千早茜のレビュー一覧

  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    銀山の人たちは実際にこうだったんだろうな、当時はこうだったんだろうな、と思わされる。

    全般的に暗い雰囲気で進む。

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    2026年08月10日
  • 神様の暇つぶし

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    絶対に自分の本当の部分を他人に見せない人って、自分だけはって思わせるのが上手だよね
    お父さんより年上かー、自分が藤子と同じ年齢なだけあってちょっと読んでてしんどい部分があった

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    2026年08月09日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    著者の2人が交互に書くという形式がまず面白かった!大輔と似た部分があるように感じたので気をつけようと思った。

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    2026年08月09日
  • さんかく

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    奇妙な形の三角関係と、食べ物を通して浮かび上がる、それぞれの心。理不尽な日常の中でも、人を想う気持ちや優しさが静かに胸に沁みてくる。読み終えたあと、誰かと食卓を囲みたくなるような一冊です。

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    2026年08月09日
  • 燻る骨の香り

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    香りのシリーズの3作目。小川朔がサロンを開くまでの前日談。
    妹の死によって、京都の香を扱う老舗の嘘に満ちた一族の姿があらわになっていく。小川朔の嘘を明らかにする嗅覚がここでも冴え渡る。そこに登場する怪しげな小川の友人の存在もあって、作品がミステリーの雰囲気を醸し出していてとても面白かった。

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    2026年08月09日
  • 透明な夜の香り

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    安定に面白くて、一気に読み進めてしまった。
    2作目を先に読んでしまってたわけなんだけど、でも十分楽しめた。
    私も変化があまり得意ではなく、変わることは怖い。でも飽き性でもある。わがまま。
    でも変化するってことは自分の成長を促してくれるってこともわかってるんだけどね。でも人との関係性も、自分が築き上げてきたいろいろなことも時には捨てたり、なくなったりするって考えたらやっぱり変化は怖い。
    3作目も買ってるので読むのが楽しみ。

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    2026年08月08日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    お菓子が人に与える影響を人間関係や、作り手の性質に照らし合わせて表現しているところが興味深かったです。日本にはあまりないフランス菓子などがたくさん出てきて、どのお菓子も目で楽しんで舌で味わってみたくなります。

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    2026年08月08日
  • 桜の首飾り

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    美しさと儚さをあわせ持つ桜をモチーフに著者らしい丁寧な描写を堪能できる美しい作品だった。初花が印象的

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    2026年08月07日
  • 神様の暇つぶし

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    鮮やかな描写
    他人がどう思うではなく自分はどう思うか
    何が大事なのか
    枠にはめず、ただその人が欲しい

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    2026年08月06日
  • グリフィスの傷

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    傷に関わる短編集。
    傷は痛みの象徴であると感じた。
    加害者がいる傷にしろ、加害者がいない傷にしろ、傷を負わない人生など、存在しないのであり、傷とともに生きていくことが、人生そのものである、と感じた。
    傷を、疎むのではなく、自分そのものとして、受け入れていく、それが大切。

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    2026年08月04日
  • 男ともだち

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    劇的な演出も、ドラマチックな展開もない、地に足がついた日々のような物語が読みたかったのですが、ちょうど求めていたものでした。

    見返りの求めない愛、こんな男になりたいけど実際には難しいですよね。

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    2026年08月04日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    洋服補修士のお話。過去に傷を抱える登場人物達は少しずつ前を向いていく。好きなものに真っ直ぐな姿勢が良い。服と対話しながらするお仕事、いいなぁ。

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    2026年08月03日
  • 神様の暇つぶし

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    眩しすぎる…!
    夏の明るさと退廃的な雰囲気がずっとする作品でした…
    全さん悪い人だけどこういう男性好きになるんだよな…

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    2026年08月02日
  • 神様の暇つぶし

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    主人公と重なる感情もあって、なんだかすごく苦しくなってしまった。
    人間の執着の強さは凄まじい。すぱっと切り替えられたらいいのに。

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    2026年08月02日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    物語の構成と決着の付け方が綺麗で、心地よかった。
    正しい執着のかたちは作品中のそれとして、朔と一香のやりとりはお互い執着から解き放たているのか。
    祈りに近いのか、緩やかな信仰と庇護みたいなものにも感じてきた。
    一作目と同様に流れる空気感と情景描写が美しい作品。

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    2026年08月02日
  • 燻る骨の香り

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    香りシリーズ完結作。二十代の小川朔を描いたとあるが、京都の香老舗の一族の物語が主体だった印象。最終作ともあって前作よりも強い香りを感じる内容。その強すぎる香りに翻弄される人々の嘘や欲望が渦巻いていて、本音が見え隠れする京都らしさも感じ取れて読み応えがあった。

    後半のりんご飴の欠片が血に見えたくだりが前作のオマージュになっててよかった。

    受け取り方によっては、最後の真奈から小川朔への言葉にはまるで沈香木のように、密やかに蓄積された強い欲望の香りが滲み出ていて、少しゾッとした。

    あと憶測ですが、単行本のスピンをタイトルに合わせて白色にしているところに作り手のこだわりが感じられた。

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    2026年08月02日
  • 男ともだち

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    人との関係は変化していくもので
    怖いけど、嫌だけど、変化は避けられなくて
    自分だけではどうにもできないから

    だから、大切にされていた、愛を注がれたという事実を抱きしめて、生きていきたい
    愛されていた、特別な存在だった、人生が交差する時間が確かにがあったことが、わたしにとっての温もり

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    2026年08月02日
  • 燻る骨の香り

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    香りシリーズ3作目。前作より過去の、朔がサロンを開く前の物語。
    京都の香老舗を舞台に、香の才能を持つ女性の死と一族の秘密に迫るミステリーでした。
    愛情なのか執着なのか、匂いって不思議ですね。
    読んでいて香りを感じられるなんてすごい。千早さんの文章のなせる技ですかね。
    読み応えありました!


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    2026年08月02日
  • 男ともだち

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    出会って40数年の女ともだちがいる私は「男ともだち」という題名に惹かれ読み始めた。
    主人公の神名を始め取り巻く登場人物は誰もが自分勝手でわがままな人物ばかり。
    神名自身も人間関係に不器用で恋人や不倫関係を続けてるところは自己チューであろう。
    そんな神名が素のままをさらけ出せ程よい距離感でいられるのが男ともだちのハセオ。彼との会話は兄妹ゲンカの様であるが読んでて不思議と温かい。
    お互い、他の異性とは簡単に身体を重ねる。ところが、2人には一線を越えない不文律があり、お互い心地良い距離感と心の奥底に理解と共感がある。
    そんな2人のクライマックスに向けての描写が感動的で、それらのシーンが普段より目の前

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    2026年08月02日
  • 透明な夜の香り

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    読書系youtuberがオススメしていたので手に取った。
    文章も描写も静かで美しい。ひんやりした夜を感じる。朔さんの作った香りを嗅ぎたくなってしまう自分と、現実に嗅いでしまいたくない自分がいる。続編も読みたい。

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    2026年08月02日