千早茜のレビュー一覧

  • 透明な夜の香り

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    ネタバレ

    忘れたい見たくない記憶に蓋をしても香りが思い出させる。
    一香の兄と朔はきっと似たもの同士。でも誰に出会うかで全く違う人生を歩んでいる。
    一香にとっても兄の香りは悲しいものだけど、朔の香りは自分を大切にさせてくれる。

    この本を読んでいても不思議と香りを感じた。金木犀、レモングラス、煙草、、、
    なかなかない設定だけど、とてもまとまりのある綺麗な話だった。

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    2026年03月22日
  • 雷と走る

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    気がつけば、読み進めてしまっていた。
    少女と犬「虎」との出会い、生き物の命を預かることの責任について考えさせられた。
    博人の静かで歩み寄る感じに惚れたのと、まどかの博人に対する思いが間接的に表現されていて2人とも素敵だと思った。

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    2026年03月22日
  • 透明な夜の香り

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    香りやお食事の描写がとってもお上手で、想像しやすく地の文がわりと多めに感じましたが、読んでいて苦痛にならなかったです。

    寝る前に読んでいたら
    普段の小説だとのめり込んで眠れなくなることがあるが、こちらの本は気持ちよくうとうとして眠れるような本でした。

    内容に関しては、
    ドラマでよくある、
    依頼人が章ごとに異なり、その依頼に対して調香していくという流れ。
    どれも読み進めやすかったです。

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    2026年03月21日
  • マリエ

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    初めて読む作者さんでしたが文章がスラスラ入ってきて読みやすかったです

    私と色々似ているところがあるなと感じつつ、主人公の芯の強さが読んでいて辛いというか疲れてしまう所もありました
    それだけ、リアルで想像しやすい文章という意味です

    料理とお酒の描写も多くて好きなのですが、マリエさんとは、ちょっと仲良くなれないかもと感じており、この本を再読するのではなく千早さんの他の作品を読んでみたいと思います

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    2026年03月21日
  • マリエ

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    恋愛をしたい。その理由で離婚した夫婦。

    夫婦になったら恋愛はできないものなのか。それとも、時が経つからこそできなくなるものなのか。
    結婚経験のない私にはピンとこない問いだったが、周囲を見ていると、結婚後も恋人のような関係を保つ夫婦と、長年共に支え合ってきたからこその熟年感がでている夫婦と、様々な夫婦像がある。

    小説の中で、この問いに対する明確な答えはでていなかった。また、ラストも読者に委ねる形で終わっていたので、賛否両論別れるかなと感じた。
    個人的には、千早さんなりの答えがあったらそれを知りたいと思う。

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    2026年03月18日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    ☆3.8
    男女2人で攻守交代しながら男女のそれぞれの視点、考え方が描かれてる
    男目線で書かれてなかったことが、女目線で書かれてあったり、
    口にした内容に隠された気持ちが、別の視点で書かれてたり、
    2人で書く良さ満載の本
    クリープハイプの歌詞みたいな言葉の選び方があるのが好きなポイント!

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    2026年03月18日
  • 神様の暇つぶし

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    恋にも色んな種類があるんだなあと思うけれど、この作品で描かれる恋はとても生々しくて瑞々しくて、でも食べたら苦みも感じる果実のような感じがした

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    2026年03月17日
  • マリエ

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    離婚、結婚相談所、年下の子との恋愛などなど…久しぶりに恋愛ものを読んだかも。初めての千早さんの小説でしたが、沁みる言葉も多くて、季節の空気感とか香りとか料理の描写がとても綺麗で印象的。好きな香水を見つけたくなった。

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    2026年03月17日
  • 透明な夜の香り

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    ネタバレ

    3.8
    読みやすいし、普通に面白かった。
    匂いで記憶が蘇るの分かる、懐かしい匂いってある。昔使ってた香水とか、夏の森の匂いとか、雨上がりのアスファルトの匂いとか、名古屋に住んでた頃のよく食べてたきしめん屋、ラーメン屋の匂いとか、匂いで記憶が蘇ることある。
    音楽も然り。

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    2026年03月16日
  • なみまの わるい食べもの

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    「好きなものを好きに食べる」千早茜さんの食べ物エッセイ。

    ”わるたべ”を読むと「食事は栄養を補給するためだけじゃない」といつも思う。

    食事は自分が自分でいるために必要不可欠であり、幸せと直結しているものである。

    今作は、幸せそうに食べる姿よりも、食事を通じて自己理解を深めていく様子が印象的だった。

    どんな食べ物が食べたいか(食べられるか)というのは、その時の体調や精神状態によって変わる。

    食事を頂くということを、もっと大切にしたいと思った。

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    2026年03月16日
  • マリエ

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    ネタバレ

    なんか全体的に、主人公が幼く感じた。
    なんのために結婚相談所へ?
    恋人にも7つも年上なのにマイナスのこと言っちゃったり。
    最後の金原ひとみさんとの対談で、お互いが幸せになるために離婚する、みんな離婚して幸せになってる、って、なんかいいなと思った。
    そう思える時が、離婚しどきなんだろなって。

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    2026年03月15日
  • 男ともだち

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    人によって好き嫌い、なんなら拒絶する物語だと思う
    不倫は絶対にしないが共感する部分もある
    誰かに消費されることで自分の不要な部分も削ぎ落とされ、大事なものが見えてくる
    神名にとってのハセオは与えないけど奪わない特異な存在なんだろう

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    2026年03月15日
  • ガーデン

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    いつでも自分が判断ばかりして、選択できると思ったら大間違い。

    自己評価なんてただの自己満足だし、評価は他人がすることだと思う。

    自分を変えたい時は、何か願い事をしよう。

    願いごとをすることは、自分を見つめなおす場をつくることなのだから。

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    2026年03月14日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    千早茜さんの作品は初めて読んだけど、五感で読む作品だなと思った。ホイップを泡立てる音とかお菓子が焼き上がる香りとかが文章から漂ってきた。

    スイーツは甘いだけじゃない。酸っぱさとか苦み、深み、、単純そうに見えて複雑なスイーツと恋愛の甘いだけではない側面を描いているのが凄く良かった。スイーツに絡めた心理描写がとてもオシャレ。

    ミナのお話が1番好きだった。自分の軸があって強い女の子大好き~!!
    どのお話も人間味があって重たい話もあったけど、最後は光が見える感じで終わるのが良かった。

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    2026年03月13日
  • 神様の暇つぶし

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    千早茜さんの本は初めて。「食べる」という行為を通じて人と人の距離が縮まる様子が何度も登場するのが印象的だった。人間の欲望、生と死を生々しく描いていて、読み終えた時にずしんとした重みが残った小説。

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    2026年03月13日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    始まりらへんが、少し読みにくくて
    過去と現在が私的には
    分かりにくかったけれども、読み進めていくと
    段々と気になってページをめくってたな。

    私も高校生の時に、割と歳の離れた人と、、
    みたいなのを経験してたから、よりなんか
    移入してみてしまった。
    自分が割と歳をとると、犯罪やん?!
    とか色んな当たり前?みたいなのが
    分かるけれど、その当時の自分は
    わからなくって。
    でも、周りからどう見えてるんだろうとかは
    気にしたりして。

    最後の終わり方はなんか、少し苦しいなぁって
    なったけれども、でも、
    自分が良ければなんでも良いよね、って。

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    2026年03月13日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    書き方の形式も、お互いの掛け合いも面白くてところどころふふふって笑みが溢れてしまうエッセイ。食べ物の描写が素敵でそのお店に行ってみたくなる気持ちもももちろん湧くけど、こんな関係性の友人が欲しいな、と羨ましく思う感想が勝つ。

    共通の趣味やすきなことが合う友人はもちろんいるけど、ここまで露骨に自分の感情の機微にも素直でいられる関係って本当に貴重!

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    2026年03月13日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    人がよく死ぬ。
    しかし主人公は、死の匂いに気づくことができず、その人と過ごせたはずの大切な時間を逃してしまっているように思えた。

    一度関係を持ったら、死ぬまで忘れられないような男を好きになる主人公が出てくる小説では、たいてい男の方が先に死ぬ。
    そしてその頃には、彼のまわりには家庭ができていて、主人公だけが取り残され、孤独になる。

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    2026年03月10日
  • 男ともだち

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    男ともだち、女ともだち、と本人たちが嗜んでる分にはいいとおもうんだよ、こういうのって。倫理観的な問題で、常識的な問題で。友達って寝ないでしょ。友達って密に触れ合わないでしょ。自分に大事なひと(恋人)がいるならば、そもそも大事な人のためにも会わないでおこうという気遣いがうまれるわけで。まわりのひとからの視線が交わって、色が加えられてしまうのは致し方ないことだし、それに文句をいうならばじゃあほんとうに健全な付き合い方なのでしょうね!!!!!みせられるのでしょうね!!!!!などと。自分の大事な人にハセオみたいなひとがいたら、やだよ。わたしはぜったいやだ。

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    2026年03月09日
  • 正しい女たち

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    将来、結婚、友だち。そして若さーー。

    失うのが怖くて
    このままじゃ窒息しちゃう

    女を恐怖から解放する6つの物語
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    息苦しさや焦りや不安。
    すべてが溶けていくわけではないけど。

    ふとした仕草や言動が、
    無意識の出来事が、
    あとで大きく影響することがあったり。

    個人的には「桃のプライド」が好きです。
    どこかで読んだことあるような話なんですが、
    それを千早さんが書くと違ったものになるというか。

    ブラックユーモアが含まれてる作品もあったり、
    バラエティ豊か

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    2026年03月08日