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巻末に特典イラスト付き! ここはすこし不思議で、どこかなつかしい「明日町こんぺいとう商店街」。入り口に立つ、「招きうさぎ」に迎えられ、今宵も6つのお店に灯りがともります。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー第2弾! 文庫オリジナルで登場!!
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Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。 アンソロジーなのに前に出てきた登場人物がちゃんと出てきて、なんだか嬉しい。 今回は切なく苦い話しも多かった。 でも、2冊目の方が好き! あと2冊、続けて読みます!
スカイツリーを見上げる下町の片隅にある、架空の商店街の物語、第2弾。 ファッションビルにテナントが入っている、とか、お菓子の箱にケーキのアソートが入ってる、とか、アンソロジーによってイメージはそれぞれだが、やはり、これはまぎれも無く商店街なアンソロジーだ。 家族や親戚のような、血の繋がりでもあるよう...続きを読むな不思議な統一感。 他のお店の話題が出たり、人物が出たり、ひとつの世界を作り上げている。 中でも伊藤米店のおにぎりの人気ときたら、スカイツリーもうらやむくらい? 幽霊が出たり、逃亡者が立ち寄ったり、商店街の人々に見守られて幕が下りたり、小さな事件を繰り返しながらも生活は続いていく。 どれも良かったけれど、「おまち堂」と「カサブランカ洋装店」が特に好き。 一軒目『古書卯月』 藤谷治 店を開いて10年。ある日、せどりのサイトウさんから押し付けられた、いわくつきの重たい辞書。 怖いはずなのにユーモラス! オチも極めつけ。 二軒目『あったか弁当・おまち堂』 あさのますみ スナックでバイトをする売れない漫画家。 お弁当に入っていた料理に、アシスタントを務めてくれた人を思い出す。 三軒目『水沢文具店』 安澄加奈 都心の小学校の先生をする水沢栞は、落ち着かない学級に自信をなくしかけていた。 ふと入った文具店では、ペンとノートを買うと、そこに主がお話を書いてくれるという。 四軒目『台湾茶「淡月」』 加藤千恵 女性週刊誌の編集をやめて台湾茶の店を出した沼野。 ある日、同じ編集部の学生バイトだった、10歳年下の女性が訪ねてくる。 五軒目『カサブランカ洋装店』 吉川トリコ 父の洋装店を引き継いで、姉妹で続けてきた、節子と妹の治子。 節子は独身、治子は出戻りで、二人きりの家族。 もう70を過ぎた。 六軒目『やきとり鳥吉』 大沼紀子 果穂と高校からの友人、キヨこと有吉希世子。 キヨは男に金を持ち逃げされ、一人で焼き鳥屋を営む。 果穂は、夫に年下の愛人ができて… 人生の苦さと、無条件で受け入れてくれる友の温かさをしみじみ感じる。
それぞれの哀しみや苦しみがお店を通して、どのように変わっていくのか… 自分で自分を認めたり、解放したりすると、少しは楽になるかもしれないなと思いました。 次巻も楽しみです。
うっかりハマってしまったアンソロジー2作目。今さら気づいたけど、ヤングコーナーにあった割にターゲットは大人なライトノベルな気がする。違うのかな、高校生とかが「大人ってこんな感じなのか~」って読む本なんだろうか。最後の一作品なんてラストシーンに近い明け方の公園を思い浮かべてそれだけで泣いてしまいそうだ...続きを読むった。
未読の作家さんもいましたが楽しめました♪藤谷治さんだけちょっと違ったような…どれもほっこりするお話ばかりで大好きです☆なかでも台湾茶のお話は好きでした。原ちゃんの変貌っぷりに続きが読みたくなりました。水沢文具店は、わたしも物語を書いてもらいたいと思いました。平凡な主婦だけどどんなお話がいいかな☆吉川...続きを読むトリコさんはいつも女性がイキイキしていて元気印☆大沼紀子さんはいつもちょっと切ないお話。いやーこれはオススメです♪
ちょっとさびれた商店街? 第1集から続けて、いやこんな商店街あったら人が溢れそうじゃやない?と思ってしまう素敵なアンソロジー。 今集も、初読み▶もっと読んでみようと思える作家さんにであえました。第3集も楽しみー!
アンソロジーで2巻(も3巻目も)出るのって、やはり人気があるからでしょうね。 今巻も、1巻や他のお話で出たお店や人がちらりと登場していて、それぞれの著者さん同士のリスペクトを感じました。 近所に、こんぺいとう商店街が本当にあればいいのになぁ。
シリーズ第2弾。 スカイツリーを見上げる下町の片隅に、ひっそりと息づく商店街。 それが「明日町こんぺいとう商店街」 明日町こんぺいとう商店街を舞台にした6人の作家さんのアンソロジー。 『古書卯月』 藤谷治 『あったか弁当・おまち堂』 あさのますみ 『水沢文具店』 安澄加奈 『台湾茶「淡月」』 加藤...続きを読む千恵 『カサブランカ洋装店』 吉川トリコ 『やきとり鳥吉』 大沼紀子 大沼紀子さん以外は初読みの作家さんでした。
明日町こんぺいとう商店街第2弾。こんな商店街があったらな~と思わせるようなお店ばかり。行きたいのは「水沢文具店」と「鳥吉」。お話で好きだったのも同じ。あとお弁当屋さんの話もよかったな。 どの話も少し胸がチクっとするのだけど前を向くための痛みの話で読んでいて元気が出た。
こんぺいとう商店街2弾目は、前作よりも胸の奥がチクリとしたり、ひりひりしたり、しんみりしたりするお話が多かった。 けれどやっぱり、この商店街のお店はどこも居心地が良いのです。 おまち堂のひじきにはちょっと泣けた。 栄養と思いやりたっぷりの料理には体だけでなく心も満たしてくれる力がある、はず。 水...続きを読む沢文具店もいいなぁ。 落ち込んだ時に元気の出るお話を書いてもらいたい。 欲しい言葉をくれる、といえば鳥吉のキヨちゃん。 こういう優しさ・友情に弱いのです。 人生の迷い道。行き止まりに見える時には益のあるアドヴァイスよりも、一緒に怒ったり泣いたり笑ったりしてくれる、ただそれだけのほうがいい。 そして一番気になるのは、カフェ・スルスのりゅんちゃんを巡る恋模様(笑) 第三弾が待ち遠しい♪
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明日町こんぺいとう商店街
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藤谷治
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