千早茜のレビュー一覧

  • 男ともだち

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    [たゆたう]
    [静謐]
    いつか会話でつかいたい言葉
    空気の色や流れが見えるような気がする


    ハセオは頼ればいいと言い 笹野は少し突き放して、あの一言を問う 二人は違うことをいってるようで「神名のままで」と同じような思いでいるような気がする

    色や香りや温度を感じる作品

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    2026年06月13日
  • 燻る骨の香り

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    ネタバレ

    待ちに待った「香り」シリーズの最終作は、調香師 小川朔の前日譚。
    所謂、エピソード0という感じだった。

    天才的なセンスを持つ妹 「丹穂」
    妹と比べると才能を持たない姉 「真奈」

    真奈の思いが痛いほど理解できた。

    ラストに一香が登場してくれたのが嬉しい!
    一香がいるシリーズがやっぱり1番好きかな!
    一香が出てくれるストーリーがもっとみたかったと思いつつ、やっぱりこのシリーズが終わるのは寂しいなぁ

    1度、最高峰の香木と呼ばれる、「伽羅」の香りに触れてみたいなと思った1冊でした!

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    2026年06月13日
  • 魚神

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    千早先生の作品は、これで5冊目になりました。
    妖艶な作品でしたが、私の読書力では、先生が表現されようとしていることが1回では読み取れませんでした。なので、時間をおいてもう一度読み返したいなと思う作品でした。

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    2026年06月12日
  • 燻る骨の香り

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    「透明な夜の香り」からはじまり
    「赤い月の香り」につづき
    「燻る骨の香り」でおわる
    香りシリーズ


    千早さんが紡ぐ美しい文章たち


    この美しい文章を匂いで表すと
    無臭ではないだろうか


    物静かで美しい文章の間に
    入り込んでくる荒々しい匂い


    それは人間関係や感情を表す
    匂いたち


    「欲望」「嫉妬」「憎しみ」
    そして、「嘘」


    これらが放つ匂いは無臭の文章に
    より深みをあたえる


    あなたはこの物語からどのような
    匂いを感じますか?

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    2026年06月12日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

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    誰もが知る童話をここまで現代に落とし込めるのはさすがとしか言いようがない!一番最初の「迷子の決まり(ヘンゼルとグレーテル)」は、まさかのヒューマンホラーでゾッとしてしまった。親に見捨てられた2人の子供が欲に釣られて…というあらすじがここまでしっかり怖くなるとは。
    ただ、元々連載だった事もあり、後半にかけて全体的にベタっとしたホラーに飽きてしまったので⭐︎3。

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    2026年06月11日
  • 燻る骨の香り

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    小川・新城の話もうちょっと欲しかったなぁとしげしげ思っていたら
    これシリーズ物だったのか、!!!!!
    なーんてこったい
    知らずに完結編を一番初めに読んでしまったඉ ̫ ඉ
    (調べたところ前日譚らしいので時系列的には間違いではないのかも、??)
    でも小川朔の香りの物語にまだ続きがあるという事実は純粋に嬉しい限りです
    朔(さく)っていう名前が良いね(╹◡╹)
    あと頭の中で勝手にキャラクリしてたんだけど小川は白髪・銀髪マッシュだったよ(え)


    「匂いの記憶は消えない」
    「思考は会話によってある程度は共有できるかもしれないが、感覚は共有できない」



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    2026年06月11日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜に焦点を当てた短編集。

    毎話が画集のように、怖さと美しさを兼ね備えた情景が浮かび上がるような作風だった。
    千早茜さんの「香り」シリーズが大好きで楽しみに読んだのだが、今回はあまり刺さらなかった。
    どの話も内容が少し薄く感じてしまい、物足りなさが残った。
    ただ、読みやすく、文章がとても綺麗なので、大人の絵本のような感覚で眺める分にはとても良い作品だと思う。

    夜更けに一編ずつ読むのに向いている、静かで幻想的な短編集。

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    2026年06月11日
  • マリエ

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    40歳を目前に夫から離婚を切り出されたまりえのお話。

    夫の離婚理由もよくわからなかったし、自分勝手に別れたのにその後も連絡を取ってくるあたりがなんか嫌だった‥。
    結局寂しかったのか、、?
    何がしたかったのかわからなかった‥。
    そしてまりえも、年下の彼氏ができたのになあなあと婚活もするというよく分からない行動‥。
    誰に対しても誠実ではないように見え、ずっとモヤモヤしてしまった‥。

    由井くんもなんだかハッキリしない人だったな‥。
    でもこうゆう子に沼る人が多いんだろうな。

    結局みんな何がしたかったのだろう‥。

    とても読みやすかったのだけれど、あまり理解できなかったのが悔しい‥。


    2026

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    2026年06月11日
  • 男ともだち

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    日本の男女共に屑を図鑑にしたような話
    ここまでいくと清々しい

    全く関係ないとこから引用

    「サーカス小屋の中には星空があるのって。テントの破れ目が夜空の星のように見える。その偽物の星に必死で手を伸ばす。届かない星に夢を見て、観客に夢を見せる。」

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    2026年06月09日
  • ガーデン

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    ネタバレ

    羽野みたいな自分の世界で生きている人はいると思うし、本人が人と深い関わり合いを望んでいなければそれでいいと思ってしまう。
    そんな人を好きになったら辛いとは思うが、人の本質はそう変わらないし、他者に容易く変えられるものではない。ミカミちゃんみたいなしっかりものは深入りする前に去って行くよなぁ 
    理沙子さんの魅力がイマイチ感じられず、ラスト部分は共感できずにモヤモヤ

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    2026年06月09日
  • 透明な夜の香り

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    おしゃれな小説。香りって記憶に残るよね。今は会わなくなった人も、似た香りがするとふと思い出してしまう。

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    2026年06月09日
  • 燻る骨の香り

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    時の変化を感じた。変化しない人なんていないんだ。
    執着を手放した先にある生活は光に満ちているといい。

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    2026年06月08日
  • 眠れない夜のために

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    10の短編うち「木守柿」が好みかな。
    大人の絵本って感じだけど、ちょっと不穏だったり、みをつまされる話もあり

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    2026年06月07日
  • 眠れない夜のために

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    「眠れない夜は」で始まる10のお話。
    千早茜さんの描く、ちょっと不思議で美しい夜の世界に引き込まれます。

    お気に入りだったのは『空洞』と『夜の王』の2編。
    「夜の王は一目散に小さな姫の騎士に戻るぜ」
    かわいい(^^)

    ただ、読後感が爽やかなものばかりではなく千早茜さん作品らしい仄暗さを含むお話も多かったので、もしタイトル通りに眠れない夜に読むのだとしたら、自分はもっと甘くて優しいだけのものがいいかもなぁとも思いました。

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    2026年06月06日
  • 透明な夜の香り

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    この本の3作目が売られてるの見て、とりあえず1冊目からと手に取った。
    天才的な嗅覚を持つASDでギフテッド(が故に実母から気味悪がられ捨てられた過去を持つ)の朔の家に、どこか世間と距離を置いているように見える主人公の一香が雇われてくる。
    朔の作る特別な香りを求めてやって来る色々な顧客とのエピソードと、その合間にフラッシュバックする一香の兄の自殺に至るまでのエピソード。
    私は、あーこういう人おるよねって思ってイメージ出来るけど一般的な人からしたら想像もつかない人たちなんじゃないかな?と。
    人が抱える痛み、みたいなのは私は大好きなんやけども。だからって朔があんなに自分勝手に振る舞うのは私には鼻につ

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    2026年06月06日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    【略奪愛】とは何か、という哲学を考えさせられるとは思わなかった…
    略奪愛とひとことで言ってもたくさんあるんだなぁ。

    「それからのこと」だけは微妙だった。この微妙という感覚の正体について考えてみたのだが、他の話に比べて割とありきたりな略奪愛ものだったからだろう。

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    2026年06月06日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    窪美澄さんの「朧月夜のスーヴェニア」がとても好き。空襲警報が鳴り爆弾の落ちる音を背景にいつ体が焼けてもおかしくない状況で、本能に近い性欲で繋がる男と女。しつこくないのに匂い立つような性の表現が最高。
    彩瀬まるさんの「かわいいごっこ」も、女の男の下でかわいがられたい欲を現実的に描かれている。セックスのシーンでもいやらしさやエロさが強調されるのじゃなく、気持ちよさや感情主体でかわいく描かれてるのがよかった。

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    2026年06月06日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    香りを想像する読書って少ないから新鮮な気持ちになる。自分の好きな香りとか落ち着く香りを思い浮かべたり、自分の体臭ってあんまりないと思ってたけどどんな匂いなんだろうって考えながら読んだ。
    香りって改めて大事だよな。大切な人が落ち着くような香りを纏っていきたいな。

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    2026年06月06日
  • 神様の暇つぶし

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    2026/10

    初・千早茜さん。
    文体はかなり好みでしたが、内容が…かなり生々しい。

    主人公が20歳越えてるのでいいけど、未成年だったら発狂していた。
    父性不足で育った子は、年上を好むイメージ。

    里見の「みんな自分の恋愛だけが綺麗なんだよ」という言葉は胸に沁みた。他人からどう見られても自分の恋愛とは、尊くて美しいものだよね。

    「手に入ってから失うのと、手に入らないまま想い続けるのはどちらが辛いだろうか」
    圧倒的に前者がつらい。後者なら、空想に逃げたり手に入らない空白を想うことで自分の人生の意味を見つけられる。失うこととは質が違うと思う。


    物語のラストで、彼に「変えられた」と信じたい

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    2026年06月05日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    前作もだが、今作も表紙の色味通りのイメージ。
    あと、前より温度高めで、朔が人に近づいたように思う。
    洋館の香りがどんなものか、やっぱり気になる。

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    2026年06月05日