千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
異性とどれだけ関係を重ねても、ずっとぽっかりと穴が空いたような感覚がある主人公の神名。
彼女は自分のことを、きっと変わってる、普通じゃない、おかしい、って何度も形容するのですが
そうでもないよ
って思いました。
女性の中には、恋愛とか結婚よりも
自分のやりたいことで自己実現を目指す人が
多いと思うし、
過去のトラウマから男性を信じない人もいる。
私は神名の生き方を読んで
わかるな〜って共感しました。
彼女の生き方を読んで、安心する人もいると思う。
だから、自分は変わってるって何度も言う神名を
好きにはなれなかった。
ずっと思っていた相手と結ばれて相性が悪かったら悲しくなる、というハセオ -
Posted by ブクログ
ネタバレ続編が出てたんだ!と嬉しく思いわくわくしながら読み進めた。
今回の主人公は香りの老舗で働く真奈。
亡くなった妹の丹穂ら一族と香りの謎にまつわる話。
燃やす香りなど、色んな香りの話が出てきたのは面白く勉強になったけれど、丹穂の謎についてはいまいちよく分からないままだった。
朔さんの鋭さは相変わらずで、丹穂との関わりに少しドキドキさせられたけれど、そこはメインではなかったのでちょっと物足りなかったかな。2人が香りを通じて引き合う様子(普通の恋愛という関係ではないのだろうけど)をもう少し見たかった。
真奈は朔さんのことが好きだったんだな。
その執着も、朔さんにはお見通しだったのだろうか。
香 -
Posted by ブクログ
「薫りは視覚化できる」という一文から始まる本作。
タイトルは「香り」なのになぜ?
と気になって調べたところ
「薫」という文字は、
袋に入った香草を火であぶった形からできた象形文字。香草をいぶし・くゆらせることで、
香草の匂いが立ちこめている様を現している。
火を点けて楽しむお香やお線香の場合には
「薫り」や「薫く」という言葉を選んで使われる方も多いとのこと。
京都の香の老舗、瑞雲堂が舞台なので
この一文からの始まりはピッタリで
前2作とはまた違った日本古来の伝統的な「薫り」に包まれた、
いや、縛られた作品でした。
龍涎香、反魂香、沈香、幽香など
想像もつかない薫りですが
なぜだか時々読ん -
Posted by ブクログ
千早茜作品の流れから手に取りました。長々と積んでいた約250ページの中編小説。読み終えるのに4日かかるというなんとも言えない読後感。
小川朔シリーズを意識はしないように読もうとしたのですが、匂いにまつわる表現過多と、
植物に関する記述の多さに、どうしても
似たものを感じてしまったのが残念。
素直に面白かったら単純に番外編として
良かったんだ、たぶん。
ズバリいっちゃおう!
面白くなかったんだ、わたしは。
主人公羽野は帰国子女で、
自意識が高く、面には出さないが
心中ぐるぐるしている。
それはそれでよし!なんだけど、
問題は、必要以上に女性にモテる、
モテすぎる。なぜモテるのか読み取れん