小池真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「学生運動(と、その後の彼らと
彼女らの)小説」。そのカテゴライズで良いのだが、それだけでは無い。タイトルにもなっている「望みは何と訊かれたら」?この答えをとにかく分かっている様な分かっていないような明暗が入り混じる世界に放り込む小説だ。
学生運動の持つ青臭く初期衝動だけの感情も、その渦中で起きる事件も、その後の人並み以上の幸せも、学生時代をフラッシュバックさせる再開も、全てこの問いに主人公を答えさせるための舞台装置。
ラストの「答えははっきりしている。たが、言葉にできない」を読者に納得させるために全て必要なディテール。
「完全なる飼育」の世界と「自己批判」と言う名の思考停止状態には共通 -
Posted by ブクログ
【既読】
愛し、信じていた男に別れを告げられ失望する女の話
ですね、今読んでいる段階では。
あらすじには愛の始まりから失恋、絶望、再生までと書いてあるので楽しみに読んでいきたいと思います。
その相手に本当に惚れちゃったらもうその人のことしか考えられなくなるよね。マヤのように。
それにしても野呂も器用だな。
【読み終えて】
てっきり野呂よりいい男が登場して、ハッピィエンドにって・・・なりませんよね。それじゃあ今までの野呂に対する想いは何だったのよ?結局そんなもの?
ってなる自分もいるし、マヤには野呂のことなんて忘れて幸せになってと思う自分もいる。
もう野呂のことはいいじゃん!柿村さんとか