千早茜のレビュー一覧

  • マリエ

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    離婚はおろか結婚の経験もないから、
    結婚=幸せ、離婚=不幸せという偏ったイメージを持ってたけど、離婚する事でも幸せになれるんだなって読み終わってかなり印象が変わった

    千早茜さんの本を手にしたのは2冊目だけど、
    心情が細やかに表現されてて一瞬でこの世界に入り込める気がして好きな作家さんの1人になりました

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    2026年04月12日
  • ガーデン

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    誰もが自分だけの庭を持っている。見える部分と見えない部分があって、誰にも知られないし、理解しえない。それは綺麗に整えられているのに、土の下では獰猛な生き物のようになってる。人と植物は似ていて違う。

    周りになにも求めてはいけない
    私には求めない練習の言語化(小説バージョン)に思えた。
    人と植物の対比と暗喩が秀逸だった。
    後半から刺さるセリフが止まらなかった

    千早茜さんの小説の人間関係って距離感が心地いい。今回の主人公は人と距離を保ちすぎてるけど。

    タナハシにとても共感。
    大体出てくる男性みんなメロいんだよね
    羽野は好きになってはいけないメロい沼男

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    2026年04月12日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    生々しくて、表現がリアルで、想像しながら読んでしまった…
    全さんみたいに、優しくて、大人で、さりげなく寄り添ってくれるけど自分のものにはならない。
    そういう人沢山いると思うしズブズブハマってしまう女の子も沢山いると思う。
    恋愛にのめり込んで大学に行かなくなったり友達との連絡が疎遠になったり、そういう人実際にいたな…

    そして最後にいなくなってしまったのは全さんなりの愛だったんだなって思うと切なくなった。

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    2026年04月11日
  • 人形たちの白昼夢

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    読みにくい部分もあったけど綺麗だった
    宝石の国みたいな

    ビースト
    アイズ
    ワンフォーミー・ワンフォーユー
    モンデンキント

    また読む

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    2026年04月10日
  • あとかた

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    短編小説でありながら全てのお話が身近な者同士として繋がっていて
    長編小説のような1つの物語のようにも感じた。
    そんな中でも人物や視点が変わるだけで
    同じ空間での出来事、お話なのに
    まるで別世界のようにも感じた。
    一番最後のお話のみに出てくる水草くん、好きだなぁ。

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    2026年04月09日
  • 神様の暇つぶし

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    初めは物語がゆっくりだったから読み進めるのに時間がかかった
    全さんとの思い出が増える毎にだんだん物語が進んでいきスラスラ読めた
    全さんがミステリアスでアブナイ感じの魅力を持つ男性であり天才肌を持った人とゆうこともあり藤子にとっては何もかも初めてで新鮮な恋だったのだと思う
    でも恋は盲目で知れば知るほど相手を理解しようとするほどのめり込んで手放したくなくなるのだと思った
    全さんにとって藤子は最初で最後の初恋であり忘れられない人になったのではないかと思う
    最後は一緒にはなれなくそれでも一生心に残る忘れられない人となったのかもしれない
    人は何を思って最期を送るのだろうと考えさせられた部分もあり本妻がい

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    2026年04月08日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    全の様な自分勝手で美しくも無い男が、なぜこんな魅力的に感じるのだろう。
    ぐずぐずで瑞々しく、熟れた桃のような恋愛小説。食の描写が何とも官能的だった。
    旅の帰りの新幹線、全はどんな気持ちで藤子を見つめていたんだろう。どんな想いで写真を選んだのだろう。あの夜、どんな表情で父の仏壇の前扉を閉めたのだろう。
    「私たちの時間はあのひとの作品になった。」という一節が、藤子の恋とその終わりを示していて印象的だった。
    個人的に里美がとても愛おしくなった。凛と美しくそこに居る姿がありありと目に浮かび、真っ直ぐに人を憎む所が可愛らしかった。とても哀しい。

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    2026年04月08日
  • マリエ

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    【印象に残ったフレーズ】
    "でも、結婚の頂上って...夫婦二人で目指す目標ってなんでしょう"
    "こんな風にひらけていて、わかりやすいものではないかもしれませんね。ただ、どんなに苦しい道を選んでしまったとしても、道中の楽しさを見つけられる相手だったらいいと思いました"

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    2026年04月07日
  • 桜の首飾り

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    桜を見た時、美しいと同時に何かハッとさせられる感覚がある。
    そんな感覚を味わえる桜の美しさと影を描いた作品。

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    2026年04月07日
  • 神様の暇つぶし

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    千早茜の書く男は、なぜこんなにも魅力的なんだろう。
    近付いたら火傷する、分かっているのに惹かれてしまう。見せない部分に色気を感じる。私もすっかり全さんの虜になってしまった。
    禁断の一線を越えた時、神を見た2人の先にあったもの。それは、全身全霊を賭け、切り取った記録と記憶を濾過して残った結晶だったのかもしれない。
    そのきらめきさえあれば、生きて行ける。叶わない夢を望むこと、それもきっと希望だから。

    p240ーこの世には想像もつかない温度の人がいる。相手を焼き尽くすほどの高温のこともあれば、誰にも触れられないほど凍てついていることもある。そして、それは関わってみないと分からない。

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    2026年04月07日
  • 神様の暇つぶし

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    「彼と出会う前の自分にはもう戻れない」

    恋愛には縁がなかった藤子の胸が苦しくなるような大恋愛。
    全さんと過ごした濃密な時間が描かれていて、読み終わった後もなにか重たいものが胸の奥に残るような印象的な作品だった。
    全さんがモテるのは、カメラマンは今の一瞬を残すことができるからだという考えに、ちょっと納得。
    切ないけどいい小説だった。

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    2026年04月07日
  • 神様の暇つぶし

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    自分以外の人を生きる全てにせず、添える匙加減が楽にできるのであれば、執念や執着が黒く影を伸ばすことはないかもしれないなと自分にもそんな節がきっと眠っているのだろうと思うと、誰かを想う生き物であることに頭抱えてしまう。意志とは背いて人は誰かを想えてしまう温かみのある生き物だから。

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    2026年04月06日
  • 透明な夜の香り

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    文章全体にしっとりとした色気があって美しくて、仄暗さのなかにも温かみがある。独特の世界観に引き込まれた。構成も読みやすかった。
    匂いを文章で表現するのも、出てくる料理や飲み物も全部がおしゃれで、それが良い意味で現実感がなく、ディズニー映画を観ているような感覚にもなった。
    いつのまにか惹かれあってた2人が離れてしまった展開には切なくて胸が苦しくなったけど、再会エンドでよかった…!このあとどんな言葉をかわしてどういう関係性を築きあげていくのかとても気になる。

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    2026年04月05日
  • 透明な夜の香り

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    しっとりした、夜や雨の日に読みたくなる1冊。
    香りをテーマに色んな事を知り、感じる事が出来て素敵な話だった。

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    2026年04月05日
  • 透明な夜の香り

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    ネタバレ

    「赤い月の香り」から読んでこちらに。
    感情さえも匂いとして感じ取る調香師の朔と彼の相棒の新城、庭を手入れする源さん。森の奥の洋館で暮らす彼らのもとに雇われた一香は通う。
    唯一無二の香りをもとめてやってくる依頼者たちが求める香りはどれもこれも個性的で。
    文章に現れる言葉から香りを感じるような不思議な世界観。

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    2026年04月04日
  • 赤い月の香り

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    前回のよりも朔さんは優しく
    人間らしくなっているように感じました。
    一香と出会ったからの変化でしょうか。

    この本を読むと
    花が咲いてたら香りを確認したり
    ハーブティーは飲む時に
    いつもより意識してみたり…
    香りに対してフォーカスしてしまう。

    私が欲しい香りは我が子の新生児期の
    香りです。
    あの一時期の香りを嗅ぎたい…

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    2026年04月04日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    ネタバレ

    スイーツに埋もれたくなる一冊。

    祖父の西洋菓子店を手伝う主人公と周囲の人たちの物語。才能アリ(だと思う)の登場人物たちが人生の壁に遭遇し頑張る。才能があっても努力は必要。お気に入りはネイリストのミナちゃん。若い子が可愛いをがんばっているのが微笑ましいし超絶羨ましい。

    食べたくなったのはやっぱりシュークリーム。ふわふわ生地、マールブランシュのシュークリームが好きです。

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    2026年04月03日
  • 透明な夜の香り

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    調香師のお話ということで綺麗なお話になることを想像しましたが、残酷な性質だと思わされました。でも全体を通して匂いを想像しながら読み進めるという新感覚な体験や、主人公たちの人間関係の変化、各章に出てくる謎が解けていく様に最後まで楽しんで読めました。人によっては想像するのがキツイ部分もありますが、あまりない題材なのでこの評価にしました!

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    2026年04月02日
  • 眠れない夜のために

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    やっぱり千早さんの本は文章がとても綺麗…。
    10個の夜に関するお話だったけれど、わたしは「しじまの園」「夜の王」「繍しい夜」が特に好き。
    優しく、でもどこか寂しい言葉になんか心が揺さぶられる。

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    2026年04月02日
  • 神様の暇つぶし

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    ネタバレ

    後半に進むにつれて勢いが増した本だった
    第三者から見ればどうしようもない全さんなのに
    主人公からしたらこの人だけが全てになってしまっていて、盲目的な恋愛の恐ろしさ 醜さを感じた。
    タスク的に初体験をしようと焦って未然に終わった 多田くんと対照的にかかれた他の男子より浮いた存在の里見が印象的だった
    彼の献血する理由も、より一層彼を綺麗なだけの存在としておくのではなく、彼の中にある執念 誇り 怒りを感じさせてくれた
    藤子の初体験のシーンの描写がとても扇情的で印象に残った、その描写で後の絶望が際立ったと思う

    女子校で王子的扱いをされてきて、自分が女の子としての言動をするのに抵抗があった藤子が 全さ

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    2026年03月31日