千早茜のレビュー一覧

  • 透明な夜の香り

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    終始、薄い膜がかかっているかのような独特な空気感のある作品だった。簡単には想像のつかない香りと、美味しそうな料理が印象に残る。
    私自身、香りから昔の思い出や懐かしさを感じることがあるので、とても興味深かった。

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    2026年08月27日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    今回の主人公は怒りに支配され、暴力を振るってしまう若い男
    普段は普通というか人好きのする感じの若者なので、彼視点のモノローグもわかりやすく、すっと頭に入ってくる

    赦しと救いが散りばめられていて満たされた

    今回は甘い花の香りがするような物語だった
    それでも前主人公の一香が出てくる場面だけ、静かに爽やかなハーブの香りに変わる気がした

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    2026年08月27日
  • 男ともだち

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    登場人物の多くが不倫をしている。

    愛情とは見守り続けることには同感。

    ハセオと神名
    最高に相性の良い2人がともだちとあり続ける必要はあるのか。このレベルで仲が良ければ結婚してもうまくいくと感じた。

    本当に大切にしているから、お互い付き合わないというのも少しは共感できた。付き合うと終わりがあるから。

    真司と神名の熱い描写は、興奮した。
    ただ、赤の他人の目線からみると興奮するが自分の周りでこのようなことをする人は信用できないと感じた。

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    2026年08月27日
  • あとかた

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    いま隣にいる、何にも考えてなさそうな人でも、悲しく寂しい思いを秘めているのかもしれないな、と思わせてくれるような、全体的に黒く重い連作短編集でした。千早さん作品は何冊も読みましたが、また違ったテイストの現代的な恋愛小説だったと思います。

    ……と言っても、The恋愛ではなくあくまでも「恋と愛を軸にした作品」と表現する方がいいかも。

    (……にしても千早さん、近づいたら吸い込まれてしまうような気怠そうで危うい&メロい男性を描くのがお上手すぎます)

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    2026年08月26日
  • 燻る骨の香り

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    正しい執着とは。
    執着と愛着の違いは。
    このシリーズの答えみたいな物語だった。
    登場人物達の秘密と嘘を暴くミステリー要素と
    不穏な空気感の中で光と香りを感じる繊細な描写。
    じめっとしてるけど美しくて、惹き込まれた。

    「嗅覚がどの感覚よりも感情を揺さぶる」
    お香がテーマの三作目、一番香りを強く感じた。
    纏う香りで人の印象も変えてしまうし
    記憶に残る香りは人を縛ることもできる。
    香りで人をコントロールすることが可能であれば
    執着も愛着も、香りでその強さを測れるのか。
    面白いなぁ。

    粗野な新城が、実は一番人の気持ちが分かる、
    本質を見抜くことの出来る人間だと思う。好き。
    真奈と丹穂それぞれの、執

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    2026年08月26日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    新井さん自由で千早さんとタイプ全然違うよね
    2人の対比が面白かった
    私も千早さんみたいに美味しくご飯を食べれる努力ができるようになりたい
    本のお供に紅茶を入れて飲んだ

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    2026年08月25日
  • 女ともだち

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    どのお話も長編で読みたくなるくらい面白かった!それぞれ短編とは思えない満足度と内容の濃さ。初読み作者さんもいたから他のも読んでみたい。

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    2026年08月24日
  • 透明な夜の香り

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    数年ぶりに読み返したけど、結構ストーリーを忘れてる。
    それでも、この静謐さには覚えがある。
    やっぱり一香と朔のやり取りってロマンティックなんだよなあ。
    出会うきっかけや互いを知る過程、自身の感情に向き合う時ですら常に香りが漂っている。
    一嗅ぎすれば思い出せる記憶が自分にもあるのかと思ったら、ちょっとドキドキする。
    ああでも想像できない香りが多すぎてもどかしい。
    もしや何かしら香るのでは?と思わず本の頁を嗅いじゃったよね。

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    2026年08月24日
  • 男ともだち

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    男女の友だちは成立するのかについては、私は成立すると思っています。ただ性別が違うというだけで、相手が結婚したら、相手に彼氏や彼女ができたら、会えなくなってしまう期限付きの友だちという儚さ。学生時代には何も特別と思っていなかったけど、男女が友だちとして関わり合える時間って貴重だったんだなと。今は30歳になり、すっかり異性の友だちとは会わなくなってしまった。

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    2026年08月24日
  • 神様の暇つぶし

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    恋愛に執着してしまう気持ちに共感した
    藤子がこれからの人生をどう過ごしてどんな恋愛をしていくのか続きがよみたくなった
    結局人は独りだし孤独を感じることがある。登場人物一人一人が異なる人との距離感の取り方をしていて考えさせられるものだった。私はこの人にとってどんな存在なのか考える気持ちは共感した。依存するのは辛いけど濃い時間だし、恋は盲目だ。

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    2026年08月24日
  • マリエ

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    40代の離婚からの婚活、新しい恋愛、までの1年間の話。
    日常で出会うことと、結婚相談所やアプリで条件を選んで、人を選ぶことの違いや、結婚と恋愛の違いってなんだろう、とかを悩む主人公に共感。
    2人の共通の知覚を共有できることで世界は広がるし、そんな相手とずっと一緒にいたいものだと思った。

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    2026年08月24日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    これを読む前に『透明な夜の香り』をよむべきだったんだと、読み終わってから知った。でも読んでなくても十分に楽しめた。読み進めるうちにどんどんはまっていく作品。

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    2026年08月23日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    『透明な夜の香り』を読んで、そのまま続編の『赤い月の香り』も手に取りました。
    小川朔と洋館の人々は変わらずですが、そこで雇われる人がガラッと変わります。
    新城さんも「男じゃん!」と言ってましたが、私も「男性なの?」と思いました。
    ちなみに、『透明な夜の香り』の一香さんも登場します。

    さて、『赤い月の香り』ですが、私は、読んでいてちょっと苦しいシーンも、いくつかありました。
    たぶん、怒りとか暴力についても描かれているから。
    でも、巻末のインタビューがとても興味深く、もしかしたら本編以上に、読んで良かったと思ってしまいました。

    詳細はここでは書きませんが、
    これまで無自覚だった自身の加害性に気

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    2026年08月23日
  • 燻る骨の香り

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    大好きなシリーズの最終巻ということで寂しさを噛み締めながらゆっくり読んだ。
    人を突き放すような冷たさが物語全体に広がっていて一見不穏なのだがよくよく目を凝らすとちゃんと気にかけてくれる存在がいることに気づく。
    そんな距離が心地よいシリーズだった。
    もっと読んでいたかったな。

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    2026年08月22日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    現代の小説ではなく少し時代もののようで新鮮だった。
    かなりショッキングな描写が多かったが、愛とかエロとかを感じれてとても良かった。
    ただ小説の前半部にあまり面白さを感じられなく、読むスピードが停滞したが、後半まで読み進めると素晴らしい物語だった。
    千早茜さんは若い女の子と年配の男性間の恋愛に魅力を感じる人なのかな
    石見銀山のお話だったので、歴史背景を事前インプットしてから読んだらもっと面白かったかも。ちゃんと勉強してもう一度読みたい作品

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    2026年08月22日
  • 透明な夜の香り

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    香りを書く作品だけど、
    私には色の印象がとても強かった。
    イメージしやすかったからかな?
    それぞれが抱える問題というか過去が
    作品をずっとうっすら気持ち悪くさせてて
    それがやんわりほぐされるラストが良かった。
    愛着と執着の違い、難しいな。

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    2026年08月21日
  • マリエ

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    初読みの作家さん
    別れた夫は、絶妙に存在しそうなタイプで面白いし、由井くんがめちゃくちゃ素敵だし、結婚相談所のリアルも面白いし、香りの描写や料理の描写がお洒落で世界観が好きな作品でした。

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    2026年08月21日
  • さんかく

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    千早さんの作品はなぜこんなに面白いのか!3人共不器用だなって思いました。展開が読めないから気になって一気に読んでしまいます。

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    2026年08月20日
  • 正しい女たち

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    正しく生きるとは______
    現在の自分自身の生活を見つめ直すきっかけになった
    そして、自分なりの正しさを堅めて、それを貫いて行きたいと強く感じた。
    都会で楽しそうに遊んでいるキラキラした友人も、自分の中の正義や正しさ、間違いなどの判断ができる芯を持ち続けていることにも気づいた。だからずっと尊敬できる、魅力的な友人なのだと。
    今年は整理の年と言われている。
    今まで本との出会いについて語る人を多く見てきたが、私は妙に納得いかなかった。出会いってなに?かっこつけてるだけちゃうんか、と。しかし、今回は本当に今、出会うことができてよかったと思える作品だった。本との出会いの素晴らしさに気づくことができて

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    2026年08月20日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    許すということについて考えさせられる。知らないという幸せ、知る義務。昔数学の先生に言われた、「現状維持とは衰退と同じことだよ」という言葉を思い出した。

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    2026年08月20日