千早茜のレビュー一覧

  • 魚神

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    白亜とスケキヨ。千と千尋の神隠しを思わせる。真実は何か、何事もなかったように2人は暮らす。血なまぐささ、遊郭のはかなさ、運命、あきらめ、恨み、混ざりすぎて混乱。

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    2025年02月25日
  • しつこく わるい食べもの

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    エッセイだった!小説の時も食べ物よく出てくるな〜おいしそうだなーって思ってたけど、ほんとに好きなんだなーって思った、だからわたしもすき!

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    2025年02月23日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ネタバレ

    【収録作品】
    西條奈加「向日葵の少女」(〈お蔦さんの神楽坂日記〉シリーズ) 
    千早茜「白い食卓」 
    深緑野分「メインディッシュを悪魔に」 
    秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」 
    織守きょうや「対岸の恋」 
    越谷オサム「夏のキッチン」

    料理のつくり手をテーマにした短編集。
    「向日葵の少女」絵につけられた傷にこめられた思い。いい話風にまとまったが、離婚した父親に対してこれで納得でいいのかと思う。
    「白い食卓」昭和脳の傲岸不遜な男の態度がいちいち不愉快なので、ラストは痛快。つくり手の女性がいい。
    「メインディッシュを…」サタンに料理をつくるはめになった女性料理人。そのきっかけを作ったサタンの眷属が天使に

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    2025年02月22日
  • ガーデン

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    "放っておいて欲しい。それが僕が他人に求める唯一のこと"、この文章に惹かれて読んでみた。『透明な夜の香り』の読後で期待値も高かったが、途中まではあまりピンとくるものもなく読み進めタナハシさんの非常事態の場面からは引き込まれた。植物にとっての病気、人の精神、水面下で綻び始めて表立って見えないもの。そこに気づけるかどうか。見えている部分や知っている部分だけが全てじゃないということをつくづく。

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    2025年02月21日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    18世紀のコルセットや美しいレース、1955年のバレンシアガのコートから1958年のディオールにいた頃のイヴ・サンローランのワンピースまで、1万点以上が眠る服飾美術館
    この美術館で洋服補修士として働く纏子(まきこ)は辛い過去の経験から男性恐怖症を抱えている。
    デパートでフリーターとして働く芳(かおる)は長身でイケメン、幼い頃から洋服が好きできれいな女性の服も着こなす
    そんな洋服を愛する二人は、デパートの展示会で出会い、傷んだ洋服を丁寧に少しずつ補修していくように心を埋めあっていく…

    この美術館のモデルとなった服飾の研究財団を著者がかなり取材されたらしく、とにかく洋服の世界を存分に堪能できる作

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    2025年02月19日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    同じテーマでも作家さんによって全然雰囲気が違って面白かった。
    千早茜「白い食卓」、深緑野分「メインディッシュを悪魔に」、秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」が好みだった。

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    2025年02月15日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    西條奈加「向日葵の少女」
    千早茜「白い食卓」
    深緑野分「メインディッシュを悪魔に」
    秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」
    織守きょうや「対岸の恋」
    越谷オサム「夏のキッチン」  

    創元推理文庫だと気づかずタイトルで選んで読み始め、いい意味で期待を裏切られたアンソロジー。美味しさの疑似体験はできなかったけれど、調理という行為に捻りがある作品ばかり。どれも面白く読んだ中、千早さんの依存させて支配する話、深緑さんの悪魔とシェフの話、越谷さんのハートフルな話が印象に残ったな。

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    2025年02月12日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    西洋童話を現代風にアレンジした作品。ハーメルンの笛吹きが一番読後に残るゾッとする感じが強く印象に残った。

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    2025年02月09日
  • しつこく わるい食べもの

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    前作に続き、千早さんの食への視点が本当に面白い。好きなもの食べて好きに暮らしたい!

    コロナ禍で外食することが減って、おうちご飯の充実さや外食のありがたさを感じたことを思い出した。マスクって確かににおいを遮断するな〜

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    2025年02月02日
  • こりずに わるい食べもの

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    結構こだわりが強くて、それに反するものに否定的な言い方をするので、めんどくさい人だなーと思ってしまった。でも千早さんなりに柔軟に生きようと努める姿勢や、自由にのびのび生きる様を感じとれて、嫌な気持ちだけでは終わらなかった。普通の生き方してたら作家になんてなれないですよね、そりゃ。
    「なんでもいい」ではなくて、自分の好みやルールを探索していくことで人生もっと面白くなりそう、と思えました。

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    2025年01月27日
  • ガーデン

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    人間に疲れた時に、味方が欲しくなってこの本を読み始めた。
    「放っておいてほしい」の一言が、今の私の気持ちの全てを代弁してくれていたから。
    本編は植物の匂いと色彩で満たされていた。
    眠る時に肺いっぱいに香りを入れると、私も安心するから、その共感が主人公と自分をより強く結びつけた。
    千早茜先生は人の孤独に触れるのが上手だと思う。
    皆んなそれぞれ孤独な部分を持っている、そのひとすくいがとても優しくて、肯定的で安心する。

    欲を言えば、主人公が新しい幸せや人間との距離を見つけられるところまで、見守りたかったなとおもった。

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    2025年01月26日
  • 森の家

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    家族として暮らす30代のちや、40代後半の佐藤さん、20代のまりもくん。
    それぞれの視点で描かれた3部構成。
    家族とは何?を作者千早さんが描いた。暗い雰囲気だけど嫌いじゃない、不思議な作品だった。

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    2025年01月24日
  • ガーデン

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    たくさんの観葉植物たちと過ごしている主人公の家、部屋がすごく気になった
    自分も植物を買いに探しにいきたくなったのを覚えている
    帰国子女とのやりとりはすごく興味深かった。自分もストーリーをちかくでみている、参加しているような気分。静かに一人の男性の日常がながれていく

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    2025年01月20日
  • ひきなみ

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    ネタバレ

    女性だから、という理由で下座で、食べ物や飲み物を運んだりしなくちゃいけないような、そういう「島」的価値観、読んでてうんざりする。
    そしてそれは島を出ても、現代にもあって絶望してしまう。
    職場の飲み会なんかで女性陣が甲斐甲斐しく大皿からおかずを取り分けたり、総合職に女性が一人だったり、セクハラ・マタハラを逆手に取った女性へのハラスメントがあったり、、、と。
    それが、本書には痛々しいほどに書いてあって辛い。

    私は女で、女であることが理由で何かを脅かされたことは今のとこない。
    あるいは、女だからやらないといけない、やるのが当たり前、とされてきたことであっても、それに自身が納得できないことはしなかっ

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    2025年01月12日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    「料理をつくる」をテーマに、この豪華作家人が書きおろした短編集。西條奈加さんの神楽坂人情もの、千早あかねさんならではのちょっと幻想的な怖さ等々、それぞれの作風を存分に楽しめる!

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    2025年01月01日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    どんな料理の話があるんだろう?と思っていたけど、家庭料理がほとんどだった。
    料理がテーマのアンソロジーのはずなのに、料理の話があんまりないものも。
    面白かったのは千早茜さんの「白い食卓」。
    終始不穏で、料理を作っているだけなのに、はくりさんがとても怖い。
    食事=命と思うと、家族に食事を作る事が責任重大だと感じて荷が重かったことがあるけど、はくりさんのような思考になるパターンもあるんだなと思った。

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    2024年12月27日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    主人公2人に共感はできなかったが、男女での同じ物事に対しての視点の違いをいろいろなエピソードでみることができたのはよかった。
    共作でこんな描き方ができるのか……

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    2024年12月27日
  • さんかく

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    日々のご飯や何気ない日常を美しく書いていて素敵だなぁと思う反面、大きなイベントがなく、読んでいる間は文章が脳を滑っていくような感覚がした。
    登場するメニューは美味しそうだけど、味の表現が「しゃきしゃきしてる」とか「みずみずしい」とか簡潔な一言でまとめられていることが多く、グルメ小説は読者も食べた気分になってこそと思う私にとっては物足りなかった。

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    2024年12月20日
  • 人形たちの白昼夢

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    私は千早茜先生の書く物語が好きだと再確認。恋愛ものや青春ものは実はどこか苦手なのですが、千早茜先生の書く物語は愛はあるもののどこか心の奥深く眠る誰もが持っているであろう黒くて冷たい何かを前面に出されているように感じ他の作者にはない何かがある。
    作品とは話がずれましたが、この本は実は微妙に話と話が繋がっているのかな?繋がっているようにも感じるが別の何かにも感じる不思議な一冊。読めば読むほど、暖かく凍てついた世界を感じられる。

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    2024年12月18日
  • 眠れない夜のために

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    「眠れない夜は、」から始まる10夜。
    今晩、同じような夜を過ごしている人が他にもいるのだと、安心を抱いて寝落ちする。夜はどんなものも大きく見えて、不安や恐怖、得体の知れない焦燥感に苛まれる日もあるけれど、いま世界に独りきりではないということが、不甲斐ない自分をほんの少しだけ強くしてくれるような気がする。
    書き出しと章から、漱石へのリスペクトを感じられたのも良かった。最初の2編「空洞」「森をさまよう」が好き。

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    2025年07月30日