千早茜のレビュー一覧

  • 正しい女たち

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    人って面白いなって思う話でした
    短編集でも繋がりがあり、
    それぞれがそれぞれの人生を生き、
    いろんな考えがあって思慮深く、
    読み終わったあとに私自身の物事の捉え方についてついつい考えを巡らせてしまいました

    なかでも"幸福な離婚"がとても好みで
    共感できる部分が多く、結婚をしても
    程よい距離感が大切なんだなと思いました
    面白かったです!

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    2026年05月13日
  • しつこく わるい食べもの

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    積読だったけれどまた借りる機会があったので、最初から読み直す。

    1作目に続き面白かったけれど、コロナ禍に突入した時期でもありやや暗めな話が多かった印象。今では緊急事態宣言が出されることも、外食が憚れることもなくなったけれど、また同じようなことが起こるかもしれない。コロナ禍で食に支えられたとあったけれど、思い返すと食べ物は明日はあれを食べたい、いつかあれを食べたいと私を生かしてくれる理由になってくれているものであると実感した。

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    2026年05月12日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    服をめぐる、綺麗な話だった。お城みたいなデパートとか、わたしだけのお姫さまみたいなドレスだとか。いつか夢見たお伽話への憧れが蘇ってくる。
    洋服の綻びを治すたびに、心がすこしずつ優しくなっていく。
    素敵だけど、「やっぱりな」って感じが強い。亀の男のところはこんなふうに薄くなってしまうぐらいなら、いらなかった。

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    2026年05月12日
  • ガーデン

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    以前、千早作品に出会った時に読み漁っていたが、今回、久しぶりに読みたくなり再読。
    まーったく覚えてなかったが、植物の生命力、というか、こちらが圧倒されるような「息づかい」の描写は頭のどこかに残っていた。
    わたしの体験だと、北大の植物園?かなぁ。

    主人公みたいなタイプ。モテるんだろうな、とちょっと思った。

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    2026年05月12日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    肺を病み、死んでゆく銀堀達と残される女達。
    凄く厳しい世界だった。
    龍の「足掻きましょう。無為に思えても。どこにも逃げられはしないんです」という言葉が、凄く心に残った。
    石見銀山に行ってみたくなりました。

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    2026年05月07日
  • マリエ

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    共感あんまりできないなと思いつつ、でも嫌いじゃない作品だった。由井くん、私も好きになってしまいそうだった。
    結婚って難しい、考えることが多すぎる。

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    2026年05月06日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    今まで読んできた恋愛小説のなかで一番嫌いで、一番自分に寄り添うものだった。
    男が男だったし、女が女だった。
    始終キレてたのは私はよくわかんなかった。

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    2026年05月06日
  • マリエ

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    結婚そして相手との距離、若い子との恋愛。なんだか私にはあまり理解できない物語でした。離婚して1人になったらもっと1人の時間を謳歌すれば良いのにとか。だから恋愛も自由だから結婚という縛りがなくなるからこれも謳歌なんですね。

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    2026年05月04日
  • なみまの わるい食べもの

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    直木賞を取った辺りの事情、姪御さんとのディズニーランド、ドーナツへの思いなど食べることを軸にいろいろ楽しいエッセイ。

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    2026年04月28日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    世界中でありとあらゆるものが命を削り採掘され我々は生きていけるがそれによる争いが絶えず永遠に平和は訪れない。

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    2026年04月28日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    服については詳しくないけれど、読み始めたらスラスラと読むことができた。

    服に纏わる話を取り入れながら登場人物の過去や関係性の変化も描かれるため、若干のご都合展開がありはしたけれど、人から与えられた傷もまた、人によって癒されるという希望を感じられて爽やかな読後を迎えられた。

    千早さんの作品に出てくる人物は皆どこか弱くて、善にも悪にもなりきれないところが良い。




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    2026年04月27日
  • ガーデン

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    植物と女性を重ね、男性視点で捉えているのが文学的且つ新鮮に感じた。
    湿度や温度が鮮明に伝わってくる。

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    2026年04月26日
  • 正しい女たち

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    小寺さんがおすすめしてたので、読んでみた。さくっと読み終わったがそんなにはまらず。幸福な離婚は唯一心に残った。夫を大事にしようと思えた。

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    2026年04月23日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    石見銀山を舞台にした女性視点の物語。

    男性を支える女性、という単純な話ではなく、真の強い主人公の女性としての葛藤や、幼少期から大人になるまでの成長が緻密に書かれていて圧倒されました。

    多くの犠牲を伴って隆盛と衰退を経た石見銀山。行ったことがないので、いつか必ず行ってみたい。

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    2026年04月22日
  • グリフィスの傷

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    自傷行為、などと言うのもおこがましいのだけど、
    親指の爪の横のところ、剥いてしまうのがやめられない。もう半世紀近くやってると思う。
    この癖はきっともう治らない。
    一種のなだめ行動的な感じかなって思ってる。
    精神を安定させる為にちょうどいいんだろうな。

    上手く剥けたらそのまま引っ張って取っちゃう。
    長めに剥けるとミカンとか沁みる。
    結構分厚く剥けちゃったら、自力では無理なので、
    爪切り持ち出して強制終了。
    血が出ることもあるのにやめられない。
    傷を作る事で落ち着くって変な話だけど。

    重松清の小説に似たような癖のある少年が出てきて、
    自分だけじゃなかったってちょっと安心した。
    千早茜さんの、こ

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    2026年04月20日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    出てくるスイーツたちが美味しそうで、無性に食べたくなる。
    スイーツは嗜好品だけど、食べることで救われる心がある。
    おじいさんの言葉が心に刺さる。さすが人生の大先輩。

    あぁ!シュークリーム食べたい!

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    2026年04月20日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    (4よりの3.6くらい!)

    透明な夜の香りがだいすきで、クローゼットも読んでみた。(そっちの感想はまた今度…)
    わたしはファッションのことも、服の造形のことも何もわかってないけど、幼少期のあのトラウマだったり、人と接する上でのべたっとした感覚だったりが、同じ湿度で蘇ってくるところが怖くて、とっても良かった。
    人間の醜さもあたたかさも、まるっと包んで昇華してくれるような文章が上手な方だなとおもう。もう何作か読んでみたいな〜〜、すぐ読み終わっちゃうところが、寂しい!

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    2026年04月17日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜にまつわる静かな空気を纏った幻想的な短編が10話。装丁が美しい。夜空の小さな星の瞬きみたいな銀色の花ぎれにハッとした。こういう美しい工夫に触れながら読書するのが紙の本を持つよろこびだなぁ

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    2026年04月17日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜をテーマにした短編集。


    私は眠れない夜が嫌いだ。
    次から次へと嫌なことばかり考えてしまい、辛く苦しい。
    なので、私以外の人は、「眠れない夜」にはどんな風に夜を過ごすのだろう、と興味がわいた。

    一つ一つの物語はとても短いので、想像をたくさん膨らませて読んでいく。
    どの話もトーンは大体同じで、静謐な夜の時間への想像が膨らむ。

    「木守柿」が一番好き。
    子供の頃からの様々な思い出に晒されながら、生まれてくる赤ちゃんの幸せを祈る展開に、「夜の怖さ」よりも「祈り、幸せ」を感じて心が落ちつき、私も眠れない夜への恐怖が和らいだ。




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    2026年04月12日
  • さんかく

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    好きなモノを好きなだけ食べようとしたら
    死ぬほど満腹になってしまう話。

    和食の良さは、凝った小鉢に尽きる。
    毎日の食事は塩おにぎりが良い。
    ただ誰かのために作るなら
    相手が好む味付けにする高村さん。

    付き合うなら料理が得意な相手がよい。
    毎日、家に帰ると美味いものが食える。
    つまりは賄いが好きなのだという伊東くん。

    没頭できる喜びは何にも代えがたい。
    家は巣穴が良い。
    なのに、それは普通ではないといわれる華さん。

    3人がそれぞれ、何かを満たせる相手がいながらも
    特別なパートナーも見つけないといけない気がしている

    スレ違いや曖昧なやり取りに
    モヤモヤしつつも
    登場する料理に何故かお腹が

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    2026年04月10日