千早茜のレビュー一覧

  • こりずに わるい食べもの
    わる食べシリーズ3冊目。恋人というフレーズが出てくるから旦那さんはどうしたんだろう?と思ってたら離婚してたんだ…。まあそれはともかく、相変わらずの切り口の良い食へのエッセイ。好き嫌いがはっきりしていてガンガン食べていてなんだかこちらも一緒に食べている気になるエッセイ。山形旅行楽しそうだったなー。まだ...続きを読む
  • 正しい女たち
    離婚が決まっている夫婦の残り少ない日々を描いた「幸福な離婚」が一番印象に残った。
    別の人生を歩むことになって初めてパートナーの良さが見えてきたり、互いを思いやり穏やかな生活ができるようになるのが切なかった。
    けれどこの時間が離婚後一人で過ごす日々を後押ししてくれるのだろうか。
    あと痛快だったのが「描...続きを読む
  • しつこく わるい食べもの
    わる食べ最高!エッセイはあんまり読まないのだけど、千早さんの食べることに対する表現が面白くて、ついつい笑ってしまう。
    食べることに対して自分を持っている人は最高です。
  • わるい食べもの
    ずっと読みたかったエッセイ本。食べることに対して貪欲でかつ食べるもの/ことに対しての表現が素晴らしかった。特に果物の表現ととらやの羊羹の話が好き。
    続編もあるので早く読みたい!
  • 紙魚の手帖Vol.01
    22/1/14 三人書房
    22/1/15 セリアス
    初めての乾石智子。シリーズの他の作品も読んでみたい
    22/1/16 コラムいろいろ
    22/6/23 108の妻
    22/11/18 フォトジェニック
    vol.7の『ファインダー越しの、』の前日譚。順番逆で読んでしまったけど、みらいの「好きなものは撮り...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.05
    22/7/6 世界の望む静謐
    犯人に感情移入すると辛い
    22/7/7 我輩は犯人である
    犯人がとてもかわいかった
    22/7/7 悪魔の橋
    23/10/27ナルマーン年代記 小瓶の魔族
    初廣島玲子さん読みやすい文体
    アラビアンナイトみたい
  • 紙魚の手帖Vol.02
    22/1/20 コラム
    22/4/12 沈黙のねうち
    言葉を失うってどういう気持ちなんだろう
    22/4/12 コラム
    22/10/13 羅馬ジェラート
    小市民シリーズを読み終え、やっと読めた
    小山内さんまたまた美味しく食べられず
  • 紙魚の手帖Vol.07
    22/10/15 ルナティック・レトリーバー
    パイプの形状がよくわからないが、ストーリーは面白かった
    選評も面白い
    22/10/18〜20 ファインダー越しの、
    これからこの2人はどうなるのかな
  • 紙魚の手帖Vol.03
    22/2/16 誰が配ったっけ?
    22/2/16 運命女神の指
    オーリエラント2作目 年表も面白い
    22/2/17 私の性自認は攻撃ヘリ
    すごい作品だったけど、SF読み慣れてなくて難しい
  • 紙魚の手帖Vol.04
    22/4/12 コラム
    22/6/30 流浪の月特集
    本編を聴き終えたのでやっと。救いの短編だった
    22/6/30 ハンブルパピー
    23/6/15 神の光 vol.11と対?
  • しつこく わるい食べもの
    大好きな千早先生の食エッセイ。

    1冊目の時に感じた食へのこだわりと愛しさが伝わる官能的な文章は残りつつも、コロナ禍の混沌によって迷いながら書かれている様子が感じられた。

    辛い時期だからこそ嗜好品で自らを鼓舞する、自粛期間が明けた後の飲食店で食事できる喜びと戸惑い、など、私も感じた気持ちが千早先生...続きを読む
  • 胃が合うふたり
    最高のエッセイ!とても面白かった!読んでいる最中がほんわか幸せな気分になれたのは久しぶりな気がして、少しずつ読んでいた。
    書店員、踊り子、作家と3足のわらじを履く新井見枝香さんと作家の千早茜さんの共同エッセイ。とにかく美味しそうで面白い。人間ってやっぱり食べることで幸せ感じるんだと再確認。人の生き方...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.05
    倒叙ミステリ特集。どれも面白かったけど、石持浅海さんの『五線紙上の殺意』が得に好み。
    『吾輩は犯人である』も他では見ないタイプ!猫かわいいし、短編として上手くできてるし面白かった。
  • 胃が合うふたり
    タイトルと表紙に惹かれて手にとった。
    餌場が同じ野良猫、胃が合う二人の食欲のエッセイ。
    食べ物が美味しそうなのは勿論、二人の深いけど程よい距離感の友情が羨ましい。

  • 胃が合うふたり
    ラジオトークも聴いてる。
    胃が合う友だち尊い。そしてたくさん食べられるのうらやましい。
    2人の文章もさることながら、気のおけない友だちとの関係性に憧れる。
    パフェ3本はしごしたい…
  • 胃が合うふたり
    胃が合う友達を思い浮かんだ。
    食べたいもの、食べたいタイミング、新商品を見つけるはやさ、好きな食感、どれも合うんだよなー

    千早茜さんの本が好きで、読む度にこの作者さんぶっ飛んでって好きwって思ってたけど、新井見枝香さんがもっとぶっとんでいって面白かった。
  • しつこく わるい食べもの
    わるい食べ物同様、期待を裏切らない作品だった。
    悉く気が合うと思った。食べることに対する感覚やこだわりのみならず、肉の脂身が苦手だなんて嗜好まで一緒じゃないかと感動してしまった。

    コロナ禍のここ三年、大げさじゃなくいちねん360日くらい毎日自分の作ったご飯を食べている。休みの日でも朝昼晩、なんなら...続きを読む
  • 男ともだち

    大事な人

    葵の友達が、大事なお兄ちゃん(と呼んでる人)と一線超えて お兄ちゃんを失ってしまう。
    大事な男ともだちとは、一線超えないから継続出来るものだと思う。
    色々な事に共感でき、一緒にいたら楽で楽しい。お互いを心から応援出来る大事な1対1の異性。
    男女間は肉体関係が出来ると、何かしらの名前を付けないと...続きを読む
  • ガーデン
    最初から最後まで一つひとつの言葉が繊細で綺麗な一冊でした。また、登場人物の言葉の所々に伏線が散りばめられているのもとても面白かったです。私は同じ性ということもあるのか、本書に登場する女性キャラクター達が何故このシーンでこんな事を言ったのか、その後になんて言ってほしかったのかをなんとなくぼんやり考えな...続きを読む
  • 胃が合うふたり
    千早さんのTwitterを見ていて、いつも美味しそうなものをたくさん一緒に食べていて、とても良いお二人だな。と思っていました。
    著書の中に出てくるお店に行きたくなるのは、もちろんですが
    お二人の関係性が、とても素敵で、何故だか涙が出てます。
    第二弾を期待!