千早茜のレビュー一覧

  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    直木賞作家となった千早茜と書店員から踊り子となった新井見枝香の食べもの話。単行本で読んだけど、増補版ということで、文庫でも。

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    2025年04月29日
  • グリフィスの傷

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    傷をめぐる10の短編集。短編ながら千早茜さんの物語は、静かに進み今回も深くて良かった。
    「グリフィスの傷」はガラスにつく目に見えないような傷、と文中にありました。
    色んな傷があるけれど、生きてる証なのかな、と思います。補って傷を癒しているのかと。

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    2025年04月27日
  • わるい食べもの

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    千早さんの作品を何冊か読んでいるけど、エッセイは初めてだった。今までの作品に出てくる女性が料理ができる人が多かったけど、これを読んでそういうことかと納得した。
    おいしい食べ物へのこだわりや、地方の名物も参考になった。

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    2025年04月26日
  • 森の家

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    人から執着されたり踏み込まれるのを嫌がり愛情に飢えていて感情的で時には暴力も振う不安定なみりさんが全然好きになれなくて、なんでこんなキャラ設定にしたのだろうと思いながら読み進めると聡平さんを連れ戻すためだったのかと腑に落ちた。彼女には爆発的なパワーがある。
    まりも君が幸せになれますように。

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    2025年04月23日
  • あとかた

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    哲学的な言葉がグサグサ刺さった

    ーーー

    「その時に思った。この男の名をあまり呼びなくはない、と。呼んだが最後、心に居ついてしまうような気がしたから。」

    「待ち合わせ場所に向かう夜の闇は肌に柔らかかった。」

    「留められないものを留めようとするから無理が生じる。それをやっと受け止められるようになったというのに。」

    「望まれなかったから何もしませんでしたってのは、痛覚ないって言うから殴りました、と同じだ。」

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    2025年04月23日
  • 雷と走る

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    ガードドッグ虎と少女まどか。
    猛々しい虎の描写でスラスラ読ませてもらいましたが、うーんって感じ。

    表紙に惹かれましたが、内容を誤解されそうです。

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    2025年04月23日
  • ガーデン

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    千早茜作品では珍しい?男性主人公作品。人との距離感って悩ましい。SNSを例にした表現に唸る。『伝えたいけれど、そこまでダイレクトでなくてもいい。ちょっと目にとまって、興味と時間があったらコメントを返してくれれば嬉しい程度。それくらいの淡い繋がりが欲しい時がある。根や触手をじわじわとゆるく伸ばしていくような関わり方。相手の反応にゆだねた一方的なコミュニケーションは楽だ。自分のことをさりげなく知ってもらえるし、相手のことも自分のペースで知ることができる。〜〜〜繋がりたいけれど、繋がれたくはない。』

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    2025年04月21日
  • 正しい女たち

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    ネタバレ

    「正しさ」をモチーフに
    センシティブな女達の悩みを素直に描いた短編集

    桐野 夏生さんの解説までも面白い

    女の子たちの願望やコンプレックスを描き、
    主人公は自分を正当化させ、見たくないもの・信じたくないことには蓋をし、自分の言動が正しいと言い聞かせる「温室の友情」

    解説で考察されていた内容にドキッとした「海辺の先生」

    正しいセックスとは何なのか。
    人間の繁栄の根本であるセックスについて思想を持っている隣人の女に興味をそそられるセックスレス夫婦の夫。
    いけない道だと、頭では理解しているものの、男性の脳が、本能が、身体が、嫌という程制御が効かず、動いてしまう。ラストは身体の制御が効かず、本能

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    2025年04月21日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    ネタバレ

    まるで読む美術館。洋服を通して、その時代と、生きた人々の価値観を知るのが面白い。好きな服を着ればいい、と言っても服と他人の視線は切り離せないものだと思う。

    「気に入った服を長く着続けたかったらどうする?人との関係だって同じさ」印象的な言葉だった。

    ガラスの靴は物理的に不可能だという話が興味深かったけれど、冒頭に戻ってみれば「クローゼットから一歩でると、現実の自分がいて、ガラスの靴は粉々になった」とあって、繋がりに気付いた。童話のなかのお姫様に憧れても、理想と現実は違う。けれど、理想に近付くために人は努力する。綺麗なドレスを着るために、身体の形を変える。そうやってお洒落をする人は、童話のなか

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    2025年04月21日
  • 正しい女たち

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    ネタバレ

    二話、四話目が連作とは桐野さんの解説を読むまで気づけなかった。最後の話が一番展開がありふれていなくて面白い。後離婚相手との温かい関係も◎

    ◯温室の友情
    不倫する親友の為代わりに相手の妻に告げ口。私の顔は私を自分のものにしようとする母に似ていた。
    ↑文章が箇条書きを繋げたみたいなのに語り過ぎてる。不倫先の家に行く描写は事前には要らない。
    私が書いて引っかかる文章に似ている。
    ◯海辺の先生
    田舎のスナックの娘。客の「先生」に勉強を教えてもらい、東京の大学へ行くことを自ら選択。
    ↑三話目の男の昔の彼女?(行為中「先生」と呼ぶ)
    ◯偽物のセックス
    同じマンションの女に欲情する男。「正しいセックスしか

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    2025年04月22日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    人気作家さん達でこんぺいとう商店街のお店の様子を描いた本。
    あずかりやさんはこれがきっかけだったのかな?
    久しぶりに読んでこんな始まりだったなあと懐かしかった。
    おにぎり屋さん美味しそうだったな。

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    2025年04月19日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    洋服と人間関係が同時に楽しめる一冊
    お気に入りの服を丁寧に扱うのと大事にしたいと思う人への接し方は同じなんだということが分かりとても素敵だった

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    2025年04月16日
  • 雷と走る

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    主人公の幼少期での異国での犬との日々が
    ノスタルジックにそして、切なさも感じる
    文体で綴られていました。

    千早茜さん自身がアフリカで幼少期
    過ごされていたということで、
    主人公の異国での生活の描写が生々しく
    伝わってきました。

    私たちの国での犬との関係性は友人や家族のような
    存在ですが、国や場所が変われば、番犬としての
    機能を求められている犬たちもいるんだなと知ることができました。

    本の中で出てくる「虎」は番犬として求められていますが、犬としての本能が剥き出しになるシーンを見ると犬と人間との関係性って何なのだろうかと改めて考えてしまいました。

    本の中で
    「犬は人の求めに応じて変わってい

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    2025年04月15日
  • 雷と走る

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    ガードドッグ虎と少女の話。150ページに満たないのでさらっと読める。あのこはそこでしかいきていけないのだね。

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    2025年04月15日
  • 雷と走る

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    グリフィス、を読みたかったのだが、こちらを先に読んでしまった。
    久しぶりの千早作品で、それなりに楽しめたのだが、少し物足りない。

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    2025年04月13日
  • グリフィスの傷

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    傷をテーマにした短編集。
    甘苦いもの、はっとするもの、痛々しいもの色々あり。
    竜舌蘭、結露
    この2つは好きだったな。

    指ちょんぎれとか痛いのはほんとやだったー

    2025.4.12
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    2025年04月12日
  • からまる

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    各話ごとに視点とテーマの生物が変わる連作短編集。登場人物達がどこかで繋がりをもっていて、同じ人物でも他人からの視点でみると別人のように見え面白い。話が変わるごとに、前の話に出てきた人物の心情が答え合わせされていく。

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    2025年04月12日
  • 魚神

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    表紙に一目惚れで購入しました。ホラーとファンタジーに加え異国情緒も漂う、幻想的な噺。世界観は好きだからこそ、多少読みやすさを犠牲にしてでも、もっと何か突出してエグかったり鋭い描写が欲しかった。着地も想像通り。

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    2025年04月08日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    読み始めたら止まらなくて一気に読み進めてしまったんだけど、終わり方が唐突でちょっと拍子抜けしちゃった…… 纏子、芳、晶、それぞれの人生をもっと読みたいなと思った。

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    2025年04月08日
  • さんかく

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    後半にいくにつれて、読むスピードかあがってスラスラ読んだ。
    3人の感情がそれぞれの目線で描かれていて、混じり合わないと、言葉にしないと相手には伝わらない感情だよな〜と。
    パン屋さんのパンが食べたくなった!ぶどうパンにかじりつきたい。

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    2025年04月02日