千早茜のレビュー一覧

  • 男ともだち

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    千早さんが綴る女性は大人な一面があると思えば子供っぽいところもあって目が離せない。
    男女の友情、愛情とは。

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    2025年11月30日
  • しつこく わるい食べもの

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    後半のコロナ禍になった後のエッセイが特に面白かったです
    当時私は千早茜を知らなかったけど、あの頃もちゃんと存在していてこんなふうに生活されてたんだなあと。

    それと、きちんとパフェを食べてみたいという欲が…笑

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    2025年11月27日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    男性と女性の価値観の違いやすれ違いを感じることが出来る一冊でした。私が行動する時、少し考えてから動く癖をつけたい。

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    2025年11月25日
  • 私の身体を生きる

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    「汚してみたくて仕方なかった」鈴木涼美
    売春が無くならないのは、男側の問題の方が大きいけど、自分に値打ちが付くことに依存する女側の問題もあるのかもしれないと思った。女は性処理として利用されてきた時代が長く続いたせいもあり、完全に無くすことは難しいのだと悟った。

    「トイレとハムレット」宇佐見りん
    面白かった、、!確かに腹痛と苦悩のポーズは似ている。舞台が好きな理由として「シンプルだから」っていうのはすごく腑に落ちた。たった一つの物語、感情を演じているだけだもんな。現実の方が感情ごちゃ混ぜで騒がしいもの。

    「私の三分の一なる軛」児玉雨子
    生物は毎日ちょっと死んでおかないと生きられないって興味深

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    2025年11月22日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    連作短編
    祖父の店の西洋菓子店で働く亜樹とその周りの人々のお話。
    自分に余裕がなければ相手の気持ちに気づけない。すれ違いをなおすのは、自分の気持ちを整えてから。
    お菓子は甘いのにちょっとビターな人間関係が似合いお話。

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    2025年11月22日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    パティシエールの亜樹は菓子職人の祖父のもとで働く。彼女自身や後輩、恋人、それぞれの視点から描かれる短編集。お菓子に対する情熱、こだわりが感じられる作品。読んでいるだけでお腹が空いてくる。

    亜樹の原点とも言える中学生時代の思い出が鮮烈な情景として浮かぶ。その赤さえも。彼女の珠香に対する感情に近しいものを私も持ったことがある。根底を成す部分が崩れていくのは辛いもの。
    印象的だったのがミナ(美波)ちゃん。ネイリストである彼女は女の子はお菓子-着飾り、コーティングし、大切にされるべきもの、という信念がある。満足に仕事ができない環境に辟易していたが、入った喫茶店での景色に心が変わる。薔薇色に染めるのは

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    2025年11月21日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    グリム童話を現代に落とし込んだ短編集。
    なんとなくねっとり後味悪く終わるのがグリム童話を扱っている感があるな…と感じた

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    2025年11月14日
  • しつこく わるい食べもの

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    『わるい食べもの』に続く、千早茜さんの食エッセイ。

    パーティー会場でたくさん食べようとしたり、パフェにかまけたり、コロナ過の今だけだからと食へのブレーキが緩む。
    そんあn千早さんの”食”への前のめり感が、やっぱり好き。

    今作はコロナによる緊急事態宣言中のエッセイも含まれていて、前作より深く千早さんにとっての食とは?について書かれている。

    個人的には「異世界への黒い扉」の海苔の話が好き。

    美味しい海苔をネット注文しようとする千早さんに、「おいしいものを知ってしまうと、もう戻ってこられないぞ」と忠告する殿。
    「うー、わかる!特に海苔って、値段によって味違い過ぎるよね!」などと心の中でめちゃ

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    2025年11月14日
  • ひきなみ

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    情景や、それに合わせた心理描写やストーリー展開が絶妙。切なさ、やるせなさが先に立つものの、最後には希望も見出せた。表現の巧さが秀逸。

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    2025年11月13日
  • ガーデン

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    主人公の、人に心を開いていないどころか、
    自分にさえも心を開いていない感じ。
    一人称語りなのに、本当の心情、動揺、歓喜、熱量みたいなものが全く感じられず、そのまま話が進んでいく。
    そつない動きや、大人の余裕を感じさせる言動は、一見すると綺麗なのかもしれないけど、人間らしく無いというか、温かみがない。

    一つ一つの動作だけで、登場人物の感情さえも表現できる千早さんの作品なのに、こんなにも主人公が理解できないものなのか。
    読み進めても読み進めても一向に距離が縮まらない。

    そんなことを思っていた時に、ひなちゃんが主人公に向かって「誰かが庭を壊してくれたらいいのにね」
    と発言。はっとした。ここで言う

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    2025年11月02日
  • 私の身体を生きる

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     身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。
     どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。

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    2025年11月02日
  • 眠れない夜のために

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    西淑さんの絵が気になり読んでみた。
    10の夜の物語が素敵な挿絵と共に描かれていて、絵本を読んでいるような感覚だった。
    個人的には『第一夜 空洞』『第三夜 水のいきもの』『第九夜 寝息』が好きだった。

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    2025年11月02日
  • ガーデン

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    ネタバレ

    千早さんの描く登場人物たちはみんな人間らしくて好きだ。羽野って人間に興味なさそうなのに、本心では人が気になって仕方ないから距離を置いてるんだろうなと思った。近づけば近づくほど乱されると分かっているから。
    文章なのに読めば読むほど植物たちの青臭さで体が満たされた。梅雨の日、むせ返る緑の中でもう一度読み返してみたい。

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    2025年11月01日
  • ガーデン

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    この作者さんの作品は植物がたくさん、酵母パン?もよく出てきた。すき。私も感化されて部屋に新しい植物を迎えてみました。他の作品も読むぞ〜!

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    2025年11月01日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    『なんどでも生まれる』彩瀬まるさんの作品がきっかけで読み始めた。商店街の短編アンソロジー。色々な作家を読みたい時には良いとは思う。おはなしの傾向は商店街ならではの人情味だろう。さらっと読んでしまうのにはちょうどよかった。

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    2025年11月01日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    この作者さんの既刊をボチボチと読んでいく、の6冊目。
    今回は直木賞を受賞されたこの本で。

    夜逃げの途中で家族とはぐれ、山師の喜兵衛に拾われた少女ウメ。夜目が利くのを頼りに、女だてらに銀掘になろうと間歩(坑道)の中で働き出す…という出だし。
    喜兵衛とウメ、加えて喜兵衛に従うヨキの銀山での日常が描かれる前半では、銀を掘る仕事やそこで働く銀堀たちの姿が描かれ、山の深さや間歩の暗さ、風の爽やかさや土の湿り気、水の冷たさなどの描写も染み渡る。
    男ばかりの間歩の中での、女であるが故の窮屈さが、ウメが女を感じさせるようになるとともに増長して、物語の後半では、好きに生きたいように生きられないウメの半生が積み

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    2025年11月01日
  • なみまの わるい食べもの

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    『わるたべ』四作目。
    著者の質というか傾向に慣れてきたからか、初めの頃に感じた食に対するただならぬ欲求&行動に度肝を抜かれるようなエピソードはあまりなく。
    直木賞受賞前後の体調不良や、全般にそこはかとなく散りばめられた不調と老いを感じる今作。
    それでも、新たな家族を得て以前とは少し違った彼女なりの食に向き合う愛の形が記されています。
    印象的だったのは、
    「あとかた姫」こと姪っ子ちゃんに傅きまくってる伯母ちゃんの奔走っぷり。
    あとは『しろがねの葉』を読んでおかねば、気になるじゃないか、とも。

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    2025年10月29日
  • 魚神

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    これはライトノベルになるのかな。
    遊郭を主な産業とする不思議な島で生きる白亜とスケキヨ。強く惹かれ、お互いを求めながらも得られない、究極の片想いのヒリヒリ感を存分に味わえる。
    千早茜さんは近親相姦ものが好きなのか、ファザコンなのか、「しろがねの葉」もそうだったけど、この手の、簡単に手を出せない(特に年上の)男を書かせるととても上手だ。
    スケキヨもいいけど、個人的には蓮沼の危険な香りに魅力を感じる。しかしスケキヨはなんでこの名前なんだろう。もう「犬神家の一族」のBGMが脳裏に流れまくり。

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    2025年10月28日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜、についての短編集。それぞれにある眠れない夜、その時の過ごし方や気持ちが伝わりひとりじゃないよと言われてるよう。挿絵が絶妙で、さらにその夜が深まる素敵。夢現のようで、浮遊感を感じるような雰囲気が好き。

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    2025年10月27日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    1人で食事するのは寂しいし、誰かと食事すると会話に気を遣って味わえないし、と思っていたけど、「自分と同じくらい食事に集中できる人」と食事することがベストなのでは!と、この本を読んで感じた。

    「人は変化していく。友情だって、愛情だって変わるし、相手の気持ちはわからない。人は誰もが自分以外のリアルを知らないのだ。けれど、同じものを食べて、美味しいと言い合うその瞬間だけは信じられる気がする。」

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    2025年11月08日