あらすじ
仙台の家に引っ越してから、姉の繊細な神経はますますその度合いを増していくようだった。見えないものを見、聞こえない音を聞く。それは死者の気配。(表題作「命日」より)生きているものたちの後ろにひっそりとある異界のものたちの存在。かれらは何を伝えようとしているのか。恐怖より哀しみ、不思議より美、幻想に満ちたあやしの交流を、流麗な筆致で描く恐怖短篇集。
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Posted by ブクログ
短編小説 5話
命日
家鳴り
流山寺
水無月の墓
ミミ
現世と異界その往復 巻末エッセイ3
解説 辻章
恐怖小説,推理小説,魔界小説。
恐いといえ恐い,結末が予想できなかったといえば,予想できなかった。
いい意味で期待を裏切る。