【感想・ネタバレ】明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】のレビュー

あらすじ

巻末に特典イラスト付き! ここはすこし不思議で、どこかなつかしい「明日町こんぺいとう商店街」。入り口に立つ、「招きうさぎ」に迎えられ、今宵も6つのお店に灯りがともります。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー第2弾! 文庫オリジナルで登場!!

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Posted by ブクログ

シリーズ第二弾。

アンソロジーなのに前に出てきた登場人物がちゃんと出てきて、なんだか嬉しい。

今回は切なく苦い話しも多かった。
でも、2冊目の方が好き!

あと2冊、続けて読みます!

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2025年07月11日

Posted by ブクログ

スカイツリーを見上げる下町の片隅にある、架空の商店街の物語、第2弾。
ファッションビルにテナントが入っている、とか、お菓子の箱にケーキのアソートが入ってる、とか、アンソロジーによってイメージはそれぞれだが、やはり、これはまぎれも無く商店街なアンソロジーだ。
家族や親戚のような、血の繋がりでもあるような不思議な統一感。
他のお店の話題が出たり、人物が出たり、ひとつの世界を作り上げている。
中でも伊藤米店のおにぎりの人気ときたら、スカイツリーもうらやむくらい?
幽霊が出たり、逃亡者が立ち寄ったり、商店街の人々に見守られて幕が下りたり、小さな事件を繰り返しながらも生活は続いていく。

どれも良かったけれど、「おまち堂」と「カサブランカ洋装店」が特に好き。


一軒目『古書卯月』 藤谷治
店を開いて10年。ある日、せどりのサイトウさんから押し付けられた、いわくつきの重たい辞書。
怖いはずなのにユーモラス!
オチも極めつけ。

二軒目『あったか弁当・おまち堂』 あさのますみ
スナックでバイトをする売れない漫画家。
お弁当に入っていた料理に、アシスタントを務めてくれた人を思い出す。

三軒目『水沢文具店』 安澄加奈
都心の小学校の先生をする水沢栞は、落ち着かない学級に自信をなくしかけていた。
ふと入った文具店では、ペンとノートを買うと、そこに主がお話を書いてくれるという。

四軒目『台湾茶「淡月」』 加藤千恵
女性週刊誌の編集をやめて台湾茶の店を出した沼野。
ある日、同じ編集部の学生バイトだった、10歳年下の女性が訪ねてくる。

五軒目『カサブランカ洋装店』 吉川トリコ
父の洋装店を引き継いで、姉妹で続けてきた、節子と妹の治子。
節子は独身、治子は出戻りで、二人きりの家族。
もう70を過ぎた。

六軒目『やきとり鳥吉』 大沼紀子
果穂と高校からの友人、キヨこと有吉希世子。
キヨは男に金を持ち逃げされ、一人で焼き鳥屋を営む。
果穂は、夫に年下の愛人ができて…
人生の苦さと、無条件で受け入れてくれる友の温かさをしみじみ感じる。

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2018年01月06日

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ネタバレ

【あらすじ】
ここはすこし不思議で、どこかなつかしい「明日町こんぺいとう商店街」。入り口に立つ「招きうさぎ」に迎えられ、今宵も6つのお店に灯がともります。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー第2弾!

【感想】

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2017年08月07日

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それぞれの哀しみや苦しみがお店を通して、どのように変わっていくのか…

自分で自分を認めたり、解放したりすると、少しは楽になるかもしれないなと思いました。

次巻も楽しみです。

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2024年12月04日

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うっかりハマってしまったアンソロジー2作目。今さら気づいたけど、ヤングコーナーにあった割にターゲットは大人なライトノベルな気がする。違うのかな、高校生とかが「大人ってこんな感じなのか~」って読む本なんだろうか。最後の一作品なんてラストシーンに近い明け方の公園を思い浮かべてそれだけで泣いてしまいそうだった。

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2024年02月05日

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未読の作家さんもいましたが楽しめました♪藤谷治さんだけちょっと違ったような…どれもほっこりするお話ばかりで大好きです☆なかでも台湾茶のお話は好きでした。原ちゃんの変貌っぷりに続きが読みたくなりました。水沢文具店は、わたしも物語を書いてもらいたいと思いました。平凡な主婦だけどどんなお話がいいかな☆吉川トリコさんはいつも女性がイキイキしていて元気印☆大沼紀子さんはいつもちょっと切ないお話。いやーこれはオススメです♪

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2022年11月18日

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ちょっとさびれた商店街?
第1集から続けて、いやこんな商店街あったら人が溢れそうじゃやない?と思ってしまう素敵なアンソロジー。
今集も、初読み▶もっと読んでみようと思える作家さんにであえました。第3集も楽しみー!

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2019年12月21日

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アンソロジーで2巻(も3巻目も)出るのって、やはり人気があるからでしょうね。

今巻も、1巻や他のお話で出たお店や人がちらりと登場していて、それぞれの著者さん同士のリスペクトを感じました。

近所に、こんぺいとう商店街が本当にあればいいのになぁ。

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2018年11月27日

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シリーズ第2弾。
スカイツリーを見上げる下町の片隅に、ひっそりと息づく商店街。
それが「明日町こんぺいとう商店街」

明日町こんぺいとう商店街を舞台にした6人の作家さんのアンソロジー。
『古書卯月』 藤谷治
『あったか弁当・おまち堂』 あさのますみ
『水沢文具店』 安澄加奈
『台湾茶「淡月」』 加藤千恵
『カサブランカ洋装店』 吉川トリコ
『やきとり鳥吉』 大沼紀子

大沼紀子さん以外は初読みの作家さんでした。

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2018年11月05日

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明日町こんぺいとう商店街第2弾。こんな商店街があったらな~と思わせるようなお店ばかり。行きたいのは「水沢文具店」と「鳥吉」。お話で好きだったのも同じ。あとお弁当屋さんの話もよかったな。 どの話も少し胸がチクっとするのだけど前を向くための痛みの話で読んでいて元気が出た。

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2014年11月27日

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こんぺいとう商店街2弾目は、前作よりも胸の奥がチクリとしたり、ひりひりしたり、しんみりしたりするお話が多かった。

けれどやっぱり、この商店街のお店はどこも居心地が良いのです。

おまち堂のひじきにはちょっと泣けた。
栄養と思いやりたっぷりの料理には体だけでなく心も満たしてくれる力がある、はず。
沢文具店もいいなぁ。
落ち込んだ時に元気の出るお話を書いてもらいたい。
欲しい言葉をくれる、といえば鳥吉のキヨちゃん。
こういう優しさ・友情に弱いのです。
人生の迷い道。行き止まりに見える時には益のあるアドヴァイスよりも、一緒に怒ったり泣いたり笑ったりしてくれる、ただそれだけのほうがいい。

そして一番気になるのは、カフェ・スルスのりゅんちゃんを巡る恋模様(笑)
第三弾が待ち遠しい♪

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2014年10月17日

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第2弾はどの話も明日を生きるための元気と勇気をくれるような、心暖まる話だった(*´ω`*)行きたい店はキヨちゃんの「鳥吉」だけど、話は「水沢文具店」が好き♪

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2014年09月27日

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下町の『こんぺいとう商店街』にある6軒の店の物語。1篇ずつ別の作家が変わる、シリーズ2作目。さまざまなテイストの文章が商店街のように混在している。前作を引き継いで他の店のこともそれぞれの作中に登場するところが目新しい。

「古書卯月」「あったか弁当・おまち堂」「水沢文具店」「台湾茶『淡月』」「カサブランカ洋装店」「やきとり鳥吉」

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2014年06月22日

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こういう作品集もいいものですね。
今回も、どれもごく自然に寄り添ってくれるような優しさに満ちた作品でした。

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2014年05月23日

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シリーズ2作目。どの作品も今回は人生の挫折や岐路がテーマに入っていて、どこか考えさせられる話ばかりでしたが、読み終わった後、胸があたたかくなりました。1巻で出てきたお店も時々、作品の中で顔を出していて、お店を元気にやっている様子が伝わってきて良かった。金平糖のおじいさんとカフェの方の恋はどうなるのだろうか。まだまだ続くようなので、今後どんな作家さんが参加されるのか楽しみ。

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2014年04月20日

購入済み

シリーズ第2弾。スカイツリーを見上げる下町の片隅に、ひっそりと息づく商店街を舞台に人間ドラマ。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー。

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2025年11月04日

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前向きな終わり方ではあるが、全てがほろ苦くて切ない。シリーズ化していて、何作あるのかわからないが、少しずつリンクしていて、商店街を制覇したいと思うので、続きも読みたい。

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2024年10月01日

Posted by ブクログ

シリーズの第2弾

シリーズ1に登場したお店が出てきて
繋がりをもって読めた

吉川トリコさん
『カサブランカ洋装店』
意外性があって
ライトな語り口調のなかに胸をつかまれて
心に残るものがあった

シリーズ1に比べて
読んだことのない作家さんが多く
新しい作家さんとの出会いが嬉しかった

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2024年06月05日

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一巻より若干暗め。好みでいうと一巻のほうが好き。きっと、自分の人生や考え方に近いものが多かったからかなぁ。これはこれで、たぶん共感する人もおおいと思う。

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2018年07月21日

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お弁当屋さんの「おまち堂」がいいなー。同じ商店街なので当然ながら前作に登場したお米屋さんのおにぎりやカフェの話題も出てきて嬉しい。

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2017年09月10日

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【収録作品】一軒目 藤谷治「古書卯月(ウガツ)」/二軒目 あさのますみ「あったか弁当・おまち堂」/三軒目 安澄加奈「水沢文具店」/四軒目 加藤千恵「台湾茶『淡月』」/五軒目 吉川トリコ「カサブランカ洋装店」/六軒目 大沼紀子「やきとり鳥吉」

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2017年04月06日

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明日町こんぺいとう商店街という架空の商店街の短編が詰まったアンソロジーの二冊目。 一冊目とも繋がりつつ、新しい六軒のお店の話が紡がれている。 お気に入りの話は、「水沢文具店」「カサブランカ洋装店」。 新人教師で上手くいかない教師の心の支えになる文具店の話も、お祖母ちゃん姉妹が営む洋裁店の話もしんみりするが、心が暖かくなる。

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2017年01月30日

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東京下町の商店街がテーマのアンソロジー第二弾

藤谷治 「古書卯月」
あさのますみ 「あったか弁当・おまち堂」
安澄加奈 「水沢文具店」
加藤千恵 「台湾茶「淡月」」
吉川トリコ 「カサブランカ洋装店」
大沼紀子 「やきとり鳥吉」

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2015年01月02日

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こんぺいとう商店街アンソロジー その2。
今回は古書卯月、おまち堂、水沢文具店、台湾茶淡月、カサブランカ洋装店、やきとり鳥吉の6店。

安澄加奈さん目的で。
「水沢文具店」と「あったか弁当・おまち堂」が良かった。

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2023年04月05日

Posted by ブクログ

中途半端に1の人が出てくるが
絡ませにくかったのか
米屋ばかり多用されていて笑った。
こないだスカイツリー足元の地元商店街行ったら
活気はなく謎のおじさんたちが
ただたむろして酒飲んでて、
お話はお話だよね〜。
と思いながら読んだ。

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2014年06月16日

Posted by ブクログ

作者がそれぞれの持ち味をいかしてのお店作り。6編の短編集。だんだん町に厚みが出て来るのが楽しみです。

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2014年05月29日

Posted by ブクログ

まってました二冊目♪
前巻と作家さんが違うけれど、この商店街の魅力は相変わらず…住んでみたいな。
どちらかと言えば、やはり一冊目の方がはっきり面白かったけれど、これはこれでアリでしょう。
個人的にはちょっと一話目だけがオチが弱くて消化不良気味(++)
それでも、是非三冊が出て欲しいな。

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2014年05月19日

Posted by ブクログ

1の方が好きな作家さんが多かったからか楽しかったなー。。
今作も楽しめたのですがね。
初の作家さんではあさのますみさんと安澄む 加奈さんが良かった。他著も読みたい。
加藤知恵さんのお話が好き!!

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2014年05月07日

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