千早茜のレビュー一覧

  • しつこく わるい食べもの

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    1作目のような派手さはないけれど、食や自分のあり方をしっかり見つめてる感じがよかった。
    3作目を先に読んでしまったからか、
    プライベートからの影響があるのかな、と深読みしてしまう。
    京都情報、うれしい。行ってみたいお店ができた。

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    2023年08月01日
  • からまる

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    人は誰かとつながってしか生きられない。もがき迷いながら”いま”を生きる7人の男女たちが一筋の光を求めて歩き出す-。

    『魚神』に続いての千早茜san。

    第一話「まいまい」から、第7話「ひかりを」まで。相関図を見ずに読みました。次の話に進み、誰が軸で、どこで”からまる”のか、ドキドキしながら読み進めました。

    一話:武生の”女”への想い(蝸牛)、二話:田村と華奈子の関係(クラゲの血)、三話:係長の家庭(イソメ)、四話:恵の過去(子ムカデ)、五話:蒼真の悩み(星の砂)、六話:華奈子の生い立ち(ヒドラ)、七話:葛月の生きる意味(ナマコ)など。

    美しくて、妖艶な連作集。登場人物それぞれが抱える苦悩

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    2023年07月15日
  • こりずに わるい食べもの

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    舞台が京都から東京へ
    引っ越したからかおうちでのお話が多めでパフェ愛も相変わらず強め
    やっぱり千早さんの言葉選びというか表現?が好き
    次は小説読みたい




    電気、水道といったライフラインが断たれないなら、自分の心を維持するための美しいお守りを持っておきたい。

    誰かにとっての無駄や贅沢でも誰かにとっては生きるよすがで、そういうものが互いに侵害せず混在している世界が当たり前だということを忘れずにいたい

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    2023年07月11日
  • しつこく わるい食べもの

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    わるい食べ物第2弾。第1弾でさんざん食べまくるという話をしていた反動か、食べれない話題が多かった気がします。
    食べることが好きなので、他人の食べ物に関する執着を聞くのは面白くてさくさく読めました。

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    2023年07月10日
  • しつこく わるい食べもの

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    前作でも思ったけれどタイトルの付け方が好き  

    食べ物の描写がとても上手で食べている様子が目に浮かぶ
    自分も食べたくなってくる

    3作目も楽しみ

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    2023年07月07日
  • こりずに わるい食べもの

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    ネタバレ

    このシリーズを読むといつもパフェが食べたくなる。

    警報音をフィクションとして楽しめるのは平和な国だから。銃や爆弾の音を聞いてもテレビや音声だとすぐに判断してしまうのは本物を知らないから。近くにないから。それって幸せなことだよね、と認識した。文化を楽しむには戦争なく、平和でないとダメだ。

    働き方
    どこにいてもいいってことは、どこにいても逃げられる。住む場所を選んで、楽しむことができるのは何より幸福なのかも。

    パンの好み、食べ方に共感した。東京はパン屋さんが多くていいな。レストランでのパンの配分は迷いがち。いっぱい食べたいけど、お腹のキャパとは要相談。
    パフェを最後まで綺麗に食べきる方法、私

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    2023年06月29日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    女性作家8人による、「女ともだち」がテーマのアンソロジー。


    うむむむ、女の友情はもろいというけれど、こんなにすごぉ〜く気持ち悪くて、べとっとするものばかりだろうか…
    相手と『同じ』を競うような構図が、いくつもの作品に…あー、たしかに、『おそろい』スキだよなぁ…トイレ一緒に行ったりしてるよなぁ…
    いやはや。下手なホラーより怖い。
    どれも面白かった。

    その中で、「ブータンの歌」は、くすっと笑えて、阿川佐和子さんらしい軽やかさだった。

    「ラインのふたり」嶋津輝さんは初読。ちょっと山本文緒さんのような奇妙な迫力。
    他の作品も読んでみたい。

    「獣の夜」森絵都さん、爽やかな作品しか読んだことがな

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    2023年06月20日
  • 夜に啼く鳥は

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    短編集のように読みやすくお伽噺のようにすっと入ってくる語り口で、通常の人間は持ち得ない能力を持って生まれた2人の物語が綴られる。第一章は全ての始まりとなった者、第二章はその子孫の御先が軸となっている。
    特異な運命を背負って生まれた者が抱えるやるせなさ、そして側にいながらもいつかは先に去らなければならない者の切なさを感じると同時に、自分たちとは異なるものを畏れ傷つけるか異常に崇め縋ることしかできない人間の無力さ、異常性も感じさせられる物語。死は本当に、人間が考えるほど恐ろしいものなのだろうか。

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    2023年06月20日
  • あやかし草子

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    儚くて、切なくて、愛おしい「あやかし」の集まりでした。
    幻想的で神秘的な雰囲気の「あやかし草子」は、千早さんだからこそ描けるのではなかろうか。

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    2023年06月18日
  • こりずに わるい食べもの

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    ネタバレ

    読んでいると本当におなかが空いてくる一冊。比喩ではなく本当におかかが空いてくる。装画が相変わらず素敵。

    ■めんつゆはデニム:なんのこっちゃと思ったら、メジャーなものってことなのね。
    ■焼いてから:焼いたアスパラはうまい。ヨダレポイント
    ■パーフェクトワールド:自分と目の前のパフェだけの世界。
    ■海老の頭:カリカリとした歯応え、とかこういう単純な描写でヨダレ。
    ■ブラックランチボックス:家の中で手作り弁当ですか。洗わなかった弁当箱の悲劇。
    ■ロシアンルーレットで食欲爆発:ロシアンルーレットとは予防接種。食べる口実が欲しいだけ?
    ■包んで包んで兵馬俑:白く並んだ餃子を兵馬俑と表現するセンスが食い

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    2023年06月12日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    ネタバレ

    本来残酷だと言われている西洋童話を現代に置き換えることで、より残酷かつ風刺的に感じた。文章が美しかった。
    7編のうち「シンデレラ」だけがわかりやすいハッピーエンドで、1番好きだった。
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    「白雪姫」「シンデレラ」「みにくいアヒルの子」……誰もが知っている西洋童話をモチーフに泉鏡花文学賞受賞作家が紡ぎだした、耽美で鮮烈な現代のおとぎ話7編を収録した短編集。

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    2023年06月01日
  • しつこく わるい食べもの

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    美味しそうに、たくさんの、色んなものを食される様子を見るのが気持ちいい。
    自分の中の食への欲みたいなものを刺激されるのがとても好きです

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    2023年05月28日
  • 眠りの庭

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    アカイツタとイヌガン
    別々のお話のようで深く絡みついている一冊

    理解できないような闇や薄暗さがある
    深い闇に興味をそそられ
    のめり込んでしまう感じ
    久しぶりに味わった
    嫌いじゃないんだなこの感覚

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    2023年05月15日
  • からまる

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    からまりは、つながりでもある。

    「相手を想って避けたはずのことが、単に面倒事を避けるための沈黙や我慢になっている」
    「肝心な人に感情を向けなくては駄目だ。怒りで誤魔化すのじゃなくて、ちゃんと寂しいってことを伝えなきゃ駄目だ」

    うっかり1人で勝手にからまって身動きを取れなくなることもあるけど、どうせなら大切な人とからまりたい。

    「傷ついたということは、わずかでも期待していたということだ。先を望んでたということ。それが、恥ずかしかった」
    ここ、自分の経験を思い出して気持ちを拾ってもらえた気がした。

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    2023年05月07日
  • からまる

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    ネタバレ

    「自分はこうあるべきって決めつけない方がいいわ。長い目で見ないと分からないこともあるから。」


    大好きな千早茜さんの作品、7つの短編でサクサクと読めた。それぞれのストーリーが繋がっていて面白いです。

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    2023年05月07日
  • こりずに わるい食べもの

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    私はあんまり食にこだわりが無いので「そうなんだぁ」と、他ジャンルの話を聞くオタクみたいな感想しか出てこないのが申し訳ない。
    食へのこだわりを真似はできないけど、身体を作る物に貪欲なのっていいなぁと思った。

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    2023年04月01日
  • 眠りの庭

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    難しかったとか複雑だったとか、そういう言葉では表せられないような神秘的な作品だった。
    アカイツタとイヌガンの2部が折り重なってひとつの物語となることがすごく印象的だった。ただ、わからなかった、、、

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    2023年03月30日
  • からまる

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    あとがきどおり、湿度のある作品だった。短編集の中で登場人物が少しずつ重なりながら物語が進んでいく。私は水族館の水槽を、角度を変えながら覗いてる気分だなと思った。

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    2023年03月25日
  • こりずに わるい食べもの

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    わるたべ第3巻。
    東京への引っ越し等々、ツイートの端々からも気になる点が多かったので、最後の「輝く朝ごはん」できっぱりと書いてくれていて好感が持てる。
    そして兵馬俑のエピソードも読めて満足。ストレスを解放する儀式的なもの。
    あと千早さんが、食を表現するときの擬音語がけっこう好きだと思った。ぱすぱす。もろもろ。

    あとは私も浅草でどぜう食べてみたいなと思った。東京に住んでもう10年、築地も目と鼻の先なのに、全然それらしきものをたべたりしていない。いつ環境が変わるともわからないのに、だ。
    今年は食を充実させる一年にしよう。

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    2023年03月23日
  • からまる

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    読み手の読解レベルが試される作品だと思います。
    全編を通して各登場人物が繋がりのあることは理解できたのですが、この作品のテーマというものが薄ぼんやりしているかなと感じました。
    たぶん「愛」がテーマだとは思うのですが、その愛が意味するものを理解するには少し難しかったです。
    一度読むだけでは読み解けないと思ったので時間を置いてもう一度読みたいと思いました。

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    2023年03月10日