千早茜のレビュー一覧

  • アンソロジー 料理をつくる人

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    同じテーマでも作家さんによって全然雰囲気が違って面白かった。
    千早茜「白い食卓」、深緑野分「メインディッシュを悪魔に」、秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」が好みだった。

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    2025年02月15日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    西條奈加「向日葵の少女」
    千早茜「白い食卓」
    深緑野分「メインディッシュを悪魔に」
    秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」
    織守きょうや「対岸の恋」
    越谷オサム「夏のキッチン」  

    創元推理文庫だと気づかずタイトルで選んで読み始め、いい意味で期待を裏切られたアンソロジー。美味しさの疑似体験はできなかったけれど、調理という行為に捻りがある作品ばかり。どれも面白く読んだ中、千早さんの依存させて支配する話、深緑さんの悪魔とシェフの話、越谷さんのハートフルな話が印象に残ったな。

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    2025年02月12日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    西洋童話を現代風にアレンジした作品。ハーメルンの笛吹きが一番読後に残るゾッとする感じが強く印象に残った。

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    2025年02月09日
  • しつこく わるい食べもの

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    前作に続き、千早さんの食への視点が本当に面白い。好きなもの食べて好きに暮らしたい!

    コロナ禍で外食することが減って、おうちご飯の充実さや外食のありがたさを感じたことを思い出した。マスクって確かににおいを遮断するな〜

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    2025年02月02日
  • こりずに わるい食べもの

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    結構こだわりが強くて、それに反するものに否定的な言い方をするので、めんどくさい人だなーと思ってしまった。でも千早さんなりに柔軟に生きようと努める姿勢や、自由にのびのび生きる様を感じとれて、嫌な気持ちだけでは終わらなかった。普通の生き方してたら作家になんてなれないですよね、そりゃ。
    「なんでもいい」ではなくて、自分の好みやルールを探索していくことで人生もっと面白くなりそう、と思えました。

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    2025年01月27日
  • ガーデン

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    人間に疲れた時に、味方が欲しくなってこの本を読み始めた。
    「放っておいてほしい」の一言が、今の私の気持ちの全てを代弁してくれていたから。
    本編は植物の匂いと色彩で満たされていた。
    眠る時に肺いっぱいに香りを入れると、私も安心するから、その共感が主人公と自分をより強く結びつけた。
    千早茜先生は人の孤独に触れるのが上手だと思う。
    皆んなそれぞれ孤独な部分を持っている、そのひとすくいがとても優しくて、肯定的で安心する。

    欲を言えば、主人公が新しい幸せや人間との距離を見つけられるところまで、見守りたかったなとおもった。

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    2025年01月26日
  • 森の家

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    家族として暮らす30代のちや、40代後半の佐藤さん、20代のまりもくん。
    それぞれの視点で描かれた3部構成。
    家族とは何?を作者千早さんが描いた。暗い雰囲気だけど嫌いじゃない、不思議な作品だった。

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    2025年01月24日
  • ガーデン

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    たくさんの観葉植物たちと過ごしている主人公の家、部屋がすごく気になった
    自分も植物を買いに探しにいきたくなったのを覚えている
    帰国子女とのやりとりはすごく興味深かった。自分もストーリーをちかくでみている、参加しているような気分。静かに一人の男性の日常がながれていく

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    2025年01月20日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    「料理をつくる」をテーマに、この豪華作家人が書きおろした短編集。西條奈加さんの神楽坂人情もの、千早あかねさんならではのちょっと幻想的な怖さ等々、それぞれの作風を存分に楽しめる!

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    2025年01月01日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    どんな料理の話があるんだろう?と思っていたけど、家庭料理がほとんどだった。
    料理がテーマのアンソロジーのはずなのに、料理の話があんまりないものも。
    面白かったのは千早茜さんの「白い食卓」。
    終始不穏で、料理を作っているだけなのに、はくりさんがとても怖い。
    食事=命と思うと、家族に食事を作る事が責任重大だと感じて荷が重かったことがあるけど、はくりさんのような思考になるパターンもあるんだなと思った。

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    2024年12月27日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    主人公2人に共感はできなかったが、男女での同じ物事に対しての視点の違いをいろいろなエピソードでみることができたのはよかった。
    共作でこんな描き方ができるのか……

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    2024年12月27日
  • 人形たちの白昼夢

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    私は千早茜先生の書く物語が好きだと再確認。恋愛ものや青春ものは実はどこか苦手なのですが、千早茜先生の書く物語は愛はあるもののどこか心の奥深く眠る誰もが持っているであろう黒くて冷たい何かを前面に出されているように感じ他の作者にはない何かがある。
    作品とは話がずれましたが、この本は実は微妙に話と話が繋がっているのかな?繋がっているようにも感じるが別の何かにも感じる不思議な一冊。読めば読むほど、暖かく凍てついた世界を感じられる。

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    2024年12月18日
  • 人形たちの白昼夢

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    この作者さんは「赤い月の香り」が文庫になるまで既刊をボチボチと読んでいく、の4冊目。
    この前のランキングで見つけたこの本にしてみた。

    寓話、風刺、童話、夢想、詩…、色々なテイストの12編が集まった、ちょっとダークで幻想的な短編集。
    興を惹かれた話もあれば、正直よく分からなかった話もあり。

    巻頭で描かれた、嘘をつけない男と嘘ばかりつく女の不思議な出会い(コットンパール)がなかなかお洒落。
    娼婦に拾われて育てられた少女(プッタネスカ)、雪の積もる山に一人住み神聖視される少女と獣(ビースト)、復讐心に囚われて人間そっくりの殺人機械を作り出してしまう時計職人(ロゼット)、それぞれ残酷な運命の破滅的

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    2024年12月03日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    皮膚をめくられるようなぞわぞわした感覚、千早茜さんのお話には、どこか毒みたいなものが含まれている。

    西洋童話のどこか恐ろしくて、でも何だかリアルなところが、まさしく新釈という感じ。

    今回すごく疲れている時期に読んだけど、また元気な時には違う解釈になりそうだなと思いました。

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    2024年11月29日
  • 人形たちの白昼夢

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    冷たくつるりとした陶器のようで、触れてみると血潮が通い暖かさのあるような短編集

    「モノ」であるはずなのに命があるように思え、時には人の心の支えになり、また時には畏怖の対象にもなり得る人形。
    人形というテーマで、広い振れ幅の温度の物語たちが楽しめた。

    全体的に海外を思わせるような世界観で、身近なような、遠いような、浮遊感を味わえる作品。

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    2024年11月09日
  • あとかた

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    きっとハマる人にはハマるんだろうなぁ。微かなリンクが気になって一気読みしたが、最後の『ねいろ』と大学生の2人だけにちょっと救われた感じ。スッキリしない。特に不倫専業主婦が大嫌い。身勝手すぎて、傷ついた気になるなとムカつく。それにしても、全員美人すぎ。

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    2024年11月09日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    【2024年197冊目】
    ヘンゼルとグレーテル、みにくいアヒルの子、白雪姫、シンデレラ、マッチ売りの少女、ハーメルンの笛吹き男、いばら姫と誰もが知る童話を元に描かれた現代の寓話。時に美しく、時に恐ろしい7つの物語。

    あとがきによれば、どの西洋童話を元にするかは編集さんが選んでいて、筆者にとって「大嫌いな話ばかり」をベースにしているという本作。相変わらず文章と表現の美しさに惚れ惚れしながらも、ぞっとしたり、心を打たれたりと楽しめる短編集でした。

    人間の底にあるおぞましさを描いた「凍りついた眼」と女の執念が毒々しい「白梅虫」に、幸せを掴んだ「金の指輪」と「アマリリス」、物語と物語の対比がすごい

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    2024年10月30日
  • こりずに わるい食べもの

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    食に関するエッセイ3作目。コロナ禍でお店が閉店や時短営業になり外出も自粛したりで外で食事をしたりする機会が減っている中でもとても前向きに楽しくこだわりながら食に真っ直ぐ突き進む姿が健在で嬉しい。そして多忙の中、京都から東京へのお引っ越しも大変だっただろうな。年齢が同じくらいなので食べ物によって重たく感じたり身体が受け付けなくなるのに共感。パフェの話はいつも楽しく読んでるけど相変わらずパフェを食していないので今度食べてみようか。食べ物への愛を読むのも楽しいけど、その前後の話なども本当に楽しませてくれる。

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    2024年10月29日
  • 魚神

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    読んでみて、と特別な人にもらった本。

    読んでるうちに匂いや、なにかに触ったときの感触が浮かんでくるそんな気がした。あまりにも大切に思うあまり、すれ違ってしまう姉と弟が切なくて愛しかった。最後に掴んだものは、ふたりにとっての幸せなのかな。蓼原がすごく好きだったので最後までしぶとく生き抜いてくれてほっとした。

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    2024年10月31日
  • わるい食べもの

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    ネタバレ

    千早茜さんの食エッセイ。
    エッセイって著者によっては、自分に合う合わないが結構はっきり分かれますよね。千早さんは合いました。
    文がきれいで読みやすかったです。

    以下印象深かったところ。
    P38エーデルワイス。戦争になったらのところ。
    P161 猫と泣き飯。幼体の未熟さが怖いというところは自分もそうなので共感。
    あと病院のO部長の話はどちらも面白かった。いいキャラしてます。

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    2024年10月22日