小池真理子のレビュー一覧
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ネタバレ会いたかった人
結婚式の客
寄生虫
木陰の墓
運の問題
甘いキスの果て
在りがちな、どこかで読んだことのあるような展開と結末。でも、娯楽としてはとても楽しめる話ばかり。
平易な描写表現、テンポのいい展開。おもしろくて、楽しめる話ばかりだった。
『会いたかった人』、『結婚式の客』、『甘いキスの果て』、どこかでその思い詰め過ぎるサイクルを止められれば、そのような結末は起こらなかったのに。人間は、一人で思い詰めて一人でそこから抜け出そうとして、どこか間違った方向に出てしまう傾向があるのかな、と思った。
何か教訓を得る、とか、知らない世界を垣間見る、とか、あまりそういうタイプではない、娯楽 -
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あらすじは。
軽井沢に住む未亡人が精神を病み、精神科に通うようになる。治療を受けていくなかでその精神科医と恋に落ちる…その精神科医がある日突然姿を消す。
この作家さんは軽井沢の四季の移り変わりを表現するのがとてもうまい。精神を病んでいるシーンは重く続けて読めるかな?っと思いましたが
二人が心を通じあわせて行くシーンになると、穏やかで暖かく読むペースもあがりました。
何故医師が失踪したのか。
真相はなんとなく無理がありそうな話ではある
けれど、題名のモンローが死んだ日という意味が
最後まで読むと分かる。
ミステリーとしては弱いけれど
50代の大人の恋は穏やかで優しい気持ちにさせる。 -
Posted by ブクログ
小池さんの描く世界は、静かで落ち着いていて、自分自身の日常と対照的なので、とても憧れてしまう。
舞台になる軽井沢あたりの自然や風景も素敵。還暦前の女性の恋もすんなり受け入れられる。
予備知識なしに読んだものだから、恋愛模様がずっと描かれるのかと思っていたら・・・
ニセ医者の可能性はわりとはじめの方に書かれていたので、それに関しては安心?して読んでいたが、主人公と一緒になって、正体を確かめるのはおもしろかったし、タイトルの意味も明らかになった。
ただ、小説だから、どんな筋立てにでもできるよな、と当たり前のことを改めて感じ、そんなことを改めて思わされたところに不満が残った。 -
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短編集。
『終の道づれ』を読んで、なんか読んだことある気が…昔の読書ノートをパラパラとめくってみたら、2003年9月に読んでいた。あは、最近こんなことが多いよ。
『妻と未亡人』友人が亡くなり、その若い未亡人が困っていたら手を貸したくなるものなのだろうか? それが男というもの? いやー、未亡人の方がうわてだったよね。
『家鳴り』ちゃんと仕事としてお願いしているのに、これはいただけない。人との付き合いもあるかもしれないが、こんな具合だとよそへ頼みます。
『終の道づれ』おせっかいな従姉妹も考えもの。やはり、いやなことはいやと言えないと。
『寺田家の花嫁』えー、田舎暮らしにあこがれてお見合いで相手を見 -
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惹かれあった相手が実は兄妹(あるいは姉弟)だった後で発覚するという話やドラマはこれまでにも見たり読んだりしたことがあったけど、最初から姉弟だと知りながら惹かれあうというパターンはあまり読んだことがないので新鮮だった。
24年振りに記憶にも残っていない弟が目の前に現れて、その弟が亡き父親にそっくりの美男なら惹かれるのも判らなくない。
惹かれてはいけないと思いながらも相手に目がいってしまう、その弟くんを表現している文章がとても色っぽい。
そして、相変わらず風景の描写がうっとりするくらい素敵だ。
ヒロインの澪は自堕落な生活しているので、壁を越えインモラルな方向へと辿りつくのかと思いながら読んでいたの -
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静かに引き込まれていった。なんというかこういう性的描写もあるのか。と思うような精神のエロスでした。
インポになってしまったイケメンと繰り広げるなんとも複雑な恋愛小説なんだけど、特にどうってことないっちゃ、ない。ものすごい事件もないのに気がつくと周りの音が聞こえなくなるほどに本に取り込まれるような感覚。
なんか、なんかわからないけど、不幸でも幸せでも懐かしくもないのに、なぜか目が離せない展開を繰り広げる主人公たち。
なんだろう。なんだか性的な精神的な不思議な国のアリス感漂う、夢の中のの出来事のようなそんな一冊です。
この人の小説。なんか気になる。