千早茜のレビュー一覧

  • しつこく わるい食べもの

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     前作を読まずに今作から読みました。
     作者の食に対する熱量の高さがすごいと思いましたが、逆に自分がいかに食に無頓着であるかが分かりました。

     こんなに美味しい物を理解し、味わえる人生なんて、とても楽しいだろうなと思いました。私ももっと美味しい物を探求してみたくなりました。

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    2024年05月30日
  • しつこく わるい食べもの

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    「好き」と「嫌い」がはっきりしてる人やなぁと思った
    「おいしい呪い」の回、私の場合は「おいしいでしょう」と言われたくないのではなく、同じタイミングで食べて私より先に「おいしい」とか「うーん」とか味の感想を言われたくない
    おいしいかどうかは私が一番に判断したいし、先入観を植え付けないでほしいと思ってる

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    2024年05月28日
  • こりずに わるい食べもの

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    食へのこだわりが薄いから、食に対してこんなに熱い思いがあるのが羨ましい。
    食べ物に対しての気持ちの話も好きだけど、食周辺の人間関係の話も好きだった。

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    2024年05月20日
  • こりずに わるい食べもの

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    「透明な夜の香り」シリーズで気になって、千早さんのエッセイを初めて読んでみた。作品での食描写もおしゃれだな〜と思っていたが、やはりご本人の食事もわたしから言わせればおしゃれ!丁寧な暮らしといった感じ。マヨネーズがなくてナンプラーが常備してあるところにそれを強く感じた。食エッセイは西加奈子ばかり読んでいた私。西加奈子が大阪の下町なら千早茜は京都のお上品な感じ。結論どちらも良い食エッセイ。最後の輝く朝ごはんが良い。
    「ひとりの食も充分に楽しい。けれど、親しい誰かとの食事は瞬間の光をたたえていて、私はまだその輝きから自由になりきれずにいる。」

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    2024年05月14日
  • こりずに わるい食べもの

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    このシリーズ好き。山形とか関西から縁が薄い土地の話が出てくるのも東京編になったからと思うと、さみしくない

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    2024年05月11日
  • 人形たちの白昼夢

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    静かな雰囲気の短編集。

    欲深い砂漠の民がヌカラとマムウが住む雪山を壊す「ビースト」が特に印象的だった。

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    2024年04月27日
  • 女ともだち

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    女ともだちがテーマというだけあって
    共感も怖さも面白さもあって
    感情が良い意味でぐちゃぐちゃになる。

    短編だからサクッと読めるし
    作家さんによって文体も違うから
    一気読みというよりは作品ごとに間を開けて読んだ。

    最後の獣の夜が近い女ともだちが見事に描かれてて読みながらもドキドキした。

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    2024年04月27日
  • しつこく わるい食べもの

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    すでにコロナの時代を忘れつつある今、振り返る機会を与えてもらって良かった。本の内容とは関係ないが、家族が揃って毎日夕食がとれた日はもう来ないかと思うと、良い機会だったとも思う。

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    2024年04月22日
  • 女ともだち

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    女の子のころから感じていた女としての楽しさ、生きにくさ、めんどくささ、近くてうざったく思えるときもある母親との関係性など、さまざまなものを感じて大人になったなと自分の人生を重ね合わせながら読むことができる。
    これを読んだ男性陣はどのように感じるのか気になる。笑 きっと恐怖だろう。

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    2024年04月21日
  • 魚神

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    ネタバレ

    こうゆうお話好きだ...となった作品です。
    蓮沼のキャラ良すぎるな
    スケキヨは欲を言うならもう少し掘り下げて欲しかったなという感じです。そしたらもっともっっと素晴らしい作品になったのに!と個人的に思いました。

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    2024年04月17日
  • こりずに わるい食べもの

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    初めてエッセイ本を読んだ
    丁寧で繊細な文章を書く人そのまま、丁寧な暮らしをしている人なのだと思った
    紹介された食べ物たちを食べたくなりました

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    2024年03月10日
  • しつこく わるい食べもの

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    高瀬隼子『おいしいごはんが食べられますように』に期待した、(これはタイトルと装丁から私が勝手に想像した本のイメージであって、お話に感じたこととは別物。)「こういう内容を求めていた!」という感情を消化すべく読みました。消化できた!
    読み進めていくうちにお腹がなり、何度もスマホでクックパッドを検索した。これからスーパーに行くのが楽しみ。

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    2024年03月10日
  • しつこく わるい食べもの

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    ネタバレ

    小説は私の作品で、私ではない。彼女のアクセサリーも彼女の作品で、彼女本体ではないし、彼女が繊細だろうが豪快だろうが、購入したアクセサリーはなにも変わらない。

    言語化していなかっただけで、料理は小さな肯定感や達成感をくれる。生活の中で習慣になっている行為には、自分を保つ要素が隠れていることに気づく。

    「SNSに食べものの写真をのせる意味がわかりません」というものがあった。する人はするし、しない人はしない。見たい人は見ればいいし、見たくない人は見なくていい。どちらが正しいわけでも間違っているわけでもないし、理解し合う必要もない。

    すごく嫌なことがあったとき、仕事がうまくいかないとき、自分が世

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    2024年03月06日
  • からまる

    匿名

    購入済み

    すごく繊細な話し。
    子供の頃数年ですが、人が触った物に触るのが気持ち悪いと、思う事がありました。
    それを思い出しました。自然と治ったと感じてたけれど、人との出会いで自分が変われたのかもと、この本を読んで思いました。

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    2024年03月04日
  • からまる

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    タイトルの通り。誰かと誰かが、社会的にも経済的にも、精神的にも、肉体的にも絡まらないと生きていけない。それをサラサラと粘着質にならずに書いている。最後に綺麗にからまりを解いて去った大原さんと新しいからまりの始まりを予感させて繋がっていく終わり方だったなと感じた。

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    2024年02月27日
  • 女ともだち

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    女ともだちをテーマにしたアンソロジー

    どの作品も、女性だからこそわかる女性同士の複雑な関係性と感情を描き出していて面白かった。
    知らなかった作家さんもいたけど、この本で知ることができてよかった!

    特に印象に残っているのは村山由佳さんの『COPY』
    ラストが衝撃すぎて、もう一度読み返さずにはいられない。

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    2024年01月28日
  • しつこく わるい食べもの

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    一作目の〝わるい食べもの”がとっても面白かったため第二弾!
    一作目では、とらやの羊羹が無性に食べたくなり買いに走ったけど、今回はとってもパフェが食べたくなった、、笑(寒い季節だから我慢できている)

    相変わらず偏屈で、食へのこだわりと執着の凄さにビックリ&面白おかしく読めました。
    気付いたら第三弾も出ているではないか!
    こりゃ読まないといかん!笑


    2024年〜1冊目。


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    2024年01月24日
  • 眠りの庭

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    前半の「アカイツタ」と後半の「イヌガン」。後半を読み始めた時は別の話なのかな?と思ったけど、10年後のお話でした。今まで読んだ千早さんの中では1番の耽美さや幻想が漂う作品でした。
    明確な解釈が記されているわけではなく、読者に委ねられているお話です。
    私的には結末がちゃんとしていて、なるほどねーそうきたか。でもこういうのもありだよなぁと想像するのが好きなので、千早さんの決めた結末を知りたいなーと思いました。

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    2024年01月21日
  • 桜の首飾り

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    ネタバレ

    千早さん作品では珍しく、大切な人とつぎの約束があった。2度と会えなかったりしなかった。正直、私は桜があんまり好きじゃない。毎年「美しさ」を人間にしゃぶり尽くされて、アスファルトで黒ずむ花びらを見ると目を背けたくなる。私の喜びは、誰かの苦しさを踏みつけた上にあるんだろうなと自覚してしまう。どこまでを世の摂理として受けいれるべきなのか、最近よくわからない。

    ・画びょうで壁にぎゅっと貼りつけるような言い方

    ・人間なんて単純なものです。自分にとって価値があるものにね、金や時間を注ぎ込むんですよ。

    ・人が完全にわかり合うことはできないと私は思う。でも、繋がることはできる。美しいもの、優しいもの、鮮

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    2024年01月18日
  • 人形たちの白昼夢

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    千早茜さんがインタビューで言っていた。
    エッセイでは本当の自分を全て書けない
    小説の方が(もちろん、全て本当の自分ばかりではないけど)本音の部分を描き入れる事ができる、と言うようなお話しでした。

    千早茜さんの作り出す、透明感のある世界は
    幻想的であり 清々しい。
    深い心の奥底の方に溜まっているものの中からひとつずつ取り出して、一編にしてみたような短編集でした。

    一冊200ページ超くらい本に、12編の短編

    たとえば「スヴニール」と言う20ページ位の一編
    出だしの2行で、季節感、時間帯、天気、温度感、
    すべてを美しく表現してしまう。
    すごいなぁ!

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    2023年12月10日