千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
正しい執着とは。
執着と愛着の違いは。
このシリーズの答えみたいな物語だった。
登場人物達の秘密と嘘を暴くミステリー要素と
不穏な空気感の中で光と香りを感じる繊細な描写。
じめっとしてるけど美しくて、惹き込まれた。
「嗅覚がどの感覚よりも感情を揺さぶる」
お香がテーマの三作目、一番香りを強く感じた。
纏う香りで人の印象も変えてしまうし
記憶に残る香りは人を縛ることもできる。
香りで人をコントロールすることが可能であれば
執着も愛着も、香りでその強さを測れるのか。
面白いなぁ。
粗野な新城が、実は一番人の気持ちが分かる、
本質を見抜くことの出来る人間だと思う。好き。
真奈と丹穂それぞれの、執 -
Posted by ブクログ
『透明な夜の香り』を読んで、そのまま続編の『赤い月の香り』も手に取りました。
小川朔と洋館の人々は変わらずですが、そこで雇われる人がガラッと変わります。
新城さんも「男じゃん!」と言ってましたが、私も「男性なの?」と思いました。
ちなみに、『透明な夜の香り』の一香さんも登場します。
さて、『赤い月の香り』ですが、私は、読んでいてちょっと苦しいシーンも、いくつかありました。
たぶん、怒りとか暴力についても描かれているから。
でも、巻末のインタビューがとても興味深く、もしかしたら本編以上に、読んで良かったと思ってしまいました。
詳細はここでは書きませんが、
これまで無自覚だった自身の加害性に気 -
Posted by ブクログ
正しく生きるとは______
現在の自分自身の生活を見つめ直すきっかけになった
そして、自分なりの正しさを堅めて、それを貫いて行きたいと強く感じた。
都会で楽しそうに遊んでいるキラキラした友人も、自分の中の正義や正しさ、間違いなどの判断ができる芯を持ち続けていることにも気づいた。だからずっと尊敬できる、魅力的な友人なのだと。
今年は整理の年と言われている。
今まで本との出会いについて語る人を多く見てきたが、私は妙に納得いかなかった。出会いってなに?かっこつけてるだけちゃうんか、と。しかし、今回は本当に今、出会うことができてよかったと思える作品だった。本との出会いの素晴らしさに気づくことができて