千早茜のレビュー一覧
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とても心に響いた。
全さんは父親を亡くした藤子を心配して近づいたと思う(最初から作品にすることは考えてなかったと思う)けど、恋愛を超えた愛でこれからも一緒にいたいと思ってしまったから身を引いたのかな。
藤子にとって全さんはすごく魅力的(余裕もあって)だと思う。父親がいなくなった藤子の日常に入り込んで慰めの言葉があったわけじゃないけど励ましてくれて。女性として求めてくれて。急にいなくなって、作品のために利用されたと思った時は辛かったと思う。
都合のいい解釈かもしれないけど、純愛だったんだと思う。(全さんは藤子を娘に重ねてたかも)
傷ついたことがある人の優しさ。
心に残ったフレーズ
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Posted by ブクログ
小説系が読みたくて友だちからおすすめされて読んでみた。今年映画化決定している。
出てくる主人公の2人の人生、していることは私には経験したことないことでたぶん否定する側にいると思う。どちらかと言うと私は彰人側だと思う。神名とハセオは不倫も浮気もする、でもそれを偉そうに、棚に上げたりするわけではなく悪いことをしていると自覚しながらしている。でもその2人が発する言葉はすごく芯があって自分を生きている感じがして、かっこいいと思ってしまった。自分の直感を信じてやりたいことをやるハセオ、直感では動かないし考えて落ち込むこともあるけど、自分の意志を持っていて思いついた考えを疑わず実行する神名、似てないように -
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大学生の女の子と50代写真家男性の
性別も年齢も生命力も性格も、なにもかも正反対な2人の
恋愛のお話。
儚くて儚くて、、辛いけど続きが気になって一気に読んだ!
全さんみたいな、荒々しいけど優しくて、ふとどっか行っちゃいそうで、掴めなくて、
っていう男の人が魅力的にみえる気持ち私もめっちゃわかる!!
自分に興味がなくならないように必死に色々考えたり努力したりしながら、のめり込んじゃうし、自分の世界が恋愛でうまっちゃう経験、したことある人もいるんじゃなかろうか。。
だから私は主人公の女の子の気持ちにめちゃくちゃ共感してハマってしまった本。
大人からの視点と、若い子からの視点と
盛り込まれていて -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽しめた。面白かった。
読みやすく、情景や香りだけじゃなく、色と音も想像
させるような文章が印象的だった。
朔の声を紺色と表現した一香の感性も好き。
新城の、源さんの声は…と、読みながら勝手に想像した
りもした。
天才的な嗅覚の持ち主で、色々な面で”普通”とは違うけ
ど、一香を遠ざけた理由が”普通”で、なぜだかホッと
したし嬉しかった。匂いじゃなくても、記憶は様々な
形で遺る。音だったり、空気だったり、雰囲気だったり、
感覚だったり。でも、香りを再現できる朔にとっては、
避けられるのなら避けたい、という気持ちは理解できる。
それにしても「紅茶の味が違う」って…なんという殺し
文句!それに対して -
Posted by ブクログ
『その男の周りだけ青い夜の気配がただよっているように見えた』
この一文だけで前作の感動が蘇った。
五感に訴える文章と繊細な感情描写が狂おしいほど好きなシリーズだ。
タイトルにも入っている「月」。
序盤で月に関する謎めいた描写が連続していることから、月に着目して読み始めた。
今回の主人公・満はカッとなりやすい性格であること以外情報が少なく、月との関連性も不明で序盤は感情移入が難しかった。
だが依頼客のエピソードを通してパズルのピースが少しずつ揃い始め、次第に生い立ちとそこに隠された悲劇がうっすらと予見できてくる。
絵が出来上がった時には、とっつきにくかった彼の行動原理が腑に落ちた。
人