千早茜のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ千早茜さんの文章すごく好きだな〜!なんでこんなに読みやすいのに、いつもかゆいところに手が届くような、言語化しにくい繊細な気持ちにさせてくれるんだろう。
千早先生の食事の描写が好きで、今回は、想像すると美味しそう…ではあるんだけどどこか白々しかったり、毒々しい食べ物の描写が印象に残った(桃とか、アフタヌーンティーとか…おいしいはずなのに…)。幸福な離婚の食事だけはおいしそうだった!桃のプライドの「季節感のあるものを楽しめるのは余裕のある人間だけだ。」にすごく共感して、だからこそ季節感のあるものを楽しむようにしたいなと思った。
1話目の4人と同じくらいの年齢の女だからひりひり…ひりひり…しながら読 -
Posted by ブクログ
表紙を見たとき、何となく細田守さんの「おおかみ子供の雨と雪」が頭をよぎったのだけど、全然違った。
そもそもこちらは犬だった。
千早茜さん、初読みです。
文章から受けたイメージは、ひと言でいうのなら、クールビューティ。何だかこれがしっくりきました。
主人公が幼少期に過ごした海外の家で、番犬として迎え入れた犬(名は虎)との話。
飼い犬として心を通わす時と、番犬としての本能が働く時、虎はたちまち手がつけられなくなる。その葛藤。それは良かった。
でも、全体的に惜しい気がする。
現在の主人公も、あまり魅力的に感じられなかった。
幼少期、現在、虎目線あたりで連作短編集とかなら、もう少し入り込めたので -
Posted by ブクログ
思ってた話とは全然違ったけど、
アフリカ(と思われる)国で、野生味溢れる大型犬と共に過ごす日々を感じられて、それはそれとして面白かった。
動物を飼うってとてつもない責任が伴うよなぁ。
わたしも小学生の頃、家族に頼み込んで頼み込んで、トイプーを2匹飼っていたけど、今思うとその2匹に申し訳ないことをしたと思うこともあったり、それがどうしても償いきれない罪みたいに感じられたり…
でもまたやっぱり犬と過ごしたいと思ったり、そういう主人公の気持ちが結構重くのしかかってきたように思う。
最後の方は、もののけ姫みたいだなって思った。
P.S.
この国、ザンビア…なのか?
『わるい食べもの』に、千早