千早茜のレビュー一覧

  • 透明な夜の香り

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    香りの描写が丁寧で話自体は好きな雰囲気。
    でも心を掴むような何かはなかった。
    続編もそこまで読みたいとは思わなかった。

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    2026年09月29日
  • 男ともだち

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    2026/9/14
    主人公の神名には一緒に暮らす恋人がいる。
    そして、医者の愛人も。
    そんな神名に、学生時代の友人ハセオから一本の電話が入る。
    「男ともだち」であるハセオとの久しぶりの再会から、物語が動き始める。

    関係が終わってしまうのが怖くて始められない、という気持ちはすごくよくわかった。
    昔の気持ちを思い出してなぜか苦しくなった。
    男女の友情は成立すると思う。
    でも、ハセオは友達ではなくて「男ともだち」だと思う。男性として見守ってもらって、優しくしてもらえる存在。
    すごくズルいと思うけど、でもそのぐらい大切な存在なんだろうなと思った。

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    2026年09月29日
  • 神様の暇つぶし

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    全さんに沼る気持ちはあんまり分かんなかったな〜。里見くんに惹かれる。

    全さんと藤子の生命力の対比がすごかった。
    生々しくて、のめり込んで読んでいた。

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    2026年09月28日
  • 魚神

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    既視感のある意匠の繋ぎ合わせだと感じたけど、こういうのが好きな人にはバリエーション違いの作品がなんぼあってもええやろうし、筆力はあるんだろうし、雨極の描写を終盤に入れるあたりに「ベタだろうが書く」という気概を感じるので、既視感はあまり疵になっていない印象。
    蜷川実花みを感じるのはビジュアルイメージが強いからだろうけど、匂いの描写があるあたりはこの作家の特徴なんだろうな、と思ったり。

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    2026年09月28日
  • マリエ

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    ずっと気になってた!
    ていねいな生活って感じの小説読み心地よい
    ただ読み心地いいせいで かなりゆっくり読んでしまった
    千早さんの作品はそんな話が多くて一休みにすごくいい
    私はまだ結婚して1年も経ってないまだギリ新婚さんなので離婚しないようにしたい
    でも離婚することがあるならこれをハウツー書として 参考にします

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    2026年09月27日
  • 燻る骨の香り

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    朔さんの過去を深堀りする三作目!専門用語が多かった!でも土地柄京言葉?っぽい皮肉な表現が面白かった!

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    2026年09月26日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    途中まで世界に入り込めなくて
    お菓子の話が好みじゃないのかなぁなんて
    思ってましたが、後半ちゃんと楽しめました

    仕事ができて凛とした印象の亜樹ちゃんが
    ぐっと人間らしく魅力的に。
    おじいちゃん、亜樹ちゃん、祐介くんの関係がよい
    読み終えて振り返ると、彼らを取り巻く人々のお話しも興味深く思えた。

    まっすぐ思う気持ち、ずるくて打算的な行動、思いを伝えられない自信のなさ臆病さ、相手を刺す言葉、それが戻ってきて自分を苦しめたりという平面的でない人の感情が表現されていました。

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    2026年09月26日
  • 燻る骨の香り

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    香りシリーズ三部作の最後の本。
    今までで1番香りの専門用語が多めで調べながら読み進めた。やはり、千早茜の作品は表現が上手い!すごく繊細に書かれてて情景が浮かびやすくて読んでいて楽しかった。

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    2026年09月25日
  • ガーデン

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    ネタバレ

    想像していたよりもとても現実社会のお話だった。
    主人公がやたらモテるのも、男性が描くハーレム物感があって苦手だった。

    羽野くんは自分に関わった女性たちがみんな消えていったことを振り返り一歩踏み出そうとしているけれど、そのままでいるのが彼の個性であり魅力だと思った。

    いろんな植物が出てきて勉強になった。
    匂いや植物の表現は素晴らしかった。
    ひんやり、しっとりとした質感はたまらなく好き。

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    2026年09月26日
  • 神様の暇つぶし

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    女子大生の藤子とカメラマンの全さん
    親子ほど歳の離れたふたり
    全さんに触れたい気持ちがどんどん
    高まり恋愛に落ちる
    藤子をただの被写体として全さんは近づいて来ただけなのか
    裏切られた思いのなか
    写真集が発売され編集者から
    全さんの想いを知らされる…

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    2026年09月25日
  • 神様の暇つぶし

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    主人公が大学生時代を振り返る回想形式で進む物語。登場人物が少なく、話は理解しやすい。

    男性目線では、主人公が惹かれる相手の魅力が今ひとつわからなかったが、主人公自身の心情描写は丁寧で、一人の人物として生きている感じがあった。個人的には、大学の同期である里見という人物に一番好感が持てた。

    全体としては普通に面白く、読んで損はなかったが、特に積極的にすすめるほどではない。

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    2026年09月24日
  • しろとくろの偏愛

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    お餅とチョコレートへの
    こだわりと愛がすごすぎて
    「かわいすぎる〜!」と
    何度も笑ってしまいました!

    美味しい状態の餅を食べるためなら
    電車内で食べることもいとわない姿には
    クスッと笑ってしまいました!

    理想の餅やチョコを求めて
    飛んでいってしまう行動力
    千早さんの偏愛っぷりが本当におもしろくて
    千早茜さんがますます大好きになりました♡

     

    表現があまりにも豊かで どれも美味しそう!!

    西淑さんの美麗なイラストも合わさって
    絶対に美味しいお餅と濃厚なチョコを
    用意したくなる中毒性バツグンのエッセイでした

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    2026年09月23日
  • 男ともだち

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    神様の暇つぶしを読んだ後、千早茜さんの文章が読みたくなり購入。
    神様の暇つぶしのほうが、楽に感情移入ができたかな。
    この本はひたすら同族嫌悪を感じてキツかった。気持ち悪い、とさえ思ってしまう瞬間があった。

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    2026年09月23日
  • 燻る骨の香り

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    「香り」シリーズ最新作、来ました!でも完結編なんだって!えー。残念。
    てっきり第二弾の続きだと思ってたら、調香師である朔の過去の話だったので、これまた驚き。

    京都のお香の老舗、瑞雲堂の娘で天才調香師の丹穂が突然亡くなり、姉の真奈は妹が隠してきた調香の謎を解き明かそうとする。そこには愛情だけでなく、嫉妬や執着といった底深い感情が。

    ふわっとした幸せが漂う前二作と比べて、今作はかなり「陰」な印象。そして、植物から香水を作るやわらかな朔の調香と比べて、加熱するお香の世界はとても硬い印象で専門用語が難しかった。

    エンディングは「おぉーっ」てなるよ!私は前作を読んだばかりで記憶が新しいこともあり、なおさらだった。

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    2026年09月23日
  • 神様の暇つぶし

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    千早さんの小説はいつも五感に訴えかけてくる。普段あまり好むタイプの小説ではないのだけど食べる描写や、痛み、匂い、そういったものがたたみかけてくるのを味わいたくて手に取ってしまう気がする。

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    2026年09月23日
  • 男ともだち

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    女友達とも恋人でも、きっと家族でも違うもっと深いところで結びついている関係は、私にはイメージしにくかったけど、神名とハセオの関係はきっとあのままで続けていくのがお互いにとってよかったんだと思う。恋人とはまた違う特別な感情。
    全員なかなかの屑だったけど、神名が逃げてた自分の向き合ってそれぞれその時に下した決断して、どんどん成長していく展開は良かった。
    茜さんの表現の仕方は、柔らかくもあり鋭くもあって、時々心に刺さった。
    情景や登場人物の感情をとても綺麗に詩的に表現している部分も、私には珍しく楽しんで読めた。

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    2026年09月23日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな人の性への考え方があって、理解できるものもあれば出来ないものもあった。
    自分の性に対する考えをもっと整理したいと思った。

    藤野可織さんの話は首がもげるほど共感できた。

    特に共感した部分。
    「私は自分が子どもを望んでいるのかどうかわからなかった。いくら考えてもわからなかった。私は体力がなくて、だいたい無気力で、まともな生活もできず、一般の人よりも劣っていると言う感覚があった。子供なんて産んでしまったら責任のある決定をたくさんしなければいけなくて大変だし面倒だし疲れるだろうと思った。」
    「私は、自分をコントロールできるということに振り回されていた。当たり前でありながら得難い素晴らしい権利に気持ちをぐちゃぐちゃにされ、一瞬ごとに子供がいてもいいと思ったりいたら終わりだと思ったりしていた。自分が情けなかった。」

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    2026年09月23日
  • 透明な夜の香り

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    千早さんの本は、とにかく〈淀み〉がない。

    それはもちろん、彼女の書く文章の素晴らしさによるものなのだけど、
    装丁や文字のフォントもまた、美しい。

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    2026年09月23日
  • 眠れない夜のために

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    大人のための絵本のような短編集。
    絵はそれほど多くないのだけど、色味を抑えて夜に相応しい静けさを纏っている。

    眠れない夜は、―――

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    2026年09月23日
  • 燻る骨の香り

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    香りシリーズ完結編
    小川朔の孤独を理解出来る人がいたとは
    孤独ながら寂しそうではないんだけど
    あそこまで香りで分かってしまうなんて
    やっぱり避けたい対象にはなりそう
    私も柔軟剤のキツイ匂いが辛かったりするので、
    匂いに敏感な人はホントキツイこともあるよね
    もう一度最初から読み返そうかな
    面白いシリーズだったから完結さみしい

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    2026年09月22日