千早茜のレビュー一覧

  • 正しい女たち

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    文章がとても読みやすい
    ファーストラブの人みたい(筆者ど忘れ)
    仕事の休憩がてら読み進められる軽さで助かる。
    BGMはずとまよの正しくなれない

    短編集それぞれに思うところがあってまとめ難い
    嫌なところをくっきり書くなあとは終始思ってた

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    2025年06月14日
  • からまる

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    ネタバレ

    7つのショートストーリー
    7話目を読み終わって1話目を軽く読み返しました!

    最初は性や男女の話しとか?思ってたんですけど
    おじいちゃんが出てきてから切なくなってしまってこのジャンルは涙脆くてダメ笑

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    2025年06月14日
  • わるい食べもの

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    食に関するエッセイなんだけど、食を通して千早茜という人物がわりと赤裸々に見えてくるような気がする一冊だった(本当に分かるわけではないからあくまで気がするに留まる)。

    子ども時代からそんなこと考えながら生きてきたの?というエピソード満載で、微笑ましいものより変わった感じ多めだったけど、トットちゃんにかなり共感したという言葉を見て「あぁ、やっぱり変わってるんだな」と腹落ちした。

    たまに私もそれ分かる!っていう持論が登場すると私がその部分は変人(失礼)なのか、広く共感されるものなのかもはや判断がつかない。

    面白いから次も読むと思う。

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    2025年06月11日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    恋愛小説を読みたい気分だけど、純愛とか感動系じゃないんだよなぁ…ってなった時、積読されたこちらをふと思い出してなんとなーく読み始めた。
    ぴったりだった(笑)
    特別夢中になる場面があるわけでもないのに、最後までしっかり読めて、誰もがどこかで共感できる所があるような。
    たぶん、すでに長く付き合ってる人が居るとか、同棲中だとか、あと夫婦とかね、そういう人達に響くと思うなぁ。

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    2025年06月09日
  • 私の身体を生きる

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    性被害に遭ってる人の多さに驚いた。
    それ含め、53年共に過ごしてきた自分の体について書きたくなった。
    いい本に出会ったなー。

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    2025年06月08日
  • 眠れない夜のために

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    ぼんやり読むのにちょうどいい(良い意味で)
    呼吸するみたいに読めちゃう。
    千早さんの心地良い時間と空間を楽しめました。

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    2025年06月07日
  • 男ともだち

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    これはなかなか感想書くのも難しい感じ。
    関係性って本当にそれぞれだから、世間一般で名前がつけられたものだけが全てじゃない。この作品の登場人物は倫理観に欠けているけどどこか魅力的にみえる人たちばかり。

    お互い納得のうえ成り立ってる関係ならいいと思うけど人から叩かれるのは承知のうえで自己責任で。
    そして異性の友達は成立するか否か問題。

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    2025年06月04日
  • 私の身体を生きる

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    この本を読むとだいたいの女性はなんらかの性被害に合ってる、幼い頃から大人になるまでの期間で。
    男性も性被害にあうこともあると思うけど、女性の比ではないだろう。
    そういう危険にさらされながら生きるってどういことだろう。
    そういう話しばかりじゃないけど「私の身体を生きる」というテーマで書くとなったらそこは避けられないことなんだろう。
    特に西加奈子、柴崎友香、金原ひとみ、朝吹真理子、藤野可織、藤原麻里菜のは身につまされた。
    千早茜の「私は小さくない」は共感。(そこまで激しく大きく強くなりたいとは思わなかったけど)
    鈴木涼美の「汚してみたくて仕方なかった」はぶっとんでた。すごいアカデミックな環境だから

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    2025年06月03日
  • 眠れない夜のために

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    大好きな短編集。千早茜さんのお話は本当に私の心を読んでるんじゃないかと思わせるお話が多く、私自身の本かと思わせる作品ばかりでした。
    イラストもとても細かく表現してあり、とても読みやすいです。
    個人的に「水のいきもの」が好きでした。
    是非ちょっとした時間に読みたい時に。

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    2025年06月03日
  • あとかた

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    なんだろう、言葉にできないなにかが心に残ってる。
    生きることってなんとなくつらい、でも少し希望を感じられるというか。それでも人生は続いていくんだな、と。

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    2025年05月30日
  • グリフィスの傷

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    じんじんと重くしみ込んでくるような痛みの傷をめぐる短編集。傷を抱えて生きていく、なんて言うのは簡単だけど、悲しみ、怒り、憎しみ、愛おしさなど、傷に伴う感情によっては胸を抉られるような向き合い方を選ぶ場合もある。なかなかしんどい気持ちになる一冊だった…

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    2025年05月29日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    千早茜さん、なかなか読む機会がなく、積読されていた中の一冊。
    洋食や洋菓子店を舞台にした作品を最近読んでいたので、世界観は楽しませてもらいました。
    千早さんはドロドロしているイメージがあったのですか、意外にもスラスラと、共感できる登場人物もいて読みやすかったです。

    でもでも6編の短編がさまざまな登場人物の視点になり、あの時、相手はこう思っていたんかい!
    みたいな描き方は面白い!その分、主人公亜樹やその恋人祐介への感情移入が前半少なく淡々と進みます。

    青山美智子さんのさすが!っていう連作短編技に近藤史恵さんの料理愛と、微妙な人間関係の描写でモヤモヤするのを掛け合わせた読後感。
    それでも、シェ

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    2025年05月28日
  • 眠れない夜のために

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    「眠れない夜」の短いお話が詰まった一冊。静かな空気感のお話ばかりで、眠れない夜に1話ずつ読みたい。
    挿絵がすごく素敵だった。
    水のいきもの、寝息の2話が特によかった。

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    2025年05月27日
  • 眠れない夜のために

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    夜にひっそりと、1話ずつ読みたくなる一冊。
    ただただ夜の暗がりの中で、その美しい挿絵をほうっと眺めたくなる。眠れない静かな夜のお供に。

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    2025年05月27日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    ネタバレ

    洋服補修士の仕事内容が、ただ直すだけではなく当時の姿を再現することにあるというのが興味深かった。服の歴史や美術品としての説明がところどころに出てきて、千早茜さんらしい五感に訴えてくるような表現力のおかげでこの美術館が本当にあって行けたらいいのに、と思った。
    晶さんの台詞の多くに納得感があって、特に「あなたの身体に触れていいのはあなたが選んだものだけ」という台詞がとても好き。

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    2025年05月25日
  • わるい食べもの

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    読めば読むほどどんどん面白くなっていくエッセイでした。食事は誰でもするものだけれど、食べ方や何を選ぶかで個性がすごく出ると改めて感じました。ついつい早食いしてしまい、空腹を満たすことを第一目的にして味わう暇なく食事を終わらせてしまうため、食べ物を味わうようになりたいです。

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    2025年05月23日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ファンタジーに、恋愛に、家族に、ゾッとするお話まで、「料理をつくる人」という1つのテーマで、こんなにもいろんな雰囲気の物語ができるとは。どれも前向きな結末があるなかで、千早茜さんの「白い食卓」だけは冷たく恐ろしいようなお話だったのでどうしても印象に残った。深緑野分さんの「メインディッシュを悪魔に」もキャラクターを想像しながら楽しく読めた。

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    2025年05月22日
  • からまる

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    生きる目的を見出せない公務員の男、自堕落な生活に悩む女子大生、そして、クラスで孤立する少年……。注目の島清恋愛文学賞作家が“いま"を生きる7人の男女を描いた、7つの連作集。それぞれのお話の主人公たちが「からまって」次の話へとつながっていく…。千早さんの書く文章はなんだかキラキラしてる。いつ読んでも元気がもらえるので大好きです。

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    2025年05月20日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜をテーマに10遍のお話。贅沢。どのお話も素敵。夜のしっとりとした雰囲気、しっとりとした文章。好き。
    眠れない夜も「大丈夫」と思えるようになる、お守りの様な一冊。

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    2025年05月18日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    アンソロジーって、作風掴むまで疲れること多いけど、
    どれも面白かったし、
    読みやすかった。
    料理を作ってくれる人に感謝。、

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    2025年05月17日