千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新井見枝香さんがかつて三省堂書店のカリスマ書店員時代、個人文学賞の先駆け的な「新井賞」を主催し、第1回受賞作(2014)が千早茜さんの『男ともだち』でした。当時三省堂書店で平積みされ、思わず購入したのが私の千早さんと新井さんとの出会いでした。
新井見枝香とは何者?と『本屋の新井』を読み、「新井賞」を追いかけてたら、え?ストリップ劇場の踊り子としてデビュー! 千早さんが直木賞を受賞した2023年に「新井賞」終了発表…。そんなこんなで、本書はずっと気になっていました。
はは〜ん、なるほど「胃が合う」とはそういうことでしたか。美味いものを食べるのを邪魔されたくないのは井之頭五郎、胃袋のキャ -
Posted by ブクログ
歪な恋愛物語なのにサラサラと読みやすいのは
さすが千早茜の筆致だ、、
『海辺の先生』が特に好み。
最後の一文の
「万年筆は、インクを入れたきり、ひきだしの奥で眠っている。」
の締め方が個人的に良すぎて、素晴らしすぎた。(語彙力無)
「小さな笑いがもれた。どうして、なんて私が訊きたい。どうして両親は別れたのか。
どうして母はスナックなんてはじめたのか。どうして私はこんな町にいなくてはいけないのか。どうして大人は夜になると酒を飲んで騒ぐのか。テストの問題だけじゃない。
わからないことはたくさんあった。けれど、私は尋ねることはしなかった。ただ、ぽっかりとした空欄を呑み込んできただけだ。」