あらすじ
巻末に特典イラスト付き! ようこそ! すこし不思議で、どこかなつかしい「明日町こんぺいとう商店街」の世界へ――。マスコットの「招きうさぎ」が目印の商店街を舞台に、七名の人気作家が描く、ほっこりおいしい物語。お気に入りのお店がきっと見つかりますよ。
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シリーズ第四弾!
今回はその店がちゃんと背景にあるお話になっていてホッとしました。
失望して過去を、もちながらも未来を楽しみに生きるようになる話しが多く、読んでいる私もワクワクできました。
最後の山本幸久さんのお話しでは商店街の登場人物達が総出になってまとめられている。
下町ならではの温かい雰囲気がとても良かった。
このメンバーの一員になりたい…などと思うのです。
とりあえず、シリーズもこれで終了かな?
と、思うとちょっと寂しいです。
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久しぶりの明日町こんぺいとう商店街(^^)♪って…こんな大人っぽい話だったっけ?(・・;)ドキドキ
ほろ苦、ぽわぽわアンソロジーだった気がしたんだけれど…でも、読み心地は良かった(*´∀`*)
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こんぺいとうの角って、24個あるんだなーと今さらですが知りました。
知っている作家たちが描いて紡いでいくストーリー、私はとてもほんわかして好きでした。
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スカイツリーを見上げる下町の片隅にある商店街の物語、第4弾。
戦後の焼跡に24軒集まって始まった商店街ということだったけれど、今では80軒近くの店があるという。
毎回、冒頭に地図が載っているけれど、その本に載っている短編のタイトルのお店だけなので、これは・・・あの物語のお店の場所なのだが・・・と迷ってしまう。
今回の桜さんのように、お店を出て歩きながら紹介してくれると、ふむふむ、川平金物店は、水沢文具店の向かって左隣なのだな?とわかって嬉しい。
今までに登場した、全部のお店が載った大きな地図が見たいなあ〜
老朽化した二階建てで、一階がお店で二階が住居という作りが多い。
看板も古い言葉で、若い子には読めないようなものもある。
かといえば、おしゃれで新しいお店もあり。
ずらりと並ぶ入り口の奥には、それぞれの深い物語があるのである。
今までも、老いと若きの交流のお話が多く描かれてきた。
今ではおばあちゃんたちも商店街のグループLINEで連絡を取り合っているという。
20代30代の若者たちで作る青年会の活動も活発になりそうだ。
デパートがオワコンになった今、商店街って、逆に新しいのでは?と思い始めた。
一軒目『サクマ手芸店』寺地はるな
糸子と康恵はアラ還の従姉妹同志で、康恵の母から受け継いだ手芸店を二人で営む。
見た目と名前がまるで逆の、二人の「女の人生」は・・・
二軒目『ツルマキ履物店』蛭田亜沙子
23歳の小嶌以都(こじま いと)は、店主の鶴巻勲(つるまき いさお)に靴の修理を習っている。
老靴職人と以都の交流。
赤い靴にまつわる数奇な物語も。
三軒目『川平金物店』彩瀬まる
狭い小屋の中では一番弱い者がつつかれる。
命の恩人・茂さんを慕うチャボの桜さん。
四軒目『〜中古楽器・中古レコードの買取・販売〜しゑなん堂』芦原すなお
ロック好きの女子大生と、ロック好き中年の店主・レノンさんの交流。
名曲は色褪せない。
五軒目『インドカレーマーマレード』
絵美と岳(がく)の若夫婦で営む、本格スパイスのカレー店。
仲良し夫婦に危機が。
六軒目『カフェ スルス〜コアラちゃんの巻〜』大島真寿美
昔の演劇仲間のアラ還女子たちで始めたお店も、三年持った。
そして、彼女たち自身も驚くような変貌と成長を遂げるのであった。
お店は生き物。
七軒目『おもちゃ屋「うさぎや」』山本幸久
一冊の締めくくりのお話。
ほぼ全てのお店の名前と女性たちの名前が登場すると言っても過言ではない。
女性が元気な商店街、男子も頑張らなくっちゃ!
商店街に未来はある。
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この商店街の魅力というか、根底に流れる想いみたいなもののが自分の好みなのか、「合わないなぁ」と感じるものがなくどれも平均点以上のおもしろさ。
安定・安心・粒揃い なアンソロジー。
いろいろ増えてきて忘れてる話もあるので、第1集から読み直してみたくなりました。
どうでもいいことだけど、巻末の〈初出〉の日付、本当?
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スカイツリーを見上げる 下町の片隅に、ひっそりと 息づく商店街『 明日町こんぺいとう商店街』。シリーズの4作目です。金平糖の角は24個。24軒のお店が集まっていて、今回はその中から7軒のお店のハートフルなエピソードが収められています。
お店ごとに作家が交代するのがこのアンソロジーの特徴で、私は前川ほまれさんの描いた 5軒目の『インドカレー ママレード』が心に残りました。
2軒目の蛭田亜紗子さんの『ツルマキ履物店』の回はちょっとテイストが違い「あら?」と思いましたが、色々な作家さんを読めるのがこのシリーズの良さなので、こんなテイストもありだな、と思いました。
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今回の作品はどれも、手探りながら悩みながらも未来に向かって前に進もうとしている。こんな商店街あれば良いのに。どこかにあって欲しいとしみじみ思う。
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【収録作品】
一軒目「サクマ手芸店」寺地はるな
二軒目「ツルマキ履物店」蛭田亜紗子
三軒目「川平金物店」彩瀬まる
四軒目「~中古楽器・中古レコードの買取・販売~しゑなん堂」芦原すなお
五軒目「インドカレー ママレード」前川ほまれ
六軒目「カフェ スルス~コアラちゃんの巻~」大島真須美
七軒目「おもちゃ屋『うさぎや』」山本幸久
明日町こんぺいとう商店街シリーズ4
あったらいいなと思える商店街。
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シリーズ4弾
『サクマ手芸店』寺地はるな
糸子さんと充輝の不器用な親子関係のなかに温かさが良い
康恵さんと城戸の関係が切ない
『川平金物店』綾瀬まる
主人公がなんて可哀想な人と思ったら、、
意外性のある生き物
その生き物が商店街を歩く
理由が涙ぐましい
傷ついた茂さんにジイちゃんはじめ商店街の人々が温かく優しい
上記の2作品が良かった
人気作家さんが描く商店街
現代に失われつつある人情味があり
通いたくなるお店ばかりだった
疲れた私の心が癒された
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明日町のこんぺいとう商店街を舞台にした群像劇の体裁で、商店街の7つの店舗の人々を7人の作家が描くアソート短編集。シリーズ4作目。
* * * * *
寺地はるなさんと山本幸久さんが決め手となって読むことにしました。
自分のペースで楽しく読めたのは前川ほまれさんの「インドカレーママレード」です。タイトルの伏線回収も含めて好きな作りでした。
大島真寿美さんの「カフェスルス」もいつもの (?) にぎやかな関西弁によく合った世界でおもしろかった。
そして山本幸久さんの「おもちゃ屋『うさぎや』」。本巻の7店舗の人たちを見事に巻き込み、ほっこりするハーモニーを聴いているようなまとめ方。こういうゆるやかな連帯を描かせたら右に出る人はいないのではと思う出来栄えでした。
寺地さんの「サクマ手芸店」は終盤こそ読ませるものの、それまでがダイジェストのような端折り方で、いつもの心にじわじわと浸透する感じがしませんでした。超短編は寺地さんには合わないのでしょうか。少し残念でした。
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寺地さん目当てで購入。
こういうのって、難しいですね。
芦原さんのが、するするっと読めて良かった。読めてっていうより、読ませるって感じで、もう終わり?もう少し続きほしー
山本さんのは、バラバラな物語に一体感がでたし、未来に向かう展開がよかった。
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スカイツリーを見上げる下町のかたすみに、
ひっそりと息づく商店街がありました。
それがー『明日町こんぺいとう商店街』
こんべいとうの角は、24個って知っていましたか?
戦後の焼跡に、24軒のお店が集まって歩きだしたこの小胆がは、
だから明日町こんぺいとう商店街。いつまでも味が変わらない。
ひとつとして同じ形がないこのお菓子には。
「商店街の永年の繁盛、お客様の健康長寿」を祈り、
「個性のある商店街づくり、店づくり、そして人づくり」という
願いが込められています。
さあ、今日も店がひらきます。
明日町商店街シリーズもこの本で第4弾です。
それぞれのお店の話を、違う作家さんが書かれているアンソロジー。
初めましての作家さんもあり、この本をきっかけにその作家さんの本を読むことも度々でした。
第4弾はこの7つの物語。
『サクマ手芸店』 寺地はるな
『ツルマキ履物店』 蛭田亜紗子
『川平金物店』 綾瀬まる
『~中古楽器・中古レコードの買取販売~ しゑなん堂』 芦原すなお
『インドカレー マーマレード』 前川ほまれ
『カフェスルス ~コアラちゃんの巻~』 大島真寿美
『おもちゃ屋「うさぎや」』 山本幸久
大島真寿美さんの『カフェスルス』は第2、第3巻にも登場しています。
”明日町こんぺいとう商店街”の中でもすきな作品の一つ。
初めましての作家さんは
蛭田亜紗子さん、芦原すなおさん、前川ほまれさん。
第4巻の中では、綾瀬まるさんの『川平金物店』と前川ほまれさんの『インドカレー マーマレード』が一番好みです。
ただ、1巻、2巻の方が面白かったかな…
Posted by ブクログ
前半はとてもとても良かったのに、四軒目からダメだった。
がっかり。
彩瀬まる、久しぶりにとても良かったなぁ。
蛭田さんも、寺地さんもとても好みだった。
でもやっぱり彩瀬まるの川平金物店が、1番良かった。