【感想・ネタバレ】明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】のレビュー

あらすじ

巻末に特典イラスト付き! この路地を曲がれば、そこはもう、すこし不思議な世界の入口――。ひとつの架空の商店街を舞台に、七人の人気作家がお店を開店し、短編を紡ぐほっこりおいしいアンソロジー。商店街のマスコット「招きうさぎ」がなつかしくあたたかな物語へといざないます。

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ネタバレ

【あらすじ】
この路地を曲がれば、そこはもう、すこし不思議な世界の入口―。ひとつの架空の商店街を舞台に、七人の人気作家がお店を開店し、短編を紡ぐほっこりおいしいアンソロジー。商店街のマスコット「招きうさぎ」がなつかしくあたたかな物語へと誘います。

【感想】

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2017年08月07日

購入済み

商店街を舞台にした七軒の店のお話。作品達が直接関連しているわけではなく、同じ商店街の空気感で繋がっていてどれも印象的でした。

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2025年10月28日

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このシリーズの4に好きな作家さんがいたので読み始めました。
4⇒1で読むと、あのお店はこういう話の始まりだったのか~がわかって面白かった!
短編集なので、もちろん好みのものと、あまりそうでないものはあるものの、全体的には呼んでいて面白かったです。

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2025年10月16日

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ずっと読んでいたシリーズの『あずかり屋』さんがアンソロジーに入っている!
と、読み始めました。
商店街の店についてのアンソロジーなので、作家さんが違うのに統一感があるように思えました。
まるで連作短編みたい。
このシリーズ、積読にあと3冊控えているので楽しみに読みます!

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2025年07月11日

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不思議な商店街での話。

人気作家さんたちが描くストーリー、どれも印象的でした。

招きうさぎ、いてくれたらいいなぁー

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2024年11月04日

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スカイツリーが見える、東京の下町。
古くからのお店と新しいお店が混じり合う、明日町こんぺいとう商店街の、七軒のお店の物語を7人の作家が描くアンソロジー。

既読の作家さんは、大島真寿美さん、彩瀬まるさん、千早茜さん、中島京子さん。
それぞれの持ち味が出ていて、どれも面白かった。

大山淳子さんの『あずかりやさん』が、盲目の店主が一日百円で大切なものをあずかるというお店を舞台にしていて、にぎやかな商店街の中、しんとしずかな店という感じが良かった。
アンソロジーを手に取ると、こうして新しく好みに合いそうな作家さんが見つかるのが楽しみ。

こんぺいとう商店街シリーズとして続刊もあるらしいので、続きものんびり読みたい。
また違う作家さん、違うお店が登場するのか、それともまた同じお店も登場するのかな?
『カフェ スルス』がどんなお店になっていくのか、続きが読みたい。

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2021年07月04日

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中島京子さんと大島真寿美さん目当てに読んだ。どれも角が取れてて、程よい甘さ。こんぺいとうって美味しいもんね。

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2021年02月24日

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「あずかりやさん」からの訪問。
粒ぞろいの短編集でした。

「あずかりやさん」の大山さん以外は初読み作家さんばかりでしたが、もっと読んでみようと強く思った方も見つかりました。
でもとりあえず、こんぺいとう商店街24の物語を全部読んでみようと思います。

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2021年12月23日

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アンソロジーはあんまり読まないけど、こういうのもいいもんだ。
それぞれ文体に個性があってそれも楽しめた。
今まで読んだことない作家さんも、これをきっかけに手に取ってみようと思う。

カフェスルス、すてきだなあ。
こうやって仲間とわいわい夢を形にしていくのが楽しそうで羨ましい。

商店街の店どうしの繋がりも描かれていて面白かった。

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2018年11月10日

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こういうオムニバス形式のものには手を出していなかったけど、先日、3時のおやつを読んで、なかなかいいかもな…と思って読んだ。結果、とても面白かった。ハズレもなく、小さな繋がりを見つける楽しさもあった。軽いものばかりがあっさり詰まっているのでは?と思ってたけど、どれもしっかりした話だった。よい意味で作者が競い合うのかなぁ。

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2018年07月21日

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これも大阪で買ってきた一冊。
以前から読みたいと思っていた本です。

スカイツリーを見上げる下町のかたすみに、
ひっそりと息づく商店街がありました。
それがー『明日町こんぺいとう商店街』。

明日町こんぺいとう商店街を舞台にした7つの物語。
七人の作家さんのアンソロジー。

大島真寿美 『カフェスルス』
大山敦子  『あずかりやさん』
彩瀬まる  『伊藤米店』
千早茜   『チンドン屋』
松村栄子  『三波呉服店ー2005-』
吉川トリコ 『キッチン田中』
中島京子  『砂糖屋綿貫』

読んだことのある作家さんは、彩瀬まるさん、中島京子さんの二人だけ。

どの物語も心がほんわかします。

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2018年06月06日

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スカイツリーを見上げる下町の片隅にある、架空の商店街。
大山淳子氏の「あずかりやさん」がとても良かったので、"出身地"である、こんぺいとう商店街のことをもっと知りたくなりました。

個人商店が立ち並ぶ商店街は、現代では衰退の傾向にあるけれど、こんぺいとう商店街は、たたむ店あり、新しくできる店ありで細々と続いている。
家業を継いだ若者や、出て行ってまた戻ってきた者、新しい商売の形、幼なじみと小さな恋の話など、懐かしい雰囲気の中で語られる。
後に行くにしたがって、他の商店の名前が登場するようになって、箱庭世界が充実していくのが面白い。

一軒目『カフェ スルス』 大島真寿美
ほぼ還暦世代の演劇仲間が集まって、カフェを開くことになる。
バイトで食いつないで来た者ばかりなので、即戦力!
「スルス」はフランス語で「泉」
ちょっとお洒落なカフェができたと、なかなか繁盛。

二軒目『あずかりやさん』 大山淳子
一日100円で何でもあずかる、あずかりやさん。
開店のきっかけになった男が桐島透にあずけた物と、盲目の店主に本を点訳してくれる女性、少年に託された茶色いかばんの中身。

三件目『伊藤米店』 彩瀬まる
「米屋の息子がいい男になって戻ってきた!」と、桐子の周りで話題になる。
なんと、かつての同級生、「野球部の伊藤くん」だった!
おいしいおにぎりと、ひと時の幻想。

四軒目『チンドン屋』 千早茜
テレビが普及してCMがかかるようになるまでは、「チンドン屋」は貴重な宣伝手段だった。
今毘羅屋清治郎が語る、チンドン屋、今昔。

五軒目『三波呉服店――2005――』 松村栄子
着物を着る人が少なくなって、由緒ある呉服店も、卒中で後遺症が残る店主が帳場を守るばかり。
そこへ吹く新しい風と、人間国宝が染めた辻が花の着物の由来。

六軒目『キッチン田中』 吉川トリコ
「ヒナギク生花店」の娘・ひな菊が胸に秘める、「キッチン田中」のシェフ・修(おさむ)への思いのゆくえ。

七軒目『砂糖屋綿貫』 中島京子
砂糖屋の二階に下宿した、浅木耕太が見る、大家・綿貫徳次郎のシルバー・ライフと、耕太の後輩・キズナの謎の行動(耕太にとって)

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2018年01月08日

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7名の作家さんの、商店街をめぐる連作
たぶんモデルはあそこの商店街だと思うんだけど、閉まるの早いから違うかな
こういう商店街は通り抜けるだけでも楽しいと思う

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2016年11月17日

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7人の作家が、「こんぺいとう商店街」を舞台に、主人公を変えながら送るリレー式の短編集。じつは、もっとファンタジー色の強いものかと思っていたのだけれど、まったくそんなことはなく。まるで同じ人が書いたかのように、すんなり読めました。

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2016年03月25日

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千早茜さんのチンドン屋が一番好きでした。下町のベランメイ調は素敵と思いながら、現実に聞いたことはありません。(聞いたら、なんと返したらよいかわからなくてモジモジしそう…。)

偏屈で頑固者だけど、情にあつい親方の独り語りのテンポの良さや相手の若くて真面目な泥棒さん?もじんわり心あたためてくれました。

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2015年06月06日

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『なんどでも生まれる』彩瀬まるさんの作品がきっかけで読み始めた。商店街の短編アンソロジー。色々な作家を読みたい時には良いとは思う。おはなしの傾向は商店街ならではの人情味だろう。さらっと読んでしまうのにはちょうどよかった。

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2025年11月01日

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人気作家さん達でこんぺいとう商店街のお店の様子を描いた本。
あずかりやさんはこれがきっかけだったのかな?
久しぶりに読んでこんな始まりだったなあと懐かしかった。
おにぎり屋さん美味しそうだったな。

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2025年04月19日

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懐かしくほのぼのとした短編集。昭和の味を出していて、人情物と言えるかも。シリーズ化しているようなので、続きも読んでみたい。それぞれの作家さんの雰囲気と特徴があって楽しめた。微かなリンクもニヤリとする。

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2024年08月31日

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やはり作家ごとの色があって、合うものもあれば合わないものもあり。
ただ、全体的にそう転がってくれてよかったー、という気持ちになる終わり方ですっきりはする。

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2024年08月18日

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明日街こんぺいとう商店街という架空の商店街を舞台に7人の異なる作家さんからなる短編集。

人情くさくて、温かい〜。
行ってみたいと思わせる商店街。
特に千早茜さんの「チンドン屋」が良かった。短い中に希望と哀しみのドラマがあった。

こういう人情物は好き。読んでいてあったかい気持ちになれるし、人に優しくなりたいと思う。

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2022年02月28日

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スカイツリー近くにある架空の商店街、明日町こんぺいとう商店街。昭和の香りの商店街のお店を舞台に、それぞれの作家が一話づつ書き下ろす。
それぞれの話に、他のお店が登場したり…。続編3まで刊行中。

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2019年03月22日

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還暦後の遊び場‥探さなくては‥いや、自分で作るのか。さて、私はどんな遊び場を作ろうかな!
商店街7つのお店の物語、「伊藤米店」が好みかな♪

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2019年03月02日

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【収録作品】一軒目 大島真寿美「カフェ スルス」/二軒目 大山淳子「あずかりやさん」/三軒目 彩瀬まる「伊藤米店」/四軒目 千早茜「チンドン屋」/五軒目 松村栄子「三波呉服店―2005―」/六軒目 吉川トリコ「キッチン田中」/七軒目 中島京子「砂糖屋綿貫」

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2017年04月06日

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『あずかりやさん』は単行本で読んでいた。このお店は特殊だけど、不思議なお店ばかりが集まる商店街なわけではなく、地元を離れた息子・娘が戻って店を継いだり、幼馴染みがいたりと昔ながらの商店街のお話。

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2017年03月07日

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明日町こんぺいとう商店街という架空の商店街の短編が詰まったアンソロジー。 各話がどことなく繋がっていて、思わずこの商店街の住人になった気持ちになる。 お気に入りの話は「あずかりやさん」「伊藤米店」。 どちらもほっこりする話である。特に伊藤米店は露店で売っているおにぎりが美味しそうで買いに行きたくなる。 「カフェ スルス」も歳取っても、きゃあきゃあできる人になりたいと思える一話である。

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2017年01月30日

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スカイツリーのお膝元の架空の商店街を舞台に、7人の作家さんがお店を開店、短編を繋ぐアンソロジー。

まず設定が面白い。

そして文体も手法もそれぞれ違うのに、なんだろう、違和感なく一冊まるっとアンソロジーとしてではなくひとつの作品としてまとまっている印象。

それぞれの物語にちょっとずつ他のお話のお店が登場して、繋がっている感じがいい。

よそのお店が出てくると、もう一回その店のお話に戻って読んでしまったりして、実際に商店街を歩くように、あっちこっち寄り道しながら読んでしまう本。

そして最後のお話のラストのラストで、また一番最初のお店にお客さんを呼び戻しちゃうあたりが、うまいなぁ〜!

一冊まるっと通して、商店街を通して、人と人の繋がりを描いている。

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2016年06月27日

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明日町こんぺいとう商店街で起こるあれこれ。
⚫一軒目「カフェ スルス」大島真寿美
⚫二軒目「あずかりやさん」大山淳子
⚫三軒目「伊藤米店」彩瀬まる
⚫四軒目「チンドン屋」千早茜
⚫五軒目「三波呉服店‐2005‐」松村栄子
⚫六軒目「キッチン田中」吉川トリコ
⚫七軒目「砂糖屋綿貫」中島京子

「あずかりやさん」は文庫で読んでいるので迷ったが、中島京子と彩瀬まるが気になるので購入。
砂糖屋に寄っていたら、ラスト一行でまたカフェスルスに行きたくなる仕組み。
地図に小さく【花屋】とか【味噌屋】とかで遊んでほしかったな。

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2015年10月17日

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ネタバレ

商店街が舞台の短編集
作者も登場人物もちがう(でもたまに名前が出てくるのが妙にリアル)

人情アリ定年後の元気な高齢者や
若者の恋愛や
おもしろいけど

主婦の同級生再開ものがちょっと生々しくていやだったかな
あれがなければ子供もいける(と思うから勿体ない。笑)

こんな商店街いいなぁ

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2015年07月26日

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ネタバレ

新しい作者に出会いたくて読んだんだけど、なんかいまいち琴線に触れる人はいなかったなあ。
さくさく読める短編集で、どれも明るい終わり方だから、ちょっとした空き時間に読むには最適だけれど。
伊藤米店の描写がちょっと苦手な部分があったのだけれど、作中の丸川さんの言葉で「米屋のイケメンくんの夢が覚めちゃったのは残念だったね。けどさ、頭の中のいっちばんくだらない、誰にも言えない恥ずかしい空想を、馬鹿にしないで大事にした方がいいよ。それは、どんな瞬間でも、必ずキリちゃんの心を守るから」というのは、ちょっと目から鱗だったな。

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2015年07月19日

Posted by ブクログ

「あずかりやさん」は既読。
ちょっと深さがない感じの1冊だった。
軽く読めていいのかも。
でも、「伊藤米店」はよかった。
彩世まるさん初読みでした。

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2015年07月16日

Posted by ブクログ

こんぺいとう商店街の店を舞台にしたアンソロジー。
カフェスルス、あずかりやさん、伊藤米店、チンドン屋、三波呉服店、キッチン田中、砂糖屋綿貫。

店がメインのもの、人がメインのもの等作家さんにより色々です。
伊藤米店(彩瀬まる)は主婦視点の話の中に米店が出てくる。
日常から逃避したくて非現実的な事を想像しがちだけど、想像に使ってる相手も結局は普通の日常を生きてるんだよね…その辺の表現が上手いなぁと。「さらりと乾いた親しさ」とか。
キッチン田中も恋愛色強め。そして切ない。

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2019年05月26日

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