千早茜のレビュー一覧

  • 男ともだち

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    ネタバレ

    登場人物ほぼ全員のクズっぷりが見事。終盤まで、全然共感もできないし結末のいく末が分からぬまま読み進めていった。
    終盤で出てきた言葉で、男ともだちのことを自分にとって都合のいい幻想という表現で定義付けをしている。この表現については、思い当たる節を感じた。大多数の人が経験しているであろう異性間の友人関係は実は妄想にも似た幻想で、実態はもっと下心と欲にまみれた人間のどうしようもない部分を見て見ぬふりをしているだけなのだろうか。
    男ともだちってなんだろうって考えもまとまってないが、とりあえず感想文を残しておくと。

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    2026年09月11日
  • 神様の暇つぶし

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    主人公の柏木藤子が、背が見上げるほど高く、ガッチリしていて目は一重の三白眼っておよそヒロインにふさわしいとはいえない容姿で逆に引き込まれた。
    粗野である意味強引で、昔有名だったカメラマンの全。
    時折みせる優しさに惹かれるのもわからなくない。
    でも、父親より年上の男性と溺れるようなセックスをし始めた頃から、ちょっとしらけた。
    重い病気に罹ってて余命いくばくもないんだなというのは途中からなんとなくわかった。だからこそ、藤子とそんな関係になってはいけなかったんでないかい。
    顔の美しい大学の同級生里見(のちにゲイと判明)藤子が唯一気負わず離せた男の子が30代で白血病で亡くなったのは悲しかった。

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    2026年09月11日
  • 神様の暇つぶし

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    喪失感。つらい…。
    里見の、みんな自分の恋愛だけがきれいという言葉が刺さった。
    全さんの魅力は分かるけど、流石に親くらいの人を好きになることはないだろと思う。

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    2026年09月10日
  • しろとくろの偏愛

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    めっちゃチョコレート食べたくなる☺️
    しかし、お高いがバレンタインのときに、、

    『SOMA chocolatemaker』の「オールドスクール ミルク』が1番気になる笑

    サクッと読めてカラーのイラストもかわいい。
    カバーを外すと、まるで和菓子の包み紙のようなデザインになっていて、内側にはチョコレートや餅のイラスト。
    本そのものから、もう「偏愛」が始まっている。

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    2026年09月11日
  • 神様の暇つぶし

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    あらすじを聞いてすごく興味をもち読んでみた。
    千早さんは前から読みたくてなかなか手が出せずにいたので今回がお初。
    全さんの…年上ゆえの包容力だったり、何とも言えない危ない色気だったり、惹かれていく気持ちがよく分かるなぁと共感。一線を越えるまでヤキモキしつつも
    生々しく綺麗な描写が印象的。全さんとはまた違った里見との関係性も切ないが素敵だった。とても好きな作風だったので、他作品ももっと読みたいと思う。

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    2026年09月09日
  • 神様の暇つぶし

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    表現の仕方が、リアルで、生々しくて
    人には色んな感情があるんだろうな、主人公を共感できる部分もあれば、理解できない部分もあったのが正直な感想

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    2026年09月08日
  • 燻る骨の香り

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    香りのわかる人の怖さ
    お世継ぎもんだいのどろどろさ
    相変わらず新城のかろやかさと優しさに救われる~
    匂いの表現力何度も読んでしまった

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    2026年09月07日
  • 透明な夜の香り

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    ネタバレ

    あらすじに惹かれて購入。あと表紙がおしゃれ。

    少し想像と違った。
    香りをきっかけに謎や悩みを解決するミステリーもの、と思っていたがそうではなく…調香師の朔の行動を主人公一香が傍観しているという感じ。一香が事件解決に役立つということはない。
    特に最終章で一香のトラウマを朔が引き出した後、特に何も解決しないというのが個人的によくわからなかった。
    解決する気がないのにわざわざ嫌な記憶を引き出したのか?と肩透かしを食らった気分だった。

    一香以外の登場人物、例えば幼馴染の探偵である新城も影が薄い。
    夜の世界の住人のような風貌、荒事にも強く、何より朔の幼馴染…という設定から朔の過去や今を知るキーパーソ

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    2026年09月06日
  • 男ともだち

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    最後の終わり方が妙にリアルでうわーっとなりました
    このふたりは一体どうなっていくんだろう

    続編があるような作品ではないと思いますが、
    読後2人がどうなったのかしばらく思いを巡らせてしまいました

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    2026年09月04日
  • ひきなみ

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    島の閉鎖的な雰囲気、男尊女卑な寄り合い、会社の部長のパワハラ、胸糞悪いエピソードがたくさん出てくる。ここまで酷くはなくても、似たようなことはあちこちで起こってるのではなかろうか。
    男性読者の感想を聞いてみたいものだ。

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    2026年09月03日
  • 神様の暇つぶし

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    神様の暇つぶしとは、何を意味するのか。
    全さんが見つけた神様は、光と影を呑み込んで生きるひとりの女のすべて、とあったが暇つぶしとは、女が無益に歳を過ごしたことなのか。

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    2026年09月03日
  • 透明な夜の香り

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    こんなにも香りに繊細だと生きづらいだろうなと思いつつも、彼が登場するたび、話すたびにワクワクした。とても魅力的な人物。
    不器用な新城との信頼関係も良かった。
    尋ねてくる依頼人達もクセが強くて、もしかしたら本当にこういう世界もあるのかもしれない、と面白く読めた。
    あのお屋敷にいちど行ってみたい。
    自分ならどんな匂いを依頼するんだろう。

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    2026年09月02日
  • 透明な夜の香り

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    最新刊を読もうとしたら、シリーズ3作目だということがわかったので、1作目から読んでみた。

    調香師の朔と、その事務所兼自宅で家政婦をすることになった一香。お互いを大事に想うようになりつつも、なかなか近づかず。「愛情と執着の違いって?」なんていう発言も出てくる。

    それにしても、調香師への依頼内容がヤバすぎる。誰かの体臭とか血の匂いとか。そして時には、異常行動にまでエスカレートしてしまう顧客もいて、ちょっと怖かった。

    匂いの記憶がテーマにもなってるけど、確かに、ある匂いを嗅いだら過去の想い出がよみがえることがあるよね。ぶわーっと。そのときの気持ちまで思い出させてくれる。良い想い出も、悲しい想い

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    2026年09月01日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    みんな、自分の恋愛ばかりキレイに見えるといったような言葉が印象深かった。そうですよね。(そもそもそんな感じの設定ではある)個人的には一線を越えずに綺麗に終えてくれても良かった気もするけど、まあ最後まで読んでまあいいか、とはなった。

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    2026年09月03日
  • 男ともだち

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    ネタバレ

    へえ〜という感じだった。よかったのは、「男ともだち」という存在に対する価値感としていくつか新たな発見があったこと。
    特別でいるため、なにかもっと守りたいものがあるから、とか、そういった感覚については、もしかしたらそうかもなと共感できた一方で、綺麗に収めすぎなようにも感じた。まあでもそれは自分がどこかで疚しいものとして感じているからなのかもしれない。
    その話に通ずるが、あまり納得がいかなかった部分として、男ともだちがなんだか格上で大切な感じに描かれているのがなんとなく引っかかった。結末としてもうちょっと捻りがあっても楽しかったのになとは思った。結局格上なんだ。みたいな。
    初めからその感じは出てた

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    2026年08月31日
  • ひきなみ

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    著者の作品はどこかヴェールに包まれてるような、少し暗い作品が多いイメージだけど、今作の舞台は瀬戸内海。そして周囲から特異な目で見続けながら育った真以と東京から家庭内の不和で一時的に香口島で過ごすことになった葉の友情の物語。
    会話も最低限で、それでも二人の間に徐々に信頼関係が築かれていく様子が丁寧に描かれてる。
    実際に起きた今治刑務所の脱獄犯の事件をモチーフにして、真以が姿を決してしまったのが、葉の心の痛みがこちらにも伝わって来て、心が痛かった。
    そして、第二部の陸。
    時は流れ、葉は出版社で毎日上司のパワハラで満身創痍になりながら、働いていた。
    葉の心の弱さは相変わらずだと思ったけど、とある企画

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    2026年08月31日
  • 燻る骨の香り

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    透明な夜の香りから始まったシリーズ最終作とは…寂しい。
    感情や描写の表現が相変わらずとても繊細で、登場人物も魅力的。

    今作では最初からじめっと纏わりつくような重さ、湿度が感じられる。
    それは執着なのかと読み進めるうちに気付く。
    昔香りの勉強を少ししたことがあって。
    樹脂系の香りはフローラルのような華やかさは無いけれど、奥深く重厚感があって持続性がある。そして粘度がとても高い。
    本作に登場する伽羅のように。
    ずっとそんな香りが漂っているような…不思議な感覚だった。

    最後に朔さんと一香さんのやり取りが見れてとても嬉しかった。
    また別の作品の中でも、登場人物達に会いたいなぁ。この繊細な世界観はと

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    2026年08月30日
  • 神様の暇つぶし

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    恋は盲目で頭の中は彼だけ。友達とも連絡を取らなくなり、彼さえ居てくれれば幸せに包まれる。その反動で彼が居なくなった時の事を考えれば、恐怖に怯えて執着する。
    あの時の私はどうかしてた。とも思える。
    でもこんな経験をしたからこそ、藤子は人として成長した部分もあると思う。これから誰かと出会わなくても、出会ったとしても、すっきりとした人生を送れそうな気がする。

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    2026年08月29日
  • 男ともだち

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    ん〜この手の作品を読むのは初めてで、なんとも言えない。神名が自分と真逆すぎてあまりのめり込めなかった(勝手に重ねてますが、、)
    作品への期待が大きすぎたのかもしれない。
    ただ、いつか別れるかもしれない恋人関係よりも永遠に関われる相手(男女の友情)が心強いのは共感した。

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    2026年08月29日
  • 男ともだち

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    本作において「男ともだち」は、複数の男性の知人のうち、肉体関係を結ばない唯一の相手。男ともだち、というか、男の都合いい知り合い(肉体関係なし)と感じた。ともだちという単語が似つかわしくないような。

    神名まじでずるい。同居人とセフレとハセオがいて、女のともだちもいて、加えて行きつけのバーに露月さんという眼福そな知り合いがいて。(最後羨ましすぎ!)仕事もあってよくメンヘラぶれるな〜ケッと思ったのでした。(この気持ちとは別に後半楽しく読みました。)
    自分の余裕のなさが読み方に強く反映されるな〜と実感。

    個人的なあるあるなのだけど、この作者の設定がアニメ寄りのフィクション感が強くてときどき恥ずかし

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    2026年08月29日