千早茜のレビュー一覧
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『透明な夜の香り』を読んで、そのまま続編の『赤い月の香り』も手に取りました。
小川朔と洋館の人々は変わらずですが、そこで雇われる人がガラッと変わります。
新城さんも「男じゃん!」と言ってましたが、私も「男性なの?」と思いました。
ちなみに、『透明な夜の香り』の一香さんも登場します。
さて、『赤い月の香り』ですが、私は、読んでいてちょっと苦しいシーンも、いくつかありました。
たぶん、怒りとか暴力についても描かれているから。
でも、巻末のインタビューがとても興味深く、もしかしたら本編以上に、読んで良かったと思ってしまいました。
詳細はここでは書きませんが、
これまで無自覚だった自身の加害性に気 -
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正しく生きるとは______
現在の自分自身の生活を見つめ直すきっかけになった
そして、自分なりの正しさを堅めて、それを貫いて行きたいと強く感じた。
都会で楽しそうに遊んでいるキラキラした友人も、自分の中の正義や正しさ、間違いなどの判断ができる芯を持ち続けていることにも気づいた。だからずっと尊敬できる、魅力的な友人なのだと。
今年は整理の年と言われている。
今まで本との出会いについて語る人を多く見てきたが、私は妙に納得いかなかった。出会いってなに?かっこつけてるだけちゃうんか、と。しかし、今回は本当に今、出会うことができてよかったと思える作品だった。本との出会いの素晴らしさに気づくことができて -
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初めて読む作家。高評価だったのと、
前々から文庫化されたら読んでみたいと
思う作家だった。
今まで香りについて考えたことも
なかったので、とても新鮮だった。
確かに嫌な記憶のときの香りは
思い出したくないし、
思い出深いときの香りは
いつまでも大切にしたいと思う記憶である。
シングルマザーで育った私は
夏休み冬休みの度に祖父母の家に
私を預けられた。
幼い私は寂しくて祖母によくしがみついて
寝ていた。祖母も私が不憫だったのか
可愛がってくれた。
その時の祖母の匂いは、今でも忘れられない。
もう今はいない祖母だけに、会いたくなった。
第二弾も続けて読もう楽しみだ。
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ネタバレ香りのサロンを開く前の前日譚。
京都の香老舗・瑞雲堂。社長の娘・丹穂には特別な香野才能があった。そんな丹穂が亡くなり、火葬をした時嗅ぐことのないさ伽羅の薫がした。その葬儀から数ヶ月後、丹穂の姉・真奈の前に調香師の小川朔が現れ…
何でも香りで察知する朔の若かりし頃の前日譚が読めるとは思いませんでした。
そして淡々と進むストーリーの中に、ヒヤリとした物があり、真相に近づけば近づくほどドロドロでした。
嘘で固められた一家の中に少しだけ救いがあったのがほっとしました。
朔と一香が一緒に出てきたのは嬉しかったです。
友人から関係が進んだかは定かではないですが、朔と一香の関係もどうなったのか気にな -
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香りシリーズの完結編と聞き、これは読まねばと意気込んでいました。
今読み終えて気づいたのですが、前日譚だったのですね。
作品を通して静かでひんやりしているのは前2作同様ですが、雰囲気がずっしりとしています。京都の香老舗が舞台なのがそうさせるのか、この老舗の中の人間関係がそう思わせるのか…
本では感じることのできない香りを、しかもどんな香りなのか想像もつかないものも多いのに、身近に感じられるような不思議な読書体験です。
没頭して読み終えました。
読み終えて一番初めに思ったのは、
『透明な夜の香り』をすぐにでも再読したい!
でした。
また、この世界観に浸りたい。
完結編なのはわかっていますが、ま