千早茜のレビュー一覧

  • さんかく

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    ネタバレ

    ああ〜千早茜良いわ〜〜最高ですよ…
    落ち着いていて上質な恋愛小説だったな…

    ありきたりな感想だと思いますが、料理の描写もすごくおいしそうで良かった!
    丁寧な暮らしを目と心で摂取した気分
    栄養があって美味しい、手作りの和食をこさえられるようになりたいものです

    でも最後のらへんはそうはならんやろと思ってしまったのですが、他の人はどう思うだろう?
    高村さんが伊藤くんに少しでも好意を見せたら彼は華と別れてころっと高村とくっついたと思うなあ
    華も華で、私に理系の似たような研究室に通っていた友達がいるのもあって、あれだけ研究に一心不乱な人は踏んだり蹴ったりになった恋愛をやり直そうと思わないと思うのね

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    2025年03月06日
  • 桜の首飾り

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    まなもんが千早茜作品に出逢ったきっかけの本らしく、帯もまなもんが書いていたので読んでみた。

    桜をテーマにした7つの短編集。

    千早茜さんのとんでもなく美しく繊細な文章と、少し不思議で幻想的な物語設定に魅了されました。

    好みは分かれると思うけど、愛萌さんはこういうのが好きなのね…!ということがよくわかった。

    私は人の感情をストレートに表現されたものが好みなので、こういう作品は美術品を観るようで難しかったし読みとけていない部分も多くあると思うが、今回だと
    「春の狐憑き」と「花荒れ」が特に好きでした。

    温かい紅茶とかを片手に、静かな喫茶店でじっくり味わいながら読みたい一冊でした。

    今からの

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    2025年03月01日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    おそらくお二人は、食を通して「ひとつ」になっていくのが嫌なんだろうな、と。
    それぞれ独立した食材が、口の中で咀嚼されて、ぐずぐずの「ひとつ」になってしまう感じ。だけどお二人は、一緒に食事しても独立した「ひとりとひとり」でいられるから、それが心地良いのだろうな、などと考えてしまった(赤の他人がそのように分析し決めつけるのは、ひどく失礼だし無粋だとは思うが)。

    食に対する妥協のないスタンスが、もはや運命的と言えるほど合っているのだろうな。
    食に対するスタンスってもしかしたら一番重要で、そこが合わないと他の性格や価値観的なアレコレも合わないだろうし、だからお二人がとても羨ましく思えた。



    自分

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    2025年02月28日
  • からまる

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    かたつむりからはじまり、くらげ、などの海の生物にからめて、だんだん、この人とここのこの人が繋がってたのかとなる絡み合う人間模様が描かれていた。千早茜さんの登場人物たちは、どこかにはいそうな低体温な人間たち、ついつい分かる分かると親近感が湧いてしまう、世間的には「普通では無い」と言われる人達だと思うけれど憎めない人間たち。
    「ゆらゆらと」の田村の男性依存で芯のないに親近感が湧きまくった。華奈子がかっこよくて美しいなと思ったけど華奈子については「うみのはな」で語られ、より清々しくて美しいなと感じた。
    1番印象深いのは「むかで」について。
    「母性本能が強いんだってさ。卵を産んだら毎日舐めてカビやダニ

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    2025年02月25日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    表紙のイラストで、ほんわかしたエッセイを想像していたが、ハードな文章だった。
    他の著書も読んだ上で、もう一度読みたい。

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    2025年02月24日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    大好きな千早さんと尾崎世界観!映像化するなら大輔は池松壮亮でやって欲しい。どうにも言葉足らずなダメ男なんだけどずるずる付き合ってしまう福の気持ちもなんか分かる。タイトルどおりの犬も食わない話。最後の対談もいい。

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    2025年02月24日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    夢みたいな美術館ですね~
    1日中眺めていられそう。買えなくてもここにいるだけでテンション上がるだろうな。行ってみたい!

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    2025年02月23日
  • 人形たちの白昼夢

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    人形を題材に色んな物語が詰まった短編集。
    残酷なものや、不思議なもの、寂しいもの、温かいもの、色んな雰囲気の物語なので、飽きないけど好みが分かれるかも。
    どれも短めなので通勤中にサクッと読めるのが良かった。
    初めて読んだ作家さんだけど、料理の描写が好きだなー!どれも美味しそうに感じる。

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    2025年02月22日
  • 眠りの庭

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    前半のアカイツタ、ここで終わりと思ったら後半のイヌガンが実は繋がっていることが分かって、ぞくり。千早さんらしく生々しくて、仄暗い。

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    2025年02月21日
  • さんかく

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    おいしそうなご飯がいっぱい出てきてお腹がすく。
    やっぱりまた京都で暮らしたいな〜と思った。地獄のような暑さと底冷えする冬に耐えられるかはわからない...町屋の暮らしは大変そう。
    恋人がいるのに異性と同棲するのも同居人の恋人の有無を確認しないのもちょっと変じゃない?と思ったけれど、恋愛とか性欲抜きで誰かに受け入れられたいという気持ちはなんとなくわかる気がする。好きなことに真っ直ぐすぎて恋人に時間を割かないのも変?ではあるのかも?お互いの関係性に名前がついていない、お互いに責任がない関係は楽だし居心地が良いのかな これが人間なのかもしれない、とか思った。恋愛経験が乏しいためあまりわからないが

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    2025年02月20日
  • 正しい女たち

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    「海辺の先生」「幸福な離婚」が個人的にお気に入りでした。特に後者は途中から離婚しないで欲しい…と思ってしまい、でも終わりが来るって分かってるからこその思いやりや優しさや愛情なんだよな…ととても切なかったです…
    「偽物のセックス」に出てくる隣人の奥さんの「正しさ」を軸とした考え方にもとても共感する部分がありました。

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    2025年02月17日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    文庫本の最後に対談が載っていて、「京都服飾文化財団(KCI)」と言うものが日本に存在する事を知った。著者の千早さんは最初にイギリスの美術館へ行ったのがきっかけで日本のKCIを知ったそうですが。
    この物語で私が好きなのは芳が洋服を丁寧に扱っているシーン。脱いだコートにブラシがけをしたり、かわいい格好をしたデパートの女の子の靴が手入れされていない事を残念に思ったり…
    好きなモノに情熱をかけられるって、仕事としている纏子や晶だけではなく、そういった日常の中でも出来るんだなと思った。
    男性が当たり前の様にスカートを履ける時代が、そのうち来るのかもしれないな。

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    2025年02月16日
  • 人形たちの白昼夢

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    ネタバレ

    「透明な夜の香り」がこの短篇集の中の「スヴニール」から生まれているという千早茜さんのポストを拝見して興味を持ち、手に取りました!
    一つ一つは短いお話だけどそれぞれ世界観が異なっていて読み応えがあった。自分にしてはかなり時間をかけて読んだ気がする。この中だとやっぱり「スヴニール」が大好き。香り(特に食事にともなう香り)と人生の記憶が結びつく描写がたまらない。自分も食事が好きだからかな?千早茜さんの文章からは食への深い愛を感じて、幸せな気持ちになります!切ない余韻があるところも含めて大好き。

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    2025年02月12日
  • 雷と走る

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    異国の空気や植物の色鮮やかさが閃き、香りまで漂ってきそうだし、主人公の犬・虎は生命力に溢れ毛並みに触れた時の感触が思い出せる(私には存在しない記憶だが)くらい文章から質感を感じます。
    犬の形にぽっかりと空いたまどかの胸の奥の穴は塞がることはないのでしょう。

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    2026年03月18日
  • ガーデン

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    出てくる女性のちょっとした一面が私が持っている一面でもあって、こういう風に見えるんだなって客観的に思ったりもした
    うまく説明できないけどとても好きな作品でした

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    2025年02月09日
  • 女ともだち

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    女ともだちって、すごく独特な世界だと思う。
    男ともだちほど単純じゃなくて、複雑だ。

    嫌気がさしたり疲れちゃう事も多いけど、それでも何だかんだと素敵だなと思わせられた一冊だった。

    全然違う物語なんだけど、どれも身近な感じがするから面白い。

    読み終われば『それなりに色々あるけど、やっぱり女ともだちって最高じゃん?』って気持ちになれるかも?
    しばらく寝かせてから、また読み直したいなぁ。

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    2025年02月05日
  • 人形たちの白昼夢

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    短編集だけど一つ一つの物語が丁度いい長さで読み応えもあった。
    色々なテイスト(?)の物語が入っているからどんな人でも必ずお気に入りが見つかるはず。
    自分はどれもすごく面白かったしお気に入りも沢山あるけど1番のお気に入りは「ワンフォーミー・ワンフォーユー」。
    思わずメモに記録してしまったくらい最後の文章が心に響いた。
    ほっとしたい時や現実から離れたいと思った時に手に取りたくなる本。

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    2025年02月02日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    恋愛はみててイライラするものだとお2人が対談で話しててよかったぁと思った。実際読んでてすごくイライラしたけど面白かった

    「ありがたいけれど、ちょっと違う、迷惑といってしまうには申し訳ない好意」

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    2025年02月01日
  • ガーデン

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    淡々と進んでいき、主人公の感情がかなり緩やかだからか寝る前に読むと丁度区切りのいいところで眠くなる。
    ハッピーエンドでもバッドエンドでもない終わり方はすごく好きだった。

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    2025年01月26日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    きっとこんな日常あるなって、
    こういう生活してる人いるなって、
    なんでもない日常が続いてる世界が2つの視点から覗けて斬新な本でした!
    それぞれ分かり合えてない箇所が、それぞれの目線で見えるから、セットで一つのお話しなのが面白かった!
    あそこまで強く蹴散らせない私からしたら、思ってることをただ言葉で殴るのがすごいなあってずっと思ってたし、2人とも癖強いなあって思ってた笑
    得にならない本は嫌いじゃないし、好き!
    2人の他の小説がもっと読みたくなる本でした。

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    2025年01月20日