千早茜のレビュー一覧

  • 西洋菓子店プティ・フール

    Posted by ブクログ

    確かな知識や技術を学んだパティシエが、おじいちゃんのお店で、おじいちゃんの味を目指しながら人生も学んでいく。
    連作短編集

    千早茜さんの主人公は
    比較的、内面に熱いものを持ちながら表情に乏しい人が多いけれど、今作のアキも似たタイプ

    連作短編集なので視点が変わり、読みやすく、いろんなタイプの人がいるので共感できる人も見つけやすい。

    ケーキ屋さんに行きたくなること必須

    0
    2026年08月26日
  • ガーデン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の方が好きだった。羽野の気持ち分かる部分もある。
    いろんな気持ちを考えている中で、実際言葉にするものを選んでいる感じ。言ったところで何が分かるんだよって気持ち、分かる。

    0
    2026年08月26日
  • マリエ

    Posted by ブクログ

    元旦那が元彼になんとなく似ていてイライラしながらやっぱこういう人いるよな〜となった꜀^. ̫.^꜆
    それよりも由井がメロくて…………千早茜先生の書く男メロ男が多すぎる〜……!!!

    0
    2026年08月25日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ちはやんから見た新井どんが天真爛漫すぎて面白かった。こんな人いるんだなぁ、という感じで読んでいた。二人の関係性や、それぞれから見た相手の人物像が見えるのも面白かった。

    10段階評価: 5点

    0
    2026年08月24日
  • 神様の暇つぶし

    Posted by ブクログ

    恋愛によって1人の人間が盲目的になっていく様をリアルに描いている。

    自分が経験した盲目的な恋愛を思い出し、重ねるぐらいにリアルだった。

    全さんしかいないと思えるほどの恋を経験し、数少ない理解者である里見を亡くした、今後の藤子を見たい。

    恋は盲目的にならない方が良いとよく聞くし、その通りだとは思うが、盲目的にならない恋に魅力はあるのか、そもそも恋と呼べるのか自分にはまだわからない。

    0
    2026年08月23日
  • 正しい女たち

    Posted by ブクログ

    短編だけど繋がってるところもあって、ずっと夜のような薄暗いような空気が漂うお話だった。麻美の旦那はなんだったんだ、、?環すごく綺麗なんだろうから友達よりSNSで普通に稼げるんじゃないのかしらね。

    0
    2026年08月21日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    前作は色の印象が強く感じたけど
    今作は香りの印象が濃く感じた。
    纏う香りと漂う香りで
    意識もコントロールできるのか?
    正しい執着とはなんなのか、まだ納得いかない。

    0
    2026年08月21日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    泊まったホテルのブックペアリングサービスでいただいた本。

    千早さんはずっと気になっていた作家さんなので、読む機会ができて嬉しい。

    まさに、犬も食わない状態の2人。
    これは恋愛なのか、依存、執着なのか…

    0
    2026年08月21日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    前作と同様、読んでいるだけで香りが漂ってくるような小説です。それくらい描写が素敵です。文章やストーリーは勿論良いのですが、小説として楽しんだというよりも、この本に出てくる調香師の住まいである洋館の香りを自分の鼻で感じてみたいという感想が強いです。どこかのメーカーとコラボしてフレグランスが販売されたら良いのにと強く思います。

    0
    2026年08月19日
  • グリフィスの傷

    Posted by ブクログ

    久しぶりの千早茜。
    傷を巡る10編の短編集。
    どの作品も決して明るいストーリーではないけれど、短文で物語を紡ぐのは詩を読んでいるよう。
    自分は子供の頃から大きな怪我もしたことなく、手術の経験もないから、目立つ傷が体にない。
    だからなのか、どの作品も感情移入することなく、俯瞰的に読んでいた。
    どこか闇のような雰囲気を纏う作品たちは、さすが千早茜って感じ。

    0
    2026年08月17日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    主人公の二人が全然好きになれないのだけど、なぜか読み進めて、二人があらんばかりにすれ違っているのを、しっかり最後まで見届けた。
    そもそも恋愛って面倒くさいものだしね、と妙に解ったような自分もいる。
    綺麗なだけの恋愛より、ずっとリアルで人間くさかったから、なんだかんだ好きかもしれない。「犬も食わない」って題名がマッチしてて、秀逸だと思う。

    0
    2026年08月12日
  • 西洋菓子店プティ・フール

    Posted by ブクログ

    この人の文章は少し私にはしっくりこない、流れるようには入ってこないので、少し読みにくかったけど基本的には読みやすい話しだと思う。いろんなお菓子が出てきてそのたびに調べてこんなんがあるんだと面白かった。主人公の職人気質で頑なな性格はカッコいいけど好きじゃなかったかな。ミナちゃんの「でもそんな「なくてもいいもの」にあたしは今まで生かされてきた。それがあたしを強くしてくれた。(中略)自分を卑下しても自分が好きになったものを否定しちゃだめだ」っていうフレーズが好きだったな。

    0
    2026年08月12日
  • 燻る骨の香り

    Posted by ブクログ

    1・2作目の「透明な夜の香り」「赤い月の香り」に次ぐ3作目の香りシリーズ。天才的な嗅覚を持つ調香師・小川朔の20代頭の頃のお話。

    伽羅、など香りに関する専門用語が沢山出てきて少し難しく感じましたが、匂袋などの香りモノってこうやって作るんだと知ることができ興味深かったです。

    0
    2026年09月21日
  • クローゼット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    服飾美術館で洋服修繕師として働く纒子は過去による男性恐怖症で引っ込み思案だが、服に対しての愛情は深くたいわしながら服の在し日の姿を取り戻していく。
    デパートで働いていた芳は男性でありながら女性服に興味があり、服飾美術館で働くことになる。
    服飾美術館の静謐な空気感が本全体を静かで背筋が伸びるような雰囲気にしており、心に傷を抱えたふたりがすこしずつ成長するのをそっと見守る物語だった

    0
    2026年08月11日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    男性らしい、女性らしい不器用さを極端に描いたような作品。どちらの視点からも同じ出来事をみることができる点が面白い。

    相手に恋人らしさとかを求めて、もし自分のために変わってくれたとしても、それはもうその人じゃないような気がする、というフレーズに共感が止まらない。逆も然りだなと思う。

    個人的な話、今このタイミングで手に取って良かったと思える作品。

    恋愛って損!!

    0
    2026年08月10日
  • 女ともだち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「女ともだち」をテーマにした短編小説集。森絵都さん、阿川佐和子さん以外は初めましての作家さん。
    共感もありながら、ちょっと切なくちょっとホラーで楽しかった。

    《印象に残ったところ》
    ・COPY 村山由佳
    まさかの結末。そちら側の方の気持ちは分からずしても想像するだけで苦しい。相手が友情の証として発する無邪気な言葉の一つ一つをどう受け取るのか、友達として関係を深めることと、自分の本当の気持ちをぶつけることへの矛盾をどう整理するのか、自問自答の日々なんだろうと思う。
    私は友情と愛情は全く別物だと考えているけど、もしその両方を感じる存在がいたとしたら、自分ならどう行動するのかなと考えた。
    我慢の末に歪んだ愛情を露わにした玲。初めてにして最大の罪。きっとこれでハッピーエンドになることもなさそう、きっとまだまだ苦しい日々が続くのかな、と想像した。

    ・ト・モ・ダ・チ 坂井希久子
    ちょっと待って急にホラー。早苗は精神疾患?なのかもしれないけど。
    職場のお姉様方の会話や関係性が妙にリアル。女ってこういう会話をしながら結束を固めていくのよね、って悲しくなるくらいにリアル。
    そういえば昔Twitterに『新しい環境で妙に優しくしてくるような人には最大限警戒しろ』みたいな文章にとても賞賛の声が集まっていたのを思い出した。それってこういうことかしら。
    でも私の経験則だとアルバイト時代(10代)、異動(30代)のとき、めっちゃくちゃ親切にしてくれたお姉さん、その後も凄くいい人だったんだよ〜。だから人によるってことでいい?
    まぁでも、上手くやれる自信がないのなら職場での人間関係は希薄な方がいいよね、と再確認した作品(どんな作品)。

    ・こっちを向いて。額賀澪
    この中で一番好きな小説だった。
    志保の性格や考え方にすごく親近感を感じる。「どうしてそんなことでくよくよするの?」と言われるかもしれないけど、相手との今の関係値を崩したくない・相手は無理をしているかもしれないとか考えると動けなくなるよね。そして自己否定までがセット。全てが私すぎて、私が志保と友達になりたい。
    サービスエリアでメニューを選ぶその一瞬の描写でも、志保と駒木さんと春田のそれぞれの性格が出ていて面白かった。
    親友との関係性が少しだけ薄くなった?と自覚したタイミングでの出来事だったから、この一連の物語が余計に切なさを帯びている気がするけど、最後は親友のフェイスブックに勇気を出してコメントを残せた志保。私はその勇気を勝手に讃えたい。

    ・ブータンの歌 阿川佐和子
    ちょっとだけスッキリ感のある物語。全体的に最後がモヤっとする小説が多かったからこの章に少しだけ救われた。
    自分にとってのヒーローの行動、自分は覚えていてもヒーロー側は覚えてなかったりするよね。私も過去に自分のことを助けてくれた友達に、最近改めてそのことのお礼を言ったら、「そんなことあったっけ?」と言っててびっくりした。私はずっと忘れないよ。ブータンも万里に再会できて本当に嬉しかったんだろうな。

    『今、自分が置かれている境遇に似た人と仲良くなる。女がともだちを作るときの条件は、基本的にそこにある。』
    -ここから始まる一節は、切なくも全て真実だと頷きながら読んでいた。女友達は移ろいゆく。でもそれでいいんじゃない?と最近は思う。どこかで境遇や性格が変わって、また交わるかもしれないし。大切な思い出だけは忘れないように。あのとき支えてくれたこと、朝まで飲んで笑ったこと、傷つけるような言葉を言ってしまったこと、言われたこと。全ては難しくても、できるだけ当時の温度そのままに、大事に心に留めておきたい。少なくとも、その時の私を象ってくれたのはその時代の友達だと思うから。お互いの過去に少しでもそんな記憶が残っているのならば、それは十分幸せなことだよね。

    《メモ》
    短編小説って読むのは易しくても感想をまとめるのがめちゃくちゃ難しい。一小説読み終わったら、その都度ペンを取るべきか?
    職場での人間関係や友達関係、ママ友との関係など、自分を取り巻く色々な人との関係値や過去の出来事を振り返りながら読んでいた。その上で改めて、私って人間関係得意な方じゃなさそう。
    登場人物たちの、真っ直ぐに友情を信じる気持ちや、嫉妬で歪んでしまう気持ち、関係がグラついて自信がなくなってしまう気持ち、仕方ないから現状維持で!と開き直る気持ち、、etc全てに共感できた。私もちゃんと女してるってことね。
    今は正解は分からなくても、それでも日々考えて考えての現状なのだから仕方ない。答え合わせはおばあちゃんになったときなのかな。それまで、私は今自分が大切にしたい人との関係や思い出を必死になって(もうこれが無理しているのかな?)守っていこうと思う。これが今の私の最適解です!

    0
    2026年08月08日
  • 正しい女たち

    Posted by ブクログ

    1番共感できた話は桃のプライドかなぁ

    千早さんは桃が好きなのかな?
    神様の暇つぶしでも出てましたね

    0
    2026年08月07日
  • 雷と走る

    Posted by ブクログ

    『雷』とタイトルにあるから夏に読みたいと思いつつタイミングを逃し、3度目の夏に読めました。

    カバーイラストがとても美しく気になっていた本。私自身は犬を飼ったことがなく、動物全般が苦手なため入り込めなかった。

    大人になった今、大切な人とのすれ違ってしまった日常を描いた作品

    アフリカの国の生活や文化の違い
    ガードドッグの存在と命あるものを守る責任の重さ

    幼少期の外国での経験が淡々と描かれているが、千早茜さん自身の経験からなのだろうか。

    0
    2026年08月06日
  • ガーデン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    独特な世界観
    部分的には納得できる感覚


    コンクリートで埋められたこの街では、水は行き場をなくして澱むのだ。澱んで腐って、空気も汚していく。

    不幸も幸福も個人の中にしかない。

    水と女性は似ている。どちらも澱んでくると、熱を放ち、死の匂いをただよわす。

    自己肯定は自分でしなきゃ。

    人はあまりにも無限にたくさんのものを求めてくる。





    0
    2026年08月05日
  • マリエ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    彼女は1人で暮らせるタイプ
    由井くんってなんなの?そんないい子現れたりすんの?素敵過ぎやしませんか?
    なんかね、そういうライトな関係性いいなと思う。
    夫婦や家族、がっつりな関係じゃなく、寄り添いたい時に寄り添う みたいなやつ
    最高だ

    0
    2026年08月03日