無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
サンデー毎日連載時から圧倒的反響!!
愛した男は誰だったのか――
現代人の心の襞の奥底に踏み込む、濃密な心理サスペンスの誕生。
なぜ生きるのか? なぜ愛するのか?
人が他者を、自らを支えきれなくなった時代、「生と性」の意味を問い続けてきた著者が贈る、渾身の感動長編!
孤独の中を生きてきた男女が辿りついた場所とは――
幸村鏡子は、長野県軽井沢の外れにある花折町で小さな文学館の管理人兼案内人の仕事をしながら独りで暮らしている。
夫を亡くしてから心身のバランスを崩していた鏡子は、町内の精神科クリニックで高橋智之医師の診療を受けはじめる。やがて鏡子と高橋医師は恋に落ちるが、高橋医師は突然姿を消してしまい……。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
あー、よかった、、、。
余韻に浸ってます。
この世代の恋愛ものを書かせたら、大好きな作家さん。
イヤらしくなくて、上品で。
還暦を迎えようとしている年齢でも、こうやって、ときめくドキドキする気持ちが残っていることを知って安心する。
相手を知りたい、と思う気持ち。
嫉妬。
友人に言いたいけど、言いたいけど、自制する気持ち(「恋愛は『舞台』で観客が必要」に笑ってしまった)。
読みながら、これから起こるであろう「別れ」が、ひょっとして、ニセ医者なのではないか?と予測できたのは、渡辺淳一さんの「雲の階段」を思い出したからかな。
にしても、実刑が1年、というのはちょっとびっくり。そんなもんなんだー。
勿論、最後に二人が新しい出発ができることはとても嬉しい。ちょっと泣きそうになったくらいだ。
そして、「鏡子」の名前が最後に意味があるとは、、。
恐れ入りました。
Posted by ブクログ
だいすきな小池真理子さん。久々のミステリーということで、とても楽しみに読みました。
最初は、主人公鏡子さんの心情の変化や、精神科医の高橋さんとのやりとり、軽井沢の美しい自然に引き込まれ、中盤は、高橋さんとだんだん距離が縮まっていく様が何とも言えず心地よくて。後半からは、彼が本当は誰だったのか?という謎に引き込まれ、振り返ってみると、あっという間の一冊。
小池真理子さんの本は、例えガヤガヤしたところで読んでいても、すっと本の中の景色に溶け込めてしまって、境遇はちがうのに共感してしまうのが本当にふしぎ。
最後に、また寄り添う2人を見れて、胸が熱くなりました。
また何年か後に読み返したい一冊♡
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。