千早茜のレビュー一覧

  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    食べることが好きな2人のエッセイ。かと思いきや後半は徐々にお互いの人生が進んでいく。食も合わなくなっていき、不穏さが見える。胃が繋がっている、と千早さんは言う。ふたりの文体も違うし、読んでいて楽しい。

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    2025年07月07日
  • 雷と走る

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    父の仕事で海外に移住することになり、番犬である虎をペットにすることに。
    虎の本能、力強さ、主人公との絆……とにかく読後感が凄かった(´Д`)

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    2025年07月06日
  • なみまの わるい食べもの

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    千早さんの食エッセイ最新刊!今回もめちゃくちゃ面白かった〜
    2023年から2024年にかけて、直木賞を受賞したり再婚したりと千早さんが大波に揺られていた時期のエッセイ。だからタイトルが『なみまの』なんだそう。
    大事な日には必ず体調が悪いこと、絶対に欠かすことがない卵を切らしてしまったこと、渋谷と代々木公園の間に構えた一人暮らしの部屋(羨ましい立地!)、せりの街になる銀座、迎えた小さな家族(猫)、姪っ子をディズニーに連れて行く話、岩手の空飛ぶお団子などなど、どれもクスッとしてしまうエピソードばかり。
    湿気がないオーストリアで体調がすこぶる良かったという話、私も同じような経験があって「やっぱ湿気っ

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    2025年07月06日
  • なみまの わるい食べもの

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    「わるい食べもの」シリーズの前作までに、千早さんはたくさん食べる方だなぁと思っていましたが、今作品で少し変化が!?
    私も食べることが大好きなので、読んでいてとても面白いエッセイです。

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    2025年07月05日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    ネタバレ

    祝文庫化!2023年の直木賞受賞作品。
    読後、「体内回帰」という曲を思い出した。
    喜兵衛、ヨキ、岩爺、隼人、龍‥‥みんな還っていったんだなぁ‥‥

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    2025年11月09日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    洋菓子の上品さ、繊細さと物語の切なさが相まった物語だった。
    みんな幸せになって欲しいな。
    洋菓子をもっと、繊細に大切に味わって食べたくなった。

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    2025年07月04日
  • わるい食べもの

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    実は途中で挫折しかけたが、読めば読むほど革製品のように馴染んでいく感覚が心地よかった。こんなに食を愛する人はあまりいないだろうなと思う。

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    2025年07月04日
  • しつこく わるい食べもの

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    ネタバレ

    わる食べシリーズ第一弾に引き続き、とてもおもしろい。
    千早さんの食へのこだわりは変わらずだが、本作の後半はコロナ禍に綴られたエッセイなので当時の記憶が蘇ってくる。

    大胆で強烈な文章が多いので忘れてしまうけれど、基本的に千早さんは繊細な方なんだろうなと思う。
    ストレスでお腹を下すし、気持ちが揺らぐとお茶で落ち着けようとする。
    そんな千早さんにとって、コロナ禍で世界がぐちゃぐちゃになったあの時期は、気持ちがざわざわすることも多かっただろう。
    そんな様子がよくわかるような内容になっていた。

    とはいえ、千早さんのインパクトある文章は前作同様健在で、笑っちゃう箇所が本当にたくさんあった。
    食に貪欲だ

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    2025年06月30日
  • 雷と走る

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    アフリカと思われる国に引っ越しして
    番犬虎と出会う
    番犬として仕事や幸せそして本能で生きていることのなどが臨場感を感じた

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    2025年06月21日
  • 私の身体を生きる

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    ここまで赤裸々に書いちゃうの?と驚くような内容もあり。
    だけど今まで言語化できなかった気持ちが表現されている部分もあって、あの時のあの感情ってこう言葉にするんだと感動もした。
    作家さんは流石だなと改めて感じた一冊。

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    2025年06月21日
  • 透明な夜の香り

    購入済み

    穏やかな気持ち

    世界線が不思議で逃避行した気持ちになりました。ストレスが溜まった人にとてもオススメです。ジブリみたいな世界観で本当に好きな物語でした。

    #エモい #癒やされる #感動する

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    2025年06月20日
  • ひきなみ

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    他の読者さんからのおすすめで、本のタイトルと表紙の写真が美しく手に取った本。

    真以と葉、2人の小学生時代から話は始まる。
    読み始めたら止まらなくなって一気に読んだ。
    読み進めたいけど終わらないでほしいと思いながら読んでいたら、後半は2人が大人になってからの物語で更に止まらない。

    葉と真以の関係性はどこか恋人同士のようで、頼れる両親のいない2人は絆を深める。真以の、どこか掴めなくて不器用ででも優しくて頼もしいところは女性の私でもかっこいいと思った。
    2人の物語の中にフェミニズムの概念が散りばめられている。小さなコミュニティでのいじめや差別、上司からの女性に対する嫌がらせ、そんな中を必死にもが

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    2025年06月13日
  • しつこく わるい食べもの

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    大好きなわるたべシリーズ。
    「パフェはエロい。」が絶品すぎた。パフェに対する愛が…圧倒的。途中からコロナ禍の話となり、話題的に不謹慎ではと、わるたべシリーズを続けるか悩まれたとのこと…続けて下さって良かった!

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    2025年06月12日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    大切なものをしまい込んで閉じていたクローゼットの扉を、そっと開いて光ある世界を覗いていく。
    その光があたたかくて、ほっこりした気持ちになる。そんな読後感。

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    2025年05月30日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    言葉を紡ぐ人とそれを売る人の食べ物を通した交流がこんなにも心に響くなんて。読んでいると憧れと羨ましさがないまぜになった気持ちが湧き上がる。そう思っていたから単行本を買っていたのに積読していたんだなぁと思い出した。2人のようにはなれないけれど、食いしん坊な面がある私も食べ物への向きが同じタイプの人が周りにいたら良いなぁと思った。
    言葉の使い方や文章の描かれかたが好みすぎて。

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    2025年05月30日
  • グリフィスの傷

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    2025.5.7〜2025.5.10
    メンタルが不安定で、とにかく優しい本が読みたいと思った時に、本棚にあった中で1番最初に目に入った本をチョイス。
    内容はあらゆる「傷」がテーマの短編集。登場人物に沢山愛着を持ちたいタイプなので短編集って実は苦手なのですが、最初の作品を読んだ瞬間「この作家さん、めちゃくちゃ好きだ…!」と何と言うわけでもなく感じて、読めば読むほどするすると心と頭に入ってくる感じがしました。タイトルがあえて短編集の中の「グリフィスの傷」を持ってきたのも、意味を知ると本当に素敵だなと思います。
    面白いだけじゃなくて考えさせられる部分や、思わずポロッと涙が出てしまうところもあるとって

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    2025年05月10日
  • 正しい女たち

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    今まで読んできた小説のなかで1番読みやすかった。なんでだろう。
    内容があまりにもリアルすぎるから読んでて苦しくなるかなとか思ってたけどそんなことなかった。
    共感しちゃうというか理解できちゃうことが多くてなんか複雑な気持ちー。
    わたしも大人になったらあんな風になっちゃうのかな。
    個人的に「海辺の先生」が1番好き。ああいう関係いいなあ。好き大好き

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    2025年05月10日
  • からまる

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    ネタバレ

    色々な男女(7人)の人生が複雑に絡み合う話。
    一見関係がなさそうに思えても、そことそこの人間関つむがってたんだー、ってなって面白い。
    あと、ひとつの出来事に対して凄く深く追求するというか、感受性がとても豊かな作家さんだな、と思った。
    「一人でいることに慣れすぎかと、自分以外のことが全て値切になってくる。他人に合わせなくてはいけないことに守立ちさえ覚えるようになる。そこに自己嫌悪があるかないかだろう。」
    「わかるはずがないんだ」。私にちには。自分がどういるかも、自分が何であるかも。」
    「優しくでさるのは何も関心がないから。」
    「人生って計画通りじゃないのよ。思がけないことで決わってしまうの。だか

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    2025年04月30日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2025/4/11- とても疲れていた出張帰りに書店で手に取った。筆者2人が同じ食体験をそれぞれの視点から書く。描写される食べ物は本当に美味しそうで、口がその気分になってくる。ただ、お気楽エッセイではない。読んでいると、コロナ禍、新井さん、千早さんそれぞれの人生の変化が感じられる。食べるということは結構その人の本質を突いている行為かもしれないと思った。個人的にはたまたま知っている場所が何ヵ所かあったので、今度行く機会があろうものなら、この本のような楽しみ方をしたい。

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    2025年04月26日
  • ひきなみ

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    ネタバレ

    『透明な夜の香り』で千早茜さんを知って手に取った一冊。

    自分自身も地方の出身なので、田舎特有のあの感じはとても身近に感じられた。
    葉にとって真以は眩しく、また、真以にとって葉は眩しかったんだろうなと思う。葉が自身の心の内と向き合って、言語化していく様がとても美しかったし、芯のある強さを感じた。

    全体を通して葉の心情はたくさんの言葉と情景でもって描かれているけれど、その他の部分として、真以視点や平蔵さん、葉の両親の感情を千早さんの紡ぐ言葉で感じたいなと思った。

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    2025年04月24日