千早茜のレビュー一覧
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透明な夜の香りの続編ということで期待して読みました!が……
個人的には今回の主人公?の朝倉くんがあまり好きになれなかった……。
話の内容はすごく面白かったし、一香ちゃんが出て来てくれたことも嬉しかったんだけど、朝倉くんが……。
辛い過去があるのも分かるんだけど、わたし怖い男の人が苦手で…それでかな…。
母親がテーマなところもあったからそこも重たかった…。
そして今回も前回と同様、朔さんと一香ちゃん、早くくっつけ〜と念じながら読んでましたが、あの2人はあの距離感がいいんですね…( ᵕ ᵕ̩̩ )
朝倉くんが苦手というだけで本自体はとても良かったです。 -
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ネタバレ神名は新進のイラストレーター。
仕事も増え、彼氏とも同棲し、愛人だっている。
昔から男と寝るのは厭わない。
そんな神名を見守る男ともだちハセオ。
このハセオがいい。
風俗好きだし、女はやるもんだと思っているが、神名だけには手を出さない。
そんなハセオと、危なっかしいが好きな仕事に邁進する神名の成長の物語。
「やっと思いだした。好きなことを好きにできるようになるために生きているのだ。うまくいかない時でもそのイメージを失ってはいけなかった。私の武器は、私だけだ。」
私の武器は、私だけだ。
そうだ、その通り。
私も数年後には還暦だが、まだまだやれる。 -
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おすすめポイント
・前作「透明な夜の香り」の続編が読みたい人
・透明感のある、上質かつ読みやすい文章に浸りたい人
・源さんの過去とか、朔の過去を知りたい人
残念ポイント
・朔は短髪ブロンドなのが私は受け入れられないんだな〜!無機質で儚げ、涼やかで透明な雰囲気を保つ人だったら、線の細い長髪がテンプレじゃないのかなー。
・前作みたいな朔の強さが見たい人には物足りないかも!今作は朔ではなく満が主役なので、朔推しの人には、「うーん」かも。
・バイの姉さんの登場シーンが寒い。突如深夜アニメのテンションになる、切り替えが突然すぎて寒い。静謐な雰囲気を一貫して欲しかったな。不意打ちでオタク臭を醸し出す行為 -
Posted by ブクログ
p.27 言った。「猪だってでるしね」
「ここはまだ敷地内ですか」
「そうだね。凍死されると迷惑だから迎えにきた。下の住宅街をでなければ見失わないよ。
よほどの豪雨でない限り」
「それも、匂いで、ですか」
返事はなかった。薄く微笑んだ気配が伝わってくる。明らかに人の常識を超えたことなのに、なぜだか納得している自分がいた。
なぜ逃げたんだろう、と思う。この人はすべてを見透かしているのに。
ひどい言葉を浴びせられたことは無数にある。でも、この人の言葉が一番遠慮がない。なのに、攻撃されている感じはない。
俺はきっと、俺から、逃げたい。
「方向音痴みたいだけど、覚えてね。ここは果園の外れ。育てている