千早茜のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
まなもんが千早茜作品に出逢ったきっかけの本らしく、帯もまなもんが書いていたので読んでみた。
桜をテーマにした7つの短編集。
千早茜さんのとんでもなく美しく繊細な文章と、少し不思議で幻想的な物語設定に魅了されました。
好みは分かれると思うけど、愛萌さんはこういうのが好きなのね…!ということがよくわかった。
私は人の感情をストレートに表現されたものが好みなので、こういう作品は美術品を観るようで難しかったし読みとけていない部分も多くあると思うが、今回だと
「春の狐憑き」と「花荒れ」が特に好きでした。
温かい紅茶とかを片手に、静かな喫茶店でじっくり味わいながら読みたい一冊でした。
今からの -
Posted by ブクログ
かたつむりからはじまり、くらげ、などの海の生物にからめて、だんだん、この人とここのこの人が繋がってたのかとなる絡み合う人間模様が描かれていた。千早茜さんの登場人物たちは、どこかにはいそうな低体温な人間たち、ついつい分かる分かると親近感が湧いてしまう、世間的には「普通では無い」と言われる人達だと思うけれど憎めない人間たち。
「ゆらゆらと」の田村の男性依存で芯のないに親近感が湧きまくった。華奈子がかっこよくて美しいなと思ったけど華奈子については「うみのはな」で語られ、より清々しくて美しいなと感じた。
1番印象深いのは「むかで」について。
「母性本能が強いんだってさ。卵を産んだら毎日舐めてカビやダニ