千早茜のレビュー一覧

  • 透明な夜の香り

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    初めて読む作家。高評価だったのと、
    前々から文庫化されたら読んでみたいと
    思う作家だった。
    今まで香りについて考えたことも
    なかったので、とても新鮮だった。
    確かに嫌な記憶のときの香りは
    思い出したくないし、
    思い出深いときの香りは
    いつまでも大切にしたいと思う記憶である。

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    2026年08月19日
  • 燻る骨の香り

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    ネタバレ

    香りのサロンを開く前の前日譚。

    京都の香老舗・瑞雲堂。社長の娘・丹穂には特別な香野才能があった。そんな丹穂が亡くなり、火葬をした時嗅ぐことのないさ伽羅の薫がした。その葬儀から数ヶ月後、丹穂の姉・真奈の前に調香師の小川朔が現れ…

    何でも香りで察知する朔の若かりし頃の前日譚が読めるとは思いませんでした。

    そして淡々と進むストーリーの中に、ヒヤリとした物があり、真相に近づけば近づくほどドロドロでした。
    嘘で固められた一家の中に少しだけ救いがあったのがほっとしました。

    朔と一香が一緒に出てきたのは嬉しかったです。
    友人から関係が進んだかは定かではないですが、朔と一香の関係もどうなったのか気にな

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    2026年08月18日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    読み終わる頃に、この洋館に帰省できた気持ちになれて嬉しかった
    次で帰るの最後なのかと思うと悲しい

    少しずつ朔さんの人間味も見えてる気がして、バイト側の気分になる
    多分わたしも、もう少しで解雇されそう

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    2026年08月18日
  • 燻る骨の香り

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    香りシリーズの完結編と聞き、これは読まねばと意気込んでいました。
    今読み終えて気づいたのですが、前日譚だったのですね。
    作品を通して静かでひんやりしているのは前2作同様ですが、雰囲気がずっしりとしています。京都の香老舗が舞台なのがそうさせるのか、この老舗の中の人間関係がそう思わせるのか…
    本では感じることのできない香りを、しかもどんな香りなのか想像もつかないものも多いのに、身近に感じられるような不思議な読書体験です。
    没頭して読み終えました。

    読み終えて一番初めに思ったのは、
    『透明な夜の香り』をすぐにでも再読したい!
    でした。
    また、この世界観に浸りたい。
    完結編なのはわかっていますが、ま

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    2026年08月17日
  • マリエ

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    『神様の暇つぶし』の時に思ったことが確信に変わった。

    千早さんは、私が好きな男性のタイプを知り尽くしてる。
    ちょっと恥ずかしいくらいに、登場する男性に沼ってしまう。

    どんな顔してるのかなとか、どんな声かなとか、
    ずっと、考えちゃう。

    ふー怖い怖い。

    千早さんと恋バナしながら呑みたい気持ちでいっぱいです。(?)

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    2026年08月16日
  • 眠れない夜のために

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    書店で装丁に惹かれて購入しました!
    どの短編も挿絵が素敵で、挿絵見たさに読み進めた部分も少しありました笑
    透明な夜の香りなどもそうですが、千早さん作品は夜に読みたいなと思うものが多く、今回の短編も毎晩少しずつ読み進めました。
    最後の1作が特に印象に残りました。いつか、一人暮らしをしてその部屋を去るときにこんな気持ちになるのかなと少し想像しました。

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    2026年08月16日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    ちょっと気分が良くなる場所とか逆に居心地が場所があるなって思ったことがあるけど、この作品の中で好きになる人の体臭が好きではないとその人のことを好きにはならないみたいなことが書いてあって、なにかものを好きになることはそのものに対して匂いで判断しているのかなって思った。千早さんも最後のインタビューで言っていたけど一人でいるとき人混みに行くと色んな人の生活臭がしてしんどいっていうのはたしかにあるなと思った。

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    2026年08月16日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    透明な夜の香りが面白かったので続編を。前作の一香も少しだけ出てきてより楽しめた。物語の主軸は新しく雇われた満なのだが、どうしても前作贔屓してしまう。他人に興味を持たない朔が一香のために香りで庭をつくっていることがわかるシーンがあり、朔の成長をひっそり感じた。朔と満という月に関わる名前の2人の過去の回想やお互いをどこか興味深く見つめる様が印象的だった。静と動の関係性が現れていて、表現がうまいなと。完結編も楽しみ!

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    2026年08月16日
  • 透明な夜の香り

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    香りの話だけでなく、料理についても詳しく描写されているシーンが多くて読みごたえがあった。千早茜さんは料理のエッセイ本も書かれているようなのでそちらも気になります。
    視覚より嗅覚が優位だと日常生活にすごく支障をきたしますよね…その辺りの表現も分かりやすくて面白かったです。
    一緒にいておならできないな〜風呂キャンはすぐバレるな、とか思っちゃいました(笑)

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    2026年08月16日
  • 燻る骨の香り

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    3作変わらず香りが目に浮かぶような不思議な感覚がする本。京都は昔ながらの伝統を重んじ、引き継いでいくのは、尊いだけじゃないことは想像に難くない。朔さんは約束を守って京都に来てくれるんだから、何だかんだ昔から優しい。新城は若さなのか不器用さが残って初々しいのも良い。複雑な想いだらけだろうに、ちゃんと逃げずに後を継ぐ真奈は強い人だと思う。香りは奥が深くて面白い。

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    2026年08月15日
  • 男ともだち

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    神名の行動自体があまり理解出来なかったため、あまり神名自身に感情移入出来なかったが、なんとなく行動が自傷行為に似ているなと思った。
    誰のことも好きになれない自分に対して、それを分からせるために自分を傷つけているようだった。

    ハセオの存在は、羨ましいと思った。
    男でも女でも、なかなかこういう相手というのはできないから、無条件で受け入れてくれる相手に縋る気持ちはわかった。
    男友達というのは、どうしてもその先に恋愛が結びついてしまうものだが、同性の友達なら絶対そうならないと思われ、異性だと恋愛が絡んでくると思われるのは、これも偏見なのかなと思う。

    それにしても不倫する人というのはマニュアルがある

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    2026年08月15日
  • 男ともだち

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    羨ましい。ただただ羨ましい。
    ハセオがどれだけ神名を大事にしてるか、神名がどれだけハセオを大事にしているかが伝わる。
    こんな関係性になれるような人が欲しい。
    性的接触はしなくていいから、ただただ必要とした時にそばにいてくれる人が欲しい。

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    2026年08月15日
  • 透明な夜の香り

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    天才調香師の朔がつくる香りが、良くも悪くも人を揺り動かす。複雑な過去をもつ一香は、朔との出会い、同じ時を過ごすなかで、少しずつ自分を取り戻していく、人間ドラマでもあり、ミステリーでもある小説でした。
    言葉もすごく丁寧で、展開も無理がなく、1話完結で読みやすい作品だと思います。

    続きが気になって残り2部作全部買いました!笑

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    2026年08月14日
  • しつこく わるい食べもの

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    前作より著者の頑固爺みを強く感じる。

    「おいしいでしょ?」と言われるのが嫌というの(『おいしい呪い』)も「そんなに?!」と驚き、読んでいるうちにその頑なさに笑えてきた。私はいろんな部分が雑なので機嫌が悪くて癇に障ったとしても「ウゼー」で済ませてしまうだろう。

    コロナ禍の記録は遥か昔遠い日の出来事のようで、だからこそこうやって残しておいてもらえて良かったなと思う。自分も同じ時期に日本で生活していたはずで似たようなことを経験したはずなのに、幸運なことに後遺症もなくコロナ禍前とほぼ同じ生活ができている私は禍中の大変さをほとんど忘れてしまった。

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    2026年08月14日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    好きなシリーズだが、前作の方が良かったと感じる。
    前作と比較してしまうんだが、官能的な部分は求めてなかったなと…

    このシリーズを読むと、香りについて考えさせられる。
    人の潜在意識に香りが深く関わっている。

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    2026年08月13日
  • 燻る骨の香り

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    ネタバレ

    『透明な夜の香り』『赤い月の香り』が二冊ともとても好きな小説だったので、こちらも読むのを心待ちにしていた。
    時系列としては一作目よりも前で、小川朔が一香と出会う前のお話となっている。
    前作とは一風変わって、今回は香水ではなくお香の香りとなって、その香りの表現が前作同様、鮮やかに描写されていた。香りの表現と同じくらい鮮やかな、心理描写が千早茜さんの小説のとても好きなところだ。真奈の丹穂への複雑な嫉妬心が何度も描かれているのが印象深かった。
    しかし、小川朔が香りによって記憶の蓋を開けた時にどうなるのかという好奇心で真奈に香りを嗅がせるところは、やっぱり少し恐ろしく感じてしまった。
    真奈は丹穂に対し

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    2026年08月13日
  • 燻る骨の香り

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    大好きな香りシリーズの完結編。
    1作目がとても好きだったので、その前日譚と聞いただけでもう楽しみすぎる作品だった。
    京都の香老舗に生まれた長女・真奈の視点で描かれる。
    凡庸な自分と、小川朔と同じような天才的な香りの能力を持った妹。香の家に縛られる家族や周囲の人々によって抑圧されてきた主人公が、朔と出会うことで香りを通してさまざまな真実を目の当たりにしていく。
    ストーリーは香りミステリーのようで、抑圧されて自己肯定感も低く弱々しかった主人公が、徐々に家の呪縛や家族の真実を知り、強くなっていく姿が頑張れ!と素直に応援したくなった。

    今回はハーブではなく香がメインなので、また違った香りの想像をしな

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    2026年08月12日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    やはり情景や香りの表現が好きでスッと心に入ってくる。香水の匂いで浮かぶ情景をこんな風に表現できたらと思ってしまう。

    前作の記憶が薄れているのでもう一度読み返そう。

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    2026年08月11日
  • マリエ

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    最近この著者の作品がとても読み心地がいい

    主人公が自分と近い年齢で、キャリアもあり自立していて感情移入しやすかった
    離婚から新しい恋人との時間など、恋愛が主軸にあるものの甘くなく、社会に帰属していて時代に沿った価値観の女性視点の淡々とした感じがさくさく読めた

    恋愛は必需品ではないが日常を少し元気に、時に煩わしくしてくれるもの、という位置付けが、私にはちょうどよかった

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    2026年08月11日
  • 男ともだち

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    映画の予告では愛憎劇な作り出会ったが、普通の恋愛、不倫、異性の友情?が、淡々と語られ、重くなりそう場面で手を差し伸べる人々。やんわり心に入りる愛の形?

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    2026年08月11日