千早茜のレビュー一覧

  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    福も大輔も好きじゃない。大輔が尾崎さんすぎる。クリープハイプの楽曲の空気感を小説にしたらこうなるんだろうなと思って読んでた。

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    2026年07月17日
  • 人形たちの白昼夢

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    初めての千早茜作品!表現がファンタジックすぎて(おしゃれすぎるというか)読みにくい部分が多々あったのだけど、最後の「モンデンキント」は割と現実寄りなお話で読みやすく、オチもめっちゃ好きなタイプのでした。

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    2026年07月16日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜を過ごす人の寂しさ、苦しみなどが綴られたり短編集。西淑さんの挿絵が綺麗だけど少し不気味だった。

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    2026年07月16日
  • ガーデン

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    ネタバレ

    共感できる部分もあったり、言葉選びが美しいなと思った。
    ただ言葉が綺麗すぎてちょっと浮世離れしているような表現に目が滑ってしまい、なかなか入り込めなかった部分もあった。

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    2026年07月14日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    パティシエールの亜樹は菓子職人祖父の店、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
    昔ながらのケーキを作り続ける、昔気質な職人の祖父。
    フランス留学後に有名菓子店で働いたこともある亜樹。
    亜樹の親友との思い出、亜樹の後輩の亜樹への密かな想い、祖父のシュークリームを大量に買う主婦の迷走、亜樹の後輩に振り向いて欲しい女子の闘い、亜樹の婚約者の弁護士の奮闘。
    様々なお菓子と共に語られる彼らの心中が、ベッタリと甘く、ときに苦く、甘い中に酸味が溢れるように語られる。
    あー、美味しいシュークリームが食べたい。
    呑むように。

    あたしにはあたしだけの世界があって、そのおかげで今こうして立っている。自分を卑下

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    2026年07月12日
  • 雷と走る

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    ネタバレ

    ★3.5
    小さい頃大型犬を飼っていたので、めちゃくちゃに共感できた。
    家族でありながら、獣と人の、絶対に超えられない壁があって、それを突破したいんだけど、突破すると不幸になることもわかってるんだよね。全部わかってて、飲み込むしかないんだよね。

    文章が綺麗。薄めの本だけど、完成度高い。私は好き。

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    2026年07月12日
  • マリエ

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    離婚して幸せになる。
    ポジティブしかない!
    立ち止まってる場合じゃない!
    ゼクシィの離婚版もあればいいのにね。

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    2026年07月09日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    服オタクとしては、洋服の歴史を深掘りするテーマそのものはとても面白かった。

    シャネルがコルセットから女性を解放し、女性の社会進出にも寄与したという話は知っていたが、それ以前の歴史については断片的な知識しかなかった。そのため、コルセットには「男性が女性を支配していた時代の象徴」という悪いイメージの方が強かった。
    一方で、そうした時代背景があったからこそ生まれた、美しい衣服や文化が数多くあるのだと知ることができた。現代の価値観だけでは測れない歴史の積み重ねを感じさせられる。

    その反面、物語としてはやや淡々としていて、千早さんの他の作品と比べると盛り上がりに欠ける印象もあった。主人公たちの過去へ

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    2026年07月03日
  • 正しい女たち

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    一話目「温室の友情」に登場する四人の女性から派生した短編が主で、どれもどことなく不気味な雰囲気が漂っていて良い。

    セクシュアルな小説が苦手なので、そういった点でちょっと入り込めなかったのだけど、千早茜さんの人間の不完全さを肯定するでも否定するでもない、一歩引いた淡々とした語り口が好き。

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    2026年07月03日
  • 眠れない夜のために

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    様々な生き物が、それぞれ違う場所で眠れない夜を過ごすショートストーリー。千早さんの文章は、色や匂いがものすごく鮮明に伝わる。今回の話は夜の静寂が伝わって、読んでいる方が少し眠たくなった。(つまらないとかそういう意味じゃなくて)
    今、生まれて間もない赤ちゃんと夜を一緒に過ごしているが、夜通し寝ることがない。泣き声で起こされて、泣いている赤ちゃんを抱いている夜は孤独を感じる。でも、この孤独もいつか愛おしくなる日がくるんだと信じて、毎日の夜を超える。これも私の眠れない夜の話。街の明かり、静寂の中、それぞれ眠らない人のストーリーがあるのかな、と思ったりした。

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    2026年07月01日
  • グリフィスの傷

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    大好きな千早茜さんの新刊、早速読みました。どれも色の違う「傷」をテーマにした短編集だけど、漂うのは完璧じゃない人間の狡さや醜さ、そして愛情。切ないほどに生々しい。いくつも好きな短編があって、やっぱり千早さんが好きなのだなぁと思いながら読んだ。

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    2026年07月01日
  • 正しい女たち

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    ネタバレ

    6編のうちの3編は連作。自分と世間一般の間の正しさに違いがあるだろうし、正しさの中で苦しむ人もいるだろう。
    お気に入りは「幸福な離婚」。離婚を前提にしてから、心地良い日々を過ごす夫婦。こんなにしっくり行ってるのに別れるなんてと思いながら、夫婦の難しさを考えた。

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    2026年06月25日
  • マリエ

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    離婚をして引っ越しをして、誰かに、とか、誰かとではないなく過ごし方を通じて、また自分の暮らしを作っていく。

    それでも変わらない部分はあるし、そううまくはいかない。でも、恋愛や人との繋がりを通じて、変わらない自分や変わっていく自分をまた少しずつ知りながら生きていく。

    千早さんの書く、お料理をはじめとする丁寧な暮らしで心が整っていく描写が好きだなと改めて。金原ひとみさんとの対談も良かったです。

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    2026年06月25日
  • グリフィスの傷

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    傷に纏わる10編の短編集。ほっこりするものもあれば、傷に纏わっているのもあり、心苦しくなる話もあった。"傷痕を消しても、記憶は消せない"と書かれていたように、どんな傷も消えることはないので、後悔のないように自分らしく生きていこうと思える作品だった。

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    2026年06月24日
  • マリエ

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    離婚もなんのその、おひとりさまを強く楽しく過ごしていく自立した女性を描いたお話かと思いきや、年下男性に翻弄されて、めんどくさい質問を重ねるシーンは共感性羞恥で読み進めるのを躊躇うほどだった。
    でもこれが人間なんだよなぁ。

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    2026年06月22日
  • 眠れない夜のために

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    本のサイズが気に入って手に取った。
    夜、キッチンの椅子で1話ずつ読む、
    暖かい気持ちが灯る、少しずつ、
    読んでよかったと思ったそんな本。

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    2026年06月22日
  • ガーデン

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    千早さんの書く『自然』は、実際に目の前にあるかのように濃く鮮やかだ。
    子供時代に何の選択肢も与えられず異国で暮らすことになった羽野。人に何かを求めるのでなく、ただ植物に囲まれて何の欲望も持たず静かに暮らしていた。
    物語が進み、羽野の1人だけの世界は少しずつ壊れ始める。それは良い変化か、悪い変化なのか、私にはわからない。けれど、同期のタナハシの事件に体が動かなくなったり、緋奈からの言葉に動揺する羽野は最初よりもずっと人間らしいと思った。

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    2026年06月21日
  • グリフィスの傷

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    身体や心にできた『傷』にまつわる10の物語。ひとりひとりに個性や背景があるように傷にもそこに存在するに至ったストーリーがある。そのストーリーに触れることで『癒える』とは何か、切なさのなかに生きる糧のようなものを見い出せる気がした。

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    2026年06月21日
  • 正しい女たち

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    どの短編も面白かった。
    登場人物一人一人の感情に入りやすい言葉選びが千早さんの魅力の一つなのかな。
    芸能界で生きるのはやっぱりずば抜けた才能がないと落ちるだけなの?闇なの?と思ってしまった。

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    2026年06月18日
  • さんかく

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    ネタバレ

    終わり方が消化しきれなかった。批判とかではなく、この感情を理解できる経験値が自分の中にはなかったのかもしれないし、再読したらなんとなく理解できるのかもしれない。

    ・劇的な展開がある物語ではないが、時々出てくる町屋や空気感の描写が、懐かしさを想像させてくれて心地よかった。

    ・教授とのやりとりが大学時代の自分の恩師を彷彿とさせた。当時教授は自分のために時間を作ってくれていたのかもしれないと思っていたけど、単なる教授の日々の中に自分との会話があっただけなのかもしれないと感じなぜか心が軽くなった。

    ・高村さんがやりたいことを見つけたんだと言った時、毎日の生活の中で何かしらの目的を持たなきゃいけな

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    2026年06月18日