千早茜のレビュー一覧

  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜にさっと読める短編集。
    夜になると、頭の中でネガティブなことを考えすぎて眠れない、みたいなことがよくある。そんな私みたいな人たちがこの本の中にもいた。"1人じゃない"と思わせてくれる本だった。

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    2026年06月15日
  • 魚神

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    千早先生の作品は、これで5冊目になりました。
    妖艶な作品でしたが、私の読書力では、先生が表現されようとしていることが1回では読み取れませんでした。なので、時間をおいてもう一度読み返したいなと思う作品でした。

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    2026年06月12日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    誰もが知る童話をここまで現代に落とし込めるのはさすがとしか言いようがない!一番最初の「迷子の決まり(ヘンゼルとグレーテル)」は、まさかのヒューマンホラーでゾッとしてしまった。親に見捨てられた2人の子供が欲に釣られて…というあらすじがここまでしっかり怖くなるとは。
    ただ、元々連載だった事もあり、後半にかけて全体的にベタっとしたホラーに飽きてしまったので⭐︎3。

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    2026年06月11日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜に焦点を当てた短編集。

    毎話が画集のように、怖さと美しさを兼ね備えた情景が浮かび上がるような作風だった。
    千早茜さんの「香り」シリーズが大好きで楽しみに読んだのだが、今回はあまり刺さらなかった。
    どの話も内容が少し薄く感じてしまい、物足りなさが残った。
    ただ、読みやすく、文章がとても綺麗なので、大人の絵本のような感覚で眺める分にはとても良い作品だと思う。

    夜更けに一編ずつ読むのに向いている、静かで幻想的な短編集。

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    2026年06月11日
  • マリエ

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    40歳を目前に夫から離婚を切り出されたまりえのお話。

    夫の離婚理由もよくわからなかったし、自分勝手に別れたのにその後も連絡を取ってくるあたりがなんか嫌だった‥。
    結局寂しかったのか、、?
    何がしたかったのかわからなかった‥。
    そしてまりえも、年下の彼氏ができたのになあなあと婚活もするというよく分からない行動‥。
    誰に対しても誠実ではないように見え、ずっとモヤモヤしてしまった‥。

    由井くんもなんだかハッキリしない人だったな‥。
    でもこうゆう子に沼る人が多いんだろうな。

    結局みんな何がしたかったのだろう‥。

    とても読みやすかったのだけれど、あまり理解できなかったのが悔しい‥。


    2026

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    2026年06月11日
  • ガーデン

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    ネタバレ

    羽野みたいな自分の世界で生きている人はいると思うし、本人が人と深い関わり合いを望んでいなければそれでいいと思ってしまう。
    そんな人を好きになったら辛いとは思うが、人の本質はそう変わらないし、他者に容易く変えられるものではない。ミカミちゃんみたいなしっかりものは深入りする前に去って行くよなぁ 
    理沙子さんの魅力がイマイチ感じられず、ラスト部分は共感できずにモヤモヤ

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    2026年06月09日
  • 眠れない夜のために

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    10の短編うち「木守柿」が好みかな。
    大人の絵本って感じだけど、ちょっと不穏だったり、みをつまされる話もあり

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    2026年06月07日
  • 眠れない夜のために

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    「眠れない夜は」で始まる10のお話。
    千早茜さんの描く、ちょっと不思議で美しい夜の世界に引き込まれます。

    お気に入りだったのは『空洞』と『夜の王』の2編。
    「夜の王は一目散に小さな姫の騎士に戻るぜ」
    かわいい(^^)

    ただ、読後感が爽やかなものばかりではなく千早茜さん作品らしい仄暗さを含むお話も多かったので、もしタイトル通りに眠れない夜に読むのだとしたら、自分はもっと甘くて優しいだけのものがいいかもなぁとも思いました。

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    2026年06月06日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    【略奪愛】とは何か、という哲学を考えさせられるとは思わなかった…
    略奪愛とひとことで言ってもたくさんあるんだなぁ。

    「それからのこと」だけは微妙だった。この微妙という感覚の正体について考えてみたのだが、他の話に比べて割とありきたりな略奪愛ものだったからだろう。

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    2026年06月06日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    窪美澄さんの「朧月夜のスーヴェニア」がとても好き。空襲警報が鳴り爆弾の落ちる音を背景にいつ体が焼けてもおかしくない状況で、本能に近い性欲で繋がる男と女。しつこくないのに匂い立つような性の表現が最高。
    彩瀬まるさんの「かわいいごっこ」も、女の男の下でかわいがられたい欲を現実的に描かれている。セックスのシーンでもいやらしさやエロさが強調されるのじゃなく、気持ちよさや感情主体でかわいく描かれてるのがよかった。

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    2026年06月06日
  • マリエ

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    幸も不幸も、本人が決めること
    っていう強いメッセージを感じた一冊。

    世間の目だけでいうと
    結婚はめでたい、幸せ
    離婚はかわいそう、不幸
    みたいなイメージがあるけど

    ほんとうにそうなのか??

    幸せになるために離婚を決める人もいるし
    結婚する目的が全然幸せそうじゃない人だっている

    他人は人の判断に幸不幸判断すべきじゃないし
    人それぞれなんだよ

    ってことだと思う

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    2026年06月04日
  • 桜の首飾り

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    桜をモチーフにした掌編7作。桜の季節に合わせて読みたいと思っていながら、散り際に駆け込んで読み終わった。結果、散り際の桜と、この作品の世界観が割とあっていて、いい読書になったとニンマリしている。切り口の違う7作は恋の話ばかりではないが、どこか、人を想う話が多いような印象。桜と一口にいっても実際は咲頃も色も散り具合もさまざまなんだ。桜ほどいろんな思いを寄せられる花もないなと思いながら、今年もなんとか桜を見ることが叶ってよかった。そんな物語の外のことを思ってみる。

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    2026年06月02日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    グリム童話やアンデルセン童話などのモチーフが、千早茜さんの手に掛かると、こんなにも美しくも恐ろしい物語りになるのですね。
    幽霊もゾンビも熊もサメも怖いけれど、一番怖いのはやはり生きた人間だー、と改めて思う。

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    2026年05月29日
  • マリエ

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    30代になってからもう一度読み返したい。
    25歳未婚の自分から言える感想があまりない、、、、ひとまず由井くんがすごくよかったのと、金原さん好きそうなキャラと思ってたらやっぱり好きだったので嬉しくなりました。

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    2026年05月29日
  • 眠れない夜のために

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    千早茜さんの短編集。「眠れない夜は——」という書き出しで始まる10の物語。

    一話一話はとても短くて、西淑さんの挿絵が添えられている。小説というより、大人の絵本に近い。

    不思議な空気が漂っていて、しーんとした真っ暗な空間に独りでいるような感覚になる。あ、こういう夜あるな。そう思う話が、必ずひとつある。

    ほっとしたり、切なくなったり、懐かしくなったり。夜という時間が、こんなにも人それぞれなんだと思う。

    焦らなくていいと、思わせてくれる。眠れない夜に、開きたい本。

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    2026年05月24日
  • ガーデン

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    植物の息づかいを、読者がリアルに感じとることができる文章表現は、さすが千早茜さんというところ。
    登場人物のセリフや思考も、いちいち読者を立ち止まらせ、考えさせる。
    千早さんの頭のなかはどうなっているのだろう。

    人はそれぞれ自分自身の庭を持っていて、常に鍵が掛けられていたり、常にオープンだったり、隙間があったり、きまぐれに誰かを招き入れたり、訪問したりと、全ての庭の形態は異なっている。
    そして、外部の刺激により簡単に崩壊してしまう脆さもある。

    登場人物のなかでタナハシという、主人公・羽野の同期の女性が印象的だった。
    彼女には、本来自分らしい庭があったはず。死にかけていた苔玉がまた息吹を取り戻

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    2026年05月21日
  • 人形たちの白昼夢

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    青いリボンに導かれる短編集
    世界観は様々で、そのどれもがどこか幻想的で耽美
    「マンダリン」や「モンデンキント」か多少現実と地続きに感じるけれど、描かれる感情は舞台問わず生々しいのがさすがだった

    全体的に楽しめたけれど、なんとなく既視感がある題材のように感じたのも本当のところ イノセンス、もののけ姫、耳をすませば…
    とはいえ、そんな読み手の感性の陳腐さなんぞ描写力で蹴散らしてしまえる一冊でもあった

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    2026年05月19日
  • マリエ

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    離婚したアラフォー女性のその後の話。まりえさん、素敵な価値観を持ってて、悩みながらも人生楽しそう。元夫とか先輩はちょっとキモい。

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    2026年05月18日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    時代ものは初めてで、想像するのが難しい内容だった。
    厳しい時代に、男性たちを支え続けるウメがかっこいい。

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    2026年05月17日
  • 雷と走る

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    淡々と、現在と過去が流れていく物語。
    犬との強烈な絆、恋人との穏やかな関係。終始主人公の感情が紡がれていく。

    大きな出来事は起こらない日常譚は苦手だが、感情の対比から目が離せず、気付いたら読み終わっていた。

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    2026年05月15日