千早茜のレビュー一覧

  • しつこく わるい食べもの

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    「パフェが一番エロい。」は今後の食生活に関わってきそうで、個人的に度肝を抜かれたというか、衝撃を受けた。今度食べに行くか、パフェ。

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    2025年02月23日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    やっぱり千早茜ワールド好きだなぁ。
    そしてこの人は絶対に長編がいい。
    というか好き。
    ときどき間に短編集を挟むと わたし この人の何がそんなにいいと思ったんだろ?とわからなくなる作品にもたびたび当たるけど 長編はほぼどれも好きだなぁ。
    短編の方がフォトジェニックというか 幻想的というか 上手くいえないけど 何か更なるフィルターが強くかかるような。そこがたぶんわたしはなかなか馴染めないのだろうなぁ。
    千早茜を初めて読んだ時 わたしが今までずーっと心で感じながら 上手く言語化できなかったモノが 言語化されてる〜 同じようなこと感じてた人がいたんだ〜 と感激したことを この人の本を読むたびに思い出す

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    2025年02月22日
  • わるい食べもの

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    千早茜さんの食にまつわるエッセイ。
    1つ、1つのエピソードに喜怒哀楽があり
    かつ千早さんの暴食具合に「すごい…」と驚かされる
    読んでいてページを捲るのが久しぶり楽しかった
    作品。

    個人的に好きなエピソードを挙げると
    ・白い悪魔:千早さんは牛乳が苦手らしい。
    ご飯と牛乳を一緒に食べ飲みするのが合わないとのこと。
    私も海近くに生まれたのにひじきが大大大嫌いだからすごくこの内容にとても共感した。

    ・食いだおれ金沢
    えがらまんじゅうやハントンライス。
    知らない金沢の食べ物が知れてワクワクしたし。
    著者の食い意地と胃袋が無限の可能性を秘めてて
    羨ましい。

    ・怒りの入院食:お粥って絶対味付けないと確

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    2025年02月21日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    千早茜さんが好きで読んだけど、尾崎世界観って、クリープハイプの人だったの!?
    男女の考え方の差を描いてると思ったら、それ以外の見どころもたくさんあった。最後のコラムが好きだったな〜〜、物語を描くことの、苦しさ、楽しさ

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    2025年02月21日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    ⬛︎良い意味で裏切られた珠玉のエッセイ

    2人の名前も知らずに、表紙とタイトルに惹かれて購入。予想外のエッセイにとても良い意味で裏切られました。ご飯屋さんをめぐるほっこり食エッセイかと思いきや、ちがうちがう。
    ウマは合うけど真反対な性格の2人が綴る価値観や人生観が面白くて、するすると引き込まれていきました。

    私は千早さん寄りの…変化は求めず、コツコツと一つのことに向き合う性格ですが、新井さんは本当に真反対で、欲望のままにやりたいことをして生きる姿がとても眩しく見えました。

    あまりの新井さんの自由さに「なんなんだこの人は!?」「千早さんはなぜついていけるんだ!?」なんて最初は思いました。しか

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    2025年02月13日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    真反対の性格のふたりが同じ(食べ)ものをどう見て、どう捉えるかが面白い。友達でも所詮他人なふとたりの交換日記、ずーっと見ていたい

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    2025年02月10日
  • こりずに わるい食べもの

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    ネタバレ

    個人的感想と偏った評価になり申し訳ないけれど。
    肉の脂身が苦手。
    生クリームが苦手。 
    マヨネーズが苦手。
    パンといえばずっしり系が好き。
    全く私と同じなんです。
    食べることや甘いものは好き。
    万人受けしてると思って、よかれと思って入れられているものにゲゲッとすることあります。
    ポテトサラダもマヨネーズ入りを当たり前にしないでほしい…。
    食の好みが合うからもっともっとエッセイ出してほしいと感じる。何でも読みます。
    真似して私自身の食エッセイ書いてみようかな。

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    2025年02月02日
  • こりずに わるい食べもの

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    改めて、食べ物系のエッセイって癒されるなぁと感じた。

    食べることは、生きること。
    読むと食べることに前向きになる。
    生きることに前向きになる。

    朝ごはんは特別な食事。
    ついついバタバタおそろかになりがちな、朝食。
    しっかりだいじにしたいなぁと、反省。

    パフェのはしごをしたり、ケーキのショーケースのはしからはしまで頼んだり、夢の中で食べられないと嘆いたり…
    食べることに命懸けな千早さん。
    とってもかわいらしいし、共感。

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    2025年01月22日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    友人に貸してもらった短編集の描写が美しくて無二の世界観を書く人なんだなと思い、2冊目の千早茜さん

    やはり描写が美しい 服だけでなく、空間の描写も美しくてシンとした空気を肌に感じる
    目に性差はないでしょ、という言葉が好き

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    2025年01月17日
  • さんかく

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    とても好きです。

    こういうタイプの小説って、生活の描写が丁寧すぎて読みづらいイメージがあるけど、この本はそこの加減がちょうど良かった。

    ご飯が美味しそうなのはもちろん、季節の変化や京都の空気が感じられる表現もひとつひとつ素敵。

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    2025年01月14日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    内面の変化と、自身の性格と、わかっているつもりだけど、今まで生きてきて得たことと、何を通じてそれを見つめられるかを

    そんなものを感じれました。

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    2025年04月10日
  • しつこく わるい食べもの

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    千早茜さんのこだわる食のベクトル、私も似たようなところあるから刺さる。次の巻も絶対読む。
    ショコラティエの垣本さん、今度百貨店行ったら買おうかな。紅茶も気になる。

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    2025年01月07日
  • ひきなみ

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    その時の風景や登場人物の表情等
    作者の表現力にとても惹き込まれる。

    難しい年頃の主人公と
    それを取り巻く
    容易く想像してとれるその年代特有の葛藤と
    非日常な事件との歪なコントラストが美しい

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    2025年01月05日
  • わるい食べもの

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    ネタバレ

    食いしん坊の千早茜さん。食へのこだわりが強くて食に関してこんなにエッセイかける人いるんだって思った。
    今まで歩んで来た人生もすごくて、小学生の頃の大半をザンビアで過ごしたり、20代はバイトをかけ持ちしてたり、今までやってきたバイトは医療事務とかケーキ屋さんとかだったり、なかなか濃ゆい人生を送っていた。
    また、その濃ゆい人生と千早さんの人柄のよさなんだろうけど仲のよい人が多い。色んな人と食事に行ってる。編集者だったり、バイトをやってた頃の同僚や医師など…。そんな人の生活の一部が見えて読んでいて楽しかった。

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    2024年12月22日
  • こりずに わるい食べもの

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    「人はどこまで自由を楽しめるか」をテーマに「わるたべ」シリーズ3作目もとっても面白かったです!
    共感できるところ、多々ありました。このシリーズは本当に面白くて中毒性があるので、要注意です。笑

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    2024年12月20日
  • しつこく わるい食べもの

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    ネタバレ

    ・そんなことを思っていたら、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士に出会った。もう彼においては「観た」ではない。独房の中で微笑みを浮かべながら立つその姿を目にした瞬間に「出会った」と思った。

    ・私は私生活で真面目ではないし、家事を完璧にこなそうと思ったことがない。家のことは仕事の息抜きとして、わりと楽しくやっている。それでも、なにか不慮の事故が続いて、ふだんならできることがすっかり嫌になってしまうことはある。欠かすことのできない食事だけに、考えたり準備したりするのが「やんなった」ということは多々起こり得る。そんなときに「ピザでもとろうぜ!いえーい!」みたいか空気を変える提案をするのが、一

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    2024年12月07日
  • しつこく わるい食べもの

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    「わるい食べもの」シリーズ第二弾。
    千早茜さんはエッセイもすごく面白い!
    ますます好きになりました。美食家さん。
    好きなものを食べるって一番の幸せ。

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    2024年11月29日
  • アンソロジー 料理をつくる人

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    読むのを楽しみにしてた。好きな書き手の人が私が好きな料理をつくることをテーマにアンソロジーって…!
    いやー、どれもおもしろかった。ほんとに。さすがでございます…
    西條奈加さんの『向日葵の少女』は舞台設定で上品が雰囲気が漂いながらもミステリーっぽい話の進み具合で、大きなテーマを複数かけあわせてまとまったひとつの話にできるのすごすぎるし結末には心があたたかくなった
    千早茜さんの『白い食卓』は主人公がいけ好かないやつすぎるのだけど話が進んでいくごとに料理の恐ろしさというか、食事を他者に委ねることってそういうことだよなあ…生きるための手段のひとつを他者へ委ねるというのは尊いとされたり愛情の証左とされた

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    2024年11月24日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    タイトルが秀逸だと思った。
    派遣秘書の福と、廃棄物処理業者の大輔の話。
    尾崎世界観さんと千早茜さんの共作。
    どちらの書く文章もリアルでちょっと笑えて面白かった。
    読みやすく、映像を観ている感覚でスイスイ読めた。

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    2024年11月21日
  • 男ともだち

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    この世のどこかにハセオとカンナのような関係の男女がいると思う。いたら良いな。そんな風に思った作品です。

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    2024年11月14日