小池真理子のレビュー一覧
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匿名
購入済みどの話しも、「えっここで終わっちゃうの??」と
言った感じで、中途半端に終わってるような感じでした。話しとしては面白いと言えば面白いけど、
中途半端な終わりに感じるので読んだ後もあまり
内容覚えてないです。
話しの中では「緋色の窓」が良かったですが、
これも「なぜ?」と思う物を特に回収しないで
終わるので、それも全部異形のモノの仕業って
ことなんでしょうか? -
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ネタバレ学生運動や粛清などは出会うこともなく、当時の空気感なども全く想像できない世代です。程度の差はあれ若者全てが学生運動になんらか関係を持つ時代らしい、くらいの認識しかありませんが、松本沙織は受動的とはいえ相当奥深くまで入り込んだ数少ない若者だったのかと思っています。
学生運動よりはやっぱり恋愛小説だと思いたい。沙織の学生運動への関わり方も恋愛が主軸だし、秋津吾郎との関係も結局は恋愛だし、独特な恋愛の形を描くための土台として学生運動を極めて丁寧に忠実に描くことで、時代の異様さが異様な恋愛の形にリアリティを添えるよう意図されているのではないか。なにより、美しく惹かれる表題が恋愛小説だと位置付けている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】 囚われて/同窓の女/路地裏の家/姥捨ての街/天使の棲む家/花火/鍵老人/危険な食卓
異常に嫉妬深い夫の束縛を受ける妻、美貌で実業家としても成功したが恋人と不穏な秘密を共有している女性、可愛がってくれた近所の女性の秘密を知る少女、殺人を犯し自首する決心がつかないまま街をうろつく男、ケガをして入院している間に思い入れのある古い家電を断りもなく一新した嫁に不満を抱きつつ口に出さない姑、崇拝していた従姉のつまらない浮気を知った女子大生、家族から疎外された孤独な老人、健康至上主義の妻と離婚することになった節制嫌いの夫。
読後感はよくない。何がいやといって、ありそうなことやいそうな人が -
Posted by ブクログ
長い間、川久保家での出来事に心を囚われているけれど、何処までいっても雅代は傍観者以上にはなれないのが虚しいです。一時は確かに桃子の共犯者ではあったけれど、川久保家を離れた事で桃子は独りで戦わなくてはならなくなったから…負けてしまったのかもしれないし。
悟郎も千夏も、桃子を単純に考えてたのかもしれません。子どもだから愛情を持って接していればそのうち、みたいに。でも、桃子に向けてると思ってる愛情も独りよがりで、桃子がララべったりになるのもわかります。。
起こるべくして起こった悲劇。桃子が背負うには重すぎたけど。。心理描写が丁寧でどきどきしました。 -
Posted by ブクログ
表紙のポップさを想像して読むと、内容は案外ビターな短編集。
自分的に印象に残ったのが、「ダナエ」と「猫別れ」です。
「ダナエ」
最初はあまり良い印象のなかった、青い隈をたたえる女性店員。
彼女が倒れ込んだのを、視点人物である裕福なサラリーマンが支え、家に連れて帰る……という流れはややベタなものかもしれない。
なんだろう……侵し難い聖域を持つ女、と表現すれば良いのだろうか。
彼女の描かれ方が、なんだか私の中でしっくり?きたのだった。
「猫別れ」
これはもう。クライマックス!
認知症気味の祖母、引きこもり気味の娘、全ての調和に思いを馳せる母、そして猫。
さて、どうまとめる?と思うのだけど。
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Posted by ブクログ
ネタバレ以前読んだアンソロジーに小池真理子の作品が収録されていて、それが良かったので、小池真理子の小説を読みたいと思い。
午後の音楽というタイトルと、表紙の写真が良さげだなと思い購入。
由布子という女性と、由布子の妹の夫である龍士郎の2人のメールのやり取りで進んでいく。
最初は事務的なメールの雰囲気で進んでいくが、好きな音楽や映画、本の話をしていくうちに、仲良しな雰囲気に。
お互いの打ち明け話をし、食事にも行き、男女すれすれの関係に… 一線を超えるかドキドキしながら読んだけど、由布子の強い意志で一線は超えず。
2人のキャッキャウフフ状態を当事者以外が読んだら、馬鹿みたいと思われるのかなと思ったり…読