千早茜のレビュー一覧
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ネタバレ桑田葉→松戸葉
小学六年から母の育った香口島で祖父母と暮らす。両親が離婚し、松戸姓になる。働きはじめてから演劇やダンスの公演の感想を書くSNSをはじめた。
洋子
葉の母。
祖母
桐生真以
高速船で出会った。隣の亀島に祖父と暮らしている。脱獄犯と一緒に島から逃げた。
『Wake』というアクセサリーブランドの製作・販売をしている。
葉の祖父
みかんやレモンを育てている。
携帯電話を取った男の子。
桐生平蔵
亀島の別荘の管理人をしている。
ヒロミ
葉と同じ学年の女の子。
木村
葉の担任。二年前に島に来た。
葉の父
えらい先生になりそこねたらしい。大学で居場所がなくなった。
葵れも -
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この作者さんの既刊をボチボチと読んでいく、の7冊目。
なんとなく話題にしにく、でも誰かと話したいことをテーマに描かれた6つの短編集。
前の話に出ていた人物が登場したりするが、さり気なさ過ぎて気が付かなかったり…。
ここで言う「正しさ」は「常識」「ノーマル」「まとも」「建前」「正統」で、「正しくない」はその反対語という感じかな。
誰にも言わないが心の中で思っている本音や欲望に対して、何が正しくて何が正しくないのか突きつけてくるお話は何気に複雑。
生々しくて妖めかしくてアブノーマルでちょっぴりホラーな「偽物のセックス」が面白い。
これだけでなく、『若い女は可愛げがある』とか『女はみんなこの「バ -
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リレーエッセイ方式で17人の書き手が
『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。
想像していた感じと、かなり違っていた。
同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。
女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・
トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。
色 -
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千早茜さん。
気になっていたけれど、今回はじめましてかな?と思っていたら、かなり前に『西洋菓子店プティ・フール』を読んだことがあった。
なるほど、そういう感じの作風なのね。
と腑に落ちた。
女性の生きづらさを重めのエピソードで描いた作品。
第一部は少女時代。
心の病気で不安定な父親がいるから(?)島に預けられる。
完全なる男尊女卑の前時代的な閉鎖空間で、主人公の思いも及ばない理由で追い詰められていた少女と出会う。
強い彼女に憧れるけど、彼女はイマイチ自分に心を開いていないように感じて不安になる矢先、脱獄犯と一緒にいなくなってしまう。
第二部は大人になってから。
女性であることが理由で受ける、 -
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主人公の女性は、10歳の頃には家族でアフリカに住んで居た。一家の広い庭には、一度も首輪をつけられる事もなく庭に放し飼いにされ、野性味に溢れ、ただ家族にだけ従順なガーディアンドックが居た。その中の一匹「虎」が彼女のお気に入りだった。
恋人と暮らす32歳の今も、帰国時に置いて行く決断をした「虎」の事を思い出しては・・・。
犬にまつわる千早さんらしい至極まっとうな話。
決して出来が悪い訳じゃ無いと思うのだけれど、何故か突き刺さってこない。不思議です。どうも、読み手の私の方に問題がありそう。
千早さん、子供のころアフリカ・ザンビアで過ごされたようで、その経験がもとになっているのでしょうね。