千早茜のレビュー一覧

  • ガーデン

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    植物と女性を重ね、男性視点で捉えているのが文学的且つ新鮮に感じた。
    湿度や温度が鮮明に伝わってくる。

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    2026年04月26日
  • 正しい女たち

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    小寺さんがおすすめしてたので、読んでみた。さくっと読み終わったがそんなにはまらず。幸福な離婚は唯一心に残った。夫を大事にしようと思えた。

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    2026年04月23日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    石見銀山を舞台にした女性視点の物語。

    男性を支える女性、という単純な話ではなく、真の強い主人公の女性としての葛藤や、幼少期から大人になるまでの成長が緻密に書かれていて圧倒されました。

    多くの犠牲を伴って隆盛と衰退を経た石見銀山。行ったことがないので、いつか必ず行ってみたい。

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    2026年04月22日
  • 男ともだち

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    カンナにいらいら
    ただのエゴや性欲、承認欲求を美化するな!自分のことを特別な人間と思い過ぎ

    と、感じた

    自分がカンナやったらふつーにハセオのこと好きなるし告るけどな
    フラれてもいいし、どうせフラれても自分がハセオの特別であることは変わりないし
    やのになんかうじうじと行動せず理由をつけて自分はハセオに恋愛感情ない!と思い込もうとしてるように感じたな、、、
    (どう考えてもあんなん惚れるやろ 痩せ我慢にも程がある)

    男女の友情はガチで成立すると思ってるが、それはお互いマジで好みじゃないときだけや。
    どっちかが可愛かったりイケメンやったら無理無理

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    2026年04月21日
  • グリフィスの傷

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    自傷行為、などと言うのもおこがましいのだけど、
    親指の爪の横のところ、剥いてしまうのがやめられない。もう半世紀近くやってると思う。
    この癖はきっともう治らない。
    一種のなだめ行動的な感じかなって思ってる。
    精神を安定させる為にちょうどいいんだろうな。

    上手く剥けたらそのまま引っ張って取っちゃう。
    長めに剥けるとミカンとか沁みる。
    結構分厚く剥けちゃったら、自力では無理なので、
    爪切り持ち出して強制終了。
    血が出ることもあるのにやめられない。
    傷を作る事で落ち着くって変な話だけど。

    重松清の小説に似たような癖のある少年が出てきて、
    自分だけじゃなかったってちょっと安心した。
    千早茜さんの、こ

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    2026年04月20日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    出てくるスイーツたちが美味しそうで、無性に食べたくなる。
    スイーツは嗜好品だけど、食べることで救われる心がある。
    おじいさんの言葉が心に刺さる。さすが人生の大先輩。

    あぁ!シュークリーム食べたい!

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    2026年04月20日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    (4よりの3.6くらい!)

    透明な夜の香りがだいすきで、クローゼットも読んでみた。(そっちの感想はまた今度…)
    わたしはファッションのことも、服の造形のことも何もわかってないけど、幼少期のあのトラウマだったり、人と接する上でのべたっとした感覚だったりが、同じ湿度で蘇ってくるところが怖くて、とっても良かった。
    人間の醜さもあたたかさも、まるっと包んで昇華してくれるような文章が上手な方だなとおもう。もう何作か読んでみたいな〜〜、すぐ読み終わっちゃうところが、寂しい!

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    2026年04月17日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜にまつわる静かな空気を纏った幻想的な短編が10話。装丁が美しい。夜空の小さな星の瞬きみたいな銀色の花ぎれにハッとした。こういう美しい工夫に触れながら読書するのが紙の本を持つよろこびだなぁ

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    2026年04月17日
  • マリエ

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    この作品も香りというワードがたくさん出てくる。そしてご飯が魅力的。
    マリエが由井くんに対して後ろめたさを感じながらも婚活を続けたのは、自分の中で年齢差と妊活が難しい事が重りになってていつ別れを切り出されるかが怖かったんじゃないかな。心が乱されるのを少しでも分散させてくれる相手かつ、代わりの人が欲しかったのもあるのかなって勝手に思考を巡らせた。
    由井くんが頼りなかった?って聞いてることから、由井くんは少なからずマリエとの未来を考えてくれてた気がする!お互い大事な事は言わないから、ちゃんと話し合って思いを伝えて欲しいなっていう願望(笑)
    最後のページでちゃんと話せたかな~続きが気になっちゃいますね

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    2026年04月14日
  • マリエ

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    ネタバレ

    由井くんがメロい!
    現実にいたら「深入りしたら危険」と思わされると思いますが、フィクションとしては由井くん、癖に刺さります。

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    2026年04月13日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜をテーマにした短編集。


    私は眠れない夜が嫌いだ。
    次から次へと嫌なことばかり考えてしまい、辛く苦しい。
    なので、私以外の人は、「眠れない夜」にはどんな風に夜を過ごすのだろう、と興味がわいた。

    一つ一つの物語はとても短いので、想像をたくさん膨らませて読んでいく。
    どの話もトーンは大体同じで、静謐な夜の時間への想像が膨らむ。

    「木守柿」が一番好き。
    子供の頃からの様々な思い出に晒されながら、生まれてくる赤ちゃんの幸せを祈る展開に、「夜の怖さ」よりも「祈り、幸せ」を感じて心が落ちつき、私も眠れない夜への恐怖が和らいだ。




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    2026年04月12日
  • マリエ

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    離婚は経験したことないけど話の内容がとても面白かった。自立している人ってかっこいいなと思う。由井くん好きです!!!

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    2026年04月11日
  • さんかく

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    好きなモノを好きなだけ食べようとしたら
    死ぬほど満腹になってしまう話。

    和食の良さは、凝った小鉢に尽きる。
    毎日の食事は塩おにぎりが良い。
    ただ誰かのために作るなら
    相手が好む味付けにする高村さん。

    付き合うなら料理が得意な相手がよい。
    毎日、家に帰ると美味いものが食える。
    つまりは賄いが好きなのだという伊東くん。

    没頭できる喜びは何にも代えがたい。
    家は巣穴が良い。
    なのに、それは普通ではないといわれる華さん。

    3人がそれぞれ、何かを満たせる相手がいながらも
    特別なパートナーも見つけないといけない気がしている

    スレ違いや曖昧なやり取りに
    モヤモヤしつつも
    登場する料理に何故かお腹が

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    2026年04月10日
  • 桜の首飾り

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    春に読みたくて、寝かせてました。

    桜をモチーフにした短編集。桜大好き!っていうんじゃなくて、桜なんて…みたいな雰囲気が漂う切ない話が多いかな。

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    2026年04月08日
  • こりずに わるい食べもの

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    いつもSNSに美味しそうな食卓を載せている千早氏。
    彩り豊かなメニューはもちろん、器やテーブルウェアのコーディネートも美しく、文字通り、垂涎の的。

    そんな千早氏だが、
    このエッセイ「わる食べ」シリーズでは食べることへの凄まじい想いが書かれていて可笑しみがある。

    わしわしと食べたり、
    食欲の牙の剥くまま食べまくったり、
    もりもり食べたり、
    むしゃむしゃ食べたり。

    映える見た目だけじゃなく、真剣に食に挑み、食と向き合う姿に好感。
    食への強烈なこだわりというか、もはや流儀と言えるかも。
    そして食べものの話なのに、時として人生観がチラリと見えて来るのもおもしろい。

    お気に入りは
    ・包んで包んで

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    2026年04月06日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    重たい。
    ウメは女でも手子だと胸を張ったものの、間歩に入れず銀堀にはなれなかった。菊は男でもウメの覚悟を見て、おなごの恰好で踊れるようになった。
    男たちは死んでいく。生きたいと願った夕鶴は首を吊った。ウメは生きたけれど、間歩へ還ることを望む。
    楽しそうにも思えない過去の景色が鮮烈なのはなぜだろう?
    何か拠り所があれば、逃れられない業の中でも生きていけるのか?

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    2026年04月01日
  • なみまの わるい食べもの

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    わるたべ4作目。
    食エッセイですが、千早茜さんの人となりを知るのに良いシリーズですね。あと、エックス(旧ツイッター)の投稿で見た文章や写真の背景がわかるのも面白かったです。直木賞を受賞した後の大変さとか、再婚相手の優しさ(おおらかで器が大きそう)とか、新しい家族(猫)が馴染んでいく様子とか。

    この本にも色々な食べものが出てきたけれど、私は千早さんの本を読んだ後はいつも「ちょっといい洋菓子」が食べたくなります。
    クッキー、いや、やっぱりケーキかな。近いうちに買いにいこう(笑)。

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    2026年03月25日
  • 正しい女たち

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    2026/3/24
    女を男女両視点から描いていた。
    場面転換がサラサラしてて、千早さんの作風なんだなって思った。解説を読むとぐっと解像度が増して楽しい。浜辺のやつと、幸福な離婚が好き。期待をしなくなると穏やかさを取り戻して、お互いが凪の間が一番幸福という、あるある皮肉がしょーもなくて好き。

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    2026年03月24日
  • マリエ

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    40歳を目前に、夫から「恋愛がしたい」と離婚を切り出されたマリエのお話。

    結婚にまつわる小説は多いが、離婚がテーマというのも珍しい。結婚は、確実に幸せなものであると万人が思う一方で、離婚は、必ずしもそうとは限らない。

    結婚相談所の実態?もとてもリアルに描かれていた。
    効率的で、時間的制約の多い現代人にピッタリなシステムだと思う。けれど、成約のために自分の殻をどんどん分厚くしているようで、息苦しさも感じる。

    離婚した人にしか見えない世界があるし、考え方や価値観も、結婚を経たことで変わることもあるだろう。
    恋愛の怖さや儚さを十分に知りながらも、また恋愛をしているマリエが愛おしくなった。

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    2026年03月23日
  • さんかく

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    大人の女性と年下の男の子が共同生活を通して、次のステップに進んでいく物語
    食べ物の描写を読むたびに、私も食べたいなぁと思う場面が幾つもあります
    登場人物の職業に、こんなことしてるんだ!という発見もあり楽しめました
    少しハラハラしながらそれぞれを見守りながら読み終えました

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    2026年03月23日