千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「透明な夜の香り」の続編なのを知らなかった。似た名前の本あるなーと思っていたけどまさか、、調べてから読めばよかった、先に読んでしまった。
横暴な主人公や新庄さんと対照的に、冷淡な小川朔、緩やかに流れていく時間、落ち着いた空間が描かれているのがなぜか心地よかった。「匂い」を主軸に、登場人物たちが過去を正しく認識し、向き合い、生きていく様子が淡々と、でも不思議とありありと描写されていた。わたしも匂いで過去を思い出すことはよくあるけれど、もしかしたらその時の情景、自分の気持ちまでを正しく思い出すことはできていないのかもな。香りの持つ強さを改めて感じる一冊だった、次は前作を読みたいな -
Posted by ブクログ
正しく生きるとは______
現在の自分自身の生活を見つめ直すきっかけになった
そして、自分なりの正しさを堅めて、それを貫いて行きたいと強く感じた。
都会で楽しそうに遊んでいるキラキラした友人も、自分の中の正義や正しさ、間違いなどの判断ができる芯を持ち続けていることにも気づいた。だからずっと尊敬できる、魅力的な友人なのだと。
今年は整理の年と言われている。
今まで本との出会いについて語る人を多く見てきたが、私は妙に納得いかなかった。出会いってなに?かっこつけてるだけちゃうんか、と。しかし、今回は本当に今、出会うことができてよかったと思える作品だった。本との出会いの素晴らしさに気づくことができて、とても良い時間だった。 -
Posted by ブクログ
前作より著者の頑固爺みを強く感じる。
「おいしいでしょ?」と言われるのが嫌というの(『おいしい呪い』)も「そんなに?!」と驚き、読んでいるうちにその頑なさに笑えてきた。私はいろんな部分が雑なので機嫌が悪くて癇に障ったとしても「ウゼー」で済ませてしまうだろう。
コロナ禍の記録は遥か昔遠い日の出来事のようで、だからこそこうやって残しておいてもらえて良かったなと思う。自分も同じ時期に日本で生活していたはずで似たようなことを経験したはずなのに、幸運なことに後遺症もなくコロナ禍前とほぼ同じ生活ができている私は禍中の大変さをほとんど忘れてしまった。