千早茜のレビュー一覧

  • 男ともだち

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    体の関係はないけど、男で仲の良い友達。
    自分は男女はそんないい感じで終わらないと思うが、そんな世界もあるのかなと思った。

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    2026年05月27日
  • 眠れない夜のために

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    千早茜さんの短編集。「眠れない夜は——」という書き出しで始まる10の物語。

    一話一話はとても短くて、西淑さんの挿絵が添えられている。小説というより、大人の絵本に近い。

    不思議な空気が漂っていて、しーんとした真っ暗な空間に独りでいるような感覚になる。あ、こういう夜あるな。そう思う話が、必ずひとつある。

    ほっとしたり、切なくなったり、懐かしくなったり。夜という時間が、こんなにも人それぞれなんだと思う。

    焦らなくていいと、思わせてくれる。眠れない夜に、開きたい本。

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    2026年05月24日
  • ガーデン

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    植物の息づかいを、読者がリアルに感じとることができる文章表現は、さすが千早茜さんというところ。
    登場人物のセリフや思考も、いちいち読者を立ち止まらせ、考えさせる。
    千早さんの頭のなかはどうなっているのだろう。

    人はそれぞれ自分自身の庭を持っていて、常に鍵が掛けられていたり、常にオープンだったり、隙間があったり、きまぐれに誰かを招き入れたり、訪問したりと、全ての庭の形態は異なっている。
    そして、外部の刺激により簡単に崩壊してしまう脆さもある。

    登場人物のなかでタナハシという、主人公・羽野の同期の女性が印象的だった。
    彼女には、本来自分らしい庭があったはず。死にかけていた苔玉がまた息吹を取り戻

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    2026年05月21日
  • 人形たちの白昼夢

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    青いリボンに導かれる短編集
    世界観は様々で、そのどれもがどこか幻想的で耽美
    「マンダリン」や「モンデンキント」か多少現実と地続きに感じるけれど、描かれる感情は舞台問わず生々しいのがさすがだった

    全体的に楽しめたけれど、なんとなく既視感がある題材のように感じたのも本当のところ イノセンス、もののけ姫、耳をすませば…
    とはいえ、そんな読み手の感性の陳腐さなんぞ描写力で蹴散らしてしまえる一冊でもあった

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    2026年05月19日
  • マリエ

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    離婚したアラフォー女性のその後の話。まりえさん、素敵な価値観を持ってて、悩みながらも人生楽しそう。元夫とか先輩はちょっとキモい。

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    2026年05月18日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    時代ものは初めてで、想像するのが難しい内容だった。
    厳しい時代に、男性たちを支え続けるウメがかっこいい。

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    2026年05月17日
  • 雷と走る

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    淡々と、現在と過去が流れていく物語。
    犬との強烈な絆、恋人との穏やかな関係。終始主人公の感情が紡がれていく。

    大きな出来事は起こらない日常譚は苦手だが、感情の対比から目が離せず、気付いたら読み終わっていた。

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    2026年05月15日
  • 正しい女たち

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    人って面白いなって思う話でした
    短編集でも繋がりがあり、
    それぞれがそれぞれの人生を生き、
    いろんな考えがあって思慮深く、
    読み終わったあとに私自身の物事の捉え方についてついつい考えを巡らせてしまいました

    なかでも"幸福な離婚"がとても好みで
    共感できる部分が多く、結婚をしても
    程よい距離感が大切なんだなと思いました
    面白かったです!

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    2026年05月13日
  • しつこく わるい食べもの

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    積読だったけれどまた借りる機会があったので、最初から読み直す。

    1作目に続き面白かったけれど、コロナ禍に突入した時期でもありやや暗めな話が多かった印象。今では緊急事態宣言が出されることも、外食が憚れることもなくなったけれど、また同じようなことが起こるかもしれない。コロナ禍で食に支えられたとあったけれど、思い返すと食べ物は明日はあれを食べたい、いつかあれを食べたいと私を生かしてくれる理由になってくれているものであると実感した。

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    2026年05月12日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    服をめぐる、綺麗な話だった。お城みたいなデパートとか、わたしだけのお姫さまみたいなドレスだとか。いつか夢見たお伽話への憧れが蘇ってくる。
    洋服の綻びを治すたびに、心がすこしずつ優しくなっていく。
    素敵だけど、「やっぱりな」って感じが強い。亀の男のところはこんなふうに薄くなってしまうぐらいなら、いらなかった。

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    2026年05月12日
  • ガーデン

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    以前、千早作品に出会った時に読み漁っていたが、今回、久しぶりに読みたくなり再読。
    まーったく覚えてなかったが、植物の生命力、というか、こちらが圧倒されるような「息づかい」の描写は頭のどこかに残っていた。
    わたしの体験だと、北大の植物園?かなぁ。

    主人公みたいなタイプ。モテるんだろうな、とちょっと思った。

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    2026年05月12日
  • 燻る骨の香り

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    若き日の天才調香師・小川朔が出会ったのは、特別な
    嗅覚を持った調合師・丹穂。京都の香老舗の一族が
    秘めた嘘とは…。香りのサロンを開く前、20代の朔を
    描いた前日譚。

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    2026年06月18日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    肺を病み、死んでゆく銀堀達と残される女達。
    凄く厳しい世界だった。
    龍の「足掻きましょう。無為に思えても。どこにも逃げられはしないんです」という言葉が、凄く心に残った。
    石見銀山に行ってみたくなりました。

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    2026年05月07日
  • マリエ

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    共感あんまりできないなと思いつつ、でも嫌いじゃない作品だった。由井くん、私も好きになってしまいそうだった。
    結婚って難しい、考えることが多すぎる。

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    2026年05月06日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    今まで読んできた恋愛小説のなかで一番嫌いで、一番自分に寄り添うものだった。
    男が男だったし、女が女だった。
    始終キレてたのは私はよくわかんなかった。

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    2026年05月06日
  • マリエ

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    結婚そして相手との距離、若い子との恋愛。なんだか私にはあまり理解できない物語でした。離婚して1人になったらもっと1人の時間を謳歌すれば良いのにとか。だから恋愛も自由だから結婚という縛りがなくなるからこれも謳歌なんですね。

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    2026年05月04日
  • なみまの わるい食べもの

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    直木賞を取った辺りの事情、姪御さんとのディズニーランド、ドーナツへの思いなど食べることを軸にいろいろ楽しいエッセイ。

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    2026年04月28日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    世界中でありとあらゆるものが命を削り採掘され我々は生きていけるがそれによる争いが絶えず永遠に平和は訪れない。

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    2026年04月28日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    服については詳しくないけれど、読み始めたらスラスラと読むことができた。

    服に纏わる話を取り入れながら登場人物の過去や関係性の変化も描かれるため、若干のご都合展開がありはしたけれど、人から与えられた傷もまた、人によって癒されるという希望を感じられて爽やかな読後を迎えられた。

    千早さんの作品に出てくる人物は皆どこか弱くて、善にも悪にもなりきれないところが良い。




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    2026年04月27日
  • ガーデン

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    植物と女性を重ね、男性視点で捉えているのが文学的且つ新鮮に感じた。
    湿度や温度が鮮明に伝わってくる。

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    2026年04月26日