、読む場所を選ばないと周囲から怪訝な視線を浴びる。心に残った日々の出来事と心象が短文で表現され、書かれている内容と、文章の間が笑いを誘う。

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    2014年02月24日
  • 夜の公園

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    さらっとしたお話。

    どろどろした感情を抱えてるひともいるんだけど、それぞれが客観的でまるで自分の感情なのかそうでないのか、自分なのか他の誰かなのか分からなくなっている。

    でもふと自分のどうしようもない感情であることに気づく。

    冷たいけど冷たくない。

    感情が研ぎ澄まされすぎて逆に鈍感になってしまう。


    あのひとを好きじゃなくなった瞬間ってどんなだったのかもう思い出せないな。

    好きになった瞬間も然り。

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    2014年01月30日
  • 東京日記3 ナマズの幸運。

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    ネタバレ

    本当率95%って本当?
    私もこんな生活してみたい。楽しそう。目の付け所がとてもいい。
    可愛いおばちゃんて感じで、すごい好きです。

    == 内容紹介 ==
    東京日記第3弾。おおむね楽しい、ちょっぴりさみしい。カラダ半分、ずれている――。カワカミ・ワールドが詰まった、日記シリーズ最新作。2008~2010年までの3年分を収録。「WEB平凡」の人気連載を単行本化。

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    2014年01月27日
  • 川上弘美書評集 大好きな本

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    川上弘美の書くものがたいそう好きなので(よろしい)、そんな弘美さんのたいそう好きな本を、読み漁りたいと思ったのです。弘美さん。ああ、この人は、どう言葉を捉えて、日々を、歩いたり料理の味見をしたり、感動したり、しているんだろう。例えが、本当に豊かなのは、小説家だからなのかしら。岸本佐知子と川上弘美を繰り返し読んでいるので、もうふたりともがむくむく世界を作っていて訳がわからなくなっている。読むという快感、生の喜び。本を読むことに、どれほど喜んでいるのかがわかる。しみじみとした、丁寧な、豊かな、厳しい、文章の中に溢れんばかりの無邪気な感動に触れたからか、読みたい本の頁の角を折り曲げていたら、ほとんど

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    2013年12月20日
  • パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)

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    川上さんの本を開くといつも、同じ活字なのに、活字を見ただけで、あっ川上さんだって思ってしまう。
    「ざらざら」の続編。
    不器用でどうしようもない、女という厄介な生き物について書かれている。
    厄介だけど、恋するって幸せなんだよね。

    修三ちゃんとアン子と中林さんの登場する長編が読みたくなってしまった。
    あと、コロボックルの山口さんも。

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    2013年11月10日
  • おめでとう(新潮文庫)

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    出会いとか、別れとかって、
    自分では気がついていないくらい
    頻繁に起きてる。

    大切に、しなければ。

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    2013年10月26日
  • 光ってみえるもの、あれは

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    あたしは共感能力が低いので、情景を読む(という言い方が正しいのかどうかはわからないけど)ということが苦手です。

    小学校の時の国語の時間、「情景っていうのはたんなる風景の描写ではなく、 登場人物の気持ちがあらわれたものだ」と習ったけれど、あたしには、言語化されていない気持ちというものがどうもよくわからないのです(言語化されていても、当然、すべてがわかるわけではないけれど)。

    そして、これは情景とは違うのかもしれないけれども、事実の描写からその裏側を読む、というのも苦手です。
    例えば、「それから平山水絵は、泣くかわりに、笑いはじめた」(p.353)という描写。
    そんな文章で終わられてしまうと、

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    2013年10月16日
  • パスタマシーンの幽霊(新潮文庫)

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    雑誌「クウネル」に連載していた短編をまとめた一冊。
    その短さゆえか、さらりとした文章ゆえか、相当に奇妙な状況が“ちょっと奇妙”くらいに感じて、後から、長編になりそうなくらい濃い設定だなあと気づいたり。
    でもかえって、この短さが印象的かもしれない。
    小説を読んでいない時に、ふと「こんな話のこんな状況があったなあ」と思い出し、これって何の話だっけ?…あ、パスタマシーンの幽霊の一遍だ。
    と思い出す、ということが何度もありました。
    じわじわ心に残っていることに気づかされる短編集。

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    2013年09月30日