千早茜のレビュー一覧

  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    単なる美食家ではない、食べたいものに如何に真摯になれるか。そんな同じテンションと嗜好をもつ友達は得がたいものである。呉々も胃をお大事に

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    2026年07月31日
  • わるい食べもの

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    「食」に対してかなり強いこだわりを持っている方だなと思った。
    とくに旅行中の「食」への貪欲な姿勢がとても好きだし、共感できる。
    千早さん、とても暴食しているとは思えない細身な方だった気がして、
    こんなに食べても細いなんてとてもうらやましいです……!笑

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    2026年07月29日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    アパレル業界○十年、是非行ってみたい服飾美術館。色々想像が膨らんだ。でも人の心の傷を癒すのは、同じように傷を持った人の想い。

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    2026年07月28日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    ネタバレ

    凍りついた眼マッチ売りの少女、アマリリスいばら姫の2篇が好み。
    凍りついた眼はマッチに惹かれる女の子と凍りつく眼の差が激しくて、恐ろしく、印象的。
    どの短篇もドロっと漂う嫌な雰囲気があって、ゾワゾワした。

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    2026年07月28日
  • しつこく わるい食べもの

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    パフェが一番エロい。

    まさか食のエッセイにこんなタイトルが出てくるとは思わないじゃないですか
    さすがです、千早さん。
    気になってしまって、気になってしまって

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    2026年07月28日
  • 女ともだち

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    千早さん目当てで読んでみたけれど、あーそうそう、そうなんよ、、って共感するのもあれば、怖ー!ってのも、イラっとするわ〜ってのも。
    今の自分には阿川さんが1番しっくりきたかも。阿川さん他の本も読んでみよう。

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    2026年07月25日
  • ガーデン

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    千早茜作品の流れから手に取りました。長々と積んでいた約250ページの中編小説。読み終えるのに4日かかるというなんとも言えない読後感。

    小川朔シリーズを意識はしないように読もうとしたのですが、匂いにまつわる表現過多と、
    植物に関する記述の多さに、どうしても
    似たものを感じてしまったのが残念。
    素直に面白かったら単純に番外編として
    良かったんだ、たぶん。

    ズバリいっちゃおう!
    面白くなかったんだ、わたしは。

    主人公羽野は帰国子女で、
    自意識が高く、面には出さないが
    心中ぐるぐるしている。

    それはそれでよし!なんだけど、
    問題は、必要以上に女性にモテる、
    モテすぎる。なぜモテるのか読み取れん。
    少なくとも、ワタシには黙ってるだけで
    モテるキャラには映らなかった。

    男が妄想している設定に感じてしまい、
    千早さんがコレを?と感じてしまい
    読む手がなかなか進みませんでした。

    それでも⭐︎3なのは、部分的な表現の美しさは
    好きなのよ♪( ´θ`)イケズ!
    匂いの表現はサスガなのよ♪(´ε` )イロッペ-!

    キャラさえ、好きになれれば…
    モテるキャラはモテ要素をくださいΣ('◉⌓◉’)

    好きになりたかったよ☆*:.。.

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    2026年07月21日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    ふとしたことから銀山でもらわれた女の子が主人公。鉱夫になれないため男性に抱く葛藤を抱きながら、自分の生き場所を必死に探しながら成長していく。今以上に危険が大きい炭鉱では非常な現実が次々に怒るが、そのなかでも静かに暗い口を開け人を受け入れる銀山こそがこの作品全体の最も中心の主人公、そんな印象であった。

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    2026年07月20日
  • 眠れない夜のために

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    大好きな千早茜さん(๑♡∀♡๑)
    夜を舞台にした十の短編集。
    好きな短篇は「木守柿」「夜の王」
    特に好きな短篇は「寝息」「うつくしい夜」
    「寝息」は涙腺が崩壊しそうになるほどにおすすめ

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    2026年07月19日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    福も大輔も好きじゃない。大輔が尾崎さんすぎる。クリープハイプの楽曲の空気感を小説にしたらこうなるんだろうなと思って読んでた。

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    2026年07月17日
  • 人形たちの白昼夢

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    初めての千早茜作品!表現がファンタジックすぎて(おしゃれすぎるというか)読みにくい部分が多々あったのだけど、最後の「モンデンキント」は割と現実寄りなお話で読みやすく、オチもめっちゃ好きなタイプのでした。

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    2026年07月16日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜を過ごす人の寂しさ、苦しみなどが綴られたり短編集。西淑さんの挿絵が綺麗だけど少し不気味だった。

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    2026年07月16日
  • ガーデン

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    ネタバレ

    共感できる部分もあったり、言葉選びが美しいなと思った。
    ただ言葉が綺麗すぎてちょっと浮世離れしているような表現に目が滑ってしまい、なかなか入り込めなかった部分もあった。

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    2026年07月14日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    ずば抜けた嗅覚をもつ調香師・小川朔とその相棒・新城のもとで、元カフェ店員の朝倉満は家事手伝いのアルバイトをすることになった。満は人に言えない過去を抱えているが、小川が生み出す「香り」によって少しずつ過去と向き合い始めていく。
    前作はどちらかというと女性視線の感情が描かれ、
    今作は男性目線で描かれており、少し雰囲気が変わってどんどん読み進めたくなりました。
    また、最後に小川と満の意外な関係が分かり、なるほどと腑に落ちる結末になり面白かったです。

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    2026年09月21日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    パティシエールの亜樹は菓子職人祖父の店、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
    昔ながらのケーキを作り続ける、昔気質な職人の祖父。
    フランス留学後に有名菓子店で働いたこともある亜樹。
    亜樹の親友との思い出、亜樹の後輩の亜樹への密かな想い、祖父のシュークリームを大量に買う主婦の迷走、亜樹の後輩に振り向いて欲しい女子の闘い、亜樹の婚約者の弁護士の奮闘。
    様々なお菓子と共に語られる彼らの心中が、ベッタリと甘く、ときに苦く、甘い中に酸味が溢れるように語られる。
    あー、美味しいシュークリームが食べたい。
    呑むように。

    あたしにはあたしだけの世界があって、そのおかげで今こうして立っている。自分を卑下しても、自分が好きになったものを否定しちゃダメだ。

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    2026年07月12日
  • 雷と走る

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    ネタバレ

    ★3.5
    小さい頃大型犬を飼っていたので、めちゃくちゃに共感できた。
    家族でありながら、獣と人の、絶対に超えられない壁があって、それを突破したいんだけど、突破すると不幸になることもわかってるんだよね。全部わかってて、飲み込むしかないんだよね。

    文章が綺麗。薄めの本だけど、完成度高い。私は好き。

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    2026年07月12日
  • マリエ

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    離婚して幸せになる。
    ポジティブしかない!
    立ち止まってる場合じゃない!
    ゼクシィの離婚版もあればいいのにね。

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    2026年07月09日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    服オタクとしては、洋服の歴史を深掘りするテーマそのものはとても面白かった。

    シャネルがコルセットから女性を解放し、女性の社会進出にも寄与したという話は知っていたが、それ以前の歴史については断片的な知識しかなかった。そのため、コルセットには「男性が女性を支配していた時代の象徴」という悪いイメージの方が強かった。
    一方で、そうした時代背景があったからこそ生まれた、美しい衣服や文化が数多くあるのだと知ることができた。現代の価値観だけでは測れない歴史の積み重ねを感じさせられる。

    その反面、物語としてはやや淡々としていて、千早さんの他の作品と比べると盛り上がりに欠ける印象もあった。主人公たちの過去への言及が少なく(想像力が足りないだけかもしれない)、人物像を十分に掴めないまま話が進むため、感情移入しきれなかった。

    それでも、毎回これほど幅広いテーマを掘り下げ、それを小説として成立させてしまう千早さんの知識の広さと探究心には、感心させられた。

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    2026年07月03日
  • 正しい女たち

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    一話目「温室の友情」に登場する四人の女性から派生した短編が主で、どれもどことなく不気味な雰囲気が漂っていて良い。

    セクシュアルな小説が苦手なので、そういった点でちょっと入り込めなかったのだけど、千早茜さんの人間の不完全さを肯定するでも否定するでもない、一歩引いた淡々とした語り口が好き。

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    2026年07月03日
  • 眠れない夜のために

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    様々な生き物が、それぞれ違う場所で眠れない夜を過ごすショートストーリー。千早さんの文章は、色や匂いがものすごく鮮明に伝わる。今回の話は夜の静寂が伝わって、読んでいる方が少し眠たくなった。(つまらないとかそういう意味じゃなくて)
    今、生まれて間もない赤ちゃんと夜を一緒に過ごしているが、夜通し寝ることがない。泣き声で起こされて、泣いている赤ちゃんを抱いている夜は孤独を感じる。でも、この孤独もいつか愛おしくなる日がくるんだと信じて、毎日の夜を超える。これも私の眠れない夜の話。街の明かり、静寂の中、それぞれ眠らない人のストーリーがあるのかな、と思ったりした。

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    2026年07月01日