小池真理子のレビュー一覧

  • 瑠璃の海

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    高速バス事故で夫を失った女。娘を失った男。そんな悲劇的な縁で出会った二人の結びつきは深く、孤独で始まった恋は孤独なまま結びつく。
    心中、を究極の恋の道行きとするのは安易だと思う。でも、それをそう言いきるまでに持っていけるのは小池真理子だからではないかな、とも思う。

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    2009年10月04日
  • 夜は満ちる

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    サスペンスや恋愛小説も書く作家の為か、ホラーとはいえただ怖いだけの作品ではありませんでした。
    勿論、怖いです。ただ、じわじわとやってくる怖さあり、愛憎あり、現実と夢の交錯がありと、色々な面で楽しめる作品だったと思います。正直、その重なりで気持ち悪ささえありました(きっとそれがいちばんの狙いでは、とも思います)。

    この世の中で最も恐ろしいのは、霊でもお化けでも妖怪でもなく、人間なんだと改めて感じました。

    最近は恋愛小説の目立つ作者ではありますが、初期の頃のサスペンス等も好きな方にはオススメ(ホラーが苦手ではない、という前提つきですが)ではないかと思います。

    (2005年4月30日)

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    2014年05月31日
  • 蠍のいる森

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     三者三様に大都会で生きる男女のそれぞれの愛が進行するが、修平が資産家の老未亡人の財産を狙ったことから急展開し、恐怖の結末を迎えるラブ・サスペンス。

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    2009年10月04日
  • 蜜月

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    環が44歳で死んだことは、テレビで新聞で報道された。そして、みんなが知った。一瞬の深い恋を思い出したその物語は、何人に一人の割合でこんな男がいるのかと思った。千人?それとも1万人に一人?

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    2009年10月04日
  • 浪漫的恋愛

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    小池真理子の小説を読んでいると粘度の高い生暖かい水の中に沈み込んでいるような気がしてくる。回りの音が何も聞こえなくてほのかな幸福感に満ちた孤独な暗闇にいるような そんな気がしてくる。そして 息が出来なくなる。互いに家庭を持つ40代半ばの男と女の狂おしいほどの恋。同じように許されない恋に堕ちた結果自らの命を絶った母の物語と、作中小説の『月狂い』と3つの恋が絡み合い美しく静かな官能へと沈み込んでいく。許されない恋の行く末には何が待っているのか。死 か 別れ か月には狂気が隠れているのかもしれない文庫化にあたり改題されているのだけれど 私は元の『月狂い』の方がぴったりくると思う。浪漫的恋愛 には 苦

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    2011年08月01日
  • 瑠璃の海

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    小池真理子の文章は好きだ。分かりやすくて読みやすい。
    今回もさらさらっと読めたんだけれど、
    なぜそういう結末を迎えなければいけないのかがいまいちわからん。
    不倫なわけでもないし、誰に反対されているわけでもない、
    むしろ女の母親といい、男の元妻といい賛成してくれている感じ。
    普通に付き合って普通に暮らして行けば良いじゃん、と思ってしまった。

    私が「渾身の恋愛」とやらがまだわかってないコドモだということかしら。

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    2009年10月04日
  • 夜は満ちる

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    「姉さん待ってました」と思わず声をかけたくなってしまう 小池女史のホラーです。小池先生のホラーは「墓を見下ろす家」からはまっていたのですが、最近とんとご無沙汰でした(わたくしが知らなかっただけかも知れませんが)不倫モノホラーとでも呼ばせて頂きましょうか..官能抜きでさっぱりゾクッ系ホラーです。素直に面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 短篇セレクション サイコ・サスペンス篇2 贅肉

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    作者は老人が好きらしい。この小説を読んで少し老人に興味が湧いた。話としては「倒錯の庭」が闇だとしたら、こちらは日溜りの中にちらつく影のような狂気。誰でももっているもの。そんな感じだ。結末がどうとかいうよりは短編全体の流れを重視しているような作品。中でも「終の道連れ」「どうにかなる」は老人が主人公であり、心理描写などホラー以外の面で楽しめるので、娯楽としては二度美味しい気はする。
    ただ、怖さを求めるには不向き。

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    2009年10月04日
  • 狂王の庭

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    あぁ・・って思わず心が疼き出すような作品です。何とも言えない心境です。読んだ感じはどこか官能小説に似ています。

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    2009年10月04日
  • 一角獣

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    官能的な部分も無いのに胸がどきりと来るような仕上がりになっていて、私は雨の朝と言う作品が気に入りました。

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    2009年10月04日
  • 夜ごとの闇の奥底で

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    【2004.01.26.Mon】
    妹をかばおうとする祐介は山奥のペンションに迷い込む。そこには狂気に侵された男秀治とその娘亜美がいた。祐介の心の葛藤、秀治の怖ろしさがとてもテンポよく描かれている。悲惨な結末を迎え、最後は祐介の容疑が晴れていくであろう予感を残し、第3者的な視点で締めくくられている。少し物足りない気分もある。

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    2009年10月04日
  • 危険な食卓

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    【2004.01.28.Wed】
    短編集。家庭の中で起こる様々な騙し合いが、狂気という名のスパイスで華麗に描き出される。普段は幸せそうに見える家庭でも、その中には見えない愛憎がこもっており、それが爆発するとき…人は狂人にでもなりうる。

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    2009年10月04日
  • 冬の伽藍

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    タイトル通り、行き場の無い思いが一体どれほどの時間で報われていくのか、
    長く、苦しくて切ない、虚しい・・・と心にぽっかり穴が空きそうです。なかなか溶けない雪みたいです。雪あんまり知らないけど。

    でもストーリーの盛り上がり自体はえ?このあとどうなってしまうの!?と気になってたまらないので、割と長いですが一気読みできました。

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    2009年10月04日
  • レモン・インセスト

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    私は小池真里子先生が嫌いなわけではありませんが、どうしてもナナメに読んでしまう。

    軽井沢の匂いがプンプンするところとか、随所に出てくる容姿表現や料理の数々。憧れるんだけど逆に妬けるからだろうか。
    本作に関係ないですが。

    これは最後、こうなるしかないのか、と思いつつ、悲恋というのは、やはり悲しく、キレイに見えるものです。

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    2009年10月04日
  • 懐かしい骨

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    サスペンス長編。

    主人公は中年の兄妹。彼らの両親が亡くなり、実家を売りに出すことにした。実家の解体工事が始まると、物置の下から白骨死体が見つかった。これを期に兄妹に甦る幼い日の記憶。幸せだったはずの子供時代の記憶が瓦解し始める・・・!!

    ん〜・・・。物語は始終淡々としていた。つまり、ハラ×2ドキ×2みたいなのはなかった。ただ、じんわりとした恐怖みたいなのは十二分に味わえた。

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    2009年10月04日
  • う わ さ

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    まぁ×2。ひたすらまぁ×2としか言いようがない。

    小池さんお得意の心理サスペンス短編集。全4話。

    彼女のサスペンス作品も長編を中心にいくらか読んだけど、どれも心理描写がすばらしいし、話の設定も巧妙で、どれも、ほんの少しの偶然のいたずらで、いつでも日常に起こり得そうですごくゾッとする。リアリティーがあるんだよね。毎回ドキ×2しながら読んでた。

    でも、今回の『うわさ』は、ん〜って感じ。日常に潜む怖さという、現実味のあるものというよりは、フィクションとして楽しむものって感じ。私が好きであって、小池先生に期待した内容のものではなかったなぁ。

    その中であえてお気に入りをあげるとしたら、私好みの小

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    2009年10月04日
  • 恐怖配達人

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    サスペンス短編集。全6話。

    小池さんの心理サスペンスもの、大好きなんだよねぇ(´ー`) 日常に潜む恐怖っていうか。一つ歯車が狂えば誰にでも起こりうる怖さ。それを巧妙な筆致で描き出すのがうますぎる。

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    2009年10月04日
  • 瑠璃の海

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    ポルノグラフィティのアキヒトさんが以前紹介していたので読んでみました。
    大人の恋愛だなぁって思った。でも半分くらいベッドの中の話だった気がする。恋愛小説ってくくりでいいのか?

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    2009年10月04日
  • 薔薇いろのメランコリヤ

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    お金持ちの(有能できれいな)詩人の女の人・エマのところに、若い女の子が居候してる。
    エマに突き放されるシーンが好き

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    2009年10月04日
  • 柩の中の猫

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    これもまたばあの布団中でよんだ。途中昼寝したけどね〜!
    この登場人物、誰にもなりたくないけど、誰にも共感できる。ルルが一番かわいそうかもなぁ。最後までかかれてたのがよかったな。もっと知りたい!っていういじらしさがなくて。
    あ、こちらも桃子ちゃんだわ。

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    2009年10月04日