千早茜のレビュー一覧
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千早さんの細かな描写が好きです
今回もスイーツの繊細な描写が素敵でした
甘さも苦さも含んだそれぞれの片思いを
どうぞ召し上がれと言われているようでした
ケーキ食べたいなぁ◯Posted by ブクログ -
一作目の〝わるい食べもの”がとっても面白かったため第二弾!
一作目では、とらやの羊羹が無性に食べたくなり買いに走ったけど、今回はとってもパフェが食べたくなった、、笑(寒い季節だから我慢できている)
相変わらず偏屈で、食へのこだわりと執着の凄さにビックリ&面白おかしく読めました。
気付いたら第三弾...続きを読むPosted by ブクログ -
シモキタでなんか読みたいと思って買った本。図らずしも、ぽい本でよかった。MCバトルを小説でやりたい、とか先攻後攻みたいなのも面白かったなぁ。
クローゼットに隠れる大輔のシーン何が何だかわかんなかったけど面白かった。。
巻末の対談でもあったけど読書で毎回何かを得られるわけじゃないし(そんな本ばかり...続きを読むPosted by ブクログ -
この作家さんのは「西洋菓子店プティ・フール」も読んだけど、それと同じく、今回のこれも、良かった。劇的な何かが起こるわけじゃないけどドラマチック。自分の身の回りと前世異なる人間関係が描かれているけど、なぜか共感できる感じ。Posted by ブクログ
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めちゃめちゃ良かった。舞台となるスイーツ店に、何らかの形で関わっている人たちの人生や日常を描いたオムニバス小説。どの登場人物たちも身近に感じられて共感しやすいし、超劇的ドラマチックストーリーなわけではなくほんのりした変化とか成長を描いているあたりも、自分のことのように引き寄せて考えられる。すごいのは...続きを読むPosted by ブクログ
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一回で印象に残る味に仕立てなければならない『プティ・フール』 その名の通り、一話ごとに印象に残る苦味と甘さがあった。人は誰しも何かしらの“秘密”をもっている。弱さも、甘えもある。ぶつからなければ繋がれない縁もある。
そうやって、味のある人生になっていくのか。そんなことを思いながら、綿菓子のように甘く...続きを読むPosted by ブクログ -
植物の冷ややかな図太さに囲まれて、それぞれの弱さが浮き彫りになっていく。登場人物を無理につなげない千早さんの小説は、ほんとうに居心地がいい。どろどろとした人間を、個包装して清潔に保った1冊。Posted by ブクログ
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圧倒されるカバーが印象が強くて手に取りました。序盤はファンタジーを思わせるような展開でしたが…これはミステリーなのでは?容赦ない表現もありますが、読みやすくてどんどん引き込まれてしまいます。欲を言えば、主人公以外のエピソードが物足りなかったです。Posted by ブクログ
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恋愛をテーマにした連作短編集。千早茜とは過去作品で相性があまり良くないと思っていたものの、本作はどの話にも共感できる部分があり、割とすらすらと読むことができた。読むタイミングによって感じ方が大きく変わる、そんな六つのお話のように感じられた。Posted by ブクログ