千早茜のレビュー一覧
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ネタバレ作者読み3作品めだけどやっぱり、言葉選びが本当に良い、素敵。あと、キャラクターも。
物語の中で関連しあった人達の作品集だったけど、最後まで黒崎が謎だったなあ。詳しく語らない方が美しいんだろうけど、過去や考え方、その時思ってたこと、知りたかったなあ全部の物語は違う人達の話だったけど、人がなにか遺したい、と思う気持ちっていうのがメインにあったのかな?子供だって、妻だって所詮他人って考え方、薄情でもあるし気楽な考え方だなと思った。
「ゆびわ」の話、最後は本当のさようならってことなのかな、明美が泣きじゃくってた描写すごく切なくて良かった -
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ネタバレ千早茜さんの「西洋菓子プティ・フール」読んだ
やっぱ言葉の表現が素敵〜千早さんのお菓子の味とか見た目の表現が素晴らしすぎて、読む度に今すぐにでも近くのケーキ屋さんにケーキを買いに行こうとしてた。お菓子の話の他にも恋愛も絡んできてて、スミ、祐介、ミナの一方通行なな恋心、愛が切ない部分もあった。(あと過食嘔吐の人もか、、)面白かったー、ナミとすみたかくんは結ばれるのだろーか。すみたかくんはパリへ行って、すっぱり亜樹を諦められるだろーか。色々気になる所はあるけどそれぞれ、前に進んで歩いててかっこよかった。でもお菓子の表現は最高だったけど書かれたのが2014年って言うのもあって、服とかネイルのセンスみ -
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ネタバレ千早茜さんの「男ともだち」読んだ
登場人物のキャラクターが毎回良く立ってて凄いなあって思う。食べ物の表現もお上手だから、そういうあるものの言語化が良くできるのが凄い。
神名の表現者としての苦悩とか、人からの見られ方、どうありたいのかみたいな。あと、ハセオとの関係性はどうしていったらいいのか分からなくなったり、彰人との別れだったり、真司のいる意味だったり、その時々の心情が描かれていて、自分とは全く違う女の人だけど、何だか分かるとこもあり、、。うーん、とにかく感じたこととしては、ハセオとの関係性が羨ましい!男ともだちってずるくて、いいな!笑 -
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ネタバレ千早茜さん「ひきなみ」読んだ。女が女であることは変えられないしそれが理由で差別されてきた辛さ、苦しさが描かれていて切なかった。女っていう括りで見られて、島ならではの気持ち悪い一体感、古さが描くのが上手いなと思った…だからこそ逃げたかった真以、それでも、唯一真以の本質を見てくれてた葉は救いだったんだな思った。(お互いに)葉も、陸の章で真以とはまた別な女である苦しさをセクハラ、パワハラで感じ真以の過去を知るにつれ、真以の本当の気持ちを知ることが出来たんだなと思った。再会できてよかった。てかほんと梶原クソ!長野くん軽率に好きになっちゃう、私だったら「撮っててくれてありがとう!よし、ネットに流そう!」
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千早さんの食エッセイ最新刊!今回もめちゃくちゃ面白かった〜
2023年から2024年にかけて、直木賞を受賞したり再婚したりと千早さんが大波に揺られていた時期のエッセイ。だからタイトルが『なみまの』なんだそう。
大事な日には必ず体調が悪いこと、絶対に欠かすことがない卵を切らしてしまったこと、渋谷と代々木公園の間に構えた一人暮らしの部屋(羨ましい立地!)、せりの街になる銀座、迎えた小さな家族(猫)、姪っ子をディズニーに連れて行く話、岩手の空飛ぶお団子などなど、どれもクスッとしてしまうエピソードばかり。
湿気がないオーストリアで体調がすこぶる良かったという話、私も同じような経験があって「やっぱ湿気っ