千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『透明な夜の香り』を読んで、そのまま続編の『赤い月の香り』も手に取りました。
小川朔と洋館の人々は変わらずですが、そこで雇われる人がガラッと変わります。
新城さんも「男じゃん!」と言ってましたが、私も「男性なの?」と思いました。
ちなみに、『透明な夜の香り』の一香さんも登場します。
さて、『赤い月の香り』ですが、私は、読んでいてちょっと苦しいシーンも、いくつかありました。
たぶん、怒りとか暴力についても描かれているから。
でも、巻末のインタビューがとても興味深く、もしかしたら本編以上に、読んで良かったと思ってしまいました。
詳細はここでは書きませんが、
これまで無自覚だった自身の加害性に気づくことができて(決して暴力的な意味ではなく)、
親から愛情を受けて育ったんだなと改めて感じることができて、
ついでに、視野も広がったように思います。
良い読書ができました。
前日譚の『燻る骨の香り』も是非読みたいです。 -
Posted by ブクログ
正しく生きるとは______
現在の自分自身の生活を見つめ直すきっかけになった
そして、自分なりの正しさを堅めて、それを貫いて行きたいと強く感じた。
都会で楽しそうに遊んでいるキラキラした友人も、自分の中の正義や正しさ、間違いなどの判断ができる芯を持ち続けていることにも気づいた。だからずっと尊敬できる、魅力的な友人なのだと。
今年は整理の年と言われている。
今まで本との出会いについて語る人を多く見てきたが、私は妙に納得いかなかった。出会いってなに?かっこつけてるだけちゃうんか、と。しかし、今回は本当に今、出会うことができてよかったと思える作品だった。本との出会いの素晴らしさに気づくことができて、とても良い時間だった。 -
Posted by ブクログ
前作より著者の頑固爺みを強く感じる。
「おいしいでしょ?」と言われるのが嫌というの(『おいしい呪い』)も「そんなに?!」と驚き、読んでいるうちにその頑なさに笑えてきた。私はいろんな部分が雑なので機嫌が悪くて癇に障ったとしても「ウゼー」で済ませてしまうだろう。
コロナ禍の記録は遥か昔遠い日の出来事のようで、だからこそこうやって残しておいてもらえて良かったなと思う。自分も同じ時期に日本で生活していたはずで似たようなことを経験したはずなのに、幸運なことに後遺症もなくコロナ禍前とほぼ同じ生活ができている私は禍中の大変さをほとんど忘れてしまった。