千早茜のレビュー一覧

  • 西洋菓子店プティ・フール

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    登場人物それぞれの視点から描かれる短編小説。リアルさが少し怖いくらいだった。おじいさんからの視点も読んでみたい。

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    2025年04月20日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    人気作家さん達でこんぺいとう商店街のお店の様子を描いた本。
    あずかりやさんはこれがきっかけだったのかな?
    久しぶりに読んでこんな始まりだったなあと懐かしかった。
    おにぎり屋さん美味しそうだったな。

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    2025年04月19日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    洋服と人間関係が同時に楽しめる一冊
    お気に入りの服を丁寧に扱うのと大事にしたいと思う人への接し方は同じなんだということが分かりとても素敵だった

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    2025年04月16日
  • 雷と走る

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    主人公の幼少期での異国での犬との日々が
    ノスタルジックにそして、切なさも感じる
    文体で綴られていました。

    千早茜さん自身がアフリカで幼少期
    過ごされていたということで、
    主人公の異国での生活の描写が生々しく
    伝わってきました。

    私たちの国での犬との関係性は友人や家族のような
    存在ですが、国や場所が変われば、番犬としての
    機能を求められている犬たちもいるんだなと知ることができました。

    本の中で出てくる「虎」は番犬として求められていますが、犬としての本能が剥き出しになるシーンを見ると犬と人間との関係性って何なのだろうかと改めて考えてしまいました。

    本の中で
    「犬は人の求めに応じて変わってい

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    2025年04月15日
  • 雷と走る

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    ガードドッグ虎と少女の話。150ページに満たないのでさらっと読める。あのこはそこでしかいきていけないのだね。

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    2025年04月15日
  • 雷と走る

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    グリフィス、を読みたかったのだが、こちらを先に読んでしまった。
    久しぶりの千早作品で、それなりに楽しめたのだが、少し物足りない。

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    2025年04月13日
  • グリフィスの傷

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    傷をテーマにした短編集。
    甘苦いもの、はっとするもの、痛々しいもの色々あり。
    竜舌蘭、結露
    この2つは好きだったな。

    指ちょんぎれとか痛いのはほんとやだったー

    2025.4.12
    73

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    2025年04月12日
  • からまる

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    各話ごとに視点とテーマの生物が変わる連作短編集。登場人物達がどこかで繋がりをもっていて、同じ人物でも他人からの視点でみると別人のように見え面白い。話が変わるごとに、前の話に出てきた人物の心情が答え合わせされていく。

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    2025年04月12日
  • 魚神

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    表紙に一目惚れで購入しました。ホラーとファンタジーに加え異国情緒も漂う、幻想的な噺。世界観は好きだからこそ、多少読みやすさを犠牲にしてでも、もっと何か突出してエグかったり鋭い描写が欲しかった。着地も想像通り。

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    2025年04月08日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    読み始めたら止まらなくて一気に読み進めてしまったんだけど、終わり方が唐突でちょっと拍子抜けしちゃった… 纏子、芳、晶。それぞれのこれから先の人生をもっと読みたいなと思った。

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    2025年04月08日
  • さんかく

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    後半にいくにつれて、読むスピードかあがってスラスラ読んだ。
    3人の感情がそれぞれの目線で描かれていて、混じり合わないと、言葉にしないと相手には伝わらない感情だよな〜と。
    パン屋さんのパンが食べたくなった!ぶどうパンにかじりつきたい。

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    2025年04月02日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    最後に一気に話が驚きの急展開。そこからあっという間に終わってびっくりした笑
    補修士という仕事を初めて知ったし、仕事の内容や研究施設なんかも実在のモデルがあるみたいで面白い設定だったけど、もっと晶の過去とか掘り下げて欲しかったかも。

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    2025年03月31日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    主人公に感情移入出来ないのが多かったなぁ。
    料理を粗末に扱うのがあったのもちょっと受け付けなかったかも。

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    2025年03月30日
  • ガーデン

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    ネタバレ

    植物の香りや呼吸に満ちた作品。植物の描写が丁寧で、独特の青臭さが香るようだった。
    主人公の変化や選択に期待したが、変わるのは周囲の人間が多く主人公自身の変化はそこまで無かったように感じる。彼自身が変化を拒んだとも捉えられた。
    きっと彼は今後も幼少期のターニングポイントに固執したまま、変化できず、植物に囲まれ生きていくのだろう。

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    2025年03月30日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ネタバレ

    6人の作家によるアンソロジー。
    料理ではなく料理を作る人をテーマに
    したところが面白かったです。
    ファンタジー映画のような深緑野分さんの
    「メインディッシュを悪魔に」は個人的に
    内容も面白く、サタンが高く評価した料理?
    にあぁ~たしかになんて思いました。
    秋永真琴さんの「冷蔵庫で待ってる」では
    なんかそれってどうなんて思いつつも
    最後にある人からの誘いを断る理由が
    カッコよかった。織守きょうやさんの
    「対岸の恋」は想定していた好きな人が
    えぇ~そっちなん!て思いつつその好意を
    抱く人たちのやり場のない思いや自分なりの
    処理の仕方が極端で共感は出来なかったけど
    なんか悪くない方向にいけそうな感じ

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    2025年03月26日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    料理に関連する物語。それぞれ味があって面白かった。ちょっと怖くてゾクッとするもの、ほのぼのした感じだがちょっと悲しいもの、料理は味付けで関連する人間模様がメイン。

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    2025年03月26日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    タイトルの犬も食わないがぴったりなお話でした。恋愛のドキドキ感みたいなものは書かれてないのですが、もっと日常に隠れてしまった愛のようなもののストーリーです。男女の考え方の違いが段々出てきて、楽しく読めました。
    筆者が入れ替わっていくのですが、他の方が書いたストーリーを繋げていけるってすごいなと感心してしまいました。

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    2025年03月20日
  • 雷と走る

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    ネタバレ

    人間が生き物を大事にするのは答えが返ってこないから、それができないと永遠に悔いが残る
    という和の言葉に共感した 私も昔家で飼っていた犬が幸福だったのか自信がなくて悔いが残ってるし、たぶんこのもやもやが消えることはないと思う

    彩度が高くて、光と陰がくっきりとわかれているような鮮やかな異国の描写が美しくもそら恐ろしかった 現代の日本よりも野生が近い感じの…その辺の感覚は拓ちゃんに一番共感できたかも 日本を離れてこの国で暮らすのめちゃくちゃ怖いしバッタの群れが大雨みたいに窓を打ったら私パニック起こすかもしれない…

    このお話では対等な愛ってなんなのかってことを問いかけている気がした 異国のガードド

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    2025年03月15日
  • グリフィスの傷

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    傷に関する短編集。好きな話は圧倒的に慈雨。千早茜っぽいなと思うのは林檎のしるし。
    一般論で、いじめや嫌なことってした方は覚えてないけどされた側は一生覚えてるっていうのはよくある話。でも慈雨は、傷をつけられた側はすっかり忘れていて、傷をつけた人は一生忘れられず、ずっと後悔しているという話。不器用だが愛情深い父親が好き。
    自分の痛みに敏感すぎる人こそ、他人の痛みに鈍感になってしまうことがあると思うので、自分はそうならないように気をつけたい。

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    2025年03月12日
  • わるい食べもの

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    食エッセイとはいえ、千早茜さんの事が色々知れた1冊でした
    食=毎日のこと=人生 だとつくづく思うよなあ

    小学生時代のほとんどをアフリカで過ごしてたなんて驚きの経歴だ
    旦那さんは料理人なんだな
    鼻がよく効いて、猫のいる場所までその鼻で嗅ぎ分けて見つけるらしい
    だから匂いがテーマの小説が多いのかな

    ーーー

    自然、忙しくなる。私は映画は一人で行きたいし、テーマパークもアウトドアも嫌いで、休日は家にいたい人間だ。恋人ができても、デートらしいデートができない。結果的に会う時間がなくなり、一緒に住まざるを得なくなる。そこで、結婚しなくても一緒に暮らしているのなら、結婚とはなんだとますますわからなくな

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    2025年03月05日