無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
「独楽の回転」「災厄の犬」「ひぐらし荘の女主人」「うわさ」の4編を収めるホラーミステリー集。短編集だが、それぞれの物語には独自の存在感があり、全ての話において引き込まれてしまう。
個人的には「ひぐらし荘の女主人」がストーリー性、ミステリアス性において一番引き込まれた。日常的に起こり得そうな場面を切り取った「独楽の回転」はストーリーの意外性には欠ける(読み進めていくと展開が読めてしまう)が、何といってもタイトルがいい。「あぁ、そういうことか~」と最後まで読むとタイトルの意味が分かってくる。
どの話も「世にも奇妙な物語」で取り上げられそうな内容であり、実写化したら面白いような気がする。
Posted by ブクログ
まぁ×2。ひたすらまぁ×2としか言いようがない。
小池さんお得意の心理サスペンス短編集。全4話。
彼女のサスペンス作品も長編を中心にいくらか読んだけど、どれも心理描写がすばらしいし、話の設定も巧妙で、どれも、ほんの少しの偶然のいたずらで、いつでも日常に起こり得そうですごくゾッとする。リアリティーがあるんだよね。毎回ドキ×2しながら読んでた。
でも、今回の『うわさ』は、ん〜って感じ。日常に潜む怖さという、現実味のあるものというよりは、フィクションとして楽しむものって感じ。私が好きであって、小池先生に期待した内容のものではなかったなぁ。
その中であえてお気に入りをあげるとしたら、私好みの小池節がちらっと垣間見えた『ひぐらし荘の女主人』が、読後、背筋がスーッと寒くなる感じでよかったかな(*´▽`*)
Posted by ブクログ
*「独楽の回転」静かで慎み深い生活を望む妻と、異様なまでに精力的で無神経で騒々しい夫。夫の中で昼夜の別なく回り続ける独楽を止められたら・・・
*「災厄の犬」捨て犬だったバブルが来てから厄災ばかりで孤立無援の男。意を決して犬を捨てに行くが・・
*「ひぐらし荘の女主人」美しい囲われものの彼女と屋敷を自分のものにするために、男が腹をくくったこととは・・・
*「うわさ」人殺しと噂される元ヘルパーの楽しみは、かつての雇主の合鍵でこっそり部屋を物色すること。思わぬ信望者を得た彼女が取った行動とは・・・
誰のなかにもありそうな心の歪み、日常生活にある静かな恐怖を描いた、ホラーミステリー。ざわざわした救いようのない読後感。それでももう一度手に取ってみたくなる。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。