千早茜のレビュー一覧

  • 燻る骨の香り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    透明な夜の香りからの三作目。今回の主人公は香りを仕事にしている女性。火葬場で香る骨に衝撃を受ける出だしから、暗く重い物語が続いていく。ここから「執着」という言葉が始まるのは作品の大きなテーマの一つなのかもしれない。

    0
    2026年09月22日
  • あやかし草子

    Posted by ブクログ

    気がつくと物語の世界へ迷い込んでいました(°▽°)
    そこはさまざまな色彩や感情が重なる場所で、それらが溶け合っていく様子は水彩画のグラデーションのように綺麗で自然なものでした(°▽°)
    儚さが美しさに姿を変えていく過程を静かに見せてくれているようでした(°▽°)

    0
    2026年09月22日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    今作も、香るはずも無いのに文章の中から匂いや空気の動きが伝わる気がしました。
    読んでいくうちに自分が浄化されていくような…
    だから満が香りにのめり込んでしまった気持ちが良くわかりました。
    そして、朔の覚悟を持った責任のある優しさが大好きです。
    私は新城と源さんがお気に入りですけど!

    0
    2026年09月22日
  • こりずに わるい食べもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好きな「わるたべ」シリーズの第三弾!
    本当に千早さんの書くエッセイが大好き。
    こんなにも食べものをおいしそうに描ける作家をまだ知らない。これは彼女の食への愛ゆえだと思う。

    千早さんのエッセイの魅力はそれだけではない。
    彼女の日常生活がありのまま描かれているのだが、こだわりが滲み出ていたり、ゆったりとお茶や食を楽しむ様子にとても癒される。
    お昼ご飯を食べることもままならないような忙しない日々を過ごしているが、千早さんのエッセイを読むと、たまにはお茶を飲みながらゆっくり食後のデザートを楽しむように、自分を大切にする時間をとりたいなと思ってしまう。

    食べることは生きることだと思う。
    だからこそ、食を大事にする千早さんの姿勢が素敵だと思うし、ひたむきに食に向き合う彼女のエッセイがとても魅力的なんだろうなと感じる。

    千早さんのエッセイを読むと、いろんなものが食べたくなる。
    次の週末は、何を食べようかな。

    0
    2026年09月22日
  • 神様の暇つぶし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    里見の言葉「みんな自分の恋愛だけはきれいなんだよ」…まさにそのとおりで、そこから生まれる葛藤や嫉妬、衝動が人を狂わせる。現実でも。
    個人的に、全さんには手を出さずに思いとどまって欲しかったけど、それがあったが故の芸術家写真家であり、最高傑作と言われる写真集が出来上がったのも事実で、なにが正しかったのかはわからない…。
    蛇足だけど、全さん年の割に元気だなー笑
    もしかして亡くなった友人のバイアグラくすねて飲んでた?

    0
    2026年09月21日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    久しぶりに読んだ長編小説、かなり良かった
    2、3回泣いてしまった
    全体的にとても良かったんだけど、後半やや物語すぎる(物語なんだけど)というか、フィクション感が強すぎて少し冷めてしまった

    0
    2026年09月21日
  • 透明な夜の香り

    Posted by ブクログ

    上質な物語だった。これまでの経験では知らない香りがあるはずなのに確かにそこにあるような錯覚を覚えた。言葉が美しい。香りも美しいと感じた。

    0
    2026年09月21日
  • 魚神

    Posted by ブクログ

    序盤はやや物語に没入しきれなかったのですが、
    後半からはもの凄く惹き込まれていきました。

    幻想小説?は初めて読みましたが、
    なんとも言えない感覚、余韻がつづきます。

    0
    2026年09月20日
  • 神様の暇つぶし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正直途中までの感想は「気持ち悪い」だった。最後まで読んでその感想を少し恥じたけれど、これは私の価値観の問題なのでもうどうしようもないんだと思う。
    読んでいて「なんて例えがうまいんだ」と思わされる描写がいくつもあるのが楽しかった。いちばん好きなのは思い出を傷に例えるところ。思い出さずに綺麗に濾してしまえばいいものを、綺麗な思い出にしないように、「かさぶたを剥がす」ように思い返す。
    どうしても「気持ち悪い」という感想は消せなかったけれど、綺麗じゃない恋愛も美しいのかも。いや、そもそも「恋愛」という単語で括るのは失礼かも?
    人への想いって執着なんだな。愛も憎しみも。感情を読まされている感覚で、ページを捲る手を止められなかった。

    0
    2026年09月20日
  • ひきなみ

    Posted by ブクログ

    自分と他人は見えている世界が違うし、見ることもきっとできないけど、そこに確かに違う世界があることを意識しながら生きていかないとなと感じた。
    常識や普通という言葉を使ってしまいがちだけど、そんな言葉は自分の世界だけでの基準だから他人に使っていい言葉ではないのかもしれない。
    瀬戸内海ぐるりと旅行をする前だったが故にたまたま手に取った本で、初めましての作家さんだったけど、描写が美しかった。

    0
    2026年09月20日
  • 透明な夜の香り

    Posted by ブクログ

    失われつつあった想像力が掻き立てられて、五感で読むような、頭の中に色や香りが宿ったそんな本でした。映像化してほしい。

    0
    2026年09月19日
  • しろとくろの偏愛

    Posted by ブクログ

    「好き」を通り越し、突き詰めた先にあるのは生きるうえでの自分を構成する要素であり、まさに偏愛。そして好きを語れることの素晴らしさ。まるで深掘りすればするほど視界が悪くなる暗闇のように時としてそれはいい意味で自分を狂わすかもしれない。

    0
    2026年09月19日
  • 透明な夜の香り

    購入済み

    香りと色彩

    作者が文中に「色彩」に関する形容詞を多用していたのが印象に残った。テーマはたしかに「香り」なのだが、この色彩表現の多様は一体なんだろうか? ずいぶんと意識してつけたと思われるヒロインの「一香」という名前もそれなりに効果的である。しかし、ヒロインの実家のトラブルの話がどうもピンとこなかった。

    0
    2026年09月19日
  • 神様の暇つぶし

    Posted by ブクログ

    貸してくれた友達の好きな男性像らしくて、恋バナしてるような気持ちになりながら読んだ。
    千早さん、色気の表現が天下一品!

    0
    2026年09月18日
  • しろとくろの偏愛

    Posted by ブクログ

    楽しみにしてた千早さんのエッセイ。
    装丁も可愛いし、出てくるお菓子はどれも美味しそうだし、読んでいて楽しーー!
    だったけど、なんだろ。黒のチョコの章になったら高級な方たちのオンパレードで、なんだかもやっとしてしまった。
    ちょっと鼻白む感じだった

    0
    2026年09月18日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    「透明な夜の香り」の続編。
    前作で主人公だった一香が主人公ではないことに少し寂しい気持ちで読み始めたら、一香も物語に引き続き登場していてとても嬉しかった。それぞれの登場人物のその後が気になってしまうのは、彼らがとても魅力的だからだろうなぁと感じた。前作とあわせてドラマ化されそうな読みやすさと、美しい香りの世界に引き込まれる描写がとても楽しめた。

    0
    2026年09月18日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。
    読んでいて香りが感じられるのはその表現なのか?
    とても読みやすく脳内に映像が浮かんでくるのでスイスイと読めた。
    3作目も読まなくては!

    0
    2026年09月18日
  • 透明な夜の香り

    Posted by ブクログ

    あまりにきれいな話。毒がある様でない、名前の通り透明感のある話だった。登場人物のバランスも好き。ほどよいHappy end。続編があるようだから、読んでみたい

    0
    2026年09月17日
  • からまる

    Posted by ブクログ

    すべての悩みは対人関係の悩みっていうけど、ほんとにその通りで、からまることが最大の生きづらさだなと思う。けど、からまることで救われたり、気づかないうちに誰かを救ってたり、なんだかんだ生きてる。

    0
    2026年09月17日
  • 男ともだち

    Posted by ブクログ

    女友達とも違う、文字通りの男友達とも違う、もっと深いところで結びついている神名とハセオ。
    お互いを理解し合って「魂の欠片を共有している」、そう思える人と出会えることは人生の中で早々ないけれど、世界には確かに存在する。

    0
    2026年09月16日