千早茜のレビュー一覧

  • わるい食べもの

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    食に関するエッセイの連載をまとめたもので、食に対しての千早さんの並々ならぬ情熱が伝わってくる。
    常々、小説家って食に関して一家言ある方が多いな、と思っていたけれど、その理由のひとつが今回わかった気がする。

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    2025年10月20日
  • 男ともだち

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    ネタバレ

    ふたりの関係性はどこに落ち着くのかと思っていたが、最後の終わり方がハッピーエンドなのが少し残念だった。こういうきれいな言葉で落ち着かない関係性は世の中にはあるのだろうと思う。が、自分がその立場ではないのでなかなか共感できない部分もあり、新たな知見や感覚は掴めなかった。

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    2025年10月20日
  • 私の身体を生きる

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    女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。

    個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動し

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    2025年10月20日
  • しつこく わるい食べもの

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    わるたべシリーズ第2弾。
    ちょうどコロナ禍で書かれたようで、集まってみんなでご飯を食べたり、外食が難しい時期だったなと思い出しながら読んだ。
    千早さんの食べ物の好み、本当にはっきりしていて面白い。
    今回、印象的だったのは「すすれない」。何を隠そう、私も麺がすすれないのです。頑張ってすすろうとすると呼吸困難みたいになるし、間違って気管に入りそうになったりもする。一緒だわ!と嬉しくなった。
    パフェ愛もひしひしと伝わってきて、久しぶりに美味しいパフェが食べたくなってしまった。

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    2025年10月20日
  • 男ともだち

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    男女関係は脆いから、大事な人間こそ性的関係を持ちたくないのは分かる気がする。
    でも、いわゆる普通の友人であれば、添い寝はしないから、性を含む関係なんだと感じた。

    千早さんの描く女性は、自分を信じて生きる力強さを持ってるから好き。

    中国茶やチョコが好きとか、食べ物には目がないところとか、京都に思い入れがあるところとか、千早さんの人物像と主人公が重なるところが多々あった。

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    2025年10月17日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    このシリーズの4に好きな作家さんがいたので読み始めました。
    4⇒1で読むと、あのお店はこういう話の始まりだったのか~がわかって面白かった!
    短編集なので、もちろん好みのものと、あまりそうでないものはあるものの、全体的には呼んでいて面白かったです。

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    2025年10月16日
  • ひきなみ

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    千早さんの描く"少女"にとても引き込まれる。
    躍動感があり読む手が止まらい。
    繊細で強く逞しい少女の内面が気になって仕方がない。

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    2025年10月15日
  • 魚神

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    閉ざされた島で、夢を見ることなく、己の運命を受け入れ生きる姉弟。生と死の間を漂い、行き着く先は__。湿度を感じる描写が多く、どこか血生臭く怪しげ。でも、不思議と頭の中には美しい情景が浮かぶ。千早さんのデビュー作であり、唯一無二の世界観を堪能しました!

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    2025年10月20日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    「台所は嫌いなの」
    と、高齢女性に言われてびっくりした事がある。
    料理は苦手なんて言っちゃいけないと思ってた。
    女性がそんな事言ったら存在価値がなくなっちゃう、
    みたいな変な思い込みに囚われてたって気づいた。

    台所は私も得意ではない。
    ので好きじゃないけど、夫はもっと料理出来ないから
    ごはん作りは私の仕事になってる。
    余計に嫌いになるじゃないか。

    アンソロジー「舞台」と並んでたので一緒に借りた。
    楽しそうに作る人が多くてよかった。
    お一人、怖かったけど。
    どうせなら私も楽しく作りたいものだが。

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    2025年10月13日
  • ガーデン

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    初めて千早茜さんの作品を読んだ。
    好きな雰囲気でした。
    気になって、読み返した言葉
    「・・人が一人なのも、さびしいのも当たり前のことだ。それを不幸と思わなければいいだけのことだと思う。幸福でも不幸でもない、ただの事実なのだから。」

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    2025年10月12日
  • 魚神

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    表紙の絵、そのままのイメージの本。白亜とスケキヨ姉弟。いつの時代か、どこの国なのか。異国であり身近な国のような。描写が怖いのに美しくて、読後の余韻にぼうっとなる。紆余曲折ありお互いの結びつきに、最後ホッとした。目が離せない惹きつけられる物語だった。

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    2025年10月07日
  • なみまの わるい食べもの

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    返却の都合で途中までだが、面白かった。
    食いしん坊の作者の桃への偏愛や、恋愛感など、こじらせ具合が好みだった。

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    2025年10月03日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    ネタバレ

    *極上の物語と絶品の料理で、至福の読書を。
    誰かのために、あなたのために思いを料理に込める人々を描いた文庫オリジナル・アンソロジー!*

    ・西條奈加「向日葵の少女」
    ・千早茜「白い食卓」
    ・深緑野分「メインディッシュを悪魔に」
    ・秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」
    ・織守きょうや「対岸の恋」
    ・越谷オサム「夏のキッチン」

    「料理をつくる人」と言うひとつのテーマで、こんなに味付けの違う物語たちが一気に読めるなんて得した気分。
    お目当ての千早茜さんのブラックさ、織守きょうやさんのベタ展開が想定以上に振り切っていて特に面白かった。

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    2025年10月02日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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     前から気になっていた作品。

     もっと堅苦しいパティシエのお話かと思っていましたが、意外と読みやすく、適度に先の気になる内容でサクサク読めました。

     皆さんの感想にもあるように、甘いお菓子を一緒に食べたくなる、この季節にぴったりな作品だと思いました。

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    2025年10月02日
  • グリフィスの傷

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    傷跡にまつわる短編集。
    傷はほぼ確実に身体的な痛みを伴うし、傷跡はそれを忘れさせてくれない。
    登場人物たちは、日々の暮らしの中で傷跡にいつまでも翻弄されたり、逆に希望に気づかされたり、その様子がとてもリアルで生々しかった。

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    2025年09月30日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    好きなものと真摯に向き合い、好きを極めている人達が描かれた作品だった。表現がとても美しく、好きなことにのめり込んでいる登場人物達がどこか羨ましいと感じた。
    男性の体を持ちながら女性の服を身につけたい芳と男性が怖くて息苦しさを感じる纏子。どちらも性別という違いに囚われ、悩み、苦しみながら自分と向き合っていた。
    私がのめり込める好きなものは何か?私が今悩んでいる自分の性のあり方はどこにあるのか?自分と向き合う時間をくれた。

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    2025年09月27日
  • 眠れない夜のために

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    “眠れない夜”にまつわる10編のショートストーリー。いい意味で深く考えることも、すごくワクワクでもなく、ちょっとした小話は眠れない長い夜にちょうどいい。本文にはストーリーに沿った絵がたくさん挿し込まれていて、どれも本当に美しい。ストーリーはもちろん面白いですが、絵だけでも買った甲斐がありました。本棚に飾っておきます。

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    2025年09月27日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    甘いものが片手にないと読めないくらい、この本は甘いものとセットで読むことをおすすめしたい。
    このケーキを食べて解決!的な無粋なオチじゃないからすき。
    千早さんの作品は五感がなぜか伝わってくる。
    艶かしい。

    じいちゃん、さすが人生の先輩すぎるんだが、どんな人生送ったんだい。

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    2025年09月24日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    千早さんの表現は五勘が鋭い、
    本当にその通りだなと思った。

    千早さんの小説からは匂いがする。
    その香りと共にお話を楽しめるなんて
    とっても贅沢。

    それから主人公が弱くても芯は強い。
    ただ力のない人ではなく、
    懸命に生きようとする過程で
    足元に何かが引っかかっている
    その強さがとっても素敵だと思いました。

    このお話には私の好きなそんな千早さんが
    たくさん詰まっていました。

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    2025年09月23日
  • なみまの わるい食べもの

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    ひとの食事のこだわりを読むのはなんでこんなに楽しいのだろう。
    牛乳、コーヒー大好きだし、高級グルメに縁がないので共感できる部分はそんなにないけど(ご飯が大好きなくらい。)エピソードごとに、そうなんだ!おいしそう!そういう人もいるのか!と気持ちが変化する。
    岩手の空飛ぶだんごで楽しくなったというエピソードで、ようやく知っているグルメにであえて、楽しい気持ちを思い出してよかった。
    次のわるたべも楽しみ。

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    2025年09月23日