千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ全さんが亡くなって以降、藤子がどんなに詳細に全さんのことを思い出しても、もはや全さんはどこにもいない、と悟るくだりに心を持っていかれました。里見が薄命であったことも物悲しく、また大切な人を失ってしまった、やるせなさの中でも、主人公がこれからも生きていくことに意識を向けたところに感銘を受けたので、、星4つです。
未来のない、重苦しくて、ねっとりした年の差恋愛は、読んでいて息苦しかったです。主人公が、全さんにつっかかるような物言いをすることが何となく鼻について、私はこの2人の関係に共感はできませんでした。この小説の中で、里見が言ったように、自分の恋愛だけがきれいで、あとは汚くて、気持ちが悪いのだ -
Posted by ブクログ
久しぶりにめっちゃ好きな本に出会えた、
構成や小見出しの付け方が島本理生「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」に似てる。
友達に彼氏ができたとか付き合った報告をすると「おめでとう」って言われることに対して昔から違和感を感じてた。別にわたしがこの人との関係に名前をつけようって思って選んだだけであって、特別めでたいことではないし、別れも全く同じで未来を考える上で一緒にいるのは違うなって思ったからそう選択しただけで、同情とか心配される必要はない。
だから離婚って幸せになるための選択なんじゃない?っていうキャッチコピーにとても惹かれた。
我々は常に自分の人生にとってのベストな選択を追い求めてい -