千早茜のレビュー一覧

  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    この路地を曲がれば、そこはもう、すこし不思議な世界の入口―。ひとつの架空の商店街を舞台に、七人の人気作家がお店を開店し、短編を紡ぐほっこりおいしいアンソロジー。商店街のマスコット「招きうさぎ」がなつかしくあたたかな物語へと誘います。

    【感想】

    0
    2017年08月07日
  • 眠りの庭

    Posted by ブクログ

    不穏。ただならぬ雰囲気に目が離せない。好きではないジャンルなのに、その世界に留まっていたいと思ってしまった。「好き」という二文字に込められる妖しく切ない想い。きっとこの物語のことは忘れないだろう。
    あらすじ(背表紙より)
    女子校の臨時教員・萩原は美術準備室で見つけた少女の絵に惹かれる。それは彼の恩師の娘・小波がモデルだった。やがて萩原は、小波と父親の秘密を知ってしまう…。(「アカイツタ」)大手家電メーカーに勤める耀は、年上の澪と同棲していた。その言動に不安を抱いた耀が彼女を尾行すると、そこには意外な人物がいた…。(「イヌガン」)過去を背負った女と、囚われる男たち。2つの物語が繋がるとき、隠され

    0
    2016年07月17日
  • あやかし草子

    Posted by ブクログ

    短編6作。
    書き出しからの纏わりつくような妖しい美しさ、戸惑うまでもなくすっと惹き込まれるあやかしの世界。
    切ない描写は身を切るほどに痛々しく、哀しみで満たされてしまう。
    どの作品も読後に鮮烈な色が残る。

    0
    2015年03月18日
  • からまる

    購入済み

    感覚的な作品

    とても読後感の良い作品でした。絵画をみてるようなそんな気分になれる、読んでいるといろんな風景が想像できます。で読み終わったら好きな人に会いに行きたくなる(笑)そんな気持ちにさせてくれる本です。オススメ!

    1
    2014年08月09日
  • 神様の暇つぶし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女子大生とカメラマンのひと夏の恋。これを一口に恋と表現していいのか。純愛なのか執着なのか羨望なのかはわからない。それでも2人はどうしようもなく惹かれあっていたのだと思う。
    生々しくも美しく生を感じる描写が天才的。藤子と過ごしたその先に死が待ち受けている全さんにとって藤子は強く眩しく逞しい生の象徴だったのだろうなと、その対比がすごく良かった。
    やっと近づけたと思ったらいなくなる男が性癖なのでめちゃめちゃ刺さった。

    0
    2026年05月03日
  • 燻る骨の香り

    Posted by ブクログ

    なんか…深い。
    「執着」。確かに真奈のその言葉が1番しっくりくる。
    「愛」でもなく、「嫉妬」でもなく、「執着」。
    その言葉にわたしも、色々と考えてしまうことがあるが、それは「執着」なのかもしれない、とも思った。
    ともあれ、朔さんと新城さんの過去が読めて幸せすぎた…!そこからの一香ちゃん…!!
    もうウハウハでしたよね。
    友人?んん?友人かな?と、にゆにゆしながら読んでいました。

    で、ここからは単なる雑談ですが、この本を入手するのは大変でした。
    わたしの住んでいる場所は地方なので発売日よりも2〜3日ほど遅れて店頭に並びます。
    この本は発売日が金曜だったので、土日は入荷しないと言われ…水曜日あたり

    0
    2026年05月02日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    描写が素晴らしくて、ウメと共にいるような感覚に何度か襲われた。
    そのせいか少し息苦しさを感じるほど。
    久しぶりにこういう重厚な作品を読んだかもしれない。

    この方の他の作品も読んでみようと思う。

    0
    2026年05月02日
  • マリエ

    Posted by ブクログ

    付き合うとか結婚とか、本当に
    なんなんだろうね。

    最近の恋愛ドラマより現実味のある
    心情の変化がとてもおもしろしい
    なんたって1人の楽さからの
    恋人ができたら自立してたはずなのに
    相手に合わせるような生活になってしまったり。
    はああ、苦しい。すごく分かる
    すきって気持ちって、最強だけど最弱な
    気がする。

    やっぱり、恋人と結婚相手は
    探すベクトルがちがうんだろうなぁって
    最近思うことが多い。
    婚活は就活、、、くるしいなぁ

    離婚ゼクシィ、ってすごいパワーワードで
    2人の会話をまだみていたいと思った。

    0
    2026年05月02日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    食べ物エッセイかと思いきや
    食を通して人との繋がりを感じる1冊。

    徐々にお互いを理解していくのが面白くてあっという間に読み終えちゃった。
    素敵な関係…!

    0
    2026年04月30日
  • 正しい女たち

    Posted by ブクログ

    短編集だけれど、どこかしらで登場人物が繋がっていたりする。正しさにも様々な価値観があるということに気付かされる小説だった。

    0
    2026年04月30日
  • 透明な夜の香り

    Posted by ブクログ

    引きこもりだった少女、一香が調香師である小川朔の館でアルバイトをする、香りと記憶にまつわる物語。
    前半は朔に香りを作ってもらうことを懇願する顧客が多種に渡ることが描写されている。嘘なく秘密を共有することを条件に朔は要求された香りを作る。後半は一香の過去と、朔の過去が明らかになり、その関係性が終わるまでを描いている。

    恐らく、朔はネグレクトされた過去を持ち「変わらないもの」を求めるようになったのだと思う。無償の愛みたいな。
    そして「変わらないもの」とは人の秘密。だから仕事と引き換えに秘密を人と共有する。

    朔はそれ故に相棒の新城という存在を大事だと思っているし、「人の香りが変わってしまうこと」

    0
    2026年04月30日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    石見銀山で生きたウメの物語。直木賞受賞作。
    分厚いわけではないのに、すごく重厚で、その時代、その場所にいるような没入感。
    大河ドラマになりそうな濃密な人生(ウメはフィクションだけど)。
    読み終えた後も余韻が残ります…

    先に『マリエ』を読んだけど、雰囲気?テイスト?作風?が全然違ってびっくり。

    0
    2026年04月29日
  • 燻る骨の香り

    Posted by ブクログ

    20代の朔が匂いで登場人物の複雑な気持ちを解いていく、ミステリー要素強めです。
    「床には新城が噛み砕いたりんご飴の欠片が散っていた。透明な赤い欠片は凍りついた血に見えた」
    この一文痺れました

    0
    2026年05月01日
  • 桜の首飾り

    Posted by ブクログ

    桜が散った後に読んでしまった。
    咲いている時に読みたかったなと思った。

    青い桜の刺青の話と、最後の祖母の話が好きだった。
    なんだか一貫して桜のことを別れの代名詞のようにかいている章が多くて印象的だった。

    あまりにも近くにあって、毎年当たり前に咲くけど、色んな人が色んなことを桜と共に体験しているんだなと思った。

    0
    2026年04月27日
  • グリフィスの傷

    Posted by ブクログ

    傷にまつわる短編集。竜舌蘭、グリフィスの傷、慈雨、あおたん、まぶたの光、が良かった。
    目に見えない傷があるのに、目に見える形になるまで他人は傷に気付かない。無意識に傷付けているとすら気付かない。関心がないものは目に入らない。自分も無意識に人を傷付けているかもしれない。せめて他人に関心を持って生きたい。

    0
    2026年04月27日
  • 男ともだち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「男ともだち」は寂しいという理由だけで会えるような関係性ではないというところがすごく刺さりました。恋愛を抜きにしてまだ一緒にいたいという思いはあってもそれを口にしてしまうことで男女の意味になってしまうというのも本当にそうだと感じました。

    0
    2026年04月26日
  • 燻る骨の香り

    Posted by ブクログ

    一作目と同様に本から香りが溢れてくる。 
    朔が個人で店を出すきっかけになる出来事の話。香りの世界が抱える闇と苦悩と強烈さを清純な香りと共に味わえる一冊。
    2冊目よりも3冊目のこの話が好き。新城が若くて破天荒すぎて(笑)

    0
    2026年04月25日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    千草茜さんは「透明な夜の香り」を先日読んだばかりで、こんな時代小説も書いているのは驚きだった。でもどちらもほの暗さとか匂い立つような描写が共通しているのかなと思った。関ヶ原の合戦前後の時代らしいが、物語に登場する男女たち皆情が深くてなんだか韓国ドラマの時代物を観ているように入り込めた。

    0
    2026年04月25日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    男女2人、それぞれ視点で物語が描かれている。
    お互いの心情が知れて面白い。

    千早茜の書いた物語は読みやすいなと思った。

    0
    2026年04月25日
  • さんかく

    Posted by ブクログ

    食事を日々大切に
    目の前の人ととる食事を大切にしようと思うお話だった
    京都の風景が思い浮かび
    美味しそうな上品なご飯が並ぶ
    高村さんの作るご飯はどれも下ごしらえがしっかりしていて美味しそうで
    身体と気持ちと生活を大切にした
    そんな暮らしに憧れる
    自分も自分と周りの人を大切に出来るご飯を作りたいと思う一冊だった
    要所要所で出てくる挿絵も良い

    0
    2026年04月25日