千早茜のレビュー一覧

  • からまる

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    短編集に出てくる主人公以外の人が、次の作品に出てくるので、どれが次の主人公なのかを考えながら読んで面白かった。

    それぞれの人生を第三者から見ているような話で、他から見たらそう感じなくても、本人にはかなり引きずっているはなしがあった。
    人の心の傷は、当事者以外には分からなくて、それが傷になって目に見えたらいいのになとぼんやり思った。

    あくまでも個人の意見だが、田村のような人間は好きじゃないけど、なんだか幸せになって欲しい。

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    2026年05月13日
  • あとかた

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    6つの短編小説で構成されていて、独立した物語というより、全てが一本の糸で繋がっているような本になっている。
    捉えどころなかった登場人物が、後の短編小説のなかで徐々に輪郭をもっていく。

    どの人物も、結局のところ孤独のまま生きている人ばかりで、孤独のまま生きることを割り切ってはいるはずなのに、それに相反して何かしらの痕を残そうとする。
    そのままならなさが、人間らしくて美しなと思ってしまった。

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    2026年05月13日
  • 雷と走る

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    千早茜の文体が好きだ。
    熱い、激しい、でも静謐・・。
    猛々しい「虎」の描写、アフリカの乾いた景色、匂い立つような自然の描写・・
    久しぶりに読んだ千早作品。
    彼女の長編が読みたい。
    「しろがねの葉」みたいな重い長編が読みたい。

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    2026年05月13日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    結構好きだった!こういう男脳な男と付き合ったら苦労するだろうけど、また付き合ってみたいなー。大輔の福ちゃん大好きなところ良かった!

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    2026年05月11日
  • 魚神

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    初読みの作家さん。
    この作品がデビュー作なのかのと思うと、千早茜さんはとてつもなく恐ろしい作家さんなのでは。
    読者の味覚、視覚、聴覚、臭覚、触覚全てを過敏にさせる文章表現力の凄まじさ。凄すぎる。

    白亜とスケキヨ、2人ともが美しくも恐ろしく、まるで水面に映った月を掬いとるように、実体のないものを捕まえるような感覚の登場人物だった。
    繰り返し読みたくなる小説。

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    2026年05月10日
  • 眠れない夜のために

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    たまーに眠れない夜があって、考え事をして余計眠れなくなるサイクルがあるから読んでみた

    短編が10話あって読みやすく、挿絵もすごく綺麗だった

    寝る前に1話か2話読んだらすぐ読み終えてしまった

    クッキー缶集めてしまうのすごくわかるな…

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    2026年05月10日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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     新井見枝香さんがかつて三省堂書店のカリスマ書店員時代、個人文学賞の先駆け的な「新井賞」を主催し、第1回受賞作(2014)が千早茜さんの『男ともだち』でした。当時三省堂書店で平積みされ、思わず購入したのが私の千早さんと新井さんとの出会いでした。

     新井見枝香とは何者?と『本屋の新井』を読み、「新井賞」を追いかけてたら、え?ストリップ劇場の踊り子としてデビュー! 千早さんが直木賞を受賞した2023年に「新井賞」終了発表…。そんなこんなで、本書はずっと気になっていました。

     はは〜ん、なるほど「胃が合う」とはそういうことでしたか。美味いものを食べるのを邪魔されたくないのは井之頭五郎、胃袋のキャ

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    2026年05月06日
  • マリエ

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    情景や心理描写が多すぎる文章はくどく感じてしまうが、この作者の文章はとても繊細なのにどこか淡々としていて読みやすい。好きでした。

    まりえさんがマキさんのお話を聞くように、
    私もまりえさんのお話を聞きたい。
    どこまで歳を重ねても弱さや幼さはあるのだ、と垣間見せられたい。

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    2026年05月05日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    描写が素晴らしくて、ウメと共にいるような感覚に何度か襲われた。
    そのせいか少し息苦しさを感じるほど。
    久しぶりにこういう重厚な作品を読んだかもしれない。

    この方の他の作品も読んでみようと思う。

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    2026年05月02日
  • マリエ

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    付き合うとか結婚とか、本当に
    なんなんだろうね。

    最近の恋愛ドラマより現実味のある
    心情の変化がとてもおもしろしい
    なんたって1人の楽さからの
    恋人ができたら自立してたはずなのに
    相手に合わせるような生活になってしまったり。
    はああ、苦しい。すごく分かる
    すきって気持ちって、最強だけど最弱な
    気がする。

    やっぱり、恋人と結婚相手は
    探すベクトルがちがうんだろうなぁって
    最近思うことが多い。
    婚活は就活、、、くるしいなぁ

    離婚ゼクシィ、ってすごいパワーワードで
    2人の会話をまだみていたいと思った。

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    2026年05月02日
  • 胃が合うふたり(新潮文庫)

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    食べ物エッセイかと思いきや
    食を通して人との繋がりを感じる1冊。

    徐々にお互いを理解していくのが面白くてあっという間に読み終えちゃった。
    素敵な関係…!

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    2026年04月30日
  • 正しい女たち

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    短編集だけれど、どこかしらで登場人物が繋がっていたりする。正しさにも様々な価値観があるということに気付かされる小説だった。

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    2026年04月30日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    石見銀山で生きたウメの物語。直木賞受賞作。
    分厚いわけではないのに、すごく重厚で、その時代、その場所にいるような没入感。
    大河ドラマになりそうな濃密な人生(ウメはフィクションだけど)。
    読み終えた後も余韻が残ります…

    先に『マリエ』を読んだけど、雰囲気?テイスト?作風?が全然違ってびっくり。

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    2026年04月29日
  • 桜の首飾り

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    桜が散った後に読んでしまった。
    咲いている時に読みたかったなと思った。

    青い桜の刺青の話と、最後の祖母の話が好きだった。
    なんだか一貫して桜のことを別れの代名詞のようにかいている章が多くて印象的だった。

    あまりにも近くにあって、毎年当たり前に咲くけど、色んな人が色んなことを桜と共に体験しているんだなと思った。

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    2026年04月27日
  • グリフィスの傷

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    傷にまつわる短編集。竜舌蘭、グリフィスの傷、慈雨、あおたん、まぶたの光、が良かった。
    目に見えない傷があるのに、目に見える形になるまで他人は傷に気付かない。無意識に傷付けているとすら気付かない。関心がないものは目に入らない。自分も無意識に人を傷付けているかもしれない。せめて他人に関心を持って生きたい。

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    2026年04月27日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    千草茜さんは「透明な夜の香り」を先日読んだばかりで、こんな時代小説も書いているのは驚きだった。でもどちらもほの暗さとか匂い立つような描写が共通しているのかなと思った。関ヶ原の合戦前後の時代らしいが、物語に登場する男女たち皆情が深くてなんだか韓国ドラマの時代物を観ているように入り込めた。

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    2026年04月25日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    男女2人、それぞれ視点で物語が描かれている。
    お互いの心情が知れて面白い。

    千早茜の書いた物語は読みやすいなと思った。

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    2026年04月25日
  • さんかく

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    食事を日々大切に
    目の前の人ととる食事を大切にしようと思うお話だった
    京都の風景が思い浮かび
    美味しそうな上品なご飯が並ぶ
    高村さんの作るご飯はどれも下ごしらえがしっかりしていて美味しそうで
    身体と気持ちと生活を大切にした
    そんな暮らしに憧れる
    自分も自分と周りの人を大切に出来るご飯を作りたいと思う一冊だった
    要所要所で出てくる挿絵も良い

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    2026年04月25日
  • さんかく

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    とにかくご飯とお酒が美味しそう!
    こちらの作者さんの作品は2作目ですが
    食べ物の描写が沢山あってつい食べたくなってしまいます。
    お話は少し歪な三角関係のようで正直どのキャラクターにも感情移入はあまりしなかったです。
    ただ、それぞれの思考に確かにな〜と考えさせられることは沢山ありとても読みやすくスラスラ読めました!

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    2026年04月23日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜に読むのにとても心地よい。
    半分眠り半分覚醒しているような、不思議な感覚。そういう時にしか出会えない世界が広がる。

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    2026年04月22日