千早茜のレビュー一覧

  • グリフィスの傷

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    やっぱり千早さん好きだなぁ
    すべて傷にまつわる話の短編集で、静かなのに何故か色を感じる。
    千早茜ワールド。

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    2026年03月28日
  • マリエ

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    うぉぉおもしろかった〜
    千早さんの本は初めて読んだんだけど、文章から香りが立ってくるようで、ご褒美みたいな一冊だった。

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    2026年03月26日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    千早茜がこんな重厚な物語を紡ぐとは思わなかった。
    石見銀山で生きた女、ウメ。
    時代小説ではあるが、銀山での人間模様の根底は現在と大差ないのかもしれない。
    とことん女として生きたウメの強さに引き込まれた。

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    2026年03月26日
  • ひきなみ

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    葉がその島で会ったのは同年の真以だった。
    親友だと思っていた。
    その真以が、島に逃げてきた逃亡犯と一緒に島から逃げ出す。

    それから20年が経って、葉はウェブ上で見つけた真以に会いに行く。

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    2026年03月20日
  • ガーデン

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    千早さんの本はいつも読むと安心をくれる。
    満月の夜に爽やかな風に吹かれているような気分になる。

    登場人物の羽野に自分を重ねた。人との距離感が冷たく、羽野は植物を愛する。私は、人との関係が煩わしく本を愛する。本はいつも静かにしているが、開けばいつでも同じように口をひらいてくれる。
    植物と本。ものは違えど、静かにいつもそこにいてくれる彼らを愛することにそこまで差はないのではないかと思う。

    羽野が語った昔の使用人と2人だけの夜が居心地が良かったという話に心から共感した。お互い干渉しすぎず、頼りすぎず、でも空間は共有する。そんな居心地の良い関係を望むのは贅沢なのか?

    私は交際をしても、冷たいとか

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    2026年03月18日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    2026年2冊目!一度読んでみようと思って数ヶ月、積本になってたが、読み終わって、はやく読んでおけばと思うほどの本でした。関ヶ原前後の石見銀山での話だか、情景描写が上手く、情景が直ぐ頭の中で描けるし、主人公の少女ウメの心の葛藤で物語に引き込まれます。
    千早茜さんの作品は初めてですが、別の作品も読んでみようと思った。

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    2026年03月17日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    過酷な炭鉱での労働を背景に描かれる愛の物語。主人公をそれぞれの形で守ろうとする男たちの姿が胸を打つ作品。

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    2026年03月17日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    戦国時代末期の石見銀山で生きるウメの苦悩に満ちた生涯。
    銀山で働く銀掘りの男たちの過酷な生き様。

    400年以上も前の石見銀山の生活や山の風景が生き生きと描き出され、目の前に広がるように見える描写が本当に素晴らしいなと思いました。

    生活のために、銀を掘り、命と引き換えに生きた人々、支えた家族。
    運命に抗えない重苦しい哀しさが読んでいてつらかったです。
    今は世界遺産となった石見銀山。
    そこには数えきれないくらいの病と哀しみがあったことを知りました。

    いつか石見銀山に行きたいです。

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    2026年03月18日
  • 雷と走る

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    ネタバレ

    虎との生活、現在の生活の描写が現実的で好きだった。
    虎は獣で自分の思うようには動かない。博人は他人でどうしても自分の全てを理解することはできない。他の人と動物とどう関わっていくか選択して生きている。

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    2026年03月12日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    幼い時、銀山の山師にひきとられ、銀を掘る男たちと生きるウメの喜び、怒り、悲しみ、苦しみを描く。
    直木賞も納得の筆力。文章の密度が高い。

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    2026年03月12日
  • なみまの わるい食べもの

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    このシリーズは本当にあっという間に読み終わってしまう。
    待ち会がまたあったり、私の住んでいる地元の石見銀山が登場したり。数年でバタバタと環境が変わっていくけど、やっぱり食が千早さんを支えているのかなと。
    読み終わってしまったー、、

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    2026年03月11日
  • ひきなみ

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    第1部 葉は祖父母の住む島に預けられた。7月までの間という。父の具合が悪いそうだからだが、葉には父の機嫌が悪いだけにしか見えない。お母さんはお父さんだけが大事で、私を見てくれないと葉は思っている。

    島で真衣と仲良くなった。といっても、真衣はふとどこかに行ってしまう。真衣の家も父母がいない。真衣は別荘の管理人の祖父を手伝っている。けど自分のことは語らない。

    夏休みになっても母は迎えに来ない。初潮を迎えた日、葉は真衣と本土に渡る。

    クリスマスに母は来たけど帰っていき、中学は島にはなかったので高速船で通うことになった。

    第2部 父は若い女に走り、母と葉は捨てられた。祖父母の姓になっている。広

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    2026年03月04日
  • こりずに わるい食べもの

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    今回も最高だった。
    選考会までの待ち会という存在を初めて知れた。
    千早さんが年齢を重ねていくにつれ食べものとの向き合い方や胃や身体との付き合い方も変わっていくのが読んでいて面白かった。
    第4弾買ってこなきゃ。

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    2026年03月04日
  • グリフィスの傷

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    ヤンジュさんのレビューを読んで面白そうと思ったので読んでみた。

    傷には、軽重はあれ、必ずそれが出来るに至ったストーリーがある。自分の身体にも無数の傷がある。それは無数のストーリーがあるということ。まさにヒストリーだ。そして、傷は身体だけでなく心にも。つけたりつけられたり。それらのストーリーをヒストリーにしていくことが「生きる」ことなのかも知れない。そんなことを考えさせられた。

    十の短編から成っているが、個人的に一番良かったのは「慈雨」。自分の不注意で子どもに傷をつけてしまった経験が、親なら誰でもあるのではないかな。それを悔やんでいる人ならきっと心にしみる話だと思う。(傷つけた相手が兄弟や友

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    2026年03月01日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    実写化されるなら喜兵衛は鈴木亮平だなと思う。
    石見銀山に行きたくなる。
    石見銀山の歴史を学びたくなる。
    今まで興味もなかった場所に思い焦がれるような本に出会えてよかった。

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    2026年02月22日
  • なみまの わるい食べもの

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    好きなものを好きなように食べている千早さん。食べ物に貪欲でとにかく自分の好きなものを大事にされている。千早さんのこのわるたべシリーズを読んでいるといかに自分が適当に食事をし、情熱も持たずにながら食いをして無駄なカロリー摂取をしているんだと感じる。いかんいかん。もっと食べ物に貪欲にならねば。

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    2026年02月20日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    夜目が効く、貧しい百姓の生まれの少女ウメの壮絶な人生を描く。
    千早茜さんの作品を読むのは、「透明な夜の香り」に続き二作目。個人的に抱いている文章の印象は、ほの暗く淡々としているというものだが、話の展開が巧みで、つい先が気になってしまう。
    今作はその静かな文章で描ききられた激動の人生、特に何に縋って生きていくのか、という熱いテーマが深く胸をうった。
    「透明な夜の香り」があんまりささらなかったな〜という人にもぜひ読んでみて欲しい。おすすめである。

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    2026年02月16日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    銀山で生計を立てていく人々の死と隣り合わせの生活を『ウメ』という主人公の女性を通して描かれた人生の物語です。

    幼い頃に、両親と逸れ、遭難の中に出会った銀山の大男が、この少女の命を救います。幼い少女は、両親と落ち合うという希望も失いながら厳しい環境の中、逞しくなっていきます。口に出さない人としての優しさや包容力、また、本来の助け合いについてどんな物か感じさせてくれます。

    ウメの様に切り替える逞しさって、現実的に今の時代必要かもしれませんね。

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    2026年02月14日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    でも、そんななくてもいいものにあたしは今まで生かされてきた。それがあたしを強くしてくれた。あたしにはあただけの世界があって、そのおかげで今こうして立っている。?自分を卑下しても、自分が好きになったものを否定しちゃダメだ。っていうミナのセリフだいすき

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    2026年02月11日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    当時の銀山を取り巻く文化や人間模様は、なにか異世界に近い感覚でその世界に引き込まれしまう。その舞台で主人公に起こる数奇な運命は、決して綺麗な絵空事ではない圧倒的な現実感がある。襲いかかる過酷な現実に、立ち向かうというよりただただ持ち堪えている様な危うさが、彼女を含めた当時の人達全てに在って、それが繊細な文章で伝わってくる。命の尊さとかそんな事を考える余裕は今だからできる贅沢なんだと思わされる。

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    2026年02月09日