千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
千早茜さん11作目(小説8冊・エッセイ3冊目)
実は「わるたべ」は順番通りに読んでいなくて、まだ2しか読んでいない(^^;
こちらの本は、目白のカフェクーポラさんにて購入。その際に、千早茜さん監修の「波に揺れるすいかパフェ」をいただいた。ひとつひとつの食材がとても美味しく、世の中にはこんなに美味しい食材と美しくも美味しいパフェがあるんだ!と感動し、千早さんの食の世界を少し追体験することが出来た。こんなに美味しい食べ物を知っていると人生がとても豊かになりそう。私ももっと知って生きていたい、とホワイトウンナンシルバーを飲みながら思った。
本の感想じゃなくなってしまった。笑
わるたべは食を通じて -
Posted by ブクログ
ネタバレ去年の夏、新刊案内で気になった『雷と走る』(千早茜)。
狼のような表紙とタイトルで惹かれて読んだその本は、
主人公が抱える犬に対する罪の意識が色濃く、出産・育児にまで及ぶ話だった。
この本を読んで思ったのは、子どもの頃に経験した事は大人になっても響き続ける事、
そして、それが暗いものだった場合、親は現実逃避のための外出で紛らわすのではなく問題そのものに向き合う行動に出るべきだという事。
子どもなんて親以上に何やったらいいかわかんないし、中には「自分がやった事のせいで、又はこんな体に生まれたせいで親に苦労をかける」と罪悪感を持つ事なんて稀じゃない。
無知ゆえに無鉄砲な行動を起こしが -
Posted by ブクログ
解説を読むまで全員屑な人間だと感じずに読んでしまっていた自分は同類なんだろうな。
女友達に話す事でもないし、夫に愚痴ることでもない話を聞いて欲しいって言う時に性的関係のない男の知り合いが便利だと感じることもあるし、そんな考えを持ってしまってるのが主人公の神名と同じなんだろうなと後からグサグサきてしまいました。
異性の友達の定義みたいな感じで性関係を持たないという話がよく出たけど、そんなものは一瞬で崩れるし今にも壊れそうな橋を渡ってるに過ぎない危うさと、それでもその居場所を求めてしまう弱さがずっとうつろいでいてなかなか感想を出すには難しい話でした。
ハセオは確かにとんでもない屑であるけど絶対に神 -
Posted by ブクログ
1.読んだ理由/きっかけ
料理や食べ物の小説が好きで気になっていたけど、ずっと「読みたい」に入りっぱなしだった本。
2.あらすじ(※ネタバレを避けて簡潔に)
有名なパティスリーをやめ、おじいちゃんの昔ながらの洋菓子店を手伝う亜樹。おじいちゃんの腕は本物で、色々と教わりながら自分の納得いくメニューを作ろうと模索している。亜樹の視点から始まり、亜樹に恋心を抱く元同僚、洋菓子店の常連である拒食症気味の主婦、元同僚に恋するネイリスト、亜樹の婚約者と色々な人の視点が描かれ、最後にまた亜樹に戻る。
3.感想
お菓子の描写が暴力的なくらいおいしそう。ダイエット中の人は読んでは行けないかも。昔ながらの洋菓