千早茜のレビュー一覧

  • 夜に啼く鳥は

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    夜に啼く鳥は

    シラ
    はばたき

    ひとだま
    かみさま
    躑躅
    全六編

    愛しい人を失った不老不死の身体をもつシラは
    死ぬこともできず、生きる意味もわからないまま、
    愛しい人を探し求め時を超えて彷徨い続ける。

    長く長く時は流れ、地図にも載らない秘された里に
    不死の一族はひっそりと社会から隠れて生きていた。

    驚くほど強い力に選ばれた御先(みさき)は、
    一族でもずば抜けた治癒の能力を持っていた。

    愛する人は人間だから先に死んでしまう、
    永遠に一人で生き続ける不老不死の身体をもつ
    美しい化け物の切なくて哀しい物語。


    **
    人間は命に限りがあるから不死を望み願う。
    でも、反対に不老不死の体

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    2022年01月11日
  • 女ともだち

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    女性作家たちが描く、「女ともだち」のアンソロジー。
    やさしかったり、ヒリヒリしたり。離れたりくっついたり。女同士だから分かり合えること、女同士だから叶わないこと。

    どれも絶妙な距離感がたまらない作品ばかりだった。

    初めの2作はゾッとする感じ。

    額賀澪さんと嶋津輝さんは初めましてだったけど好きな感じだった〜‪

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    2021年12月17日
  • からまる

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    人のことはその人にしかわからないし、自分のことも自分にしかわからない。
    だから、みんなそれぞれにストーリーがある。
    短編小説はそれがギュッと詰まっているから読んだときの昂揚感みたいなものがある

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    2021年11月21日
  • からまる

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    ネタバレ

    私はこういう連作短編集と呼ばれるものが好きみたい。人の人生が絡みあっていく感じ。人生ってやっぱり一方面から見るだけじゃなんもわからない。人には人の事情があって、わかったようなふりしたくないなと思う。

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    2021年09月26日
  • 女ともだち

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    千早茜さんが書く小説が好きで買ってみたけど
    正しい女たちに出てくる読んだ事ある短編小説でした( ¨̮ )

    他の作家さんも面白いと思うのがあって
    他にも読んで見ようと思った。

    ゾッとしたりお前かーいて思ったりできて
    面白かったです。

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    2021年08月15日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    スカイツリーが見える、東京の下町。
    古くからのお店と新しいお店が混じり合う、明日町こんぺいとう商店街の、七軒のお店の物語を7人の作家が描くアンソロジー。

    既読の作家さんは、大島真寿美さん、彩瀬まるさん、千早茜さん、中島京子さん。
    それぞれの持ち味が出ていて、どれも面白かった。

    大山淳子さんの『あずかりやさん』が、盲目の店主が一日百円で大切なものをあずかるというお店を舞台にしていて、にぎやかな商店街の中、しんとしずかな店という感じが良かった。
    アンソロジーを手に取ると、こうして新しく好みに合いそうな作家さんが見つかるのが楽しみ。

    こんぺいとう商店街シリーズとして続刊もあるらしいので、続きも

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    2021年07月04日
  • あやかし草子

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    俺はこういう昔話、まんが日本昔話(古っ)的な展開が好きなんだなぁと思った。いや。違う。改めてこの作家の持つ不思議な力に、自然に惹き込まれていくんだなぁと一晩明けて気づいた。
    まったく時代の古さは感じず、あたかもいま日本のどこかで起きているような新鮮な感じすらする(ンなことはないか)。あやかし、の持つなんとも言えない、ゾクっとする感じが心地よし。間違っても朝の通勤電車

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    2021年05月14日
  • あやかし草子

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    ひとと、ひとならざるものとのかかわりの短篇集。個人的には「ムジナ和尚」「真向きの龍」が好き。
    舞台は現代ではないが、どこかかなしかったり、おそれを抱かされたりと、『異なる』ものに目を向かせられた、ように感じた。

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    2021年04月30日
  • 桜の首飾り

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    桜をテーマにした短編集。
    それぞれ独立した話ですが、内に秘められたほのかな色香や静謐さが漂う雰囲気が共通の素敵な作品でした。

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    2021年03月01日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    中島京子さんと大島真寿美さん目当てに読んだ。どれも角が取れてて、程よい甘さ。こんぺいとうって美味しいもんね。

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    2021年02月24日
  • 人形たちの白昼夢

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    ゆるく繋がった連作短編集という感じ。
    ファンタジーっぽいものや、寓話風のものも混ざっていて、青いリボンが象徴的に何度も出てくる。

    血生臭い表現もあるのに、全体に静謐な印象。どの話も、記憶の中の何かに触れる気がする。
    ティーポットの話の最後、ぐっときた。

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    2021年02月21日
  • 女ともだち

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    COPY 村山由佳
    ト・モ・ダ・チ 坂井希久子
    卵の殻 千早茜
    水底の星 大崎梢
    こっちを向いて。 額賀澪
    ブータンの歌 阿川佐和子
    ラインのふたり 島津輝
    獣の夜 森絵都
    8人の女性作家による、女性ばかり出てくる8つの短編集。豪華な顔ぶれの短い話が詰まっているから読み終わるのがあっという間でなんとももったいない。けど、読んだことのない作者の作品を読んで興味を持つきっかけとしていい機会になったかも。
    男性目線でよく描かれるような、勘違いとか思

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    2021年02月19日
  • あやかし草子

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    『真向きの龍』、白石晃士監督の『戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!FILE-02【暗黒奇譚!蛇女の怪】』って作品を彷彿とさせる…

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    2021年02月04日
  • あやかし草子

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    千早作品は最初に「魚神」を読んで以来、現代物ばかり読んでたので久しぶりの時代物。
    京極夏彦や恒川光太郎の様な雰囲気があってとても好み。
    作者独特の世界観と言うか何とも言えない温かさがある。
    藤沢周平の短編のような、どれだけ読んでも飽きさせない筆力を感じる。
    改めて作者との相性の良さを感じた作品。

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    2020年12月21日
  • 女ともだち

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    女性作家8人の短編。どれも面白かった。ゾクっとしたり、女友達ってそうだったなーと身に覚えもあるものもあり、やはり女性作家だけにリアリティがありつい肯いてしまった。初めましての作家さんとも出会えるのが短編を楽しむ醍醐味でもある。

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    2020年09月19日
  • 夜に啼く鳥は

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    身体に蟲を宿した不老不死の一族。

    第一話は、一族の始まりのシラの話。
    第二話以後は、150年以上生きる御先の話。
    ひっそりと長く生きることの寂しさが伝わった。

    長年続いた一族なのに、性別のない御先の後はどうなるんだろうと気になった。

    デビュー作の魚神のように、ファンタジー溢れてて良かった。

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    2020年09月08日
  • 森の家

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    森閑とした気味の悪さの物語。

    登場人物それぞれの家族が錘のように、被さってしまう。

    あとがきにあるように、この物語は不健康かもしれない。

    こういったひとたちにとって、家族という存在や、子どもを産むという行為はまるで枷や呪いのようなのだ。

    そして、こういうひとはどんなに楽しそうに仕向けられても、どこか世界や他人が不穏であると感じてしまう。

    P.124『「なんか嘘くさいじゃない。あの夢みたいな場所も、あそこに連れて行けば喜ぶと思っている親も。きらきらしているのは表面だけで、中は空っぽな気がする。」』

    P.128『「従業員も客もみんな笑っていて、何もかも楽しむだけに作られていて、遊び続け

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    2020年07月26日
  • 眠りの庭

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    ネタバレ

    むせ返るような「女」の匂いが色濃く漂う二編。

    由緒正しい女学院と少女たちと美術教師…幻想的で湿度の高い不穏な雰囲気に吸い込まれるようだった。
    読み終わっても、何かふと遠い目をして考え込むような囚われ方をしてしまう。なんだか言葉にできない業の深さを感じた。
    嫌悪しているのに、抗えない。そんな一冊だった。

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    2020年02月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    「あずかりやさん」からの訪問。
    粒ぞろいの短編集でした。

    「あずかりやさん」の大山さん以外は初読み作家さんばかりでしたが、もっと読んでみようと強く思った方も見つかりました。
    でもとりあえず、こんぺいとう商店街24の物語を全部読んでみようと思います。

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    2021年12月23日
  • 女ともだち

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    女友達同士のあるある三昧。なかなか面白いストーリーが個性的に繰り広げられる。この作家はここを攻めてくるのね〜とか思いながら読めるのも楽しい。

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    2019年07月31日