千早茜のレビュー一覧
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「略奪愛」をテーマに紡いだ、書き下ろし恋愛小説集。彩瀬まる/窪美澄/千早茜/花房観音/宮木あや子、好きな作家しかおらん…。好きな作家しかおらんと思ったら好きな話しか収録されていない…。どれも好きで読んでてぐわああっとした感情でいっぱいになった。略奪愛というテーマで薄暗いようなイメージがあるかもしれな...続きを読むPosted by ブクログ
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暑くなりきってしまう前に読めて良かった。
繊細な心と桜の相性の良さを感じる。
不安定だからこそ美しいのかな。
どの話も語り手がまるで違うのに
空気感が似ていてすぐに惹き込まれる。
胸に秘めたことがあってもそれぞれグッと堪えて生きてる。
そこに静かな励ましを感じる。Posted by ブクログ -
「透明な夜の香り」の続編と言える内容。一連の繋がりはあるものの、前作とは独立した形で満足度の高い一冊。表現描写の細部にいき届く丁寧さと、話しの流れを保ちつつも一定のスピードの展開性があり、全体を通しては爽やかな読後感を感じた。押し付けを感じない程度の教養も得られるお勧めの一冊。Posted by ブクログ
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10の短編。それぞれの物語が良い。この本を読んで改めて傷は、体に残った物語だと思う。目の横の傷は交通事故。頬の傷は、子供の頃の思い出。自分の体に残る傷は、私の生きた証し。
「まぶたの光」泣けた。Posted by ブクログ -
大輔思ってることなんも言わんからめっちゃもどかしいけど大輔目線で描かれてるとこはめっちゃ可愛くて推せる、
感性が似てる人と付き合いたいなと思いました良い本でしたPosted by ブクログ