小池真理子のレビュー一覧

  • 沈黙のひと

    購入済み

    写実的小説でした

    やはり作者を主人公にした実話に基づくものでしたね。
    実に淡々と美化もせず写実的にさらけ出した作品に感動しました。
    最後に作者のこれまでの人生を振り返るところ、同じ年代の当方自身の人生も省みる機会を与えられました。

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    2016年05月29日
  • ふたりの季節

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    30数年ぶりに再会した男女の話。小池さんらしい端整な文章で綺麗にまとまっていますが、2時間程度でさらりと読めてしまうので、短編で十分ではないかという印象。

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    2016年05月08日
  • モンローが死んだ日

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    終盤おもしろくなるのを知ってたのもあると思うけどそこに至るまでの長さは気にならなかったし,終盤も期待どおりおもしろかった。量刑が緩い気がしたけど,背景事情がきちんと理解されたらこのくらいになるのかな,と考えさせられ面白かった。
    小池真理子は読むことはないだろう部類の人だったけど,他の本も読んでみようかなと思う。

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    2016年02月29日
  • 瑠璃の海

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    結局のところ、ラストをいかに正当化というか美化というか、読者に納得させるための話しかな・・・
    ラストから読んだ後に「ふーん・・・?」となってしまったので、イマイチ。

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    2016年02月13日
  • 会いたかった人

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    ネタバレ

    会いたかった人
    結婚式の客
    寄生虫
    木陰の墓
    運の問題
    甘いキスの果て


     在りがちな、どこかで読んだことのあるような展開と結末。でも、娯楽としてはとても楽しめる話ばかり。
     平易な描写表現、テンポのいい展開。おもしろくて、楽しめる話ばかりだった。
     『会いたかった人』、『結婚式の客』、『甘いキスの果て』、どこかでその思い詰め過ぎるサイクルを止められれば、そのような結末は起こらなかったのに。人間は、一人で思い詰めて一人でそこから抜け出そうとして、どこか間違った方向に出てしまう傾向があるのかな、と思った。
     何か教訓を得る、とか、知らない世界を垣間見る、とか、あまりそういうタイプではない、娯楽

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    2016年02月07日
  • モンローが死んだ日

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    あらすじは。
    軽井沢に住む未亡人が精神を病み、精神科に通うようになる。治療を受けていくなかでその精神科医と恋に落ちる…その精神科医がある日突然姿を消す。

    この作家さんは軽井沢の四季の移り変わりを表現するのがとてもうまい。精神を病んでいるシーンは重く続けて読めるかな?っと思いましたが

    二人が心を通じあわせて行くシーンになると、穏やかで暖かく読むペースもあがりました。

    何故医師が失踪したのか。
    真相はなんとなく無理がありそうな話ではある
    けれど、題名のモンローが死んだ日という意味が
    最後まで読むと分かる。


    ミステリーとしては弱いけれど
    50代の大人の恋は穏やかで優しい気持ちにさせる。

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    2015年12月05日
  • 死に向かうアダージョ 新装版

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    ネタバレ

    読んでて辛ーい。なんで不倫の結果、死ななきゃいけないの?二人で生きていくから幸せなはずなのに。
    すごい展開だった。。

    首を絞められるとあんなに体がボロボロになるんだな。。こわいこわい。

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    2015年11月17日
  • 雪ひらく

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    不倫ネタばかりの短編集。表題作が一番良かった。一人でテレビを見てる大晦日の描写が秀逸。著者は短編作りと情景描写が本当に上手いと感じる一冊。

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    2015年10月22日
  • Kiss

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    どの話も短編として無難に纏まっているけど、印象に残る話は少ないかな。
    驚くようなオチが用意されているわけでもなく、淡々と終わってしまう。
    キスをモチーフにした短編集の割にはハッピーな恋愛は少なく、甘い恋愛を想像して読みたいのであれば不向きです。

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    2015年10月22日
  • モンローが死んだ日

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    小池さんの描く世界は、静かで落ち着いていて、自分自身の日常と対照的なので、とても憧れてしまう。
    舞台になる軽井沢あたりの自然や風景も素敵。還暦前の女性の恋もすんなり受け入れられる。
    予備知識なしに読んだものだから、恋愛模様がずっと描かれるのかと思っていたら・・・
    ニセ医者の可能性はわりとはじめの方に書かれていたので、それに関しては安心?して読んでいたが、主人公と一緒になって、正体を確かめるのはおもしろかったし、タイトルの意味も明らかになった。
    ただ、小説だから、どんな筋立てにでもできるよな、と当たり前のことを改めて感じ、そんなことを改めて思わされたところに不満が残った。

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    2015年10月18日
  • ひぐらし荘の女主人 短篇セレクション 官能篇

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    意外な展開を伴う。美と犯罪が巧妙に描かれている。表題作『ひぐらし荘の女主人』が特に良かった。女主人とは大げさな表現と思ったが、読後はなるほどと思った。

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    2015年10月12日
  • モンローが死んだ日

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    夫に先立たれ一人暮らす鏡子と、離婚してこれまた一人の精神科医の高橋。
    軽井沢の隣町で静かに二人の時間は過ぎていくかにみえたが、突然高橋が失踪し、空気感が急に変化したのには戸惑った。
    精神的なものは苦し過ぎる。

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    2015年10月05日
  • 怪しい隣人

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    短編集。
    『終の道づれ』を読んで、なんか読んだことある気が…昔の読書ノートをパラパラとめくってみたら、2003年9月に読んでいた。あは、最近こんなことが多いよ。
    『妻と未亡人』友人が亡くなり、その若い未亡人が困っていたら手を貸したくなるものなのだろうか? それが男というもの? いやー、未亡人の方がうわてだったよね。
    『家鳴り』ちゃんと仕事としてお願いしているのに、これはいただけない。人との付き合いもあるかもしれないが、こんな具合だとよそへ頼みます。
    『終の道づれ』おせっかいな従姉妹も考えもの。やはり、いやなことはいやと言えないと。
    『寺田家の花嫁』えー、田舎暮らしにあこがれてお見合いで相手を見

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    2015年10月05日
  • 沈黙のひと

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    父息子ものの「とんび(重松清)」に引き続き、父娘もの。なんとなく、続く。


    そのうえ、私には、母にとってのアメジストの指輪に代わるものがない。そんなものをほしいとは思わずにすむ人生を選んだはずだった。



    私には彼らのような生き方はできないと思っていた
    私はどこでどうやって生きていくつもりだったんだろう

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    2015年09月23日
  • 水の翼

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    うーん。
    共感は全くできなかった。

    美を愛し、才能を愛するっていう男女関係もあるのかなっと。

    1970年代にまだ生まれていなかったのもあって、学生運動などについてピントこない点もあた。

    ただ、結末はびっくりしました。
    驚きました。。。

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    2015年09月22日
  • 美神

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    9、17、22、26、30、35歳の時の阿佐子を、その時に出会った男性が語るというスタイルの連作短編集。
    同じ作者さんの「蜜月」の男女逆バージョンといった感じでしょうか。
    また、血が繋がっていない弟、正実との関係は「レモン・インセスト」に似ている印象でした。
    両方をミックスしたかのようなこの作品ですが、男性たちが語る阿佐子から並はずれて美しく、そこにいるだけで官能的だということしか伝わってこなくて、最後まで阿佐子のことがよく理解できず全く魅力を感じることができなかった。

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    2015年08月20日
  • 愛するということ

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    ネタバレ

    ひとりの男(野呂)をいつまでも忘れられず、その男との付き合いを忘れないために新しい男と寝る女性の話。
    最終的には野呂を忘れられるところまでいくのだが、一本まるまる野呂のことを忘れられないって話になっているのがある意味すごいと思った。

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    2015年07月14日
  • 瑠璃の海

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    作家さんとしては書いてみたいテーマなのだろうな、とは思います。
    端正な文章で、するすると読めて面白いですが、やはり最終的に何故そういう行動に出たのかというところが、女性側からは伝わってこなかった。
    確かに、精神的には不安定だったといっていいでしょうが、幸せに満ちているのならどうして?と凡人は思う。
    とことん追い詰められての行動なら理解できるけど、幸せを感じながらなんて、綺麗ごとすぎて白けてしまった。

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    2015年07月01日
  • 無花果の森

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    全篇通して暗い。暗すぎる(;´Д`)
    気分が落ちてる時に読むもんじゃないです。
    殆ど恋愛小説っていうより、逃亡劇。
    あと主人公が尽くし過ぎて、こういう不幸な尽くすタイプの女って身近にいるなあて思った。
    八重子とサクラがいい味出してる、原田夏希チャン主演の映画の方を観たい!

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    2015年06月14日
  • 蜜月

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    天才画家、辻堂環が死亡したというニュースをきっかけに、環に関わった女性達が環との思い出を語るといったスタイル。
    小池版「ニシノユキヒコ~」みたいな感じでした(どちらが先に書かれたのかは知りませんが)。
    個人的に環みたいな人に魅力を感じないので、その強烈な個性に惹かれる女性達も「ふーん」という感想しか持てなかった。
    文章はいつもの小池さんらしく綺麗でしたが、ところどころ下品な表現があって、敢えて挑戦してみたのかなあと思いましたが、その点もあまり好きになれなかった。

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    2015年05月19日