千早茜のレビュー一覧

  • マリエ

    Posted by ブクログ

    生理的に無理な人の体臭が受け付けなくなるの凄く共感できる。千早さんの小説はページをめくる度匂いが変わっていく不思議な読書体験。

    0
    2026年02月08日
  • 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    『透明な夜の香り』の続編。

    前半は、いらない感じがした。絵のないマンガを読んでいるような比喩や表現が多かった。

    後半は、主人公、満にフォーカスされていって、面白く読めた。
    前作同様、傷ついた人を少しずつ癒していく、その世界観作りが、千早 茜さんならではで、素敵です。

    0
    2026年02月08日
  • マリエ

    Posted by ブクログ

    千早茜の本で、先を読み急いだのは初めてかも。今までは共感できない主人公が多くて。これも共感できるまではいかないけど、割と感覚が普通で理解できるというか。

    0
    2026年02月07日
  • おとぎのかけら 新釈西洋童話集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんともどろりとした終末を迎えるお話たちでした。
    あとがきにて、子どもの頃に民話や昔話、童話に対してどのように思われていたか、凄く独特な感性でどこか共感できる内容が綴られており、千早さんの頭の中を覗いてみたくなりました。
    童話を現代に置き換えたとして、全く予想しなかった舞台や観点で感動しました…なんて引き出しの多さ…。
    ディズニー仕様ではない、リアルな童話と向き合うと、ここまでどろどろしたものを飲み込まされるんだ…という気持ちです。
    本当に幸せになれたのは…?
    そもそも不幸な人はいるのか…?

    甲乙つけ難いのですが、白雪姫がお気に入りです!

    0
    2026年02月06日
  • クローゼット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    こういう仕事もあるんだなと新しい世界を知れた。
    服飾にはあまり詳しくないけど、文章を通して綺麗な洋服に関われたし、私たちが日常的に着てる服たちも歴史があって今の形になって愛されてるんだなと感慨深かった。
    登場人物たちも、どこからしら自分の傷だったり欠点を隠したりなど現代社会でも同じような人達がたくさんいる中で、この本を読んでいるとその人たちの背中をそっと押してくれる本だと思う。
    やっぱり千早茜さんの表現は他の作家さんには感じられない魅力があって素敵です。

    0
    2026年02月05日
  • さんかく

    Posted by ブクログ

    仕事と恋と食べること。
    三角関係未満の3人の男女の物語。

    恋に振り回されず自分のペースで暮らしたい夕香。
    そんな夕香のもとへ、以前の勤務先で知り合った正和がルームシェアで同居することに。
    食の好みが合う2人は、知らず知らずのうちに距離を縮めていくのだが、正和には研究が第一優先の華という恋人がいて・・・


    等身大の揺れ動く3人それぞれの想いが、繊細で丁寧に描かれていて、とても良かった。
    千早茜さんは季節や風景の描写に、色彩や湿度を加えるのがとても長けていると思う。今回は、更に様々な食事のメニューが加わるので、どれもこれも美味しそうで堪らない。そして何度もお酒がのみたくなった。

    毎回、章ごと

    0
    2026年02月04日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    同じ場面についてそれぞれの視点から書いていて面白い。2人の友情がうらやましい。私のことをここまで理解してくれている友達はいるだろうか,,なんて思っちゃったり。
    新井さんのを読んで千早さんのを読んだあともう一度新井さんのを読みたくなる,そんな面白さがある。

    0
    2026年02月04日
  • 透明な夜の香り

    Posted by ブクログ

    天才的な嗅覚の持ち主を、人に言えない過去を持つ雇われ人の立場から見た物語。
    臭いの依頼主毎の短編小説のように話しが進んで行きます。それぞれの出来事がヒューマンドラマや推理小説の様な感覚で読み進められ、読んでいるうちに、嗅覚の天才の苦悩に徐々に寄り添えるような錯覚に陥ってしまいました。

    凄く楽しく読み進められて、最後を期待していましたが、期待値を超えなかったので⭐︎4にしました。
    一日で一気に読んでしまいました。

    0
    2026年02月02日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    戦国末期から江戸時代、石見銀山に生きる人々の生き様に没入。主人公ウメの眼差しを通して、その時代の個性豊かな人々の内面をリアルに感じることができた。ウメの夫隼人が銀掘の末路がたとえ死であっても、いや死であるからか、その生業が憧憬となり己の矜持となり、命を燦然と輝かせて死んでいくところが印象的だった。

    0
    2026年02月01日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    性を売り悲しく果てていく女性、性暴力を受ける女性、優れた能力を持っていながら職を制限される女性、女性に立ちはだかる困難は今の時代も変わっていないなと思う。

    今作の主人公がこんなにも強く描かれているのは、それだけ女性には障壁や困難が多いことの現れではないだろうか。

    多くの困難に遭いながら銀山という男性社会の中で女性性に抗いつつ、心を寄せる男性や子を思う姿それも限りなく女性である。

    本に性別があるのなら、この作品は究極の「女」本だと思う。

    0
    2026年01月31日
  • さんかく

    Posted by ブクログ

    好きな人と居心地の良い人ってなんで違うんだろう。同じにできたらって何度も思うが好きになれないもんだ。歳を重ねるごとに好きになるまでの距離感がお互い難しくなってしまう。

    私はパクチーと羊の餃子を黒胡椒で食べる人を好きになりたいなああ

    0
    2026年01月30日
  • 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    世界観に没入してしまった。
    皆が推す理由がよく分かる。

    私の語彙力ではこの世界観を感想で表現できないのがもどかしい。

    秘密と欲。香りと色。執着と愛着。青と赤。
    2人にしか分からない一香と朔の関係性が好き。

    本から漂ってくる薄暗い仄かな香りに誘われ、一気読み間違いなし。

    0
    2026年01月29日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ⭐️4.5
    時代を感じる文章が苦手な私でも読めた稀な本だった。(千早さんの綴られる文と内容が素晴らしいからとしか言いようがない)
    人の一生が素晴らしく愛おしく思える物語。
    現代までの命の繋がりを感じた。
    心に残る一冊。

    0
    2026年01月25日
  • ひきなみ

    Posted by ブクログ

    女性として生きることの辛さを描いた物語。
    物語は『海』と『陸』の二つの章で構成されており、『海』では島という狭いコミュニティならではの前時代的な考え方に囚われた生きづらさを。『陸』では都会でありながらも会社という小さな世界での生きづらさが描かれています。
    葉と真以の関係が、べったりしたものではない、心で繋がりを感じる関係性が良い。
    『陸』で描かれている、葉がハラスメントを受ける描写は読んでいて苦しくなりましたが、葉なりの向き合い方を見つけたラストが現実的で良かったです。
    情景描写も美しく、千早さんらしさを感じた作品でした。

    0
    2026年01月24日
  • しつこく わるい食べもの

    Posted by ブクログ

    神経質でこだわりがあって、毒もあるわる食べ。
    今回はコロナ禍の記録もありつつ、食べることに向き合う。
    パフェ、食べたいなぁ…
    お気に入りの紅茶も今度買ってみよ

    0
    2026年01月15日
  • クローゼット(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    洋服と、心の痛みに寄り添う物語。
    幼い頃の事件で男性恐怖症を抱えている纏子。男だけど女性服が好きというだけで傷ついた過去のある芳。
    2人の視点で物語は進みます。
    服を通して、身に纏っていた人の人生を思い、修復していく纏子。自身の負った傷と向き合い、解放されていく姿がとても良かったです。その傷と向き合うには、周りに支えてくれる人たちがいたからこそ。
    自分も誰かの支えになりたいと思う気持ちが、自身を強くさせていくことを改めて感じました。

    0
    2026年01月14日
  • 魚神

    Posted by ブクログ

    血の匂いのようなどろりとした空気が漂う物語。どこか妖しさのある世界観なのに、不思議と不快さはなく、するすると読ませてくる。 遊郭に生きる人々の背景や心の揺れが丁寧に描かれ、とりわけ同輩の遊女やその禿、蓮沼の存在感が強く印象に残った。 私的に意外だったラストの余韻が長く残って、物語の匂いがしばらく抜けない。

    0
    2026年01月13日
  • なみまの わるい食べもの

    Posted by ブクログ

    大好きなわるたべ最新刊
    やっと読めた!
    じつは千早茜さんの御本は数えることしか読んだことなくて‥
    でも、このシリーズだけは大好き
    食べ物のエッセイかと思いきや、それだけではなくて生き方とかマインドが憧れる
    私も食に貪欲に生きていきたい

    0
    2026年01月11日
  • わるい食べもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クセ強の考え方の千早さんが面白くて一気読み。
    O部長とのやり取りはなんか憧れさえするし、暴飲暴食は想像を超えてるし、パンを投げたいっていうの誰かも言ってた気がするし、一緒!と思うこともあるしこんな考え方の人もいるんだって思うとこもあって続きも早く読みたい。

    0
    2026年01月11日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

    0
    2026年01月11日