千早茜のレビュー一覧

  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    性を売り悲しく果てていく女性、性暴力を受ける女性、優れた能力を持っていながら職を制限される女性、女性に立ちはだかる困難は今の時代も変わっていないなと思う。

    今作の主人公がこんなにも強く描かれているのは、それだけ女性には障壁や困難が多いことの現れではないだろうか。

    多くの困難に遭いながら銀山という男性社会の中で女性性に抗いつつ、心を寄せる男性や子を思う姿それも限りなく女性である。

    本に性別があるのなら、この作品は究極の「女」本だと思う。

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    2026年01月31日
  • さんかく

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    好きな人と居心地の良い人ってなんで違うんだろう。同じにできたらって何度も思うが好きになれないもんだ。歳を重ねるごとに好きになるまでの距離感がお互い難しくなってしまう。

    私はパクチーと羊の餃子を黒胡椒で食べる人を好きになりたいなああ

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    2026年01月30日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    ⭐️4.5
    時代を感じる文章が苦手な私でも読めた稀な本だった。(千早さんの綴られる文と内容が素晴らしいからとしか言いようがない)
    人の一生が素晴らしく愛おしく思える物語。
    現代までの命の繋がりを感じた。
    心に残る一冊。

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    2026年01月25日
  • ひきなみ

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    女性として生きることの辛さを描いた物語。
    物語は『海』と『陸』の二つの章で構成されており、『海』では島という狭いコミュニティならではの前時代的な考え方に囚われた生きづらさを。『陸』では都会でありながらも会社という小さな世界での生きづらさが描かれています。
    葉と真以の関係が、べったりしたものではない、心で繋がりを感じる関係性が良い。
    『陸』で描かれている、葉がハラスメントを受ける描写は読んでいて苦しくなりましたが、葉なりの向き合い方を見つけたラストが現実的で良かったです。
    情景描写も美しく、千早さんらしさを感じた作品でした。

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    2026年01月24日
  • しつこく わるい食べもの

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    神経質でこだわりがあって、毒もあるわる食べ。
    今回はコロナ禍の記録もありつつ、食べることに向き合う。
    パフェ、食べたいなぁ…
    お気に入りの紅茶も今度買ってみよ

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    2026年01月15日
  • クローゼット(新潮文庫)

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    洋服と、心の痛みに寄り添う物語。
    幼い頃の事件で男性恐怖症を抱えている纏子。男だけど女性服が好きというだけで傷ついた過去のある芳。
    2人の視点で物語は進みます。
    服を通して、身に纏っていた人の人生を思い、修復していく纏子。自身の負った傷と向き合い、解放されていく姿がとても良かったです。その傷と向き合うには、周りに支えてくれる人たちがいたからこそ。
    自分も誰かの支えになりたいと思う気持ちが、自身を強くさせていくことを改めて感じました。

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    2026年01月14日
  • 魚神

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    血の匂いのようなどろりとした空気が漂う物語。どこか妖しさのある世界観なのに、不思議と不快さはなく、するすると読ませてくる。 遊郭に生きる人々の背景や心の揺れが丁寧に描かれ、とりわけ同輩の遊女やその禿、蓮沼の存在感が強く印象に残った。 私的に意外だったラストの余韻が長く残って、物語の匂いがしばらく抜けない。

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    2026年01月13日
  • なみまの わるい食べもの

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    大好きなわるたべ最新刊
    やっと読めた!
    じつは千早茜さんの御本は数えることしか読んだことなくて‥
    でも、このシリーズだけは大好き
    食べ物のエッセイかと思いきや、それだけではなくて生き方とかマインドが憧れる
    私も食に貪欲に生きていきたい

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    2026年01月11日
  • わるい食べもの

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    ネタバレ

    クセ強の考え方の千早さんが面白くて一気読み。
    O部長とのやり取りはなんか憧れさえするし、暴飲暴食は想像を超えてるし、パンを投げたいっていうの誰かも言ってた気がするし、一緒!と思うこともあるしこんな考え方の人もいるんだって思うとこもあって続きも早く読みたい。

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    2026年01月11日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • からまる

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    主人公が変わる長編の物語。と私は思う。
    世界(世間)は繋がっていて、。
    同じ人であっても関わる環境で色が変わるよね、そうだよね。

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    2026年01月10日
  • しつこく わるい食べもの

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    千早茜さんの食エッセイ。
    小説から想像したら作家像とは違って大変興味深い方のようだ。表現者は、作品のイメージをそのまま作者のイメージに結びつけられがちだが、それはあくまで見た側の勝手な想像であり、実際の人物とは何ら関係ないことを実感させられた.

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    2026年01月08日
  • あとかた

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    4.2/5.0

    傷ついたり、傷つけたりしながら、それでもみんな懸命に生きているんだな、と改めて思った。

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    2026年01月06日
  • 正しい女たち

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    「女」をいろんな視点から書かれていて、個人的に好きだった。誰しも人には見えていない一面があることを忘れたくない。

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    2026年01月01日
  • さんかく

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    女性二人が逞しい。伊東くんのはなへの色んな気持ちは理解できるが、はなの気持ちは理解し難い部分があった。

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    2026年01月01日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    息抜き読書にと思って手に取った1冊。スラスラ読めてぴったり。客観的に見ても何故好きなのか、わからない。むしろ別れた方が幸せになれるだろう。他人からも勿論そう言われる。でも簡単に切り捨てられない…恋愛あるあるなハナシ。

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    2025年12月29日
  • 桜の首飾り

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    ネタバレ

    まず、驚いたのがこの美しい表紙は蜷川実花さんが担当してたということ!とっても素敵でした。
    話は桜にまつわるショートストーリーで、キャラクターがそれぞれ魅力的だった。大きく変わる訳では無いけど、過去と向き合って自分ってこう思ってたんだを見つける物語だった。
    最初の「春の狐憑き」が一番好きだった。狐に憑かれてホントの自分をさらけだして、最後には笑いあって夜の桜を見ながらお花見を企てる。
    微笑ましいラストで良かった。
    ホッコリしました。

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    2025年12月24日
  • ガーデン

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    千早茜さん、良いなぁ。
    甘美な冷たさとでも言うような、生々しいのにどこかひんやりとした質感。プラトニックなのに官能的。この相反するような表現がとても好きです。
    人間としてというより、生き物としての本能をチリチリと炙り出されるような読み味でした。

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    2025年12月23日
  • 雷と走る

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    とても読みやすく1時間ほどで読めた
    犬を治安の悪い国で飼うことはペットではなくガード犬として飼うこと いわゆる飼い主の命を守ること そんなこともまだわからない幼少期の女の子が真摯に犬と向き合った物語 けして裏切ったわけではないのだが今も尚、命の重さ責任を感じているのが辛い

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    2025年12月21日